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三沢航空科学館にいます。
11月の末なのに吹雪です。 太平洋横断に成功したミス・ビードル号のパイロットも、雪に埋もれそうです。
こんな天候なので、屋内を見学することにしました。
が、ここで問題が発生。
今、何かと話題の Li-ion電池 デジカメ装着のものを低温に晒しすぎ、パワーダウン。
なだめたりすかしたりでの撮影になってしまいました。
そうやってバッテリを酷使した結果、ひとつを過放電で駄目にしてしまいました。
バッテリの取り扱いには、注意をしないといけません。
零戦21型のモックアップが展示されています。 映画撮影用に製作されたものだとか。
こちらは「一式双発高等練習機」。
1943年9月に能代から八戸に向けて飛行中、十和田湖に不時着。
2012年9月に、69年ぶりに引き上げられた機体です。
JACに所属していたYS−11(JA8776)。 かつての「しれとこ号」。
1971年から2002年まで、主に薩南の空を飛んでいた機体です。
この展示方法は「整備中」を模していて、あちこち見ることが出来るのが面白いです。
電源ケーブルが差し込んであったり、補機が置かれていたりします。
アナログ機器で埋め尽くされたコクピット。
現代の飛行機は 「フライ・バイ・ワイヤ(電線)」 ですが、
この飛行機にはパワーアシストが全く無く、文字通りの 「フライ・バイ・ワイヤ(動索)」 だったとか。 軽自動車にもパワー・ステアリングが装備されている今となっては、
まさしくパイロットの腕ひとつ 「パワー素手」 旅客機なんて、考えられません。
オートパイロットも、装備されていなかったのだとか。
懐かしい客室内部。
物入れが全く無いので、手荷物は座席の下か、スチュワーデスさん!に預かってもらいました。
YS−11の特徴でもあった、「ロールスロイス・ダート」 ターボプロップエンジン。
あの独特の「ヒュィーン・キーン!」という、うるさい音を思い出します。
企画段階では「エンジンも国産で」といわれていたようですが、
この飛行機の成功は、信頼性の高いこのエンジンによるものが大きかったと思います。
久々に見たYS−11、懐かしさはありましたが、
細部を見て頭をよぎったのが、「偉大なる失敗作」という言葉。
よくも悪くも「唯一の国産旅客機」という看板によって成立した、
あの時代の申し子だったのだと、改めて感じます。
今回、時間をかけてあちこち見てまわり、こんな感想を抱いてしまいました。
そのあたりを最初はまとめようと思ったのですが、とてもまとまらず、
ダイジェスト版みたいになってしまいました。 今まさしく、787の電気系統が問題になっていますが、
「日本の技術力」って、昔から自動的に備わっていたものではなく、大失敗を含む様々な経験と、
それを克服しようとする過程の中で培われてきたものなのだという事実を、
「今も忘れるなよ〜」と、YS−11は語っているように思います。
でも、初期のYS−11に良くあったらしい、
「機長、脚が出てません。」
「何、後ろに行って確かめて来い。」
「やっぱり出てないみたいです。」
「よし、機体を良く振って、脚を出そう。」
シャカ・しゃか・シャカ・しゃか… ごっとん。
「ぶじにでて、よかったです〜。」
などという目には、遭いたくないものです。 三沢から羽田に戻る便、天候調査中になっています。 大丈夫かな〜。
一抹の不安を抱きつつ、空港に戻ります。
展望デッキのゲートが「調整中」。 実質無料化されていました。
「ゆきがやんで、あおぞらです」
ついさっきまで吹雪いていたのに、晴間が広がってきました。 冬の天候はめまぐるしく変わります。
MD−90がやって来ました。 JA8065号機です。
お天気の気が変わらないうちに、羽田にむかいましょう。
11月 JAL1224便 三沢14:50⇒羽田16:15 MD-90 (JA8065) 三沢空港の待合室は、自販機とトイレしか設備がないので、用事は入る前に済ませておきます。
今回もよろしくお願いします。
あれ、さっきまでは晴間があったのに、再び雪が舞い始めました。
今回の座席はどこかな〜 (しらじらしい?)。
