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韓国ドラマのスポンサー事情を紹介しましたが、今回は画面に写るものを少々。
まずは、「温かい一言 (SBS 2013〜14)」の一場面。
大写しになった丼、カルグクス(韓国式うどん)とは雰囲気がちょっと違うような…
カルグクスは、山梨の「ほうとう」のようにスープと具材、麺を一緒に煮る調理法が多いように思います。
するとこのお店のアルバイト、ソン・ミンス(パク・ソジュン)がひと言…
「きのこうどん、すみだ。」
字幕の「キノコうどんです」は、「ぽそっ(韓国語の茸)ぐくす」や「ぽそっうどん」の訳ではなく、そのまま「きのこうどん」なのでした。 このうどん店、ドラマ内では「明夜」という暖簾が掛かっていましたが、
ソウル市内、弘大入口(ほんでいっく)駅近くの「琴平うどん」というお店です。
(グーグルさんから画像を借りました)
KONESTの紹介記事
更に「温かい一言」の中で、舅と娘婿がちょっと深刻な話をするのが、
白木のカウンタ、「いらっしゃいませ」、「只今営業中」と招き猫の暖簾。
テーブル上の徳利も、如何にも日本式居酒屋です。
残念ながら、こちらのお店が何処かは確認出来ませんでした。
ドラマに登場する車のお問い合わせを意外と頂くので、ついでにご紹介。
「温かい一言」は、メインが「アウディ (Audi)」。
画像は主人公夫妻の乗る 「Q5」 ですが、他にも数車種が登場していました。 サブで登場するのが、「GM Korea」 の「シボレー (CHEVROLET)」。
画像は、シボレーの世界戦略車「マリブ (Malibu)」。 韓国における GM シボレーの立ち位置には、微妙なものがあります。
現在の GM Korea は、2000年に経営破綻した「大宇(でう Daewoo)」自動車の後継という位置付けなので、生産拠点に関わらず、殆どのシボレー車が国産車として扱われているようです。
ところが同じシボレーでも、「コルベット (Corvette)」や「サバーバン (Suburban)」といった一部車種、更にシボレー以外の GM 車「ビュイック (BUICK)」や「キャデラック (Cadillac)」などは輸入車扱いという微妙な区分けがあるようです。
ただ、GM 本社は生産拠点の更なる集約を進めており、その結果次第では、こうした区分に変化が生じる可能性もありそうです。
次のドラマは、「ジャグラス (KBS2 2017〜18)」
まずは車両関係から。
このドラマに登場したのは、「キア (起亜 KIA)」自動車。
ヘッドマークが巧みに消してあります。
「K9/K900/クオリス (QUORIS)」の少し前のモデルでしょうか。
キア車は仕向地により呼称が異なるので、ちょっとややこしいです。
背景はドラマの定番、漢江に架かる「城山大橋(そんさんてぎょ)」。
赤色の浅いアーチが特徴的なこの橋は、ドラマ登場率1位かもしれません。
更に「ジャグラス」のワンシーン。有力者の葬儀に大物が集結するのですが、
左手前の目立つポジションに、何故か「ヒュンダイ ソナタ (Hyundai Sonata)」。 小さくて分かりにくいですが、左奥には「ヒュンダイ グレンジャー (Grandeur)」。
残り4台がキア車。右列の手前から 「K7」 が2台、一番奥が 「K5」 だと思われます。
左中が、登場人物のト副社長が乗り付けた 「K9/K900/クオリス」。
キアはシェア2位の自動車メーカーですが、1998年に経営が破綻。
現在はシェア1位のヒュンダイ傘下にあります。
なので思わず、親会社のヒュンダイに先頭を譲ってしまったのでしょうか。
更に「ジャグラス」。道楽者の御曹司くんが、オートバイで橋の上を疾走します。
空色のアーチの中を地下鉄4号線が通る、「銅雀大橋(どんじゃくてぎょ)」です。
交通規制がしやすいのか、銅雀大橋はこうした走行シーンやアクションシーンによく登場します。 御曹司くんの愛車は、「ヤマハ YZF-R1」。
最早実用性は殆ど無視し、公道走行可能なホモロゲーション・モデル(市販車レース参加資格を得る為の販売)に特化しています。本気のヤマハって凄い…
