こぶ〜がふらふら

9月からはこちらでぽつぽつ書いていこうかと… https://ameblo.jp/ccobouex

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中部国際空港セントレアから、名鉄の特急で移動中。


「電車でGOGOGOですっ!」
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ここで名鉄から、市営地下鉄に乗り換えます。
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乗車するのは名港線。 到着時の撮影なので、方向幕の表示が異なります。
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「一日乗車券が、便利で簡単です。」
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以前はどの乗車券がお得かと考えましたが、最近は切符購入の手間を省くためにフリーパスを利用する事が多くなりました。 とはいえ、名古屋市営地下鉄の一日乗車券は740円なので、大体3回乗車すれば元が取れる感じでしょうか。






「えっと、やって来たのは名古屋港です。」
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名港線の終点、名古屋港駅にやってきました。 あいにくのお天気で対岸が煙っています。




「ポータン、ミータン、こんにちは〜。」
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ポータン(左)、ミータン(右)は、名古屋港開港100周年を機に「名古屋港のお知らせ隊長」に就任したコンビです。 ちなみにポータン1907年11月10日生まれなので、御歳何と108歳!
ミータンのほうはポータンの妹という説が有力ですが、年齢不詳です。

ボラードの妖精らしいのですが、個人的には「江戸清」とか「551蓬莱」が…(以下略)


ちなみに「ボラード」とは、上着を小粋に肩に引っ掛け遠くを見つめる、いわゆる「船乗りポーズ」を決める際に必須の片足を載せるための台のこと、
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ですが、本来の用途は船の舫綱(もやいづな)を結びつけるための「係船柱」です。






「お話が済んだら、展望台に昇るですか?」
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名古屋港ポートビルの最上階展望室の高さは53m。 もう少しお天気が良ければなあ。




といいつつ、上まで行ってみました。 
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名古屋港ポートビルの建つガーデン埠頭は、縦長の名古屋港の奥まった位置にあり、晴れていれば港を一望する事が出来る… 筈です。




真下に見えるオレンジ色の船は、戦後二代目の南極観測船「ふじ」。
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「ふじ」についてはまた後ほど。





展望室で粘っていても雨はやみそうに無いので、3階の名古屋海洋博物館を見学します。
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地下鉄の一日乗車券を提示すると、展望室+博物館+ふじの3施設入場券が割引になります。




館内は1907(明治40)年に、当時の熱田港が名古屋港として開港場に指定されてからの歴史と、貿易港としての現在を分かりやすくまとめてあります。
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ちなみに現在の名古屋港は総取扱貨物量が2億759万トンもあり、日本一の産業貿易港です。
二位の横浜港が1億1,700万トンなので、ダブルスコア近い差です。(2014年度)




入港する本船のシミュレータ、解説付きなんて体験してみたいところですが、社会科見学の子どもたちが大勢つめかけていたので遠慮しておきました。
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窓をうまく利用したブリッジにも、ちいさな船乗りさんたちが集まっていました。
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社会科見学の子どもたちの邪魔をしては何なので、一巡したところで退散します。




真面目に見学すると、お腹が空きます。ポートビル内のレストラン「東山ガーデン」で昼食にします。
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名古屋といえばなの、味噌カツ重にしてみました。
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もう随分昔の事ですが、中京圏以西では豚カツに味噌をつけると聞いた時には衝撃的でした。
ついでに味噌にマヨネーズという組み合わせも、あり得ないなんて思ったものでしたが、今ではすっかりお馴染みです。






「わおーん、あお〜ん」
「樺太犬の、タロ、ジロくんです。」
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南極のタロ・ジロくんは、ハリウッドでも映画になったくらいに有名な存在ですが、タロ・ジロくんたちを置き去りにせざるを得なかった、1958(昭和33)年の悪天候下での第一次越冬隊の撤収と第二次隊の送り込み断念、そして1959(昭和34)年の第三次隊との再会は、1938(昭和13)年竣工の、当時既に船齢が20年近い海上保安庁の灯台補給船「そうや(LL-01)」を大改装した、初代南極観測船「宗谷(PL107)」時代の出来事でした。


