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「皆さん、こんばんは。じじいです。」
どうにも段々と歳を喰ってくると、新しいことばに対する柔軟性や許容力が失われてしまい、「最近の言葉使いが云々」とかぼやきたくなる場面が増えてきます。
じじい特有の、
「やれやれ、全く最近の若いもんときたら…」
という、何時の時代にもあるお馴染みの嘆きです。
例えば…
「キレる」は「頭が切れる奴」など、勘が鋭いとか頭の回転が早い人を指すもので、かっとして暴れ出すような人(或いは状況)の事ではない… とか、
「煮詰まる」は、アイデアなどが整理され「程よく煮詰まってきた」とか、「もう少し煮詰める」=余分な要素を落とすなど、仕上がる寸前を指すもので、
「煮詰まった時」にビールなんか飲んだら、それこそ焦げ付いてしまいます。
なんてひねくれた考えが、つい湧いてしまいます。
他にも「役不足」と「力不足」の使い分けとか、諺や四字熟語に、「ええまあ…」なんて曖昧な反応をしそうになったりします。
でもまあ、自分だって相当に誤用や勘違いをしているのだから、(小言は避け)なるべく理解するようにしているつもりです。
でもでも、どうしても許容(というか理解)出来ない最近の表現が、ひとつあります。
自分の配偶者を指して「(ウチの)嫁」
「嫁」と言われた場合、「新婚女性」か「息子の配偶者」以外思い付きません。
「嫁」に相対するのは、「婿」か「舅・姑」しかないと感じてしまうのです。
それでも、まだ新婚だと思える年代の男性が、自分の妻の事を「嫁」と言った場合には、「ああ、『婿』に対する『嫁』なのね」との理解が可能なのですが…
(それでも「もし君の奥さんが、外で君の事を『婿』って呼んだらどう感じる?」という小言を懸命に堪えます)
いい加減薹の立った、自分と年齢の近い人にこれを言われるとつい、
「え、息子さん居らしたのですね〜」とか
「息子さん、ご結婚されたのですか〜」
「お孫さん、楽しみですね〜」
なんて反応してしまいます。
更にその上で、「今時『嫁』とは、随分アナクロですね〜」とか続けます。
はい、今わざと「アナクロ」と使いました。
「アナクロ」=アナクロイズム(Anachronism)、現代感覚で都合良く過去を切り取る、或いは時代錯誤、くらいの意味で持ち出しています。
すると決まってこんな反応が返ってきます。
「そう、俺ってやっぱりアナログ人間だからさあ。」
ああ、やっぱり引っ掛かるんだと、ココロの中で呟きます。
「アナログ」=アナローグ(analog)、ひと繋がりのものを別の連続量−例えば角度等に変換した表現。(車のアナログメータとか)
またはアナロジー(analogy)=特定の表現を(内在する)論理で的確に変換する事。
或いは類比推理、ロジカル(logical)=論理的。
雑音を受け、自分は最早訂正不能だなんてつまらない告解を何故に今更…
本当にひと繋がり(アナログ)なら、嫁と舅の関係性を誤認する論理に当然気付く筈。
なんて皮肉を、更にココロの中で呟きます。
もしこんな呟きを、「自分はアナログ」なんて言いきれる相手にぶつけたら、一体どんな反応があるのでしょうか。
まあ大抵は、「そういうデジタルさには付いていけない」なんて頓珍漢な答えが返ってきます。
デジタル=digital 指折り数えるとか、飛び飛びの概念を云々…
…もう止めます。
自分をアナログとか言う人の方が、よっぽど正しい指数が少なすぎるデジタル。
そんな人達に限って、相手を「でじたるちっく」と簡単に批判するようです。
「こんなひとたちに私達は負ける訳にはいかない!」とか何とか…(笑)
「ほんの、じじいの繰り言ですじゃ。あまり本気になされぬよう〜」
なんて、余計なひと言ばかりが多くなってしまうようです(^^ゞ
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こぶ〜的日常
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私も『うちの嫁』はしっくりこないので、家のかみさん、と言っております。
この用語も的確かどうかはわかりませんが(^^ゞ
2017/7/12(水) 午後 8:55 [ kazukun ]
こんにちは
私は「愚妻」と言っております。
もちろん本心ではありませんが。
2017/7/12(水) 午後 10:00
言葉遣いは変化進化するのは理解しますが確かにスピードに付いて行けない気がして違和感バリバリです(笑)
「お会計は500円になります」って言われると「ございます!」に言い換えたくなっちゃいます(笑)
2017/7/13(木) 午前 7:40
言葉も世の中の考えも常に変わっていますからね〜。考えてみれば自分自身も
昔に比べたら変わっているかも。昔は何とも思わなかった事が許せなかったり
逆に昔は許せなかった事も今は大丈夫だったりと。。。
2017/7/13(木) 午後 3:56 [ チョコパン ]
私もじじいの年齢ですが、配偶者のことは「妻」と呼ぶようにしています(笑)。。
2017/7/13(木) 午後 8:42
kazukunさん、おはようございます
「かみさん」っていい響きですね〜 自分はついぞ言えませんでしたが(^^ゞ
表現って沢山あるのだから、選択するのは意外と難しいなんて改めて感じます(笑)
2017/7/15(土) 午前 5:45
NKM758さん、おはようございます
おお愚妻とは硬派な表現、自分の場合とても言えませんでした(^^ゞ
本心では無い事は、重々承知しております(笑)
2017/7/15(土) 午前 5:47
JGC修行僧さん、おはようございます
ことばの変化が早すぎて、自分のことばが伝わっているのか自信が無くなる時があります(^^ゞ
「になります」は方言発祥だと聞いた事があるのですが、実際はどうなんだろう?
2017/7/15(土) 午前 5:50
チョコパンさん、おはようございます
歳を取ると丸くなるなんて言いますが、どうも自分には縁が無いままになっています(^^ゞ
そうそう、自分の許容範囲の変化について、自覚的でありたいなんて思うのです。
2017/7/15(土) 午前 5:54
しらかばさん、おはようございます
妻は正統派な表現で素敵ですね〜 戦前派の人達には「軟弱」と言われましたが(^^ゞ
書き飛ばしておきながら、改めてことばって難しいなんて思います(笑)
2017/7/15(土) 午前 6:01
7/14(金)午後 4:29の内緒さん、おはようございます
仰る通り変化する事自体は当然だと思います。その変化を楽しまなくては駄目ですよね〜
ただ、他者への配慮を欠いた一方的な言い回しには、未だに引っ掛ってしまいます(^^ゞ
誤解・思い込みを避ける為にも、自分がそうならないよう自戒したいものだと思います。
2017/7/15(土) 午前 6:16