車重200kg、公称出力147.1KW(200ps)/13,500rpmという強烈な性能の割に、逆輸入車が230万からと意外にリーズナブル?(現在、国内仕様の販売がありません)
ウチの車が約1,000kgで100psそこそこ。価格も… ウチの車の方が安いや(^^ゞ
そして「ジャグラス」でも、(元)娘婿と(元)舅がちょっと深刻な話をするのが、
またしても日本式居酒屋。 奥の赤提灯、見切れてしまいましたが「やたい」と書かれています。
ナム常務(チェ・ダニエル)の後ろ、壁紙が日本のスポーツ新聞です。
食後には、やっぱり「ヤクルト」が欠かせません。
電動カートで移動する「ヤクルト あじゅんま」から、気軽に購入する事も出来ます。
ヤクルトの6連パック全てにストローを挿し、端から飲み干すなんていうシーンも、ドラマにはよく登場します。 そうだ、ヤクルト あじゅんまの電動カート、動画も撮っていました。
優れた小回り性能で、機動性抜群です。 秘書さんが荷物を抱え、ラーメン屋さんの前を全力疾走します。
ついでに、「トッケビ (2016〜17 tvN)」の重要な邂逅シーンでも背景が…
サニー(ユ・インナ)の営むお店のお隣さんが、日本式居酒屋なのでした。
ドラマ内では店名が消されていますが、実際の名前は「勝負」。
何だかとてもテンションが高そうです。(カカオマップさんから画像を借りました)
ヒロインがアルバイトをするお店の名前を、巧みに伏せると書きましたが、
スポンサーだったら、こんな印象付け方も。
「マンホール (2017 KBS2)」で、登場人物がファストフード店のドアに激突します。
こうしてまたしても、どうでもいい細かな方向に走ってしまうのでした。
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羽田からNH861便で、ソウル・金浦空港に到着しました。
入国審査場の混雑で時間がかかりましたが、まあ無事入国。
地下深く潜り、地下鉄に乗車します。
金浦空港駅は地下深くなのに、漢江付近では地上に出て橋を渡ります。
空港鉄道A'REXから見た、隣に架かる「傍花大橋(ぱんふぁてぎょ)」。
金浦空港付近と漢江の高低差、20mはありそうに思えます(個人的推定です)。
なので金浦空港駅をその位低い位置に造らないと、線路が平坦になりません。
鉄道は、勾配がとても苦手なのです。
などと下らない事を考えていると、ソウル市内に到着しました。
建物の間に残る、ちょっと不思議な石垣。
現在は道路により途切れていますが、かつてはこの門に連なる城壁の一部だったのでしょう。
東大門(興仁之門 ふんいんじむん)と南大門(崇礼門 すんねむん)、ふたつの大門の間にある南東の小門です。
そういえば地下鉄に乗っていると、「むん(門)が何とか〜」としょっちゅう聞きます。
ってそれは、「ちゅりんむん たっすむにだ(出入り門=扉 が閉まります)」。
「本日のお宿に、到着しましたっ!」
リベルテさん、静電気のせいで髪の毛が逆立ってますよ。まあ、空気が乾燥しているからねえ。 毎度お馴染み「東横イン ソウル東大門1」です。
もう何と言いますか、安定のクオリティ。
昨年秋には、すぐ傍に「東横イン ソウル東大門2」がオープン。
東横インは現在韓国で11店舗を展開中。更に4店舗の開業を予定しています。
「日常型ホテル」の戦略が、海外でも十分通用するという事でしょうか。
窓の外には、新国立競技場を巡り議論を呼んだザハ・ハディドが設計した、「東大門デザインプラザ (DDP)」の一部が見えています。
ん?何やら屋根に人影が… いやあ、これは相当に怖そうな仕事場です。
殆どが曲面で構成された、45,000枚を超えるアルミパネルのメンテナンスは、相当に大変そうです。 また、東大門運動場跡地再開発の当初予算900億ウォンが、ザハ・ハディド案採用による試算で2,274億ウォン。実際の工費は4,840億ウォン(約484億円)と、費用が膨らみ続けました。
新国立競技場のザハ・ハディド案は、縮小しても2,520億円という数字が出た事で白紙撤回、1,500億円とされる現行案で建設が進んでいます。
まあ、巨大ハコ物には、色々とあるようです。 とりあえず、かんぱーい!
