クラシック音楽

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武蔵野市文化会館で、ピリスを聴きました。

初めてナマで聴くピリス。
しかもチェロ(パヴァル・ゴムツィアコフ)との競演も交え興味深いプログラムでした。

プログラムにあらかじめ曲間の拍手とアンコール無しが断ってありましたが、
なるほど、ショパン晩年の作品ということで、ショパンへのオマージュを込めてということでした。

大ホール満員(チケット取るのに苦労しました)は、水を打ったような静けさで、
エチュード19番op。25-7 チェロとピアノの作品から始まりました。

ピアノソロ、ソナタ3番に続いて リストの悲しみのゴンドラというチェロとピアノの
ほんと〜に悲しげな静かな水面がうかぶ曲で前半終了。

後半はマズルカと、チェロソナタ。

最後の最後は、ピリスが全身から想いを搾り出すような演奏で、
ショパンの最後の作品のマズルカヘ短調op.68-4を弾きました。

あんなに寂しげな曲だったとは今まで感じずに聴いていましたが、
こみ上げるような透明感のある響きに、思わず目頭が熱くなりました。

演奏後ステージの照明が落とされ、会場が一瞬真っ暗になり、ショパンへの追悼を思わせました。

ピリスのピアノは、美しかったし、チェロの音は柔らかく胸に届きました。

楽譜のなぞ

西原稔先生(音楽大学の教授)のセミナーを受け始めました。

「名作に隠された謎、バッハ、ベートーヴェン、ショパン」という3回のシリーズです。


今日は第一回目で、「バッハの作品の謎」

私は、以前から、バッハの作品の「イタリア協奏曲」っていう題名が謎でした。

フランスやイギリスは組曲なのに、ピアノだけの演奏なのにな〜?と。

今日のお話は、なんとそんな謎を解き明かすお話から始まってのです!

それは、若きワイマール時代のバッハが、ヴィヴァルディの作品を編曲して作ったのが、

イタリア協奏曲だそうです。

ヴィヴァルディの「調和の霊感」作品3-9と、バッハの協奏曲BWV972は同じ曲でした。

その後もバッハは、オーケストラを聴いて分析し、フーガやオンベンションでも、

「リトルネロ」という作曲法で、パターン化した作曲をしていきます。


バッハの作品は偽作が多く、その見分けは、楽譜に隠された緻密な様式が違っていることなど

判断基準があるようです。

平均律といえばバッハですが、有名なピアノ作品《平均律クラヴィーア曲集》の原題は

《ほどよく調整されて調律法によるクラヴィーア曲集》 だそうです。

その当時の調律方は、「等分平均律」でなく、「不等分平均律」。


18世紀、ちまたで聴かれていた歌など、今の調とはまったく違う、今現在のピアノには

現せない音程だったそうです。

今の人々が聴くと違和感があるでしょうね。


何曲かの楽譜を実際ピアノで演奏しながら、リュートで爪弾いた音の表現を探したり、

通奏低音のパイプオルガンの動きを発見したり。

バッハの音楽の表現は、奥深いし、解釈もさまざま。

でも、ずーっと聴いていて絶対飽きないのは、なぜなのか?

私にとってのバッハさんが、グンと濃厚になって近づいてきた、良いお話でした。


来月はベートーヴェン。 今から楽しみです。

QUARTET

晩秋の上野の森に、「クアルテット・エクセルシオ」の演奏会を聴きに行きました。

もう何年も聴いているアンサンブルです。

同じメンバーで続けるクアルテットは安心して定期演奏会に足を運んで楽しめるような気がします。


モーツァルト3番K.156 ベートーヴェン4番、7番。

プログラムを読むと、4人がそれぞれの音楽のこだわりを出し合って、研鑽していることが伺えました。


アンサンブルの醍醐味は、掛け合い。

それぞれの楽器が胸のすくようなリズムとデュナーミクで心地よく受け答えあう流れは

つい一緒に体が揺れそうになります。

ゆったり音楽に浸れた夜でした。



上野に行く楽しみの一つは、上野公園在住のニャンコにあうこと。

コンサート前に、とっぷり暮れた夕方。カフェテリアは、もう閉まってました。いつもはそこにぞろぞろいます。

諦めてホールに向かったら、いました!

ワンカップのお酒を飲みながら、2匹のニャンコにエサをあげてたおじさん発見!

そのうち一匹のニャンコはあったかそうなかわいいセーターを着てました。

嬉しくて、おじさんにご挨拶して、心のそこで、ニャンコに「よかったね〜」と告げました。


で、向かったホールは大混雑!

大ホールでは、ワレリー・ゲルギエフ指揮 ロンドン交響楽団のコンサート。

う・ら・や・ま・し・い!!!

小ホールでのコンサート終演後、大ホールから聴こえるプロコフィエフ。

いけません、いけません。

今聴いてきた、ベートーヴェンの余韻が消えます。


帰りの高速道路からの都会の灯かりは、すっかり師走の景色でした。

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生のピアノ演奏は、聴くたびに祈りに近い、なにか神聖な気持ちが支配して、

その時間が永遠に続いてほしいと思うものです。


そんな、だ〜〜〜い好きなピアノですが、

始めて聴く曲は、格別にワクワクします。


今回出会った新たなる曲は、リストの『歌劇「ドン=ジョヴァンニ」の回想』


クラシック離れした、そのリズムやダイナミックなスケールは、驚きを通り越して、

ミュージカルを観てるような、パフォーマンスの醍醐味を味わえました!!!


