〜 元祖 Kalinjin cafe 〜 夏林人の庭

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夏林人の詩歌講座〜♪

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                                        <photo> by : Kalinjin . K
 
 
 
いよいよ秋が深まってまいりました。
 
芸術の秋、読書の秋・・・・・、以前から自分なりに空想計画していたのですが、
 
ブロ友さんのご要望もあり、今回、詩歌の技法について講座を開くことにしました。
 
不定期ですが、ときどき行いますので御自由にご参加下さい。        
 
もちろん無料です。     
 
 
                   
 
 
 
詩歌・・・・・・。 じつに幅広い分野ですね。
極論すれば、何でもありの総合文学表現法です。
 
 
それでは、初めに日本の定型詩を確認してみましょう〜!
 
 
 
 
            日 本 の 定 型 詩
 
 
 
  和 歌  ・・・・・ 五・七・五・七・七      単位(一首)
 
        【特徴】 季語のルールは特別ないが、風雅なセンスが求められる。
             枕詞や掛詞などの専門技法がある。
 
 
  俳 句  ・・・・・ 五・七・五           単位(一句)
 
        【特徴】 必ず季語を入れることがルールになっている。
             最小限の言葉で風情を楽しむ。
 
 
  川 柳  ・・・・・ 五・七・五           単位(一句)
 
        【特徴】 季語は不要。字数は俳句と同じ。
             生活からにじみ出るユーモアや風刺の感性が大切。
               
 
 
 
 
               不 定 形 の 詩
 
 
 
  歌 詞  ・・・・・ 字数の制約なし
 
        【特徴】 音楽にのせて歌うことを前提にした詩。
             リズム感や感情表現などが重視される。
 
 
  散文詩   ・・・・・ 字数の制約なし
 
        【特徴】 一切の制約から解き放たれた詩。
 
 
 
 
・・・・・と、まあ、このあたりまでは皆さん、ご存知の基礎知識かと思います。
定型詩も不定形詩もそれぞれ味わい深い要素がありますネ。   
 
 
それでは・・・・・さっそく、実例を挙げてみましょう。
 
 
 
 和 歌
                 むらさきのゆ   しめのゆ
        あかねさす 紫野行き 標野行き
                 のもり     
                 野守は見ずや 君が袖振る  
 
                                by : 額田王
 
 俳 句
 
        柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺
 
                                by : 正岡子規
 
 川 柳
 
        デジカメの エサは何だと 孫に聞く
 
                                by : 浦島太郎
                                   (サラリーマン川柳)  
 
 
 
それぞれの形式・制約のなかで、見事に表現された傑作ばかりです。
守るべき制約があるからこそ、特有のリズム感や言葉の響きが面白く
感じられると思います。
 
 
続きまして〜♪
これらのアカデミックな定義に捉われず、思い浮かんできた言葉を
自由に綴るタイプのアヴァンギャルドな詩歌をご紹介します。    
 
 
 
 妄想和歌
          げんじゅう              あおてまり
          幻獣の 瞳のごとき 青手毬
                           つ     きらめ
               雨の拍子に 撞かれ煌く
 
                                 by : 夏林人
 
 
 
いや・・・・、お恥ずかしいです。
この一首は今年の初夏に記事UPした妄想和歌です。
雨に打たれるアジサイの花を見て、突然、一首ひねりました。
 
 
この妄想和歌というジャンルは夏林人が考案したもので、
五・七・五・七・七・・・・・という古典的な和歌の字数を借りながら、
心に浮かんだイメージを言葉で紡いでいく手法です。
 
 
和歌の定番である枕詞や掛詞などの古典技法には捉われず、
自分が直感で感じた言葉をダイレクトに書き込んで仕上げます。
(最近UPしている風物詩歌は季節感をより意識した内容になっています) 
 
 
 
いわゆる短歌会などの先生に見せたら、腰を抜かすでしょう・・・・・。   
 
 
夏林人の私見に過ぎませんが、過去の形式や約束事に固執しすぎて、
人間本来の魂の奥底から湧き上がる感動の刹那を表現できないようでは、
いかに正統派であったとしても、それは二流に過ぎない・・・・・と思うのです。
 