ソウルの夜には、やはりサムギョプサル(三枚肉)とデジカルビ(豚カルビ)が似合います。
もう、どんどん焼いて食べちゃいましょう。
ぱんちゃん(おかず)各種に、焼酒(そじゅ)とビール(めくちゅ)が似合います。
この後飲み過ぎで、記憶が飛んだとか飛ばなかったとか…(冷汗)
同行頂いた皆さまには、ご心配とご迷惑をおかけしました。
改めてお詫び申し上げますm(_ _)m
ほんのお詫びの印に、メニュー解読を。こちらがメインの部。
こちらがご飯の部 パート1
ご飯の部 パート2
その下には、「当店の米とキムチは国内産です」と書かれていました。
光熙門近くの「ふんぶこる すっぷる でじかるび (フンブコル炭火豚カルビ)」です。
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柄にも無い書き出しから始めてしまうと、このところ大小様々な方面で時代の境目というか、区切りを迎えつつあるようです。
出会いと別れは世の常とはいえ、経る毎に楽になるものでも無く、疲労感みたいなものばかりが募り、「もうどうでもいいや」とつい投げやりになりがちです。
でもまあ結局のところ、なるようにしかならないのだから、思い悩んでも仕方が無いと気を取り直したりするのです…
「2019年の新たな、『旅立ちの日に』ですっ!」
タイトルは卒業式の定番曲「旅立ちの日に」。
「♪白い光の中に 山なみは萌えて〜♪」から採ってみました。まあ時期的にも合うのではないかと。
「あれー、いつもと、雰囲気が違います。」
「野菜を摂らなくちゃ、いけませんねえ。」
あっちのビーフカレーではなく、こっちのチキンカレーをチョイスしたようです。
(何のこっちゃ?)
という訳で、出発時刻がやってきました。
最近ではすっかりお馴染みのB787-8ですが、今回はこちらを利用します。
02月 NH861便 羽田08:50⇒11:25金浦 B787-8 (JA835A) 今年の初フライトは、青社でソウルへと向かいます。
これには深い事情が… 全く無く、昨年末に、那覇を出発した続きです。
トリトンブルーが(自分には)ちょっと新鮮です。
それでは、本日も宜しくお願いいたします。
「それでは、行ってまいりまーす!」
何だかんだと世間は賑やかですが、240席のB787-8が満席です。
羽田空港RWY34Rに進入します。
国内線第2ターミナルを見ながら離陸しました。
レインボーブリッジと、お台場を見ながら上昇します。
東京ディズニーリゾート付近を過ぎたら西向きに旋回、都内上空に戻ります。
間もなく御代が替わります。
左上の明るい芝地が皇居前広場、右下に日本武道館が見えています。
2020年に向け、新国立競技場も形になってきました。
西新宿の超高層ビル群を見下ろしています。
左下が新宿駅、左上が明治神宮の森です。
東京23区を通り過ぎ、調布飛行場(RJTF)と味の素スタジアムが見えてきました。
引き続き見えてくるのが立川飛行場(RJTC)。右隣が昭和記念公園です。
「おウチを探せ」をしてみましたが、エンジン排気でちょっと揺らいでしまいました。
日本最強のランドマーク、富士山(3,776m)の北側を通過します。
南アルプス(赤石山脈)の中心部を俯瞰します。こちらも積雪量が少なめです。
