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1991年に放映されたドラマの27年後のロケハンに出動中
予めのお願い;
ここ以降、ストーリーに沿った思い切りネタバレでの進行を予定しております。
27年も前のドラマなので、その辺りご勘弁くださいませm(_ _)m
そしてストーリーは第4話へ。
白金桟道橋の上で、カンチがリカに、
「こーのーくーらーい! 好きだ… 」
と叫んだ翌朝。
お泊りしたリカの家から、一緒に出勤します。
「元気だな…」
「何時もだよ。何か問題ある?」
一緒に出勤するのは、京王井の頭線の駒場東大前駅。
「あたし、電車一本遅らすから。」
「なんで?」
「ふたりで手つないでちゃ、まずいでしょ。(カンチの)服、同じだしさ。」
そういえば、この頃はまだ有人改札でした。
首都圏の自動改札導入は、他の地域に比べかなり遅かったように思います。
駅舎が建て替えられ、改札が写真右手に移りましたが、階段の雰囲気はあまり変わっていないようです。
「カンチーッ! 行ってらっしゃーい!」
と、元気にお見送りされてしまうのでした。
なのに京王井の頭線の駒場東大前から出勤したのは、当時ドラマの撮影許可が出るのが京王だけだったからと云われています。 また、'70年代末の「沿線地図」などドラマ撮影に協力的だった東急は、'80年代中頃の「金曜日の妻たちへ」で何かがあり、それ以降撮影許可を殆ど出さなくなったと、地元では噂されていました。
確かに「金曜日の妻たちへ」シリーズは、東急から小田急へ次第にシフトしていくような印象がありました。
リカは、カンチが部屋に忘れていった腕時計を「カンチの初めてのプレゼント」だと宣言し、「お守りにする」と決めてちょっと嬉しいのでした。
いやあ実は当時、同じものを持っていました(文字板はちょっと違うけれど)。
しかも野郎が使うのには、ちょっと小さ過ぎる側(ケース)のモデル。 はい、リカが女の子が使うのには大きすぎるカンチの腕時計をお守りにしたのと、 同じ発想(^^ゞ (言い訳をしておくと、決してこのドラマの影響で入手した訳ではありません(笑)) この頃、女の子が彼氏の腕時計をバンドを詰めず、袖口の上から着けるのが流行ったりしていました。リカもこの後、「ほらー、ぶっかぶかー」とカンチに自慢します。
「ロレックスじゃらじゃら〜」とかが当たり前の時代でしたが、そんなカジュアルな流行もあったよなと、懐かしく思い出すのでした。
只、この腕時計はカンチとリカとの時の経過を示す、ちょっと哀しいキーアイテムとなってゆきます…
そういえば、三上健一と関口さとみの距離も、急速に近付いています。
一緒に映画を観た後、
「さとみ、一緒に暮らそうか。俺とふたりでさ。」
「そんな…」
ポスターのタイトルが何とも意味深。恋愛中のふたりが観るような映画かなあ。
「あんなに愛しあったのに」は、1974年のイタリア映画。 確かに1990年にシネセゾンが配給していました。 ちなみにこの映画、友人同士の3人の男たちが、ひとりの女性を巡る恋のさや当てを数十年に渡り繰り返すという、身も蓋も無い、何ともイタリア映画らしいというか…
ひと足早く映画館を出た関口さとみを、リカと同僚のみどりが見つけます。
「こんな所でマッチ売りの少女してたら、凍死しちゃうよ?」
「何だー、あったかい訳だー。」 と冷やかされます。
三上と関口が映画を観ていたのは、銀座1丁目の「銀座テアトル西友」。
上の画像の鏡の柱と、ギリシャ神殿風の柱が建つ正面が特徴的でした。
「銀座テアトル西友」は、「ホテル西洋銀座」や「銀座セゾン劇場」などが入る、
1987年に竣工した「銀座テアトルビル」の中にありました。
セゾン(西武)グループの銀座における象徴的存在でしたが、同グループの浮沈に伴い経営が移り変わり、2014年には解体されてしまいました。
現在ここはコナミグループの所有となり、2019年の竣工を目指し、新しいビルの建設が始まっています。
しかし、地上12階建ての建物が僅か27年で解体とは、何とも「バブルの徒花」みたいな感じがしてしまいます。
まあそれを言うのなら、1994年に竣工し、僅か14年後の2008年に解体に至った、
地上26階建ての上野のクリスマスツリーホテルのような例もありますが…
(どちらも同じデザイナというのは、単なる偶然でしょう…)
どうにも話がドリフトしてしまいます… くいっと戻し、
三上はカンチを呼び出し、カンチの関口に対する距離(態度)を定めるよう求めます。
(この画像は第10話のもの)
三上がカンチを呼び出すのは大抵ここ。目黒区青葉台2丁目の西郷山公園。
第4話、9話、10話と度々登場します。
「永尾、関口の事好きか? …友だちとして。