初代の南極観測船「宗谷(PL107)」(手前)  奥は三代目南極観測船「しらせ(5002 初代)」
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「宗谷(PL107)」は1956(昭和31)年11月出航の第1次観測から、1962(昭和37)年帰港の第6次観測までの南極観測に従事、その後は海上保安庁の巡視船として1978年まで現役を続けました。


「宗谷」での経験を踏まえ、初の南極観測専用船として建造され、1965(昭和40)年に就役したのが、

「ふじさんですっ!」
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あーもう、ややこしい表現をするなよなあ。 二代目南極観測船「ふじ(5001)」です。
ペンギンくんが見上げているのは、直径が4.9mある「ふじ」のプロペラ。




二代目南極観測船「ふじ(5001)」は、1965(昭和40)年11月出航の第7次観測から、1983(昭和58)年4月帰港の第24次観測まで、18年にわたり南極観測に従事しました。
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「乗船、しないんですか?」
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まあまあ、乗船はするけれど慌てなさんなって。




「宗谷」は海上保安庁所属でしたが、「ふじ」以降の南極観測船は海上自衛隊に所属しています。
なので所属上の名称は「ふじ型砕氷艦 AGB-5001」かな?

砕氷艦としての特徴的な船首。
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水面下はこんな風になっていて、氷の上に浮き上がり、自重で氷を割りつつ進むのが基本です。
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「ふじ」の場合、厚さ1m程度の氷ならば3kt(約5.6km/h)で前進が出来、前進・後退を繰り返し全力で氷にアタックをして最大6m厚の氷を割る能力を持っています。




また、砕氷艦は氷の上に浮き上がりやすくするために一般的な船舶と比べ横幅が広く、水面下もお椀のように丸い船型なので揺れが大きく、お世辞にも乗り心地が良いとはいえないようです。
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「お話が長いので、雪上車を見学します。」
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SM50S中型雪上車6号車は大原鉄工所が製作し、いすゞ製156psエンジンを搭載しています。
耐寒温度は-50度。 車内で4名が生活可能で、2t積のそり3台を牽引することが出来ます。




用途廃棄となり南極から帰還した車両で、しかも屋外展示なので、搭載機器類が全て取り外されているのは、当然の事とはいえちょっぴり残念です。
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このSM50S-6号車は、1979年の第21次観測から、1998年の第39次観測まで南極で働きました。
「ふじ」の最後の頃から、三代目「しらせ(初代)」時代を過ごしたことになります。




こちらは「ふじ」の船内に展示されている、初期のKC20-3S型小型雪上車1号車(ガソリンエンジン)。
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「宗谷」時代の、1957年の第1次から1961年の第5次隊まで使われていたKC20-3S-1号車です。
KC20型はコマツが製作し、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの両方がありました。
当時は、低温下での始動はガソリンエンジンのほうが容易とされていたからのようです。

その後は、南極での実践を含む技術の進歩により、堅牢で、燃料に汎用性のあるディーゼルエンジンが主流となってゆきます。



KC20型雪上車は元々、積雪地での交通手段として開発された汎用車両でした。
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そのため全長4.050m、幅1.95m、出力105psと、小型トラック並みのサイズで、積載量も500kg弱に過ぎなかったようです。 とはいえ当時、自国で雪上車を製作していたのは米、ソ、後はおそらくカナダくらいだったので、かなりの先進機器でした。






ひとつ残念なのが、ここには「ふじ」の時代を代表する、1968年に本隊として初の南極点到達に成功した、KD60型大型雪上車がいないことです。
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写真は、東京都立川市の国立極地研究所 南極・北極科学館に保存展示されているKD60-4号車。

南極・北極科学館についてはこちらで



KD60型大型雪上車は導入台数が少ない上に、南極から帰還した車両は更に少なく、現在日本にあるのは、上記「南極・北極科学館」の4号車、秋田県にかほ市「白瀬南極探検記念館」の5号車。
後は、「新潟県立自然科学館」の1号車(国内での試験車?)の3台だけのようです。

1968年、南極点に向かう途中で故障し、修理不能で放棄せざるを得なかった3号車をはじめ、残りの車両たちは現在も南極に滞在中です。

現在、南極観測隊では残置された車両などを積極的に持ち帰る活動をしているので、上記3台の他にも、日本に帰還するKD60型があれば、「ふじ」の格納庫に再び収まって欲しいものです。


次回はいよいよ「ふじ」の船内へ?