左側に縦に連なる、手前から日本で二番目に高い北岳(3,193m)、間ノ岳(3,190m)、農鳥岳(3,026m)の白根三山。その奥に独立する塩見岳(3,047m)。
更に奥には、荒川三山の東岳(悪沢岳 3,141m)が見えています。
谷と呼ぶにはあまりに広い、天竜川の流れる伊那谷です。
この広い谷間が日本列島、特に本州を弓型に押し曲げる地球の巨大な力(その影響のひとつが地震)を象徴する風景だったりします。 伊那谷の西に聳える、中央アルプス(木曽山脈)。
岐阜県下呂市、木曽川水系馬瀬川の岩屋ダム(1976年竣工)のダム湖、東仙峡金山湖が見えています。
若狭湾上空を越え、丹後半島から日本海に出ます。
「お食事、お持ちしましたっ!」
飛行機が日本海に出たところで、お食事タイム。 海老とチキンのポテトサラダ、ミックスリーフサラダ、デミグラスソースのハンバーグ。
近距離国際線の機内食は、青社のほうが(赤社よりも)良いなあなんて思いつつ、美味しくいただきます。(それって単にいやしいだけ(^^ゞ
「♪勇気を翼に込めて 希望の風に乗り〜
この広い大空に 夢を託して〜♪」
当機は高度40,000ft、対地速度405Knot(466mile)で順調に飛行中です。
メートル換算すると高度12,192m、対地速度750km/h
この時の真対気速度は913km/h。差し引きするとジェット気流は163km/h、いやはやかなり速い。
「♪ぽぉ〜ん、ベルトサインが点灯しました。当機はまもなく着陸します。」
出発から約2時間。スポイラを立て、減速降下します。
ソウル・金浦空港RWY32Rに着陸します。
NH861便、B787-8 JA835A号機は22分の早着でした。
と、ここ迄は順調だったのですが…
OZ1055便(A330)10:53着、NH861便(B787)11:03着、MU511便(A330)11:09着、
CZ317便(A321)11:15着と、200席超級の飛行機、4便の到着が重なってしまい、入国に50分もかかってしまいました。こんなに時間がかかったのは初めてです。
ソウル・金浦空港にやってきました。さてとここからは。
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先日、ソウル市内の地下鉄に乗車していると、
ちょっと気になる車内広告がありました。
文章は、「勝ち抜く。進む。(サッカー選手が広告モデル)
Since 1933 大韓民国 鎮痛消炎剤
アンティプラミン」
のようです。 「Since 1933」とは相当な老舗です。これって一体…
看護婦さんといえば、何といっても「リトルナース」ちゃんの「メンソレータム」。
初代は1920年代の米国で広告などに登場しましたが、現在の絵柄は1951年に日本で復活した、二代目リトルナースちゃんです。
「メンソレータム」は、1894年に米国のアルバート・A・ハイドが開発した鎮痒消炎剤。
アジア圏で古くから用いられる、「薄荷」と「樟脳」の鎮痛消炎効果に着目して開発されたと云われています。
初期の広告では東洋趣味を色濃く打ち出したものもあり、もしかすると「東洋の神秘」みたいなイメージがあったのかもしれません。
ところで、「アンティプラミン」の「看護婦さん」は、ちょっとお姉さん?
