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同僚の物理の教員に質問してみた。
高校の教員集団というのはなかなか便利なもので、いろんなことを質問すればなにかと答えが返ってくる。
みんなが各教科のそこそこ専門家でもあるし、なにしろ人に説明するのが商売だから、
その人が並みのレベルの教員であれば、質問者のレベルに応じてまぁまぁ的確な答えが返ってくるものなのだ。
同僚はこう答えた。 「おぃおぃその答えじゃ質問者と同じレベルじゃないか!?」 とツッコミはしなかったが、
続けて質問したら、同僚は
と。 ボクの疑問は解消されなかったが、それでも2つのことがわかった。
1つは、ボクの疑問が 的外れではない こと。 もう1つは、違いがあるとしても 微妙な差 だということ。
数時間後、彼から再び答えが返ってきた。
と。 さすが、彼は教員としてそこそこ優秀だ。 それで十分。
彼は一応なにかで調べたみたいだし、ボクの質問レベルにぴったりのレベルで答えてくれた。
それ以上の詳しい解説をボクにしてくれても、ボクにはあんまりわからんだろうしね。
さて、一昨日 (11/2) 「福島第一原発2号機で放射性物質キセノンが検出された」 ことが報道された。
「核分裂 が起きた可能性、一時的に 臨界 に達した可能性がある」 と解説された。
翌日の昨日 (11/3) になって、「臨界 ではない。 自発的核分裂 だ」 という話になった。
「心配するようなことではない」 とコメントされた。
いま問題になっているのは 「安全なのか? 制御できるのか? そこで暮らしていけるのか?」 ということだ。
すべては 程度の問題、確率の問題 なのだ。 絶対正解なんか誰も求めちゃいない。
科学的に細かく見れば、そこにはいろんな差異はあるのかもしれない。
けれども今、科学的な定義、小さな差異を問題にしているわけではない のである。
「自発的」 か否かという専門家ならではの興味・関心はさておいて、もうちょっと大きな括りで、
と言ってくれればそれで十分なのである。
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核分裂は、1つの核種が分裂して二つの新たな核種が出来ること。
原子核崩壊という言葉は余り聞かないので正しいか自信がありませんがいかのような意味だと思います。
アルファ崩壊(アルファー線を放出)、
ベータ崩壊(電子線を放出)、
ガンマー崩壊(ガンマー線を放出)
のいずれかが発生して核種の状態が変わること。
2011/11/4(金) 午後 0:18 [ ysigle ]
<ysigleさん>
α線はヘリウムの原子核と同じだから、α線を放出したら違う原子になっちゃいますよね?
ある不安定な原子 (1つの核種) が別の原子とヘリウム原子核に分かれるんだから、
「1つの核種が分裂して二つの新たな核種が出来る」 に該当しちゃうような気がするんだが 。。。
β線は電子、γ線は電磁波 (エネルギー) だから、確かに原子核そのものは変わらないね。
2011/11/4(金) 午後 4:47
実は同僚に質問したとき、ボクは
「核分裂で出てくるエネルギーは E=mc2 で計算できる分 (質量損失分) で、
原子核崩壊で出てくるエネルギーはそれ以外のもの、そういう理解でいいのか?」
と聞いたんです。
同僚の答えは 「いろんな種類のエネルギーがあるし、
原子炉の中では次から次へと変化していくんだろうし、
エネルギー別に分けようにも分けられないだろうし ・・・」
そんなことをぶつぶつ言いながら、
> さぁ、どうなんだろうね?
と言ったわけです。
2011/11/4(金) 午後 5:10