こぶ〜がふらふら

9月からはこちらでぽつぽつ書いていこうかと… https://ameblo.jp/ccobouex

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ソウルはかつては漢陽・漢城・京城などと呼ばれた、古くからの都です。
なので街のそこここに特徴的なランドマークがあります。


「興仁之門(東大門)」もそのひとつです。
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興仁之門(東大門)の原型が造られたのは14世紀末、朝鮮王朝の初期。
現存する門は、王朝末期の19世紀末の建築と云われています。




興仁之門(東大門)から北に城壁が延びています。
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城壁に沿って続くのは割と庶民的なエリア。
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それにしても急な坂道です。
いくらソウルが坂の街とはいえ、登るだけで足にきます。





てくてくてく…  てくてくてく…





ようやく高台まで登りきりました。
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高台の周辺は「駱山公園(なくさんこんうぉん)」として整備されています。





駱山公園とその周辺は、景観の良さから韓国ドラマによく登場します。



城壁に開けられた門で、登場人物たちが雨宿りしたり、隠れたり。
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訳ありの主人公が、高台の「屋塔房(おくたっぱん)=屋根(屋上)部屋」でひっそりと暮らしています。
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そして、ふとしたきっかけで知り合った裕福な家庭の子息・息女が、主人公にかまって欲しくて、こんな階段路地を行ったり来たりします。
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実はここでちょっと手痛いミス。
ここまで特定のドラマの背景を狙ったのではなく、雰囲気で写真を撮っていたのですが、まさしくここが2004年の大ヒットドラマ「パリの恋人」の舞台だったと、後から気がつきました。

上の写真の左上、さすがにこれでは何だか分からないですよね。
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松の木の向こうが「テヨンの屋根部屋」だと知っていれば、何とか確認できるよう写真を撮ったのに。

こういった事は、出かける前によく調べておきましょう(^^ゞ







しばし高台からの景色を堪能し、登ったらその分、今度は下りなくちゃいけません。

ふう〜
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東大門から北に延びる城壁の西側斜面、梨花洞(いふぁどん)界隈は「路上美術館」と呼ばれる、数多くの壁画が古い町並みを彩るエリアとして知られています。




またこの界隈は、四角形の外観と直線的な切妻屋根を持つ低層住宅が数多く立ち並びます。
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韓国の古い住宅というと、棟が曲線的な寺社建築風のイメージですが、
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梨花洞あたりは、何となく日本の’60年代の住宅地みたいな感じがします。

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後から調べて分かった事ですが、これらの家々は1960年前後に住宅不足を解消すべく、当時の「大韓住宅営団」により建設が進められた、「国民住宅」と呼ばれる建物群なのだとか。


はい、「営団」という名称でピンと来た方はかなり古い(笑)

「大韓住宅営団」の前身は、1941年設立の「朝鮮住宅営団」。

日本における関東大震災復興期の公営住宅のパイオニア的存在、「同潤会」の流れをくむ「住宅営団(後の日本住宅公団=現;UR都市機構)」と同じルーツを持つ機関が、戦後復興の為に合理的で近代的な住宅をと建設を進めたものなのでした。

日本の影響の有無は分かりませんが、当時の先進的で快適な住宅を建設しようという思いが、シンプルな外観がどこか似通う、今となっては懐かしい建物群を生み出したのかもしれません。


より先進的で快適な住宅をとの思いは、’70年代に入り、コンクリート造の巨大な集合住宅に姿を変えます。

〔参考写真〕 「会賢示範アパート(1970年頃)」
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会賢示範アパートについて詳しくは こちらの記事で





話を梨花洞に戻します。

特徴的な住宅が立ち並び、数多くの壁画が風景を彩る梨花洞も、ドラマの舞台によく登場します。
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こちらは2015年のドラマ「匂いを見る少女」に登場した建物、らしいです。
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ははは、そのドラマは観ていないので、どういうシチュエーションなのかはよく分かりません。 建物の横にそう表示してあったので、気付いただけです(^^ゞ






おっと、いきなり'60年代にタイムスリップ。
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コスプレとは念が入ってるなあと感心しつつ、撮影が終わるのを待ちました。



実はこの後、別の場所でも’60年代風高校生(コスプレ?)に遭遇しました。
鞄と腕章がよく似ているので、どうやらこの制服が借りられるようです。
何かの映画かドラマに関係するのかと思いますが、詳細は分かりませんでした。
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このモザイクタイルの花階段、ドラマや映画によく登場します。

「華麗なる遺産(2009年)」とか「屋根部屋の皇太子(プリンス)(2012年)」が思いつきましたが、他にもまだまだあったような…




花階段は下の2/3がモザイクタイル、上の1/3がペイントで描かれています。
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以前は全てペイントだったようですが、数年前に現在の形に改装されたそうです。
なのでそれ以前に撮影されたドラマの場合、絵柄が異なるようです。