 
まず、心の世界に生まれた感動を言葉に書き留めてみる・・・・・。
それが第一歩なのです。      
 
 
単に好きな言葉を並べるだけでも良いのです。     
 
 
余裕があれば、さらに具体的な表現技術を窮めましょう。
 
 
 
 
       夏 林 人 式   詩 歌 発 想 法
 
             〜  3 つ の メ ソ ッ ド 〜
 
 
 
  リズムを刻む   音楽的な感性を働かせて、言葉のリズム感をつかむ。
                和歌の場合、五・七・五・七・七のリズムを刻みながら、
                意識のなかに脈をつくる。
 
 
  風情を感知する ☆ 自然界に接して感動したときなど、その風情を
                 言語に置き換えてみる。できるだけ多くの言葉を
                 ノートに並べてみる。
 
 
  比喩を窮める ☆ 風景や感情をそのまま一般名詞や動詞で表わすと、
               詩歌に深みが生じないので、情景を鮮やかに想起できる
               ような比喩を用いる。
 
 
 
 
 
以上3つの心得が詩歌の基本であると私は考えています。
 
 
何か浮かんできましたか〜? フフフフフフ・・・・・・・         
 
 
 
 
 
皆様のご意見・ご感想・リクエストをお待ちしております。 
 
 

創作♪四字熟語〜

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                                              <photo> by : Kalinjin . K 
 
 
 
少しずつ秋の気配が深まってまいりました。
 
皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
読書の秋、芸術の秋・・・・・、そして創作の秋・・・・・・♪   
 
本日は「創作・四字熟語」に挑戦してみたいと思います。
 
散策中に空想しながら、勝手に作ったものを発表します。
 
 
                  
 
 
 
 
 
        創 作   四 字 熟 語
 
 
                            by : 菊地 夏林人 
 
 
 
 
   一 草 千 書 ( いっそうせんしょ )
 
        ・・・・・・・・ 一本の草にも千巻の書に匹敵する情報が含まれている。
               小さなことでも、侮ってはいけない。
 
 
 
   天 医 無 診 ( てんいむしん )
 
        ・・・・・・・・ 天才的な医師は診察しなくても患者の病を見抜いている。
               すぐれた洞察力の持ち主は全てを知っている。
 
 
 
   音 風 洗 心 ( おんぷうせんしん)
 
        ・・・・・・・・ 耳を澄まして自然界の音を聴けば、心が浄化される。
               美しい音に包まれた時空で人の魂は解放される。
 
 
 
   落 葉 土 聖 ( らくようどせい )
 
        ・・・・・・・・ 秋に落葉する樹木の葉は、やがて土に還る。
               そこに土着の神が宿るのだから、森は聖なる空間だ。
 
 
 
   月 誘 潮 愛 ( げつゆうちょうあい )
 
        ・・・・・・・・ 月の引力で海水が満ち引きするような愛。
               人知を超えた、壮大で神秘的な愛の姿。  
 
 
 
   心 海 夢 舟 ( しんかいむしゅう )
 
        ・・・・・・・・ 心の中に広い海を持ち、想念の小舟を浮かべてみれば、
               人生という名の旅路も素晴らしい可能性が続いていく。
 
 
 
   地 鈴 神 耳 ( ちりんしんじ )
 
        ・・・・・・・・ 大宇宙の中にあっては地球など小さな鈴のようなものに
               すぎないが、その微小な響きを神々は常に聴いている。
 
 
 
   笑 心 笑 命 ( しょうしんしょうめい )
            
        ・・・・・・・・ 心の底から喜んで楽しく笑うことができれば、
               全身の細胞が蘇り、生命はいきいきと輝き出す。
 
 
 
                    
 
 
 
いかがでしょうか・・・・・・・・。フフフフフ・・・・・・・・。
 
 
必ずしも古典に捉われることなく、現代の感覚で自由に言葉を生み出していく
・・・・・・という実験もなかなか楽しいものです。
 
 
それでは、秋の夜長をお楽しみ下さ〜い♪    
 
 
 
                 
 
 
 
皆様のご意見・ご感想をお待ちしています。 
 

新刊図書のお知らせ

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                      <phito>by: Kalinjin. K



ハイ、どうも........。夏林人で〜す、皆さん、こんにちは。。。。。

ええと.................、

あの................、ゴホン! 本日は晴天なり。。。。

私事ですが、じつはこのたび..........、

新しく本を出すことになりました!

