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トワイライトエクスプレスとフェリーの旅
トワイライトエクスプレスとフェリーを中心に。スマートフォンで見ると見やすいです。

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TWILIGHT EXPRESS 瑞風の旅
2017年10月9日(月)〜10日(火)
下関→山陰コース上り→大阪

列車は下関を発車し、幡生から山陰線へと入ります。木マクラギで継ぎ目を刻むいい音です。ボルスタレス台車で波打車輪ですのでより軽快です。
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部屋のテーブルにはこのようにセットされています。ウエルカムドリンクでシャンパン。

さて、車内の探検です。
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シャワールームです。イスが置かれています。上にはレインシャワーが設置されています。蛇口をひねるとすぐにはお湯がでませんが、冷たい水は足元にある蛇口から排水されます。水圧は少し緩めです。時間制限なく利用できますが、いつかは欠水します。レインシャワーは水量が多めに出ます。ただ、壁側に近いので、もう少し手前に出てきてもいいような気がします。とはいえ、非常に快適です。

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ロイヤルでの大きな改善点です。(旧トワイライトを改善したわけではないでしょうが。)トイレとシャワーがセパレートしました。トイレは真空タンク式で隣の303号室と共通です。したがって、隣が不調になるとこちらも不調になる可能性があります。301は独立しています。

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洗面もちゃんとしたものです。鏡が大きく、丸い鏡も可動式です。窓はくもりガラスで外は見えません。

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わら細工の入れ物にアメニティーがあります。なお、このわら細工の入れ物をお持ち帰りにならないように。振動で滑るのと、持ち帰りにくいようにマジックテープで最近固定されたようです。まぁ、持って帰るなとは書いていませんが…。いざなくなると予備品はあるのだろうか、そもそもいくらするのだろうかと気になります。15万円前後の高級なものです。1人の職人さんが丁寧に製作しているため、なくなったからすぐに発注&納品とはならないようです。いずれ車内販売でも売るほどの数だけ用意できればいいですね。

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中にはいろいろあります。シャンプー類はエルメスです。外国製のものは合う、合わないがありますから、国産のものも選択できるべきですが、すみません。未確認です。念のために国産のものを持参しています(といってもトワイライトの資生堂The Amenityですが)。奥さんが外国製は苦手なので、実績のある資生堂スーパーマイルドです。ななつ星では資生堂のルモンドールが採用されています。(四季島も)ルモンドールは少し香りが強めです。

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また、きんちゃく袋もあります。

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洗面台です。なぜか、水にしてもしばらく温水が出続けます。よくあったのがトワイライト第3編成ではヒーターがあたっているため、熱湯になってしまうケースです。なかなか常温の水が出ないことで有名です。あまり寒くない冬に「保温」を入れてしまうと起こる現象です。しっかりとトワイライトの伝統を引き継いでいます。しばらく出しておくと常温の水が出てきます。

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トイレは真空タンク式。一般的な便座で機能に申し分ありません。流すボタンは緑色LEDで囲われており直観的に操作できます。これなら高齢者の方でも操作できます。また223系にある反応のいまいちなセンサー式ではなくボタン式。これも操作しやすいです。

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トイレットペーパーは丸富製紙の「緑茶の力 ペンギンティーフラボン」です。天然緑茶の消臭成分でにおいをカットしてくれます。おしゃれなグリーンロールでやさしい緑茶の香りでトイレがさわやかに。牛乳パック類100%配合で環境にもやさしい。ミシン目しっかりの高品質の長巻ロール。独自のリーフエンボス加工でふっくらソフトな手触りです。シングル、ダブル、トリプルの3種類ありますが、ダブルかトリプルのいずれかです。泉製紙の65メートルではありません!さすが!

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上には棚が置いてあり、たためます。

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開いた状態です。こういったものは便利です。(忘れ物注意ですけど)

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次はデスク周りです。デスク前の窓は開きますが、4分の1程度しか開きません。しかし、朝方窓を開けると本当にさわやかな風が入ってきます。iPadがありますが、ほとんど使いませんでした。

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インターホンがあります。9番を押すと、担当のサービスクルーの方のiPhoneに着信がいきます。とはいえ、休憩もあるでしょうからそんなに使うことはありませんでした。また、他のクルーの方も車内を通る場面がありますし、何かあればラウンジも近いので全く使いませんでした。(通話テストぐらいはしてもよかったかな?部屋番号の知照?)

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萩の切子ガラスグラスも数万円する高価なものです。飲みやすかったです。詳細はコンセプトブックをご覧ください。

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これがロイヤルツインのお部屋です。302のソファーは進行方向を向いています。広くて快適です。丸椅子は結構便利です。座ったり、カバンを置いたり、足を置いたり。

通路壁はドアになっていてしまうことができます。するとどうでしょう。左右の景色が眺められ、開放感あふれる部屋になります。最初はどうかなと思ったのですが、左側には日本海、右側には山並みが見れます。瑞風は大きい窓がありますのでこれは瑞風でしか味わえない開放感と眺望です。室内のグリーンのカーペットは部屋に通じる部分だけ廊下も同じカーペットで一体感を出しています。定員は最大で34名。お客様は少なく、廊下を通るのはたまにクルーだけ。なので、違和感はまったくありません。(自分には見られていると散らかさない!壁を閉めると散らかる習性があることがわかりました。)

窓には日よけの白いスクリーン、完全に光を遮光する黒いスクリーンの2段。そして横引きのカーテンが設置されています。ななつ星のように工芸品ではありませんが、機能的で便利です。窓が大きくスモークもはいっていないため、車外からは丸見えです。うまく使い分けると便利です。

横からみた部屋です。広いです。右のデスクの下にキャリーケースを置きました。冷蔵庫が右にあります。

このように廊下側の壁が収納できます。

広くて快適な部屋です。天井の形もおもしろい。

右がハンガーかけ、金庫。真ん中のドアがシャワールームです。

壁のソファーの座面がこのように分離します。座っていてぐらつく場合はしっかりとはまっているかどうか確認しましょう。分離して、壁面に収納されているベッドを出します。ベッドは特殊な鍵で鎖錠されており、旅客が任意に設廃することはできません。

京都の伝統技法「錺金具」です。すべて手作りで部屋ごとに同じものはない?こちらは部屋の入口付近にあるスイッチです。少し硬めです。

こちらはシャワー室入口にあるものです。

このようにロイヤルツインの部屋はよくできており、快適に過ごせるようになっています。昼間の居住性はもちろん窓も大きく、窓も開く、トイレやシャワーも使いやすく、最高の部屋と言えるでしょう。他社ではこの部屋のレベルを「スイート」と称しているようですが、リビングルーム、ベッドルームがあって、それが一続きであるなら最低限のスイートルームと言えるでしょう。ソファーを組み立ててベッドにする、ベッドの一部を利用してソファーとするのはスイートとはいえないでしょう。

そういった意味では、瑞風はスイートではない部屋をスイートとは呼んでいません。旧トワイライトのスイートはリビングエリアと寝室エリアとの区分けがきちっとあって、カーテンで仕切れている広い部屋でした。現在のスイートは「ザ・スイート」と称して鉄道車両としては本格的なスイートルームになっています。別格の存在であってこそのスイートです。

さて、列車は山陰線を順調に上っており、11:45からは瑞風茶会が5号車でひらかれます。

つづく

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