実は花階段の画像が何となく遠慮がちな理由。


この日は雨にも関わらず、とても多くの人たちが訪れているのでした。

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と、ここまで書いたところで、とても残念なニュースを見つけてしまいました。



4月中旬から下旬にかけ、花階段の絵が消されてしまったというのです。

「ソウルの人気観光地『壁画の村』から絵が消えたワケ」 [RecordChina(日本語)]


「梨花洞壁画村の花や魚が消えた」 [中央日報(韓国語)]

上記、中央日報の記事から画像を一部キャプチャしました。
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機械翻訳でざっと記事を眺めたところ、

そもそも梨花洞「路上美術館」は、2006年に行政主導で進められたものだった。
(どうやら、元々の再開発計画の頓挫がこの事業のきっかけとなったようです。)

「路上美術館」によって多くの観光客が訪れるようになり、(おそらくはその成功を踏まえた)新たな「再生事業計画」が、またしても行政主導で提起された。

住民不在のまま方針を変え進む「再生事業計画」に対し
不信をつのらせた、観光地化によって不利益を被る地元住民の我慢が、とうとう限界を超えてしまった… 



こんな流れのようです。


保存と再開発、観光地化する事のメリットとデメリット。
それらはとても難しい問題を含むのに、住民の合意を得ぬまま、トップダウンで強引に物事を進めてしまったのでしょうか。
(韓国ドラマとかを観ていると、「ありそうだなあ」なんてつい思ってしまいます…)


「おお、ドラマの舞台!」とか言いながらお気楽に訪れた赤毛布(うわあ、死語)のひとりとしては、いささか考えさせられる出来事でした。






住宅地の奥の路地に多くの人が訪れるのは、ここに暮らす人たちの理解が無ければ到底成り立ちません…
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とはいえ、連休中に日本からここを訪れた方も大勢いらしただろうに…
それを思うと、とても残念な出来事です。





話は変わり、傾斜が急過ぎるので270度ターンする車道。
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確かこの場所も、登場人物同士ががすれ違ったり、遠くから見守ったりするシーンで幾度か見かけた気がします。




誰ですかー。 コンクリートが固まる前に歩いたのは。
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観光スポットから少し外れると、とても静かな梨花洞です。




ようやく山を下り、出発地点の興仁之門(東大門)に戻って来ました。
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今回は見たい場所が散らばっていたので全行程を歩いてしまいましたが、片道は東大門と駱山公園の間を結ぶ03番のバスに乗車するのがお勧めです。
(駱山公園のバス停にて)
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登って下りて来るのは、とても長い道のりでした(^^ゞ



タイトルに「その1」なんて付けたけど、はたして続きはあるのかなあ


閉じる コメント(8)

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パリの恋人のテヨン(キム・ジョンウン)が住んでいた建物・・・ドラマを思い出します。。あのドラマ徹夜して1日で全部見終えた位面白いドラマでしたね。。

花階段の絵・・・残念としか言いようがありません。

2016/5/6(金) 午後 11:32 大魔王

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営団で反応したり同潤会で激しく反応しておりました(笑)
古い人間でございますね(笑)

2016/5/7(土) 午前 7:21 JGC修行僧

私も営団で反応しちゃいました(笑)
でも、赤毛布が解りませんでした…(爆)

2016/5/7(土) 午前 8:39 [ kazukun ]

韓国ドラマも含めてドラマは全然見ないので、内容はわかりませんが、いい散歩コースなのはわかりました!

2016/5/7(土) 午後 8:26 カイちゃん

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大魔王さん、おはようございます
「パリの恋人」最終回はまあ置くとして(笑)、パク・シニャンとキム・ジョンウンのやり取りがとても楽しかったです。
なので、すぐ隣まで行っていたのに気付かなかったのは残念でした(^^ゞ

2016/5/11(水) 午前 6:37 こぶ〜

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JGC修行僧さん、おはようございます
「東京メトロ」を未だに「営団地下鉄」と呼んでしまうのは、トップシークレットです(笑)
ソウルには同潤会系のアパートも残っているようなので、機会があれば見に行きたいものです。

2016/5/11(水) 午前 6:40 こぶ〜

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kazukunさん、おはようございます
「UR都市機構」を未だに「住宅公団」と呼んでしまうのは、公然の秘密です(笑)
「赤毛布」あかゲットと読むのですが、「お上りさん」でしょうか(うわあ、こっちも死語(^^ゞ

2016/5/11(水) 午前 6:44 こぶ〜

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カイちゃんさん、おはようございます
ドラマの舞台をネタに、ついつい細かいところに入り込んでしまいます(^^ゞ
東大門から駱山公園はとにかく傾斜が急で、日頃の運動不足を痛感してきました(笑)

2016/5/11(水) 午前 6:45 こぶ〜


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