参考というか、おまけ

現在日本国内で保存されていると思われる、南極観測隊用雪上車


KC20型小型雪上車

KC20-1号車 名古屋港文化センター(南極観測船「ふじ」) 上記
KC20(KD20?ディーゼル) 稚内市青少年科学館


SM25型小型雪上車

SM25型-1号車 稚内市青少年科学館
SM25型-2号車 北海道陸別町
SM25型-3号車 福山自動車時計博物館
SM25型-4号車 つくばエキスポセンター
SM25型-5号車 昭和の杜(千葉県松戸市)


SM50型中型雪上車

SM50型-5号車 福山自動車時計博物館
SM50型-6号車 名古屋港文化センター(南極観測船「ふじ」) 上記


KD60型大型雪上車

KD60型-1号車(試作車?) 新潟県立自然科学館
KD60型-4号車 南極・北極科学館(東京都立川市) 上記
KD60型-5号車 白瀬南極探検隊記念館(秋田県にかほ市)


SM100型大型雪上車

SM100型-1号車 西堀栄三郎記念探検の殿堂(滋賀県東近江市)



閉じる コメント(10)

名古屋港にこんなに南極観測隊関連の施設があるのは知りませんでした。見学すると面白そうですね!

2015/12/21(月) 午後 11:31 カイちゃん

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日本の造船技術の高さを感じる船ですが、将来がとても心配です。
新婚旅行で行く事を考えていた南極旅行に、また心が動きそうな記事でした(笑)

2015/12/22(火) 午前 5:29 りかおん

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名古屋にふじが居るんですね!宗谷はお台場で乗船したのでふじにはぜひ乗ってみたいです!拙僧の年代は南極観測船は「ふじ」なんですよ!

2015/12/22(火) 午前 7:36 JGC修行僧

おぉ〜名古屋港!
懐かしいですね〜去年初めて行ったときにここにお邪魔しました(^-^)
雨でしたが「ふじ」見学じっくりしてきました(*^^)v

2015/12/22(火) 午前 10:48 [ - ]

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船の科学館にが閉館してしまっているのでこの手の博物館を見たいのならここに来るべきですね。
昨日は名古屋に出張に行ってました。
地下鉄に乗りまくったのに一日券を買わなかったのが悔やまれます(笑)

2015/12/23(水) 午前 10:18 油屋

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カイちゃんさん、こんばんは
名古屋港は貨物港のイメージが強いですが、「ふじ」の周辺は整備されていて見所も多いようでした。
今回は行きませんでしたが、すぐ隣には大きな水族館もありました。

2015/12/26(土) 午後 11:32 こぶ〜

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りかおんさん、こんばんは
船齢50年の船としては、かなり良い状態で保存されているようでした。
南極は人生で一度は訪れてみたい場所ですが、今回その遠さを改めて知りました(笑)

2015/12/26(土) 午後 11:35 こぶ〜

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JGC修行僧さん、こんばんは
そうなんです。「ふじ」で遠くへの憧れを掻き立てられた世代としては、
本物を見ると意外な発見もあり、とても楽しいひと時でした。

2015/12/26(土) 午後 11:38 こぶ〜

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ama-soraさん、こんばんは
「ふじ」に行かれた時、操舵室は見学されたのでしょうか。
雨で見学中止になってしまったのが、唯一の心残りです(笑)

2015/12/26(土) 午後 11:41 こぶ〜

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油屋さん、こんばんは
船の科学館は行こう行こうと思っているうちに閉館になってしまいました…
あら残念。地下鉄の一日乗車券は、結構お得だったと思います。

2015/12/26(土) 午後 11:43 こぶ〜


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