【問1】以下の16個の項目のうち、8項目は正であれ負であれ、子供の試験の 点数と強い相関を示し、残りの8項目は相関を示しませんでした。 それぞれを選びなさい。 A. 親の教育水準が高い B. 家族関係が保たれている C. 親の社会・経済的地位が高い D. 最近、よりよい界隈に引越しした E. 母親は最初の子供を生んだとき30歳以上だった F. その子が生まれてから幼稚園に入園するまで母親は仕事に就かなかった G. 生まれたとき未熟児だった H. アメリカ政府の育児支援プログラムに参加した I. 親は家で英語を話す J. 親はその子をよく美術館に連れて行く K. 養子である L. よく親にぶたれる M. 親がPTAの活動をやっている N. テレビをよく見る O. 家に本がたくさんある P. ほとんど毎日親が本を読んでくれる bebeさんが8つの回答中6つを正解するという驚異的な 正答率を出されましたので、ここで回答を紹介します。 コメントにも書きましたが、この16個の選択肢は大きく2種類に 分けられます。 一つは「親がどういう人か」もう一つは「親が何をするか」です。 「親がどういう人か」に該当するのが、 A. 親の教育水準が高い C. 親の社会・経済的地位が高い E. 母親は最初の子供を生んだとき30歳以上だった G. 生まれたとき未熟児だった I. 親は家で英語を話す K. 養子である M. 親がPTAの活動をやっている O. 家に本がたくさんある 「親が何をするか」に該当するのが、 B. 家族関係が保たれている D. 最近、よりよい界隈に引越しした F. その子が生まれてから幼稚園に入園するまで母親は仕事に就かなかった H. アメリカ政府の育児支援プログラムに参加した J. 親はその子をよく美術館に連れて行く L. よく親にぶたれる N. テレビをよく見る P. ほとんど毎日親が本を読んでくれる 実は全米2万人のデータからは、子供のテストの成績は、 「親がどういう人か」に強い相関を示し(G、Kはマイナスの相関)、 「親が何をするか」はあまり関係ないことがわかったのです。 つまり、親になってからあたふたとアクションを起こすより、 親になる以前にどう生きてきたか、が生まれてくる子供の テストの成績を決めるようなんです。 「生みの親より育ての親」と言いますが、こと子供の試験の成績に関しては、 「生みの親」の影響の方が高いようです。 ただし、 これはあくまで「子供」時代の成績の話。 例えば、「K. 養子である」の場合。 確かにこの調査では、子供の試験の成績とはマイナスの相関を示し、 「育ての親のがんばりは報われず」 と出るのですが、その後大学生ぐらいまでを追跡すると、似たような境遇の、 でも養子としてもらわれなかった子に比べ、高等教育を受けている率が 高いと出ています。 小さいときは遺伝の影響が大きいのですが、長期的な視点で見ると そのハンデは後天的な教育で挽回できるというのが、この調査の結論です。 日々子供の勉強の面倒を見ているのも、無駄にはならないんですね!!
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2006年12月10日
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