こぶ〜がふらふら

9月からはこちらでぽつぽつ書いていこうかと… https://ameblo.jp/ccobouex

こぶ〜的日常

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Part2とは何じゃらほい?という疑念が多分にありますが、
実は一年前にも似たような繰り言を吠えていたのでした(^^ゞ



「皆さん、こんにちは。じじいです。」
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段々と歳を喰ってくると、新しい物事に対する柔軟性や許容力が失われてしまい、「最近の物事が云々…」とかぼやきたくなる場面が増えてしまいます。


まあ、じじい特有の、


「やれやれ、最近の若いもんときたら、全く…」
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という、何時の時代にもお馴染な、じじいの嘆きに過ぎません。




「じじいは最近、地上波TVには、とんとご無沙汰じゃった…」
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ところが国際的イベントの最中なので、ついついTV番組をザッピング(旧型なもので「チャンネルがちゃがちゃ」とか、言いそうになります…)をしておりました。
そんな中、


「さあ、あのバスで、出発ですっ!」
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というようなバス紀行番組を見ていると、



「ああ〜、山の空気が爽やかです〜」
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そんな景色の中、
バスが山あいを颯爽と駆け抜ける時のBGMが、あろうことか「岬めぐり」。



「♪岬めぐりの〜 バスは走る 窓に広がる 青い海を〜
悲しみ深く 胸に沈めたら… ♪」

あの〜、岬も海も、全然関係無いんですけど。まあ確かに「バスは走る」。
しかも、何時かふたりで行こうと約束していたのに、それがもう叶わず、ひとりで来たがとても寂しい…
という、楽しいバス紀行には似合いそうも無い展開です。


こういう選曲があると、その意味するところは何だろう?なんて事ばかり考えてしまい、番組内容がさっぱり入ってこなくなってしまいます(^^ゞ



1974年発表の「岬めぐり」は特定のモデルは無いとされていますが、三浦半島を背景にしているとも云われています。
故に、京浜急行の三崎口駅(現在は三浦海岸駅)の接近メロディが「岬めぐり」なのです。 (画像は三浦半島南部。左に三浦海岸から剱崎、右奥に城ケ島。)
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うーん、やっぱり山間の「岬めぐり」って…




まあ確かに、1975年のヒット曲「Jigsaw(ジグソー)」の「Sky High(スカイ・ハイ)」が、結婚披露宴で流れてきた時ほどのインパクトではありませんでしたが。

この曲、「僕らの愛を、君が空高く吹き飛ばした。僕に嘘をついて…」という恨みたらたら、失恋男の嘆き節です(笑)





「国際的大イベント、やっぱりサッカーですっ!」
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うん、そだねー。



そんなサッカーの名場面集を眺めていると、バックに流れていたのが、オーストリアの作曲家、J・シュトラウス二世の「美しく青きドナウ」。

この曲で真っ先に連想するのは、1968年の映画「2001年宇宙の旅」ですが、

元々は、1866年の「プロイセン王国(現ドイツ北部とポーランド西部)」との戦争(普墺戦争)に敗れ、失意に沈む「オーストリア帝国」の人々を勇気付けようとする曲でした。

この戦争の結果、プロイセン主導のドイツ統一(小ドイツ主義)が勢いを増し、多民族国家志向のオーストリア(大ドイツ主義)が、「ドイツ帝国」から除外されます。

また、主戦場となったボヘミア(現チェコ)では、ドイツ系(異民族)支配からの離脱を願う、「汎スラヴ主義」に通じる「民族運動」への思いが高まります。




そんな余計な事を考えながら名場面集を見ていると、今度はボヘミア出身の作曲家、スメタナの連作交響詩「我が祖国」の第二曲、「ヴルタヴァ(モルダウ)」が流れてきました。


「モルダウ(ヴルタヴァ)」といえば合唱コンクールの定番中の定番曲で、学生時代にさんざん練習させられたという方も多いかと思います。
その歌詞には幾パターンもあり、時代と地域によって記憶が分かれるようです。