なら、3人で会えるよな。」
「俺と関口の事、祝福してくれるよな?」
(この画像は第10話のもの)
結局カンチは、
三上と関口の3人で、油壷マリンパークに行く事を約束させられてしまいます。
男同士の話し合いが繰り返された公園の東屋は、撤去されてしまいました。
西郷山公園は、かつてここに西郷従道の別邸があった事に由来します。
目黒川沿いの河岸段丘の高台にあり、眺めの良い場所です。
左端の背の高いビルが中目黒駅付近です。
カンチは三上と約束したものの、やはり3人で会うのは気まずく、リカに一緒に来てくれるよう頼む…というか、状況を察したリカが積極的に間に入る事を選択します。
油壷からの帰り道、「その1」で出した 東京大飯店での食事の折、
三上に「で、そっちはどうなんだよ?」 と、カンチとリカの仲を尋ねられた時、
カンチはまともに答える事が出来ません。
代わりにリカが答えると、
「冗談はよせよ。俺とお前は何の関係も無い。」
と、ひどい言葉を吐いてしまいます。
三上たちと別れ、やって来た公園。
カンチは先程の失言を謝りますが、リカの意外な反応の真意が読み取れず、
更にひどい言葉をリカに投げつけます。
この頃のドラマを観ていると、繰り返される男共のあまりに無神経な発言に、ちょっとうっそりする事があります。
「何、言ってるの… 何言ってるの!」
ただ、奥のブランコはそのままのようでした。
「あたしたち関係無いじゃん。カンチ、いつもそう言うじゃん…
もういいよ。忘れよう?」
ものすごい小ネタですがこのセリフ、「じゃん」エリア出身としてはちょっと違和感を覚えます。
「あたしたち関係無いって… カンチ、いっつもそう言うじゃん…」
みたいに、「じゃん」は決めを強調する切り札なので、「じゃんじゃん」使ったりはしません(^^ゞ 「待てよっ!」
「待たないっ!」
暴言の連発をさすがに反省するカンチですが、謝ろうにもリカは苗場に出張に行ってしまいます。
出張から戻ったリカは、カンチを完全無視。
カンチは寂しくなってしまいますが、机の下にリカからの内緒のお土産
会いたいと電話をします。
「ただいま… カンチ。」
「出張行くんだったら、行くって、ひとこと言えよ。」
「例のテニスシューズの件、上手く行った。きみのお蔭。」
「カンチ、世渡り下手だからさぁ、あたしが何とかしてあげなくっちゃさっ!」
カンチは、黙って首を横に振り…
「そんなに、あたしの事好きなんだー。」
あらら〜 今では噴水も電飾も無く、真っ暗…
「魔法使って、この空に虹かけてって言ったら?」
「それは出来ないかもしれないけど… でも魔法だったら使える!」
「好き。好き? 愛してるって言って。」
「あいしてる…」
カンチとリカが互いの気持ちを確認するのは「東池袋中央公園」。
サンシャイン60のすぐ隣です。
前回の第3話「その5」 で、関口さとみがリカに、カンチとの事を話したのと同じ公園なのは、単なるロケ地の都合上なのか、それとも象徴的な意味があるのか…
そんな事を考えつつ つづきます。
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撮影協力とその後の話興味深いです。
色々あったのでしょうね(^^;)
2018/1/30(火) 午後 0:28 [ kazukun ]
この辺がドラマ的には一番盛り上がっている頃ですね!放映日は一目散に帰ってきた頃が懐かしいです。
2018/1/30(火) 午後 2:23
やはり、ドラマを見てからこの記事をもう一回見てみます。
TSUTAYAにありますかね。
2018/1/30(火) 午後 3:07
東横線と井の頭線じゃ、カラーリングも全く違うのに。単に渋谷つながりだったのでしょうかね。
2018/1/30(火) 午後 6:15
kazukunさん、こんばんは
「金妻」の頃、東急線の地元ではそんな噂が囁かれていました(^^ゞ
以前、近所がロケ地になったのですが、回数を重ねるにつれちょっとうんざりしました(笑)
2018/1/31(水) 午後 8:51
JGC修行僧さん、こんばんは
このあたりは今回見直しても展開が早く、先を知っていても面白かったです。
放映当時は、殆ど録画視聴でした。VHSテープの時代が懐かしい(^^ゞ
2018/1/31(水) 午後 8:54
いちろうさん、こんばんは
近所のツタヤを見たところ、1セット置いてありました。
今見直すと、懐かしさと共に、結構新しい発見もありました。
2018/1/31(水) 午後 8:56
のんちき7さん、こんばんは
駒場東大前が選ばれたのはおそらく、主要ロケ地の中目黒から近かったからと思われます。
この頃はJRも含め、鉄道構内での撮影が難しかった時期らしいです。
2018/1/31(水) 午後 9:00