(現在の呼称は「看護師」ですが、この絵柄には「看護婦さん」が似合います。)
「アンティプラミン」を開発したのは、1895年生まれで、僅か9歳で渡米したという異色の経歴を持つ「柳一韓(ゆ いるはん)」。
柳一韓は1926年に帰国し、「柳韓洋行(ゆはんやんへん)」を設立。
医薬品の輸入販売などを手掛けますが、庶民にも手の届く医薬品として、1933年に「アンティプラミン」の製造販売を開始。
以来現在に至るまで、「国民的医薬品」として親しまれ続けています。
ちなみにこちらも「メンソレータム」と同様に薄荷、樟脳が主成分です。
実は「メンソレータム」と日本の関係は古く、米国生まれのウィリアム・M・ヴォーリズ(後に帰化)が設立した「近江セールズ社(後の『近江兄弟社』)」が、1920年に日本での輸入・販売権を取得。1931年からは国内での製造を開始します。
ところが近江兄弟社は、いわゆるオイルショックの影響から1974年に経営破綻。
「メンソレータム」の製造・販売権を失ってしまいます。
翌1975年に、「ロート製薬」が「メンソレータム」の製造・販売権を取得。
更に1988年にはロート製薬が米国「メンソレータム社」を買収し、現在に至ります。
一方、元祖「メンソレータム」の近江兄弟社は会社更生法の適用を受け、経営を再建します。
「メンソレータム」の略称として、1967年に商標登録済だった「メンターム」という名称を使い、1975年に「メンタームS (近江兄弟社メンターム)」の製造を再開します。
「メンターム」のキャラクタ「メンタームキッド」は、ギリシャ神話のアポロンを題材にしているのだとか。
あれ、「メンソレータム」の略称なら、語感としては「メンタム」のほうが自然では?
実は1950〜60年代頃、「○○メンタム」という名称の後発(ジェネリック?)品が大量に出回っていて、「メンタム」の商標登録が難しかったようです。
また、後発品の中には「メンスター」とか「ペンタム」、「ペルメル (それは英国製煙草では?[米国名 ポール・モール])」などという珍名もあったようです。
いっその事、「めんそーれー」とかは無かったのかなあ。
しかも当時のパッケージデザインには、美女や看護婦さんが百花繚乱(^^ゞ
今ではちょっと考えられないカオス状態だったようです。
「アンティプラミン」、充分な許容範囲内と思えます(笑)
閑話休題。
「メンソレータム」のアルバート・A・ハイド、
「アンティプラミン」の柳一韓、
「近江兄弟社」のウィリアムズ・M・ヴォーリズ、
三人の創業者には薄荷、樟脳を使用する鎮痒消炎剤の製造販売という枠を超えた、もうひとつの共通点がありました。
それは三名とも敬虔なキリスト教信者であり、「ミッション(使命)としての事業活動」、すなわち単なるお金儲けではなく、社会貢献のための事業展開を志したのです。
自分の収益の殆どを、地域に還元し続けたアルバート・A・ハイド。
「会社は社会のもの」として、財閥化(同族経営)を頑なに拒んだ柳一韓。
学校の設立と、教育活動に力を注ぎ続けたウィリアムズ・M・ヴォーリズ。
世知辛い21世紀の現代にあっては、かつての米国系プロテスタントが夢見たナイーヴさなんて殆ど残滓なのかもしれませんが、その昔、夢と希望と理想を追った実業家たちが居た事を、薄荷と樟脳のスースーする残り香に感じたりするのでした。
え、清朝末の1870年代に販売開始と云われる「虎標萬金油 (タイガーバーム)」と、キリスト教系「メンソレータム」たちとの関係性?
