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当ブログでは、今まで旅行・飛行機を主な話題としてきたため、ボツにしたネタが幾つかありました。主に韓国ドラマのストーリーに関するあれこれです。
改めて自分のための備忘録として、そんなネタを記事にしようと思いました。
あまりにマニアックで細かな事柄ばかりですが、どうかご容赦ください。 また、ここからネタバレ気味での進行となる事を、予めご了承ください。
2012〜13年の KBS2 週末ドラマ「いとしのソヨン 내 딸 서영이 [私の娘 ソヨンが]」をお題にしています。
このドラマでは、カン・ソンジェ(イ・ジョンシン 俳優名 以下同)とチェ・ミンソク(ホン・ヨソプ)のふたりが俳優を目指しています。
そのため、演技の練習やオーディションの場面が幾度も登場します。
ドラマ前半、第14〜17話の練習シーンのセリフ。
「華麗なる遺産 (2009 SBS)」の一場面です。
「いとしのソヨン」と「華麗なる遺産」は、どちらも脚本がソ・ヒョンギョン。
そうした縁での登場です。とはいえ SBS ドラマを KBS2 で演じてしまう柔軟性。
オーディションで呼ばれる時の題名が、「ファンの遺産」。
え? 『ファン』って「華麗なる遺産」の主人公(^^ゞ
左のオーディション審査員は、ちょっとワルな大物役が多いコ・インボム。
「いとしのソヨン」と同時期放送の「メイクイーン (2012 MBC)」で、造船会社の会長役を務めていましたが、どのような縁での特別出演だったのでしょうか。 ドラマ中盤、第18〜28話にかけて練習するのが、
「いとしのソヨン」と同時期、2012年09〜11月にかけて放送された水木ドラマです。
上記画像、ソ・ウンス(AOA ソリョン)が持つ台本が「착한남자 [優しい男]」。*1
正確なドラマタイトルは、「세상 어디에도 없는 착한남자 [世界の何処にも居ない 優しい男]」。なんて長いんだ。
また、この頃のドラマ内のテレビ画面には、「優しい男」のカン・マル(ソン・ジュンギ)がよく映し出されていました。
「華麗なる遺産」、「優しい男」の両方に、ムン・チェウォンが出演していた事はあまり関係が無さそうです。
*1 「착한 남자 優しい男」
このタイトルに関しては推定したものです。崩し字なんて解読不可能です。
左、実際の「優しい男」のタイトル。右、ドラマ内の台本のタイトル。
双方を比較し、同じロゴだと判断しました。デジタルってこういう時便利。
但し、「優しい男」は演出上の意図として、放送開始時には、誤った綴り方で言葉としては意味を持たない、
「차칸 남자 チャカン男」が正式な題名でした。*2
しかし、これが物議をかもし、ついには公的機関が動く事態にまで発展し、放送途中で正しい綴り方の、
「착한 남자 やさしい男」へと題名を変更します。
そのため上記の台本は、ドラマ「チャカン男」をもじった、「やさしい男」だった可能性があります。題名変更騒ぎにより、奇しくも同じタイトルとなったのかも。
尚、上記左のタイトルは変更後のものです。
ああ、どうしてこんな細かな事ばかりに、関心が向くかなあ…
*2 「차칸 남자 チャカン男」
こうした事柄は、文章にするのが難しいと改めて感じます。
「やさしい男」を、『やきしい男』、『ヤサツイ男』 と表記したら近いでしょうか。
話を戻し、同じ頃、ソンジェが練習しているのが、
上記の水木ドラマ「優しい男」の前々作ですが、「いとしのソヨン」のイ・ソヨン、「赤道の男」のハン・ジウォン = ヘミングを、共にイ・ボヨンが演じた縁からでしょうか。
ソンジェの持つ台本の題名が確認出来なかったのが、ちょっと残念。
第32話、ソンジェの練習相手をする、ソヨンが持つ台本は、
2012年03月公開の映画、「건축학개론 [建築学概論]」。([32-10] 0′00″)
「建築学概論」といえば、ヒロインの学生時代を演じた miss A のペ・スジを、一躍、「国民の初恋」に押し上げた作品として知られています。
そういえば、「建築学概論」のヒロインの名前も、ソヨン。
もうひとつ、手をつないで線路の上を歩く事、を流行らせました。
ソウル南西、「悟柳洞 (おりゅどん)」にある「航洞鉄道 (はんどんちょるど)」。 廃線区間がそのまま残されている場所なので、心置きなく「建築学概論」ごっこをする事が可能です。
第33話、4′00″から、
ソンジェが「건축학개론Ⅱ [建築学概論 2]」のオーディションに参加します。
(33-02)
前作の台本を使い、続編のオーディションを行う設定のようです。
ソンジェは「上手く出来た」とご満悦でしたが、その結果が示される事はありませんでした。
第37話、ソンジェは週末ドラマのオーディションに参加します。([37-04] 02′21″)
「いとしのソヨン」の前の週末ドラマ、「棚ぼたのあなた 2012 KBS2 」、
「넝쿨째 굴러온 당신 [蔓ごと転がり込んで来た あなた]」です。
ドラマ内では、
「넝쿨째 굴러온 엄마 [蔓ごと転がり込んで来た お母さん]」と、
タイトルが微妙に変えられていました。「棚ぼたの お母さん」?
