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ビッグオーとの出会い 〜続 ぼくを探しに先日
読書月間が終わりました
迷いに迷って導入として選んだのは
「ビッグオーとの出会い」
シェル・シルヴァスタイン作
前回 ご紹介した
「ぼくを探しに」の続編です
でも内容は「続編」とも読めるし
まったく別のものとしても読めます
この本を取り出した途端
担任の先生が仰った…
「僕の大好きな絵本です 僕のバイブルです…」
予期せぬ言葉に
子どもたちの期待も
当然 膨らむ…
さて
今回の主人公は…「かけら」くん
かけらはひとりで坐っていた
誰かがやってきて
どこかへ連れていってくれないか
と待ちながら
いろんなやつとの出会い
魅力的に自分を飾ってみたり
変な奴らからは身を隠してみたり・・・
そして
とうとうぴったりのにめぐり会って
一緒に転がっていく
でも喜んでいるのもつかの間
かけらは突然大きくなりだした!
「君が大きくなるなんて 知らなかったよ」
・・・別れ
そしてある日
ビッグオーと出会います 「ぼくは君の足りないかけらかもしれない」 ・・・かけら
「でもぼくはかけらなんか探していない
君のはまるところなんてないんだよ」 ・・・ビッグオー
「君となら一緒にころがれるかもしれないと思ったのにー」 ・・・かけら
「ぼくと一緒にころがるのは無理だ
君ひとりならころがっていけるかもしれない」 ・・・ビッグオー
「かけらはひとりじゃころがれないんだ」 ・・・かけら
「やってみたことはあるの?」 ・・・ビッグオー
この辺りの会話は物語の中心で
つい力が入ってしまう…
何度も声に出して読んでみると
かけらにとっては
一人でころがることはとても大変なことだけれど
ビッグオーにとっては
それは全く自然なこと…
軽〜く読んだ方が効果的かも…と思い
かけらの深刻さと
ビッグオーの自然さと
その対比の面白さ…を意識して読む
「角が尖ってるよ かけらはころがるようにはできていないんだ…」 ・・・かけら(深刻そうに)
「角はとれて丸くなるものさ 形も変わってゆくよ
とにかく ぼくはもう行かなくちゃ
またいつか会えるかもしれないね」 ・・・ビッグオー(軽〜く自然に)
後に残されたかけらは
しばらく…ひとりで考えた末
思い切って ゆっくり 体を持ち上げる
ひっぱって・・・ひっくり返り・・・前進を始める
本来なら
メインに準ずる位 内容のある本かもしれません
導入には勿体ない…
最後…
かけらは一人でころがり始める
パタンパタン から コトンコトン
ポコンポコン 跳ねはじめ
コロコロ ころがりだした
ページをめくるたびに6年生の瞳が
かけらと一緒に輝きだす・・・
「ぼくは ころがっているんだ!」
待つことはつらい
一歩を踏み出すことも大変
でもふとした出会いで
考えって変わっていくのかもしれません
そんな「 希望 」をこめて
![]() 6年生は感じとってくれたかな・・・
まぁ 少なくとも担任の先生は・・・ね
![]() では
さて…
私もしばらく旅に出ます
ひとりで
転がっていきたいと思います
![]() どうぞ皆さまもご一緒に
コロコロコロ
![]() mille deux-cents quatre-vingt-dix 1290
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