ドアが閉まり、スポットを離れた時から雪が強くなり、誘導路の端でしばらく待機。
雪が弱まる頃合いを見計らって、翼の着雪状態を確認してからの離陸となりました。
冬場のフライトは油断なりません。
「うわぁ、くもがいっぱいだぁ」
残念だけど、何も見えそうにないね。
「おきゃくさん、いっぱいのってます。」
同業者と思しき方もちらほら…。
それでも南に下るにつれ、雲が切れてきました。 これはどのあたりでしょうか。
宮城県の上空に差し掛かると雲がなくなり、自衛隊松島基地の上空です。
引き続き、松島の上空です。
福島県 相馬港が見えてきました。
ここからルートが内陸に移ります。
福島県田村市の「滝根小白井ウィンドファーム」 の風車群が見えています。
大型の風力発電用風車は、見つけやすいランドマークです。
茨城県の上空らしい、としか分かりません。
鹿島灘から遠く犬吠崎を望むところで、ベルトサインが点灯です。
実はこの後、成田空港の横を通過したのですが、
フィルムカメラが無く、残念なことをしました。
羽田空港に到着です。
夕暮れには、まだ少し早かったようです。
さてと、乗り継ぎ表示を見てしまいますが、今回はここでおしまいです。
YS−11を丹念に観察したり、B737−800とMD−90を乗り比べたりと、
飛行機一色の一日でした。
でも、11月での吹雪体験はちょっと寒過ぎました。
冬の観光は、やはり装備が重要です。
今回のお土産「寺山修司 家出のするめ」 まあ、おやじギャグってことで。
青森といえばやはり「リンゴ」。
リンゴのグラッセを、二色のチョコレートでコーティングしました。
以前は、型の悪いものの大袋があったのですが、今はもう無いのかな。
おしまい。
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2012年こぶ〜の旅
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順序としては、2012年のラスト前搭乗なのですが、(ラストはMD−90女満別往復でした)
記事的にはこれが2012年、最後のフライトになります。
11月の下旬、冷え込んだ朝に、羽田空港からお出かけです。
朝早い時間の第1ターミナルからは、国際線越しに富士山を望むことが出来ます。
B777−200(JA8984)エコジェットの向こうに富士山。
こんな事をしていたら、あっという間に搭乗時刻です。
11月 JAL1225便 羽田07:40⇒三沢09:00 B737-800(JA306J) JEX 目的地の三沢は雪。写真が切れてしまいましたが、気温は0℃。 条件付運航になっています。
北ウィング21番ゲート付近は、飛行機が隠れてしまうのが難点です。
JA306Jといえば国内線には2機しかいない、
「JAPAN AIRLINES」タイトルのB737−800だったのに。
この日羽田のお天気が良く、東京湾がくっきりと見渡せたのに、フィルムカメラを持っていませんでした。
離陸後、デジカメがOKになったのは、ちょうど東京の東側でした。
スカイツリーを見下ろすあたりでした。
視線を上げると、東京の街の向こうに富士山が見えています。
特徴的なウィングレットと富士山を、一枚に収めてみました。
埼玉スタジアム2002が見えています。 日韓ワールドカップからもう10年も経つのですね。
茨城、栃木、群馬、埼玉の4県にまたがる、ハートの形の渡良瀬遊水地。
「みえたら、いいことありますか。」
そうだね、何かジンクスを思いついたもの勝ちだね。 えっと… (思いつかなかったらしい)
栃木県 宇都宮飛行場。 現、陸上自衛隊 北宇都宮駐屯地が見えてきました。
戦時中、かつての中島飛行機(現富士重工)の工場に隣接して、開設されました。
現在は1,700mの滑走路を持っています。 お天気が良かったのは、関東平野まででした。 栃木を過ぎると雲が厚くなってしまいました。
「あんぜんのしおりも、よんでおきましょう。」
一瞬、雲が途切れて雪をかぶった山並みが。 蔵王のあたりかと思うのですが、定かではありません。
この日は北に向かうにつれ、更に雲が厚くなってしまいました。
八戸市のあたりで一旦海の上に出ます。 ここでベルトサインが点灯しました。