例えば、
岩河三郎、「♪懐かしき河よ モルダウの 清き流れは 我が心♪」
平井多美子、「♪ボヘミアの川よ モルダウよ 過ぎし日のごと 今もなお♪」
植村敏夫、「♪ボヘミア平野を 永久に 青く潤し ゆるやかに♪」
野上彰、「♪水上は遠く 遥か 豊かなる川 モルダウよ♪」
岡本敏明、「♪ボヘミア潤す 河よ 豊かな流れ モルダウ♪」
などなど。


おっと、話がすっかり逸れてしまった。



実は、19世紀末に完成した「我が祖国」は、ドイツ系のハプスブルク家−「オーストリア=ハンガリー帝国」支配に対抗する、ボヘミアにおける「スラヴ民族自決」への応援歌なのでした。(ドイツといえばやっぱり「ベンツ」、って全然関係がない…)
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そして、同時代のアール・ヌーヴォーを代表する画家、モラヴィア(ボヘミアの隣、現チェコ)出身のアルフォンス・ミュシャ(ムハ)が、20枚に及ぶ超大作「スラヴ叙事詩」を20年がかりで描いたのは、「我が祖国」に触発されたからとも云われています。
(画像は「スラヴ叙事詩」ではなく、「月桂樹」)
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そんな「民族自決」の機運は良い事ばかりではなく、
1914年、当時オーストリア領(現ボスニア・ヘルツェゴビナ)内のサラエヴォで、オーストリア大公夫妻の暗殺事件が起こり、時代は第一次世界大戦へと一気に突入してゆきます。


第一次大戦では、(1866年には対立した)西の「ドイツ帝国」と中央の「オーストリア=ハンガリー帝国」を主軸に、南東の「ブルガリア王国」や「オスマン帝国」が同盟。

対峙するのは、南東の「セルビア王国」「モンテネグロ王国」陣営に、隣接する「ルーマニア王国」、東の「ロシア帝国」、西のフランス、イギリス(大英帝国)が連合するという構図でした。

この戦争の結果、敗戦した同盟側の「ドイツ帝国」「オーストリア=ハンガリー帝国」「オスマン帝国」はことごとく崩壊。

勝利した連合側では「セルビア王国」「モンテネグロ王国」と、当時オーストリア領だったスロベニア、クロアチア、ボスニアなどが習合し、「ユーゴスラビア王国」が成立します。
また、この戦争で疲弊した「ロシア帝国」は、幾度の革命の後に「ソビエト連邦」が成立し、帝国の終焉を迎えます。



しかし、それから時代はぐるぐる回り、「ソビエト連邦」は崩壊してロシアが復活、

「ユーゴスラビア」は、スロベニア、クロアチア、マケドニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、モンテネグロ、コソボに分離独立(大体の独立順)。
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青で囲った部分が旧ユーゴスラビアの領域。漏れは無いと思うのですが…
あ、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエヴォに「サラエボ事件1914年」の記載がある。
学習地図帳だからなあ。



おっと、また話がすっかり逸れてしまった。
でも、サッカーで名前を聞く国の名前が、本当に沢山登場します。


サブカルチャーばかりに耽溺して来たこぶ〜ですが、ドイツ系「オーストリア帝国」を勇気付けた「美しく青きドナウ」と、それに抗する「汎スラヴ主義」賛美の側面を持つ「我が祖国」を、(かつての大帝国の末裔)ロシアで行われたサッカーの名場面BGMに使う、そのココロは?なんて事を考えてしまうのです。


つい深読みをしてしまう癖は、どうにも直らないようです(笑)





でもまあ、「Charlene(シャーリーン)」のヒット曲「I've Never Been to Me(愛はかげろうのように)」が、結婚披露宴で流れた時ほどには考え込みませんでしたが。

YouTubeに訳詞付きのものがあったので、詳しくはそちらを見ていただくとして、これは諫言か逆説か、はたまた… 等々、さすがに考え込んでしまいました(^^ゞ







「考えるな、感じろ!」
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ブルース・リーの名言で締めくくってみようとしましたが、かの「燃えよドラゴン」の中に登場するこのセリフ、実は前後の文脈がかなりあり、感じるままというよりは、意識を研ぎ澄まし、むしろ感情に流されない事について語っているように思えます。