え? 本は読まない? そんな.........、、、、(冷汗)

マンガは読む? ハイ、マンガみたいな小説ですから。。。。。

老若男女、少しでも興味が湧いた方々は、どうぞ、お付き合い下さい。



       *  *  *



今回出す本は『 村の樹に棲む魚 』というタイトルの小説です。

構想・執筆に約20年の歳月を費やした、短編小説集です。

過去にいくつかの大手出版社に御相談したこともあったのですが、

必ずしも好条件ではなかったため、出版に踏み切れず、

少しずつ書き直しながら今日まで熟成させてきた、

「 天然発酵文学 」とでも命名したくなる奥手の作品群です。




今回、御縁があって新潟市の太陽書房さんから上梓できることになり、

近々、正式に発刊いたします。

作品内容は幻想系小説を6篇収録したもので、

簡単に言えば、和風シュールレアリズム...... のような夢幻世界です。

人類の文明社会と科学では解析できない異界の接点を描く、

摩訶不思議な物語を6篇ほど集めました。

おおげさに聞こえるかもしれませんが、私の人生の結晶です。




すでに原稿の編集作業は終わり、今、最後の事務的処理を進めています。

あと数日で刊行に至りますので、読書家の方々に是非お求めいただきたく、

ここに御願い申し上げます。ペコリ( 照笑 )



正式な発売日は2月1日なのですが、

出版社のHPには新刊図書の紹介という形で、掲載されています。

お時間あれば、覗いてみてください。

( 太陽出版 )↓

http://www.taiyo-g.com/shousai90n.html


詳しくは、再び「 著者、新刊を語る!」みたいな記事をUPします。

皆様、どうぞ御ひいきに。。。。。(^^)




             

抜粋:森羅万象ノート

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自ら自著を語ることに、奇妙な羞恥を感じるのですが、

自己紹介・名刺代わりに、本の一部を抜粋して、お届けしたいと思います。


東洋出版から出ている「 森羅万象ノート 」はいくつかの小論とエッセイを
組み合わせた構成になっています。

その中から、個人的に思い出深い部分を抜粋し、ここに表記しますので、
みなさま是非、ご愛読いただきたく存じます。




   〜  [ 森羅万象ノート ] 〜 p.55

* 校舎跡を発掘する未来人  より抜粋 ( 著作権:菊地夏林人 )


先日、約20年ぶりに、かつて自分が通っていた福島市立松川小学校を訪れた。
近くを通り過ぎることはあっても、改めてじっくり訪れる機会がなかった。
数年前、すでに校舎の移転が行われ、今では校舎跡はただの空地になっている。
それでも辛うじて、正門の石段だけは昔のままの姿で残されていた。

私はその石段をのぼってみた。

すると、不思議な感情が湧き起こった。「これが、あの石段なのか」

....... 中 略 ....... 

小学校低学年の頃は、その石段をのるときに、ある程度の苦労を感じたものだった。
段差が大きく、勾配も急であったし、石の質も均質ではなく、歩きにくかったように
記憶している。

ところが時間を経て、こうして歩いてみると、何処にでもある普通の石段に過ぎない。

....... 中 略 .......

物質的には同じ石段を見ているのに、見ている本人がまるで異なる印象を持っている。
石段が伸び縮みするはずがない。

そのとき、とつぜん、あの絵を思い出した。
サルヴァドール・ダリの「 記憶の固執 」、柔らかい時計を思い出した。
加熱されたチーズのように柔らかく溶けた数個の懐中時計...........

そして、その「 記憶の固執 」という意味が、急に理解できるようになったのである。
それは要するに、われわれが普段かたくなに信じ込んでいる客観的尺度も、
じつは全て相対的なものであり、絶対的基準など何処にも存在しない.....
という意味なのではないか。

何か固定的なモノに尺度を求め、その尺度に基づいて生きようとする。
しかし、その尺度への認識が、時間とともに変形するのだ。

私にとって、小学校の石段は、おそらく絶対的な測量基準だった。その基準から
逸脱することは、不可能であると思い込んでいた。
今でも夢の中で、落差の大きい登りにくい石段を認識する。

じつは、それこそが、記憶の固執なのである。

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