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文字遊びの始祖

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                <文字絵> by: Kalinjin.K  菊地夏林人




皆さん、幼少時代に落書きをしませんでしたか?



小学校時代、帰宅途中の道端で、空地で、砂場で、学習帳で、
悪友の誘いを断り切れず、私もいろいろな落書きを楽しみました。
もちろん、場所によっては叱られることも多々ありました。


種類も豊富であったように記憶しています。


その実体験の中で、もっとも鮮明に心象の奥底に焼きついているのが、
「 へのへのもへじ 」です。



説明の必要は無いかと思いますが、「 へのへのもへじ 」は
7つのひら仮名を用いて人間の顔を表現する、シンプルな文字遊びです。
日本人ならほとんど多くの方々が知っている、子供の遊びです。



ところが、「 へのへのもへじ 」には解かれていない謎があります。
この文字絵の起源が今でも解明されていないのです。


誰がいつの時代に、どのような経緯で考案したのか、
歴史の闇に葬られたままなのです!


ネット上には「日本へのへのもへじ普及協会」という組織が
あるのですが、学術的な検証は行われていないようです。


             * 


「 へのへのもへじ 」の伝播特性は、いつ誰から教わったか
記憶に残らないまま、確実に習得し、次世代へ伝えてしまう
という文化的感染力の強さです。


私自身、誰から教えられたか、覚えていません。
でも、誰かに伝えたような気がします。


歴史考証を検証した人がいるのかもしれませんが、
学術的な定説はあやふやな状態にあり、よくわかっていません。


案山子に多く用いられることから、
農耕儀式との関連が注目されますが、
いつだれが何を思ってはじめたのか、まったく不明です。


案山子自体の起源ははっきりしています。
古事記に出てくる「クエビコ(久延毘古)」が案山子の神様と
考えられています。


田畑の鳥獣を追い払うために、髪の毛や魚や獣を焼いて農地に刺した、
いわゆる「嗅がし」と呼ばれる行為が「かがし」〜「かかし」に
変化したと伝えられています。


また、文字の謎を仮名文字文化のほうから考証すれば、
平仮名とカタカナが考案されたのが平安時代初期ですから、
それ以前に「 へのへのもへじ 」が存在したとは考えられません。


その後、室町の戦乱が鎮まり、江戸時代に入ってから、
「ヘマムシ入道」に代表される文字遊びがはやり、
おだやかな文化が形成されたことを考慮すれば、
江戸時代に誰かが案山子にイタズラした可能性は濃厚です。


             * 


ここで暫定的な結論になりますが、私個人としては、



。。。。。。 江戸時代、案山子、イタズラ、文字遊び 。。。。。。



という起源説を提言したいのですが、
いかがでしょうか?



皆様の文字遊び体験をお聞かせ下さい。

      ( もうすでにブログでやっていますよね )(^0^)!

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