この後、海上でしばらく待機。 天候の回復を待ってからの着陸になりました。
定刻にやや遅れましたが、三沢空港に到着です。
「さっきまで、ふぶきだったんだって。」
到着した時には晴れ間がのぞいていましたが、少し前まで吹雪いていたとかで、
すっかり雪に覆われています。
フェンス越しにJA306J が撮影出来て満足。
2012年4月に、熊本行きで「JAPAN AIRLINES」タイトルのもう一機、
JA301Jを捕まえ、今回2機めを捕獲。 実はこういう事が嬉しかったりします。
〔参考写真〕 2012年4月 熊本空港 B737−800(JA301J) その時の様子
一体何の事やらと思われた方に。
JALの国内線B737−800は、左の「JAL EXPRESS」 と表記されている機体が殆どなのですが、
二機だけ、右の「JAPAN AIRLINES」と表記されているのです。
〔左 JA329J、 右 JA306J〕
JALはB737−800の国内線仕様を2006から7年にかけて、手始めに3機導入しました。
その初期型がこの 「JAPAN AIRLINES」 機です。
3機のうちの1機、JA302Jは、
2011年に 「JAL EXPRESS がんばろう日本」 鶴丸塗装に変更されたので、
初期塗装が残るのは、301Jと306Jの2機だけなのです。
〔JA302J 「がんばろう日本」 函館空港 〕
この2機もいずれ 「JAL EXPRESS」 鶴丸 に塗り直されるので、
見られるのも今のうち、という訳です。 307J以降のB737−800国内線仕様は、「JAL EXPRESS サンアーク」で導入されたので、
初期塗装とは異なっています。
〔 JA318J 「JAL EXPRESS サンアーク」 岡山空港 〕
とまあ、どうでも良いネタでした。
余談ですが、あまり評判の良くなかった全席Yの(V31)は、
全てクラスJ装備の(V30)に変更されたようです。
一方でANAは最近、P席を外した(73M)を増やしているような気がします。
今回、何故三沢にやって来たのかというと、昨年の夏、北海道に向かう道すがら訪れた、
「三沢航空科学館」を再訪するためでした。
到着した時には気温が低く、風が強いながらも晴れ間が広がっていたのですが…
展示機は航空自衛隊の「F4−EJ」 57−8375号機。
マグドネル社が開発し、世界で5,000機以上が使われた戦闘機のベストセラーです。
この機体は1975年就役、小松やすぐ隣の三沢でごく最近まで活躍していたようです。
日本では三菱重工がライセンス生産をして、140機が導入されました。
こちらは三菱重工製の小型機、「MU−2」をベースにした陸上自衛隊仕様の「LR−1」。
LR−1として20機、MU−2全体としては800機近く生産されたベストセラー機でもあります。
22009号機、三沢に来るときに上空から見た、北宇都宮駐屯地に所属していたこともあるようです。
上の二枚の写真、晴れ具合の違いが分かるでしょうか。 再び雪がちらつき始めました。
ひとまず屋内に撤収。
あっという間に吹雪になってしまいました。
まいったな〜、こりゃ。
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小浜島に滞在、石垣から那覇に戻る飛行機に乗り込みました。
搭乗中の飛行機はこちら JTAのB737−400 (JA8525)
JA8525機といえば、1995年就役のJTA生え抜きの古株(V13)です。
かつては「スカイマンタ」と呼ばれていました。
11月 JTA 078便 石垣18:15⇒那覇19:05 B737-400 (JA8525) 「しゅっぱつのよういが、できました。」
何となくの余韻を引きずりながら、飛行機は石垣島を離れます。
機内はほぼ満員でした。
残照が、
だんだんと、
暗くなってゆきます。
「まっくらに、なっちゃいました。」
B737−400の
「もう、とうちゃくですか。」
定刻に那覇空港に到着しました。
便名でお気づきの方も多いかと思いますが、
JTA078便は、那覇に途中降機、燃料補給をした後、
すぐに羽田へと向かう、みなし直行便です。
そのため、那覇での乗継時間は30分少々しかありません。
