こぶ〜がふらふら

9月からはこちらでぽつぽつ書いていこうかと… https://ameblo.jp/ccobouex

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前回の記事で、 ぐだぐだと書き連ねた中で、あまりにも長くなり割愛した部分がありました。折角書いたのに… と、勿体無い根性が出て、ついつい載せちゃいます。





このあたりから何となく見えてくる事、何となく感じた事があります。
あくまでも個人的な雑感であり、何らの論証を試みるものではありません。その点をお汲み置き予めご容赦下さい。


ここで時間を少し遡り、

1944年9月、米軍はマリアナ諸島周辺(グアム・サイパンなど)を完全制圧。
太平洋侵攻、ひいては日本侵攻の一大拠点とします。

マリアナ諸島を足掛かりとした米軍は激戦の末、
1945年3月末、東京の南1,200kmに位置する硫黄島(いおうとう)を制圧。*1
「Iwo Jima Air Base」として、本土侵攻のための中継拠点とします。

*1  激戦地、小笠原諸島の「硫黄島(いおうとう)」の図版として、鹿児島県の「硫黄島(いおうじま)=薩摩硫黄島」を誤掲載している例が多々見受けられます。
こんなところにも、「とう・じま」混用問題が影響しているのかもしれません。*2

確かに「いおうじま」で検索をかけると、鹿児島県三島村の「硫黄島(いおうじま)=薩摩硫黄島」のほうが多くヒットし、絶海の孤島、小笠原諸島の「硫黄島(いおうとう)」の方は画像も少なく、確認を怠ると誤解しそうです。
そういった意味では、島根県隠岐の島町の竹島と、鹿児島県三島村の竹島を混同するよりは、ありがちな事かもしれません(実はこれもよく見かけるのです)。
自戒の意味を込め、改めて気を付けたいものです。
誤解の多い島名がどちらも鹿児島県三島村という点を、深読みするのは面白そうですが(^^ゞ


〔参考写真1〕 グーグルさんから借りた、激戦地、小笠原諸島の硫黄島(いおうとう)。
イメージ 1


〔参考写真2〕 鹿児島県三島村の硫黄島(いおうじま)=薩摩硫黄島。
イメージ 2



〔参考写真3〕 島根県隠岐の島町の竹島(あれっ?)
(ソウル 戦争記念館のフォトスポット)
イメージ 6


〔参考写真4〕 鹿児島県三島村の竹島。
イメージ 7


*2 小笠原諸島、硫黄島(いおうとう)の「とう・じま」混用問題。
(長野県「白馬」の「しろうま・はくば」混用と似ているかもしれません)

小笠原諸島の硫黄島は「いおうとう」と呼ばれていたのに、何故か戦前の海図には「いおうじま」と記載されていました。
戦時下、米軍は入手したこの海図を元に「Iwo Jima」と表記。
The Battle of Iwo Jima」など「じま」が米軍の正式な呼称になります。
戦後は米軍占領下で「Iwo Jima」のままでしたが、1968年に日本復帰、「いおうとう」に戻ります。

これにて一件落着となる筈が、地図が改訂されてゆくうちに、戦前の海図や米軍呼称の影響からか、「あの島って『いおうじま』じゃね?」と記載が変わってしまいます。

しかし今から10年くらい前、正式名称は「いおうとう」と認定され、再び地図が改訂されます。
これを受け、対外的にも正式名称は「Ioto」ないし「Ioto Island」と示し、概ねそうなりましたが、折衷的な「Iwo To」も使われます(気象関係など)。

ところが、事を複雑にするのが歴史上の呼称、「Iwo Jima」。
「硫黄島の戦い」はあくまでも「The Battle of Iwo Jima」であり、「The Battle of Ioto Island」に今更変更する訳にもいきません。(歴史的文脈ってやつですね(^^ゞ
そうした事から米軍艦艇の名前が「Iwo Jima」だったり、映画の題名が「Letters from Iwo Jima 硫黄島からの手紙(いおうじまからのてがみ)」だったりと、ややこしい限りです。