とまあ、どこまでいっても屁理屈を展開し、「感じずに考え」てしまうのでした(笑)


とはいえ、残すは三位決定戦と決勝戦。どんな結末を迎えるのでしょうか。


閉じる コメント(12)

三浦半島を綺麗にナイスショットされましたね(*^^*)モルダウも懐かしいです(*^^*)音楽の授業で唄いました(*^^*)

2018/7/13(金) 午後 1:30 [ ファンキー五郎 ]

音楽の英語詩を無視してリズムとイメージだけの選曲してる人って多い気がします。
歌詞をしっかり理解すると『え!?ここで?』って言うのが増えちゃいますよね(^^ゞ

2018/7/13(金) 午後 2:04 [ kazukun ]

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あははははははは、ミルマスカラスのテーマがそんな意味だったとは(笑)

2018/7/13(金) 午後 2:30 JGC修行僧

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岬巡りは、何故か、襟裳岬に感じます。その頃(高校生)襟裳に両校をしたからかも。

アルフォンス・ミュシャから旅行記がプラハで止まっていることに気が付きました。

2018/7/13(金) 午後 4:29 いちろう

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そういえば旧ユーゴスラヴィアは七つの国境、六つの共和国・民族
三つの宗教・言語、二つの文字からなる一つの国家でしたね(笑)

2018/7/14(土) 午後 10:36 [ Trans World A ]

私は沖縄の血が流れてますが、100%日本人でございますよ🎵
最近は本土と沖縄を民族分離させる勢力がいます。
沖縄を捨て石にしてほしくない。政府は人権団体と戦ってほしいです❗

2018/8/2(木) 午後 3:08 [ うろつきPLUS ]

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ファンキー五郎さん、こんにちは
羽田を離陸した西行き路線の左側では、浦賀水道が良く見えるのですが、
逆光になる事が多く、いまいち快心の一枚とはいきません…
「モルダウ」は合唱コン前になると、学校中のあちこちでメロディが聞こえていました。

2018/8/16(木) 午後 3:17 こぶ〜

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kazukunさん、こんにちは
欧米のポップス曲の軽快なサウンドに哀しい歌詞というのは、ある種の特徴なので、
公の場で使う際には、充分な注意が必要かと思います(^^ゞ
今回は上げませんでしたが、映画「ボディガード」の主題歌も、悲し過ぎるのですよね…

2018/8/16(木) 午後 3:26 こぶ〜

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JGC修行僧さん、こんにちは
ミルマスカラスが空高く跳び上がるのには、実は悲しい哀しい歴史があったのです(笑)
しかもこの曲の元々は、香港・オーストラリア合作のB級アクション映画というのは内緒です。
まあ、あまり元々まで辿ってしまうのは、却って艶消しでもあるのですが(^^ゞ

2018/8/16(木) 午後 3:32 こぶ〜

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いちろうさん、こんにちは
「岬めぐり」の歌詞はとても良く出来ていて、様々なイメージを醸し出してくれると思います。
個人的には、四国の佐田岬半島が思い浮かびます。襟裳岬はつい「襟裳の春は〜」になってしまい(^^ゞ
ミュシャは昔からとても好きで、何時かチェコの現物を観に行きたいと思っているのですが…

2018/8/16(木) 午後 3:41 こぶ〜

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Trans World Aさん、こんにちは
もしも旧ユーゴスラビアが今も存続していたら、どんなサッカー強国だったかなあ、なんて空想してしまいます(^^ゞ
島国に生まれ育ったもので、国境線というもののリアルさがありませんが、
線を引き直す事に血道を上げた、欧州の歴史の重さを、改めて考え直す契機でした…

2018/8/16(木) 午後 3:46 こぶ〜

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うろつきPLUSさん、こんにちは
「民族」という語を現代に用いるのには、細心の注意が必要です。
Nation-Stateに分断を持ち込むのは人々では無く、Administrationが殆どです。
トランプのつまらないカードゲームは、個人的には大嫌いです(笑)

2018/8/16(木) 午後 3:55 こぶ〜


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