なのに私たち、制限区域から出てしまいました。
「だって、るーとびあが、のみたかったんだもん。」
「つぎは、ぼくのばん〜」
「ほんとはね、おりおんがのみたいだけなんだよ。」
「し〜っ、それ、ないしょらしいよ。」
あ、ばらしたな〜
外に出た本当の理由は、
JTA078便、B737−400の普通席での長時間フライトはちょっと辛いので、
那覇で、出発時間が後の大型機に乗り換えることにしたからです。
JTA078便にはクラスJの設定が無い上に、J席開放機材も滅多に回ってきません。
また、羽田到着時刻が22:00と遅いので、更に遅らせても、自宅に着く時間が大差ないのです。 JALの那覇を出発する便は、あと二本だけになっています。
出発があと二便だけなので、昼間の賑わいとは違い、静かな空港です。
いつもは、B777−300が担当する便なのに、何となく縮んで見えるような…
JTA078を見送って、搭乗するのはこちらの便です。
11月 JAL 924便 那覇20:25⇒羽田22:20 B767-300 (JA8264) 機材変更で、B777−300が、B767−300になりました。 しかも、このシートという事は…。
近距離国際線仕様の、 「Queen Of BORO-ROKU」 JA8264号機です。
何しろ就役が1987年9月、この時点で現役生活25年の超ベテランです。
B767−300を最初に導入したのがJALなので、もしかすると、
「世界一古い B767−300」 かも?
直近での機材変更、しかも国際線機材とあってシートナンバの振り方が微妙に異なり、
機内で席を探す方が大勢。
「どあもーどを、おーとまちっくにします。」
「やかんのりりくにそなえて、きないのしょうめいを、くらくいたします。」
飛行機はいつの間にか、空の上…
「ぜんいん、せいれつしました!」
「おっと、○かいらっくすしーとで、まったりしていては、いけない。」
国際線のCクラスとしては …… なシートですが、クラスJならお得感ありです。
機長さん、機内巡回に出かけるようです。
「まっくらで、なんにもみえません…」
ここは、非常口の点検をして欲しかったな。
「うしろのぎゃれいです。 こくないせんより、ひろいです。
こくないせんの、ぺんぎんくん。 そちらはどうですか。」
「こちらが、こくないせんの、ぎゃれいです。ぺんぎんくんがおおくりしました。」
〔参考写真〕
同型機 国内線仕様B767−300(JA8975)の後部ギャレイ
機内食を積み込む分、装備品と収納スペースが多くなっているみたいです。
「うしろまで、おきゃくさん、いっぱいです。」
B777−300の500席から、232席に減ったので搭乗率が高くなったようです。
色分けされたシートが特徴的でもあり、時代を感じさせもします。
「ちゅうおうのぎゃれいです。 おーぶんがあります。」
オーブンが装備されているのも、国際線機材ならではです。
「まんなかも、おきゃくさん、いっぱいです。」
シートに個人用モニタがないので、国際線機材だとは言われないと気付かないですよね。
何故か、普通席の前二列が空席でした。
とある、CAさんとの会話
返答に困る発言、どうもありがとうございました(笑)
「やっぱりじゃんぼは、かっこいいなぁ。 しみじみ」
という訳で、ステッカーのセットを頂いてしまいました。
「ひそひそひそ…」
「そうだん、みつだん。」
「ないしょ、ないしょ。」
一体、何事?
………
………
「がったい〜!!」
はぁ〜 フォーメーションを熱心に相談していたのね…。
こんな事をして遊んでいたら、定刻に羽田に到着してしまいました。
久しぶりに?沖縄の休日を満喫し、島巡りもした4日間でした。
でも、のんびりしたり、観光をしたりすると、帰るのが余計に嫌になってしまいます。
今年は何処に(旅行に)行こうか、まだ決まっていないのですが、
どこかに 「観光に」 出られれば良いなと思っています。
お付合いありがとうございました。
今回のお土産沖縄の伝統的なお菓子 「薫餅(こんぺん/くんぺん)」
かつては王家のお菓子として高級なものだったそうで、お供えものにも使われるのだとか。
ピーナッツとゴマの白餡を包んで焼いてあり、乾き目の食感です。 「銘菓 ひよこ」にちょっと似ている?