うーん、それはいささか難し過ぎる問いかけです(笑) そういえばまだ子どもだった頃、プロテスタント系キリスト教会に縁があったもので、近江兄弟社の「メンソレータム」はとても身近な存在でした。
更に1953年に販売が開始された「大塚製薬」の「オロナイン」と、1918年に米国で発見された「マーキュロクロム液 (通称 赤チンキ)」は、家庭常備薬の筆頭格でした。
本当に、「『昭和』は遠くなりにけり」というものです。
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ドラマネタとは言いながら、ストーリー等には全く触れず、ドラマ内に商品や商標を写し込む、プロダクト・プレイスメント(以下、 PPL )ばかりを探しています。
お題にしているのは韓国 KBS2 で現在放送中の週末ドラマ、
「たった一人の私の味方( 하나뿐인 내편 )」。(放送予定 2018年9月〜2019年3月)
社員運動会の賞品として貰った大きなあざらしは、残念ながら「しろたん」ではありませんでした(笑)
ドラマでは「ドラン」の妹「ドド」と名付けられますが、本名は「하프 ハープ」ちゃん。 お友だちの「ホープ」くんは、やや放置されているようです。
「ハープ」ちゃんは、スポンサーの玩具メーカー 「TOY TRON」 のキャラクタです。 けれども 2018年12月、クリスマス向けに限定販売を開始。商売上手だなあ(^^ゞ
更に日本のエポック社、「シルバニアファミリー」の「ショコラウサギの女の子」。
ハープちゃんの TOY TRON 社が、輸入販売している縁からの登場です。
しかし、通常は身長10cm前後のシルバニアファミリーに比べ、とても大きい…
キャプチャ画面では判りにくいですが、この特製サイズのショコラウサギは靴を履いていて、かつてエポック社がノベルティ用に限定製作した非売品だと思われます。
実は、この部屋の棚には、市販のシルバニアファミリーのドールハウスが飾られています。(赤矢印)
しかしサイズが小さく、目立たない事からの特別出演かと思われます。
このシーンを見て、特製サイズが欲しくなっちゃったひと、結構いるだろうなあ。
でも、現在入手可能なのはオークション位なので、相当な高額が予想されます。
ヒロインがアルバイトを掛け持ちするハンバーガーショップ。
セット撮影では無いようですが、店名が巧みに伏せられていました。
その訳は、類似業種の 「PIZZA Heaven」 が、スポンサーに付いているからかも。
アルバイトシーンが再び登場したら、いつの間にかピザ店に転職していそうです。
追記;
その後やはり、「PIZZA Heaven」に就職する登場人物が出てきました。
前回から 引き続き、これでメインスポンサー12社のうち、10社をネタにしました。
メインスポンサー11社目は、「テソン自動ドア」。
12社目は、今までとは少し違った業種の「ヨンソン大学」。
次に、セカンドスポンサー群、「製品協力」部門を見てみます。
セカンドグループの筆頭は、住宅設備・建具メーカーの「イェリム・グループ」。
扉、キッチン、モールディング、ウォールパネル、サッシ等各社が参加しています。
おそらく、セット内に配置された住宅設備などを担当しているのでしょう。
登場人物のひとりが暮らす部屋、レイアウトがとても不自然です。
これでは、キッチンカウンタの扉が開けられません。
どうやらこうした見せ方にも、スポンサーへの配慮が働いているようです。 セカンドスポンサー「製品協力」の二番手は、自動車メーカー 「ボルボ (VOLVO)」。
大型 SUV 「XC90」 を始め、様々な車種が登場します。
ヘッドマークは写るのに、テールゲートの VOLVO ロゴが隠されています。
この辺りに PPL の境界線があるようです。(マークには緩く、ロゴには厳しい?) こちらは日本では販売されていない、上級セダンの 「S90」 でしょうか。
欧州車では標準的なガラスサンルーフ、最近は殆ど見かけなくなりました。
しかし、何時もルーフとシェードは閉めたまま。開けるのは屋根を拭く時くらい。
ルーフ収納の分、天井が低くなるし… 利点が結局分からないままでした(^^ゞ
ヨタ話はともかく、
おっと、危ない。
ボルボにぶつかりそうになったのは、「シボレー (CHEVROLET)」のコンパクトカー「スパーク (SPARK) 」。
