こぶ〜がふらふら

9月からはこちらでぽつぽつ書いていこうかと… https://ameblo.jp/ccobouex

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福井県立恐竜博物館を後に、えちぜん鉄道の勝山駅に戻ってきました。
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勝山駅は1914(大正3)年築。 国指定登録有形文化財(交通・建造物)で現役の駅舎です。




2013年デビューのえちぜん鉄道のニューフェイス、JRから移籍の7000系に乗車します。
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「ちょっと、届きません…」
「何でもいいから、GOGO!」
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車内でこれからの作戦を練ろうと思ったんだけど、まあいいか。




手すりにショックコードが巻きつけられています。 コレって一体何だろう。
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どうやら自転車を固定するためのようです。
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利用日時限定ですが、自転車を折り畳まずにそのまま載せられるようです。
えちぜん鉄道は、結構細かなサービスを行っています。

「えちぜん鉄道 サイクルトレイン」  http://www.echizen-tetudo.co.jp/special/cycle.html




読み方が難しい地名って多いですが、「轟」ひと文字で「どめき」は難しいです。
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勝山駅と同じ、1914(大正3)年築の国指定登録有形文化財(交通・建造物)の駅舎がある、永平寺口駅で途中下車しました。
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2014年に新駅舎が完成し、こちらの駅舎は現役を退きました。
2002年廃止の永平寺線は、このホームを使用していたようです。




永平寺口駅前には、もうひとつ古い建物が建っています。「旧京都電燈 古市変電所」。
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こちらも1914(大正3)年築。 「京都電燈」が、えちぜん鉄道の元祖「越前電気鉄道」を開設した際に給電施設として建てられました。

「京都電燈」は1942年に発送電事業を「日本発送電」に、配電事業を「関西配電(現;関西電力)」と「北陸配電(現;北陸電力)」に譲渡、鉄道部門を「京福電気鉄道」として独立させ、解散します。




永平寺行きのバスがやって来ました。
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せっかくなので乗車します。 フラットフロアのちょっと懐かしい雰囲気です。
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乗車すること15分。 永平寺バス停に到着です。
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かつて、永平寺口駅からここまで通っていた京福永平寺線は、2002年に廃止されました。
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線路跡は、現在遊歩道「永平寺参(まい)ろーど」として整備されています。




全長は6kmくらい。 時間があれば歩いてみるのも楽しそうです。 (但し下り坂限定で)

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「永平寺にやってきました。」
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「さっそく、境内にまいるです。」
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一般参拝者は山門から境内に入る事は出来ません。 山門をくぐる事が出来るのは、上山を許された雲水(修行僧)だけです。 なので通用門から入山します。




参拝者がまず訪れるのは傘松閣(さんしょうかく)。
建物は1995年築のRC造ですが、内部は1930年築の旧傘松閣を移設しています。
天井には230枚の花鳥画。 5枚だけ題材が異なる隠れキャラがあるというのですが…。
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吉祥山永平寺は1244年の開創。 その後の戦乱や火災により、往時の建造物は失われてしまい、現在の境内は近世以降に整備されたものです。




境内で最も古い建造物、1749年築の山門。
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一般参拝者は山門をくぐる事は出来ませんが、見学(横に通過する)は可能です。




山門から中雀門(ちゅうじゃくもん)を見上げています。
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一旦、修行の道を志して門をくぐれば、おいそれと降機する事は…
あれ、それは「修行」の意味が全然違うって…





「仏殿まで上がって来ました。」
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仏殿を正面から見るとこんな感じです。
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対称になっている境内のほぼ中央に位置しています。仏殿は1902(明治35)年築。

1902年といえば、八甲田山雪中行軍遭難に始まり、日英同盟の締結、戦艦「三笠」の竣工と日露戦争へとむかう頃でした。





「仏殿から、振り返ってみます。」
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仏殿の正面から入口、山門の側を見ています。 右の大きな屋根が修行の中心となる僧堂(1902年築)、左に中雀門(ちゅうじゃくもん)です。

中雀門は1852年築。 1852年といえばペリー”黒船”艦隊がアメリカを出航。 翌年、沖縄を経由して江戸に来航、時代は幕末に突入します。





「僧堂の反対側に、大庫院です。」
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大庫院(だいくいん)は一般的には「庫裡(くり)」と呼ばれ、台所(典座寮(てんぞりょう)と、接待用の居室や大広間などが備えられています。

大庫院は1930(昭和5)年築。 地上3階地下1階建の大型木造建築です。 建築時からエレベータが設置されるなど、意外と近代的な面も持っているようです。


1930年といえば、前年末の世界恐慌の影響による労働争議の頻発と、翌年勃発する満州事変。
その一方、東海道本線で「超特急 燕」が運行を開始、日本橋三越に「お子さまランチ」が登場するなど、明暗が交差する時代でした。


大庫院の入口にかかる「大すりこぎ棒」。
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こんなに巨大なすりこぎがあっても、見合うすり鉢は無さそうです。 この棒は仏殿建築の際、地固めに使われた胴突きなのだとか。


「この棒に三度触れると、料理上手になると云われております。」
「それは、性別関係ないんですか?」
「一般には女性にお勧めしております。」
「じゃあ、男性が触れると?」
「えー、申し上げにくいのですが、男性が触れると『胡麻摺り』ばかりが上手になると…。」

団体を案内をしていた僧侶のお話を横で聞きました。 触れたかどうかは内緒という事で。


巨大つながりでもうひとつ。

山門下の祠堂殿に掛けられた「大珠数」。
(「数珠」ではなく、こう表記されていました。意味としては同じ?)
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長さ18m、重さ250kgあるそうです。