「沖縄柄の箸」
数年前にやはりお土産で購入し、日常的に使っているものがいささか古びていたところ、
今回全く同じものを見つけ、即お買い上げ。 はっきりした色使いが分かりやすいのでお気に入りです。
おしまい。 |
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小浜島を出て、竹富島に寄り道をしました。
観光を終え、竹富港から石垣島を見ています。 離島に滞在していると、石垣市が大都会に思えてきます。
この船に乗って、「大都会」石垣島に戻らなくてはなりません。
安栄観光所属
「第8あんえい号」
余談ですが、同クラスの中古艇、4,000万前後で取引されているようです。
どなたか一隻如何でしょう。
私たちが持っていたのは、八重山観光フェリーの乗船券だったのですが、
八重山観光と安栄観光は共同運航をしているので、振り替えが可能でした。
並行航路を運航している、石垣島ドリーム観光には振り替えが出来ないので注意が必要です。
「こんどは、うしろにのってみます。」
長時間ここで揺られるのは辛いので、船室に入ってしまう方が快適なのですが、
竹富島⇒石垣島航路は、乗船時間が10分程度と短いので、
セミオープンの後部デッキに乗船してみました。
竹富島よさようなら〜
「すごい、すぴーどです。 GO GO!」
並走する船を…
ぶっちぎって爆走します。
勝利〜(笑)
あっという間に、石垣島に到着してしまいました。
行きにも立ち寄った 「八重山そば本店 夢乃屋」 で、遅い昼食というか、早い夕食といいますか…。
「石垣島塩焼きそば」 再び。
「やさいそば、にしてみました。」
バスの発車時刻が合わないので、離島ターミナルからタクシーで空港に向かいます。
11月なので、日の落ちるのが早くなっています。 石垣空港に戻ってきました。
しばらくデッキで飛行機観察をします。
珍しい飛行機が停まっています。 国土地理院所属、
セスナ208Bキャラバン 「くにかぜⅢ」 (JA315G)
「くにかぜⅢ」 は、国土地理院に所属する測量用航空機で、2010年に就役した、 [ The GeoSpatial Information 3 Authority of Japan] (右から読むと「JA315G」…)
かなり捻ったセンスだと思います…
JTA B737−400(JA8525)がやって来ました。
そろそろ搭乗待合室に行かなくてはなりません。
この空港を利用するのもあと少しと思ってか、意味の無い写真を撮っているようです。
このゲートの雰囲気が結構気に入っています。 何故か南国を感じるのです。
そろそろ搭乗時刻のようです。
11月 JTA 078便 石垣18:15⇒那覇19:05 B737-400 (JA8525) RACのボンQ300くんのほうに乗って、与那国に行きたいなぁ。
振り返って、搭乗口をもう一枚。
ランプバスに乗り込みます。
陽もすっかり暮れてきました。
未練がましく、もう一度振り返ってから、
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小浜島、はいむるぶしに滞在中。
楽しい日々はあっという間に過ぎてしまい、日常に戻る日が来てしまいます。
名残は尽きませんが、バスで港まで送ってもらいます。
港にむかう道すがら、「シュガーロード」を横目に見て、
あっという間に港に着いてしまいます。
ターミナルの名前は 「ちゅらさんばし 旅ぬかろい」、〔美しい桟橋から旅の平安を〕 と願っています。
ターミナル内の壁には、「ニライカナイ」から幸せをもたらす 「みるくさん」 が描かれています。
書かれている唄の一節は 「だんじゅかりゆし」 です。
「だんじゅかりゆし」 〔とても 幸先が良い〕 海に生きる人々の、航海の安全を願う気持ちが現れていると思います。
「だんじゅかりゆし」は、沖縄ではおめでたい席、結婚式などでもよく歌われる歌なのだとか。
「だんじゅかりゆし」の一節を。 聴いたことのある方も多いかと思います。
ゆいレールが、おもろまち駅に到着する時に流れるメロディなのでした。
乗船するのは、八重山観光フェリー所属、「サザンキング」。
石垣⇒小浜、西表⇒小浜で乗船した 「サザンクイーン」 の姉妹船です。
「こはまよ、さらば〜。」
船出というのは、いつも少し寂しいものがあります。
とはいえ八重山の島々を結ぶ高速船は、港を出ると全速全開。
感傷など置き去りにしそうな勢いですが。
「みなとに、つきました。 あれ、ここはどこだろう?」
向こうに見える大きな街は、石垣市です。
実は、真直ぐ帰ってしまうのももったいないと、竹富島に寄り道です。
「ゆがふ館」は、来訪者に竹富島を紹介し、情報を提供するインフォメーションセンターです。
館内の展示で目を引いたもの。 それは島の祭事の多さ。
旧正月に始まり、有名な「種子取祭(タナドゥイ)」。
その他にもほぼ毎月、何らかの祭事があるそうです。
「ゆがふ館」の駐車場から、竹富島交通のバスに乗って、
「皆治(かいじ)浜」 にやって来ました。 八重山の海は、やはり綺麗です。
「うみだ〜 うみ〜 ひゃっほぅ!」
機長さん、ハイテンションだね。
「うおぃ〜 ばりばり〜 ばりばり〜」
どうしたの? 何やっててるの?