第38話、ソンジェはオーディションに合格し、([38-06] 0′00″)
第40話、撮影に臨みます。([40-10] 0′00″)
第43話、オンエアの日がやってきました。
ところが出来がいまいちで、撮影シーンはカットの憂き目に。([43-09] 2′25″)
ソンジェの出演シーンは飛ばされ、画面は「棚ぼたのあなた(お母さん?)」のパンさん一家へと移ってしまうのでした。
そういえば「棚ぼたのあなた」も外部への言及が多いドラマで、非情な差し替えにより、訳の分からなくなった箇所が結構ありました。
第45話、ソンジェの仲立ちにより、単発ドラマに出演する機会をミンソクが得ます。
そのドラマが、
「부부 클리닉 사랑과 전투 [夫婦クリニック 愛と戦闘]」。
本来の題名は KBS2、
「부부 클리닉 사랑과 전쟁 [夫婦クリニック 愛と戦争]」。
夫婦間の問題に焦点を絞った一話完結のシチュエーション・ドラマで、ドラマ終盤の決まり文句が、「もう離婚だ!」。
ドラマ終了後、登場した夫婦の問題点を(有識者に扮した俳優が)話し合うコーナーが付く形式でした。
1999〜2009年、2011〜2014年、2018年の三期に渡って続いた長寿番組です。
第46話、ミンソクはオーディションに挑みます。([46-06] 0′05″)
この時、「ゴッドファーザー愛のテーマ」が短く流れるのですが…
第48話、「夫婦クリニック 愛と戦闘」がオンエア。
夢に見たドラマ出演、といっても小金をせびる悪党役。結局殴られ、はい終了。
それでも中年新人俳優ミンソクは、ドラマデビューが嬉しくてたまりません。 そういえば第34話、ソンジェに絡む当たり屋役で、「夫婦クリニック 愛と戦争」の常連俳優、イ・ジェウク (이재욱)が出演していました。([34-09] 2′00″)
この人もソヨンに論破されて木っ端微塵。こっそり退散するしかありませんでした。 ドラマ終盤の第49話。
ミンソクはとうとう、週末ドラマの脇役を獲得します。([49-06] 1′30″)
このドラマの題名が何と、「내 아들 영록이 [私の息子 ヨンノクが]」。 「いとしのソヨン」の原題は、「내 딸 서영이 [私の娘 ソヨンが]」。
「いとしのヨンノク」でしょうか。
ドラマ終盤で、とうとう自己言及してしまいました。
まあさすがに、ミンソクが出演するのがミンソク役、ではありませんでしたが。
実はこんな風にドラマの隅っこばかりを観ているので、出番は少なくとも印象に残る、助演陣が気になって仕方ありません。
ソヨンに仕事の依頼をする、(株)ウィン代表 オ・ボンス(キム・グァンイン 김광인)。
カン・ウジェ(イ・サンユン)が副社長を務める、ウィナーズの系列会社の代表です。
名刺が大写しになる場面があったので、詳しい所属が分かりました。
キム・グァンインは、2018〜19年 KBS2 週末ドラマ最近作「たった一人の私の味方」にも、ワン家の主治医キム博士として登場します。
この方は、おそらくものすごい数のドラマに出演しています。 「キム・グァンインを探せ」が、殆どのドラマで出来るのでは? という位。 「いとしのソヨン」で、
イ・サムジェ(チョン・ホジン)が働く食堂の店主(キム・チュウォル 김추월)。
キム・チュウォルは、
「たった一人の私の味方」ではワン家の家政婦、ヨジュとして登場しました。
おじさん、おばさんだけでは何なので、若手にも登場してもらいましょう。
「いとしのソヨン」、ハンジン大学病院 ER の医療スタッフ(チョン・スイン 정수인)。
チョン・スインは医療関係者の他、会社の秘書や受付、幼稚園の先生など比較的堅めの職業で多く見かけます。
「主君の太陽 2013 SBS)」では、テ・ゴンシル=テヤン(コン・ヒョジン)とテ・イリョン(キム・ユリ)の同級生として登場しました。
ただ、この方はメイクと髪型で変身してしまい、気付かない事が時々起きます。
最近、ハン・ソヨン (한서연)に改名をしたようです。
韓国ドラマは一話70分基準で、短くとも16話。
50話を超えるものも普通にあり、必然的にシーン数や登場人物が多くなります。
そのため、脇を固める助演陣の存在が一層重要になります。
日本では、映画・ドラマ俳優と舞台俳優の垣根が高い印象がありますが、韓国では両方を兼ねる方が多いようです。それが層の厚さにつながるのかもしれません。
とか何とか言い訳をしつつ、一体ドラマの何処を観ているのだろう…
取りあえず、ここまでにしようかなあ。
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