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今日はこの展覧会へ行ってきました。
通常は休館日なのですが今日は特別開館。あまり知られていないのか人もまばら。
そのお陰でゆったりとした空間で、じっくりと時間をかけて鑑賞することができました。
実はポロックの作品の評価額は、100億、200億というものもざらという大変貴重なものなのです。
従来日本の美術館がこのような高価で美術的価値のある作品を
海外の美術館や個人のコレクターから借り受ける時には
保険会社に高額の保険料を支払い、展覧会を開催していました。
それだけでもかなりの負担になり、良い作品を集めるにはかなりの費用が必要です。
更にここ数年の文化芸術業界の財政難からしても困難になってきています。
一方欧米では、万が一作品に損傷などがあった場合に備え
国がその補償をする制度が導入されています。
日本では今までそのような制度がなかったのですが、
今回この展覧会と国立西洋美術館の「ゴヤ展」がこの国家補償制度の第1号に認定され、
文部科学大臣と主催者の間で契約が結ばれたのだそうです。
いくら補償制度が整ったとはいえ、昨年の震災の影響で日本への作品の貸出を依頼するのは
かなり大変だったのではないでしょうか。他の展覧会で震災を理由に中止になったものもあると聞きます。
そんな状況下でこれらの貴重な作品を一挙に見られる機会ですから、これは是非見なくては。
展覧会は1から4の章立てで展示されており、
最後の部屋は、彼が自動車事故で死亡した事を伝える新聞記事と
事故当時に履いていた片方の革靴の展示で終わっています。
全体を通して決してハッピーな人生や絵ではないけれど、
絵を通じて彼の思いや悩み、その胸に迫ってくるものをしっかりと感じ取る事ができた良い展覧会でした。
会場内に面白いコーナーがありました。生前のアトリエを再現したもので、ここだけは撮影が許されています。
床にこぼれた絵具の模様の中に足跡があるのですが、それを探すのに大人も夢中になっていましたよ。
芸能人の展覧会サポーターとか、テーマソングとかもあるらしいです。日曜美術館での特集も記憶に新しい。
会場内には図録や絵ハガキの他、チョコレートやワインなどの展覧会グッズも多数販売されていました。
さて、作品をじっくり鑑賞した後のお楽しみはランチです。
同じフロアにカリフォルニアレストランのシェフがプロデュースするカフェがあり、
展覧会にちなんだメニューを提供しています。展覧会チケットの半券呈示で500円引きになるのも嬉しい。
メインは骨付きチキンのグリルで、バルサミコ酢のソースが添えてありました。
食べても食べても減らない付け合わせのポテトは、何とカレー煎餅の味がしましたが、これが案外イケル。
デザートは抹茶ソースのベイクドチーズケーキでした。これにドリンク付きで1500円(割引後・税込)
但し、全体的にお給仕もかなりゆったり目なので、時間に余裕のある時にお勧めします。
帰りにデパートで買い求めたのはフォションブティックのアートなエクレア(Bebeclair)。
これ、北斎の富嶽三十六景・・・Eclair LA VAGUE (エクレールラ・ヴァーグ)や、
ダヴィンチのジョコンダ(モナリザ)プリントとか、高島屋限定のローズパッションなど、
4つの小さなエクレアが透明なケースに入ったセット販売のものです。
味よりも見た目のインパクト優先かもしれませんが、
今日のお出かけのお土産にぴったりなスイーツでした。
個人的にはやはり↓こっちの方が好き。たまにはこんな休日の過ごし方もアリかも。
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日々是好日