「☆のすな、みっけ〜」
宝探しがしたかったのか〜。 良かったね、星の砂が見つかって。
「皆治(かいじ)浜」は、「星砂の浜」として知られています。
「星砂」は、有孔虫という小さな生物の抜け殻だというのは知っていましたが(那覇の博物館で見ました)、
まんま 「ホシズナ」 と名付けられているとは知りませんでした。
この砂浜では、ついつい足許ばかり見てしまいます。
大胆な体勢の猫を発見。 どうやら「タケトミノラネコ」のようですが、
安心しきったこの寝姿。 誰もいたずらなんかしないのでしょうね。
「〜白いサンゴの一本道は 星の砂へと続く道 石垣島出身のバンド 「BEGIN」 の 「竹富島で会いましょう」 という曲のワンフレーズを、
ふと思い出してしまいました。
「さあ つんだらかぬしゃま また はーりぬ」 は、「いとしい人よ また会える」 という意味です。
いとしい人にまた会えるか…
こんな砂浜で再会したら、盛り上がるでしょうね。
皆治浜のとなり、コンドイ浜。 再びバスに乗って、竹富島の中心にむかいます。
「ばすをのりかえます。 ちょっとかたちがかわってるです。」
「うんてんするのは、すいぎゅうさんです。 よろしくおねがいします。」
水牛車に乗って集落を 一周です。
「たけとみじまを、ゆっくりまわります。」
竹富島の集落は、昔からの街並みが残せるよう 「重要伝統的建造物群保存地区」 に指定されています。
街中が文化財なので、自宅の改築にも規制がかるなど大変な面もあるようですが、
訪れる私たちにとっては、貴重な体験です。
機長 「そのせりふ、ほんとは、ぼくがいったんだからね〜」
はいはい。 読んでるひとは、みんな分かってるって。
静かな路地を、牛車に揺られていると…
時が経つのを忘れてしまいそうです。
「でいご」 の木の下をくぐり抜けます。
奥様 「こんな大きな木に赤い花が満開になったら、綺麗だろね。 いつ頃咲くのかな。」 そんな… 私、花咲かじいさんですか?
でいごの花といえば、沖縄県の花でもあり、JTA機のドア脇にも描かれています。
水牛車で町をひと巡りした後、船の出航時刻まで少し時間があるので、周囲を散策します。
「たけとみ すかいつりーです。」
機長さん、正しくは 「なごみの塔」 だからね。
注意書きをよく読んで…
やっぱり高いところが好き。 当然のごとく昇ってみました。
塔の上で一周回ってみます。
下を見ると、登頂の順番を待つ人の列が出来ています。
竹富島で一番行列の出来る場所なんだとか。 景色を撮ったら退散です。
竹富港に戻ってきました。 短い滞在でしたが、のんびりとした時間を過ごす事が出来ました。
船がやって来てしまいました。 日常への長い道程が待っています。 はぁ〜、帰りたくないよ〜。
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