フロント修理例

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こんにちは、車体科の秋元です。
本日は過去の修理例として日産・プリメーラのフロント修理を紹介します。


修理前の状態
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これが入庫した時の状態です。フロント側から突っ込んでしまったようで車体はもちろんのこと、エンジンルーム内もかなりのダメージを受けていました。


粗引き
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ちなみに秋元は粗挽きタイプのウィンナーのほうが好きです。


じゃなくて!
この画像は車両に対し粗引きという作業をしているところです。この作業はボディの修正というよりかは、エンジン補機類である、ラジエータ、コンデンサ、オイルクーラを取り外すためにスペースを空けてやる作業になります。


補機類取り外し
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補機類を外してみると案の定ダメージを受けており、再使用は不可能な状態でしたがエンジン本体に損傷がなかったのが不幸中の幸いでした。


修正作業
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いよいよ本格的な修正作業に移りましたが、引いては計測の繰り返しです。
⇒引き作業
『あと2mm』
⇒さらに引き作業
『基準値ぴったり!』
各ポイントが基準値に収まりました。


損傷部取り外し
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修正作業が終わったら損傷部を取り外して新品部品が取り受けられる状態にします。


新品部品取り付け
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いよいよ新品部品を取り付けます。修正がきっちりできているので問題なく取り付けられます。


補機類取り付け及びエンジン整備
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車体が直ったので、エンジンに補機類を取り付け、冷却水やエアコンガスを充填します。さすが2級整備士!2級自動車整備科での2年間は伊達ではありません。手際よく作業終了♪
もう車として走る分には何の問題もありません。


塗装
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あとは外装の仕上げです。美しく塗装して新車の輝きに戻しましょう☆


完成〜☆
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ついに完成しました。見るも無残な姿から新車のように復活し、どこに出しても恥ずかしくない仕上がりになりました。
溶接作業
仮付けも全く問題なかったので、いよいよ溶接に移ります。溶接機はスポット溶接機とMIG溶接機の2種類を使用します。
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スポット溶接機はセッティングさえ合わせてしまえばあとはボタン一つで自動で点溶接を行ってくれる優れものですが、ガン部分が大きいので狭い場所には入っていけません。

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一方MIG溶接機は狭いところでも溶接が可能ですが、半自動溶接機とも言われセッティングを合わせた後に作業者が自分で点溶接を行う為、作業者の技量によって仕上がりが左右されるます。こういった場面で日頃の実習の成果が試されます。

シーリング作業
溶接がすべて終わったら車体の防水、防錆、防音の目的でシーリング作業をおこないます。新車時のシーリングがちりめん模様になっていたので、特殊なシーリングガンを使用してちりめん模様を再現します。

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特殊シーリングガン

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ちりめん模様

塗装作業
次に上塗り塗装を行います。外板のパネルは美観が重要なのでゴミの付着を防ぐ為に塗装ブースの中で塗装を行います。塗りすぎれば垂れてしまいますし、逆に塗りが足りないとザラザラになってしまいます。最高のツヤになるように神経を集中させます。
一方車体側の塗装は美観は求めないの実習場で塗装します。というより美観を求めてはいけないのです。なぜならエンジンルーム内をテカテカに塗装してしまったら修理したことがバレバレになるからです。

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上塗り塗装(ブース内)

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車体塗装(実習場)

組み付け及び完成!!
すべての塗装が終わったら車体を元通りに組み立てていき、エアコンガスを入れたり冷却水を入れたりして車として走れる状態に整備していきます。

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組み付け作業

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ついに完成しました。パネル同士の組み付け状態は非常に良好で、なおかつ修正作業をしっかりと行っているので走行安全性もバッチリです。
修正作業及び損傷部取り外し
エンジンがなくなったことで修正作業の効率は格段にアップしました。しかし一般的にサブフレームが損傷した場合交換するのですが、ユーザーの希望で修理することになり、車体の修正よりもむしろこっちのほうが大変でした。
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新品部品の仮付け
ここで損傷部分を取り外して新品部品を仮付けしてみます。それとフェンダエプロンの溶接作業時の火災を防止する為、車内の部品も取り外します。
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車体の骨格がちゃんと修正できているので新品部品がすべて完璧に取り付けられます。ここまでくれば一安心。あとはひたすら溶接作業です。
損傷状況
ダイハツのムーヴです。左前をぶつけており外板のフェンダ、ボンネット、バンパ、グリルは修理不可能な状態。一方車体側はコアサポート、左フェンダエプロン、アッパーリーンホースメント、左サイドメンバ、サブフレームに損傷が見られ、左前タイヤも若干後退しています。
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粗引き及びエンジン降ろし
まずは外板パネルを取り外して損傷部分をおおよその寸法に引き作業します。その後本格的な修正作業に移れるようにエンジン、ミッション、足回りを車体から降ろします。
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こうすることで邪魔なものがなくなり修正作業がしやすくなります。今回は左コアサポート、左フェンダエプロン、アッパーリーンホースメントは交換することになりました。

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