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反論 のターゲットは 「相手の論」 です。
その弱点・不備を指摘することで、もとの論が再考され、修正されることもあります。
その流れの中でお互いの認識が深まり、論が補強されます。 その流れが 議論 です。
「もとの論を理解している」 ことが反論の、「問題を共有している」 ことが議論の成立条件です。

一方、異論 はもとの論とは異なる 別の意見 です。 それが新しい視点を提供することもあります。
ところで異論には、上にあげた条件は必ずしも当てはまりません。
もとの論を理解していなくても、相手と問題を共有していなくても、異論を述べることが出来ます。
誰かが愛について語っているときにエッチについて口をはさむようなもので、まるでかみ合わないこともあります。

異論はもとの論とは別物ですから、相手がすぐに理解できるとは限りません。
むしろ一から説明しないと相手に伝わらないケースも多いでしょう。 そこが 反論 と異なる点です。
相手にそれを理解させ、相手と問題を共有することは、容易なことではありません。
簡単に述べてもなかなか相手に伝わらない。 丁寧に説明すると長くなる。 そうなりがちなのが 異論 です。

さて、ブログのコメントに、ながぁい異論を書き込む人がいます。
そんなに長くなるなら、自分の記事として発表するべきです。 そして他の人の 反論 を仰ぐべきです。
そうすることで、その意見はより説得力のあるものになるでしょう。
それを他の人の記事にコメントするのはふさわしくありません。 だって、別の意見 なんですから。

なぜ彼らは、ながぁい異論をコメントするのでしょうか?
おそらく 反論 に耐えうるだけの持論を提出できないからでしょう。
だとすれば、それをコメントしたところで相手には伝わらないはずです。
まして、それを短い言葉でコメントすると、ますます相手にはナニがナンだかわかりません。

あるいは彼らが、もとの論を理解していないか、または問題を共有していないからでしょう。
場合によっては、論をまともに読んでいなかったり、問題を共有する意思がなかったりすることもありそうです。
それでもできてしまうのが 異論 です。
だとするとそのコメントは、相手にとって無意味もしくは迷惑だということになります。

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異論、反論、勉強になりました、ありがとうございます。
自分も気をつけたいと思います。

2008/1/20(日) 午後 9:42 [ - ]

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いえいえ、気をつけていただくには及びません。 ボクは必ずしも異論が悪いとは思っていませんから。 それには新しい視点を提供するという効果がありますし、時には話の方向を変えて気分転換することも必要でしょう。 異論の悪い面が出る例があったとしても、それも含めて何でもアリなのがネットの良い点だとも言えますから。

2008/1/21(月) 午前 1:06 omori


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