数珠って珠が108個だったかな。 だとすると、250÷108=2.31
ひと珠が2kg以上なんて計算をついしてしまいます。 この「大珠数」は、信徒の寄進なのだとか。




話がそれてしまいました。 境内に戻り、

境内は、主だった建物の間を回廊でつないでいます。
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「えー、まだまだ上るですか。」
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はいはい、何事も修行。がんばろうね〜。




「承陽門と、承陽殿です。」
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承陽殿(じょうようでん)は境内の奥まったところにあり、1881(明治14)年築。
ここにまつわる先達を祀っています。

1881年といえば盛んになる憲法論議を受け、1890年に国会を開設する旨の勅諭が発され、親政体制から立憲主義へと舵が切られた頃でした。




境内の一番奥、法堂(はっとう)まで上がってきました。
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法堂は1843年築。 間口18間×奥行14間(32.8m×25.5m)の最も大きなお堂で、毎朝の日課や大規模な法要が営まれます。

1843年といえば… 前1842年にアヘン戦争の結果、香港が英国に割譲されました。
この事実が日本に伝わり、時代は幕末へと向かっていきます。



これにて参拝はひと区切り。

鎌倉時代、1244年の開創から800年近く。 現在の堂宇も江戸中期から明治、昭和と時代の波をくぐり抜けてきました。 その間も数多の修行者がここに上山し道を求めた、そんな時の流れに思いを馳せる空間が広がっていました。




実は、永平寺参拝は軽くすませ、門前町で永平寺蕎麦か精進料理と目論んでいたのに、
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境内を巡るのに思いの外時間がかかり、バスの発車時刻ギリギリになってしまいました。
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やって来たのは京福バスの「道」号。 どんな世界でも道を求めるのは大変というサイン?




飽食はいかんのだと自分に言い聞かせつつ、山を下ります。
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ちっとも善人になった気はしませんが、とりあえず永平寺口へと戻ります。




閉じる コメント(14)

永平寺って、立派ですね❗
福井、久々に行きたい。
サンダーバードで福井を走りましたが、えちぜん鉄道は高架線を通るみたいです(^-^ゞ

2015/9/22(火) 午前 4:41 [ うろつきPLUS ]

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蟹の季節に永平寺に行って、足の裏から凍えるような寒さを感じ、修行の道は大変だと思ったものです。それに比べたら飛行機修行は楽なものです。
公共交通機関も便利なんですね!

2015/9/22(火) 午前 7:27 りかおん

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どんな道も「道」。辛く厳しい修行道、明日からちょっくらいってまいります(笑)

2015/9/22(火) 午前 10:11 ずんこ

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永平寺、やはりすごい場所なんですね!

ここも沢山の見どころが点在していてゆっくりと見学できますね。

2015/9/22(火) 午前 11:22 JGC修行僧

車内の床がフラットなバス、最近めっきり乗る機会が少なくなりましたね。
こちらの境内を巡るのは、アップダウンもあって体力を使いそうです(^_^;

2015/9/22(火) 午後 3:19 くぅねる

電車の中に自転車をつなげるロープがあるってなんだかすごいですね(^-^)
すごく生活感を感じます〜♪

2015/9/23(水) 午前 0:53 [ - ]

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うろつきPLUSさん、おはようございます
永平寺はさすが禅の総本山だけあって、重厚な雰囲気が漂っておりました。
えちぜん鉄道の福井駅周辺は、新幹線工事に伴い軌道が切り換るみたいでした。

2015/9/23(水) 午前 7:56 こぶ〜

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りかおんさん、おはようございます
森に囲まれた境内は、夏でも外より気温が低いようでした。蟹の季節だったら大変そうです(^^ゞ
軟弱な私は、境内を一周するだけで精一杯でした(笑)

2015/9/23(水) 午前 7:58 こぶ〜

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ずんこさん、おはようございます
この時期は、修行にお出かけの方が多いようですね。「楽しい」修行になる事をお祈り申し上げます(^^ゞ
境内を一巡してただけで疲れる自分としては、おいしい「修行」のほうが向いているようです(笑)

2015/9/23(水) 午前 8:04 こぶ〜

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JGC修行僧さん、おはようございます
深山幽谷なんていいますが、禅の総本山らしい空気が漂っておりました。
えちぜん鉄道+バス利用で気軽に回れるので、一日では回りきれないほどでした(^^ゞ

2015/9/23(水) 午前 8:07 こぶ〜

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くぅねるさん、おはようございます
このバスに乗車した時、久々のフラットフロアにあれ?と思ってしまいました(笑)
日頃運動不足なもので、境内を一周するだけで、ちょっとした挑戦でした(^^ゞ

2015/9/23(水) 午前 8:11 こぶ〜

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ama-soraさん、おはようございます
えちぜん鉄道は活性化のため、様々なアイデアを出しているようです。
今回利用した「恐竜きっぷ」の他にも、色々な企画切符の用意などもあるようです。

2015/9/23(水) 午前 8:14 こぶ〜

お料理が上手になる大すりこぎ棒を触ってみたいです( ´∀`)
ごますりが上手になるのもいいかも♪
足腰が丈夫になる観光ですね〜
翌日に筋肉痛になりそうです。。

2015/9/25(金) 午前 10:35 [ 虹の輪 ]

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虹の輪さん、おはようございます
大すりこぎ棒、色が変わっているところを見ると、触れて帰る方がとても多いようでした。
ゴマ摺りが上手くなって、少しは出世につながらないかなぁ(笑)
境内を一周するだけで、結構な運動になりそうでした。当然翌日は筋肉痛で…(^^ゞ

2015/9/28(月) 午前 8:01 こぶ〜


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