しかし、そんなリストを弾いてくれたピアニストには感謝と崇拝に値する気持ちでいっぱいになります。

高度なテクニックはモチロン、挑戦するファイトと、あくなき精神的な集中力、

そして、冒険の情熱なしでは、ありえない、すごい音楽だと思います。



江尻南美さんは、そんな冒険家気質のピアニストかもしれません。

ドイツで10年間、自分の音楽を真摯に追求し、彼女にしか出来ない一つの世界を作り上げつつある、

すごいピアニストだと、私の中では、注目のピアニストのひとりです。

 
ヨーロッパで活躍する彼女は 日本での演奏会は、限られてしまいますが、今回の帰国で、3ヶ所の

演奏会が企画されています。

その一つのコンサートに行ってきました。


餃子で有名?な宇都宮の公演。始めて訪れたその都市は、我が家から2時間。

圏央道、外環道、東北道で、意外に近い街でした。


開演10分前に到着し、ホールの座席に沈み込んで、始まったリサイタルは、

ベートーヴェンのソナタ30番の、うつろなうっとりのメロディで、ウンウンって気持ちよく

体にしみ込む快感で始まりました。


ところが!!!

次のプログラムでいきなりショック!!!!

リストの『歌劇「ドン=ジョヴァンニ」の回想』は、私のピアノ大好き人生で、

始めて出会った、「どうなってんのよ!!!!」の曲でした。

バラキレフ「イスラメイ」やストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」など、難曲は

彼女の演奏で出会ったのですが、またまたショッキングな世界でした。


リストさんは、いわゆる編曲と称して、いろんな他者の音楽を魅力的にアレンジして

楽しませてくれる、貴重なピアニストですが、モーツァルトの傑作オペラを再構築した

その曲も執念深いほどの、情熱に満ちた後世の私たちには、お宝の財産です。


で、で、それを披露してくれた『江尻南美』には、拍手しかありません。

ありがとう!よくぞ演奏してくれました! なんです。


結構長い演奏時間ですが、会場はかたずを飲んで? あまりにもダイナミックな演奏に

え〜!?という感じで、聴き入っていました。

難曲中の難曲ともいえるヴィルティオーゾ作品と称されるその曲を、ことも無く魅力的に聴かせる

彼女のチャレンジャー精神に、脱帽。


他にも、リゴレット・パラフレーズもありの、豪華なプログラムでした。

同じプログラムで、来月10月16日、長野県民ホールでも公演します。

また聴きたいな・・・・・♪

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ステンハンマルは、スウェーデンの作曲家(1871〜1927)

あまり世の中に知られていない、その名前ですが、ドイツの音楽からの影響をうけつつ、

近代北欧の音楽に影響を与え、スウェーデンにおいては「第2の国歌」と言われる曲

「スヴァーリエ」を作った現地では、有名な作曲家です。


そのステンハンマルの曲や、スウェーデンの音楽を日本に紹介する活動をしているのが、「ステンハンマルの会」です。

縁があって、何年か前から、サロンコンサートや、今回のような、ホールでのコンサートを聴きに行っています。



13日(日)オペラシティのコンサートホールで催された演奏会は、

スウェーデンの作曲家が、近代、東洋に影響されて作ったと言われる、歌曲やピアノ曲など

室内楽を中心に紹介されました。

和歌を詠む日本語のイントネーションや絵画などからインスピレーションされた音楽は、

東洋というイメージをどう捕らえたかが、いまひとつつかめない感じでしたが、

北欧独特のリズムや、音の飛び方が、新鮮な心地よさでした。


すべての曲は聞き覚えないものでしたが、そんな時に思うのは、

そんな始めて出会う音楽を生かすも殺すも、演奏者の腕と感性。

聴衆に伝えるものが、少しでも魅力的するのは、ほんとうに難しいでしょうね。


若いメンバーばかりの演奏者は、真摯で、まじめな演奏でした。

美しいメゾソプラノの歌曲は、澄み切った北欧の空気を伝え、

華麗なピアノ演奏は、うちに秘めた情熱?を、ホールいっぱいに響かせてました。

満席の聴衆も、そんな魅力を受けとって帰ったと思います。





そして、そして、サプライズがその後に・・・・・。

帰り道、友人に夕食に誘われたのですが、入ったレストランで、私の少し早めの誕生日のお祝い

をしてくれました。

ドイツから帰国中の友人が、帰国までにもう会えないとの事で、その夜、計画してくれたのです。

もう一人の友人と3人、美味しいフランス料理とワインで乾杯。

密かに準備していてくれたプレゼントが、ビックリなことに、2人とも同くマグとソーサーでしたが、

ドイツと日本で買ったのに、同じようにカップをイメージしたことが偶然とは言え驚きました。

で、一つは、私の好きな「リサとガスパール」ドイツからは、おしゃれなニャンコの柄。

お二人とも、私のツボを熟知した大事なお友達です。

ほんとに、ほんとに、ありがとう〜♪ 幸せな夢のようなひと時でした。

年齢は! 秘密・・・・・。でも、いくつになっても誕生日はいいもんですね。

ちなみに、19日がほんとの誕生日で〜す。

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