テールゲートのシボレーマークが隠されています。うーん、基準がやっぱり謎だ…
おっと、こちらも危ない。
現在主にシボレーを製造販売する「韓国GM」の前身、「大宇 (Daewoo)」時代から製造の続く、小型商用車「ダマス (Damas)」です。
これらのシーンはたまたまで、特段、韓国GM が悪役という訳ではありません。
韓国GM (シボレー)も「車両協力」として、セカンドスポンサーに名を連ねます。
ついでに車ネタをもうひとつ。
昨年の秋頃、ソウルでテレビを眺めていると、「後席のシートベルト着用が義務化されます」というキャンペーン CM が大々的に流れていました。
そのためかドラマ内の後席でも、シートベルトを着用するようになりました。
以前はシートベルト着用は前席のみで、後席では着用していませんでした。
全席シートベルト着用は安全性向上のために良い事です。
と折角書いたのに、後席のシートベルト未着用シーンが、かなり混在しています。
シートベルト着用による着座位置の制約を避け、絵面を優先した未着用シーンもあるようでしたが、やはり全面的な普及にはもう少し時間が掛かるようです。
スポンサーネタが段々と細かくなり、そろそろ切り上げたくなってきました(^^ゞ
スマートフォンは、登場人物全員が最新型の 「Galaxy Note9」 です。
もちろんスポンサー提供品。 なので、
庶民でも御曹司でも、高給取りでも無職でも、スマートフォンだけは皆平等(笑)
2017年に竣工した永登浦(よどんぽ)のオフィスビル 「Young City」 が、ドラマ内企業「ボム&フード」本社の撮影場所として、セカンドスポンサーに名を連ねます。
こうして簡単に、ロケ地が判明する事もあります。 サードスポンサー群はいささか細か過ぎますが、このリストが結構長い。
撮影セット用の壁紙メーカーが4社、フェンスやルーバー等の建具メーカーが5社。
更に家具メーカーが5社、寝具やカーテン、キッチン・リビング小物等々に至るまで、スポンサー企業が名を連ねます。
なので一般家庭のダイニングに、コーヒーミルが3重連なんて事態が起こります。
オフィスの給湯室にも、小物があれこれ。
飲料メーカーがスポンサーに入るとこの光景が一変し、ペットボトル飲料が林立したり、インスタントコーヒーが山積みになったりします。 更に「衣装協力」リストが続きますが、そちら方面は疎くて全く分かりません(^^ゞ
ただその中にユニフォーム製作会社と思しき名前があり、ヒロインがアルバイトをするレストランの制服などを提供したものと思われます。
とまあ、これは画面設計が大変だなあと、妙な感心をしてしまうのでした。
別のドラマ、「この人生は初めてだから(この恋は初めてだから 2017 tvN )」の中で、駆け出しの放送作家が、PPL を実行するためのアイデア出しに悪戦苦闘するくだりがありました。
また、PPL を多用する製作システムは、その恩恵に与る事が出来ない、本格的時代劇の衰退を招いているとの指摘があるようです。
その一方で、PPL を多用した現代部分を挟む、現在視点から過去を描く(タイムスリップ等、多分にファンタジー的な)時代劇が増加したとも云われているようです。
さてと、ひたすら小物ばかり見ている訳ではありません。景色だって見ています。
先行きを思い、漢江の流れを見つめ、悩み佇みます。
特徴的な橋脚の「元暁大橋(うぉにょてぎょ)」です。
ソウルの中心部、「汝矣島(よいど)」の東側に架かります。
この橋は、かなり頻繁にドラマに登場します。
放送局のある汝矣島に架かり、岸辺が公園なので撮影向きなのかもしれません。
家を追われ、行く先を失ったヒロインが、ひとり茫然と歩きます。
空色のアーチの中を地下鉄4号線が通る、「銅雀大橋(どんじゃくてぎょ)」です。
「二村(いちょん)」と「銅雀(どんじゃく)」の間を結んでいます。
交通量が比較的少なく、橋台部が広いのでアクションシーンにもよく登場します。
スポンサーの次は、結局ロケ地かぁ(笑)
枝葉些末に入り込むのが得意とはいえ、
うーん、やっぱりドラマの何処を見ているのやら… になってしまいました。
でもまあ、ドラマのこんな見方も… 無いか(^^ゞ
(ちょこっと反省、してはいないな、おそらく(笑)
ついでにこのネタで、もう少し書いております。
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