最も、漢字で書けばどれも「硫黄島」、みーんな一緒。






話が逸れ過ぎました。

更に6月末には米(連合国)軍が沖縄を制圧。本土侵攻の最重要拠点とします。*3
沖縄戦については項を改めたいと思います。

*3  例えば、1945年8月9日長崎に原爆を投下したB-29は、マリアナ諸島のテニアン島から出撃し、復路の燃料不足から沖縄・読谷に帰投します。


〔参考写真5〕 硫黄島や沖縄での米軍の主要兵器、M4シャーマン中戦車。
(最終型「M4A3E8」 ソウル 戦争記念館所蔵)
イメージ 3


〔参考写真6〕 沖縄戦に備え、1944年に首里城地下に構築された、
「旧日本陸軍第32軍司令部壕(陸軍司令部壕)」に付帯するトーチカ(掩体壕)。
イメージ 4





ここで改めて位置関係を見ると、二重の包囲網が完成した事が分かります。
イメージ 5

フィリピンでは未だ戦闘が続いていましたが、日本側は殆どの拠点を失い、米(連合国)軍は確実に橋頭保を築いていました。



とまあ、書いた部分はここまで。



実はこの後、米(連合国)軍は沖縄を拠点に南九州に侵攻、更にそこを足掛かりに相模湾沿岸と九十九里浜に上陸、一気に東京に到達する予定だった事まで続け…

果たしてそれはどの程度本気だったの?に繋げようなんて企てていました。
まあ、あまりに壮大過ぎるので、あっさり挫折した訳ですが…(^^ゞ


全く、こういう長ったらしい事ばかり考えてしまうので、書くのに時間がかかって仕方ありません(笑)

とりあえず、この項はここまでです。

とかいいながら、もう一回つづきます。



閉じる コメント(12)

コロネット作戦とオリンピック作戦でしたっけ。
あれが実行されたら双方に相当の死者が出たでしょうね。。。
硫黄島の戦いが米軍想定よりはかなり損害が多かったそうなので。

2017/6/26(月) 午前 2:31 [ kazukun ]

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本気で首都東京まで乗り込んで占領しようと考えていたのですかね?
やはり戦争は狂気ですね

2017/6/26(月) 午前 7:00 JGC修行僧

こんにちは

アメリカ有人飛行船の着陸時に回収に向かう駆逐艦に「Ioujima]ってありましたね。

2017/6/26(月) 午前 11:04 NKM758

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内容とは関係ないコメントで申し訳ありませんが
白馬岳=「しろうまだけ」なのに村名は聞こえが良い白馬村=「はくばむら」にしてしまったのですよね!?

2017/6/26(月) 午後 0:09 [ Trans World A ]

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戦争は懲り懲りです。。
ただ今の日本人は平和ボケしている人が多いのもちょっと考えものだと思いますが・・・。。

2017/6/26(月) 午後 0:55 大魔王

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戦争は懲り懲りだと、見ないふり、知らないふりをしている人が多すぎます。

歴史は繰り返される現実から目を背けてはいけないと思っております。

2017/6/26(月) 午後 8:53 いちろう

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kazukunさん、おはようございます
はい、仰る通りの作戦計画が練られていて、沖縄やノルマンディを上回る軍勢が、
本土に押し寄せる予定になっていました。
もしそれが実行されていたら、うーん、想像したくもありません…

2017/6/30(金) 午前 3:47 こぶ〜

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JGC修行僧さん、おはようございます
東京上陸には?マークが付く部分も若干ありますが、沖縄の次に鹿児島・宮崎に侵攻する計画だったのは確実だと思います。
人命を「損耗率n%」と計上してしまうような事態は、やはりあり得ない事として認識し続けたいと思います。

2017/6/30(金) 午前 3:55 こぶ〜

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NKM758さん、おはようございます
そうでした。着水したアポロ13号の司令船を発見・回収したのがまさしく「Iwo Jima」でした。
その時の艦は引退しましたが、確か今も二代目が運用中だと思います。
恐らく由緒正しき艦名なのでしょうね。

2017/6/30(金) 午前 3:59 こぶ〜

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Trans World Aさん、おはようございます
いえいえ「白馬」に反応頂き、ありがとうございます。
「しろうま・はくば」は、代馬(しろうま)岳を白馬(しろうま)岳と記載した事に始まり、
それを受けた行政が白馬村(はくば)村となり、今や収集が付かないようです(^^ゞ
漢字かな交じり文が普期中の明治期には、こういう混乱が各地であったようです。

2017/6/30(金) 午前 4:06 こぶ〜

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大魔王さん、おはようございます
終戦から72年を過ぎ、戦争とは?というリアリティが失われつつあるようのな気がしてしまいます。
確かに自分も「戦争を知らない子供」に過ぎないのですが、少しの想像力を発揮する事で、かつてのリアルを想像出来るようにありたい、なんて思います。

2017/6/30(金) 午前 4:11 こぶ〜

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いちろうさん、おはようございます
かつての戦跡を見直し、結局のところ思考停止程怖いものはないなと感じます。
戦争って結局は極端なリアリティでしかないのに、それをファンタジーで乗り切ろうとする極端さ… なんて事について改めて考え込んでしまいました。

2017/6/30(金) 午前 4:22 こぶ〜


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