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製作年度:2011年 製作国:日本 上映時間:95分
1000円で邦画を観る会のブロ友、めーちゃん。と一緒に観たジブリ作品は本年81本目.
1980年に『なかよし』に連載された同名コミックを原作に宮崎駿の企画、脚本で、 2作目となる息子の宮崎吾朗監督で映画化した長編アニメーション. 声優陣は豪華、主役の二人に長澤まさみ、岡田准一.他に竹下景子、石田ゆり子、 風吹ジュン、内藤剛志、風間俊介、大森南朋、香川照之. 1963年の横浜を舞台に、学生運動に身を焦がす若者たちの姿と、 出生の秘密に揺れる一組の男女の恋の行方をノスタルジックに綴る. 1963 年、横浜.港の見える丘に建つ古い洋館“コクリコ荘”. ここに暮らす16歳の少女、松崎海は大学教授の母に代わってこの下宿屋を切り盛りするしっかり者. あわただしい朝でも、船乗りの父に教わった信号旗(安全な航行を祈る)をあげることは欠かさない. そんな海が通う高校では、歴史ある文化部部室の建 物、通称“カルチェラタン”の取り壊しを巡って 学生たちによる反対運動が起こっていた.ひょんなことから彼らの騒動に巻き込まれた海は、 反対メンバーの一 人、風間俊と出会い、2人は次第に惹かれ合っていく…. 主人公;海が朝起きて下宿の住人含めた家族の食事を作るさまが淡々と 描かれるのが冒頭のシーン…丁寧な食事作りのシーンがまずこの作品への 好印象を初期設定されてしまった.ある意味でジブリらしい. 宮崎吾朗はかつて「ゲド戦記」で父宮崎駿に面と向かって対峙したが、 いとも簡単にうっちゃられた….5年後この作品では、ジブリらしさや父の作風を 追ったようなフシが見られる.やんちゃな放蕩息子の帰還…というところか. 正統なジブリ路線の一作の印象. 話しの中身は昭和30年代の青春ドラマ.年齢でいうなら今の60代が過ごした昭和. 今で言う所の“団塊世代”のノスタルジー. 宮崎駿らしい、ベタで青い恋愛と学園青春物語…. 若い世代にはちと“たるい”内容かもしれぬが、副長あたりにはほどほど. 釜で炊くご飯、ローラーで絞る洗濯機が郷愁をさそう. そして、さかんに劇中歌で流れる、坂本九の『上を向いて歩こう』. 打算のない一途な恋、スポーツだけではない文化系高校青春物語、 そして、船乗りの生活と生き方…ベタでも今にも通ずるテーマと あざとくない表現で見てて余計な刺激がなく、快適な観心地. 作画的には、「耳をすまして」や「想い出ぽろぽろ」みたいな 街中や自然の風景のパースペクティブさが少しプアで、 作画スタッフも世代交代していることを実感. 声優陣は豪華だけど、クレジットを見なければ誰が演っているか 判らないほど自然な吹き替え.これで良いと思う. 最後の締めはCMでも盛んな、『さよならの夏〜コクリコ坂から〜』手嶌葵. ベタな曲だけど、良くも悪くもこの作品を好く表す佳曲. 「借りくらしのアリエッティ」の米林宏昌監督と供にこの宮崎吾朗が、 ポスト宮崎駿、ポスト高畑と、ちゃんとジブリ路線の継承を固めてきたこと を確認できて、ひと安心…の一作. アリエッティとは違う意味で好きな作品. 次が楽しみ…. |

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テレビで流れる歌のメロディーが覚えられなくて
年だわ どうしても最初のメロディを繰り返しちゃう やっと覚えたけど
あの歌い手好きなの
ゲド戦記でも歌ってたけど
大人になったわね
って映画の話に全然で<(_ _)>ぽち
2011/7/18(月) 午前 10:37
今回は安心して楽しめそうですね!
ゲド戦記の時のように登場人物が全員暗い・・・
重たい作品ではなさそうですね。
耳をすませばが大好きな私としては 日常にある素敵なお話ってのも好きなんですよね〜。
2011/7/18(月) 午後 2:58
きみちゃん.
ベタな歌謡曲…の印象ですが、好きな曲です♪.
ゲド戦記からもう5年、監督も歌手も育ちますかね.
2011/7/18(月) 午後 6:58
mokoさん.
実は副長も「耳をすませば」路線の大ファン.今回は“安心”の一作です.繰り返し観てもいいなぁ.
2011/7/18(月) 午後 7:00
私も思った以上に楽しめました。大人向けかと思いました。
TBさせてくださいね。ポチ☆
2011/7/18(月) 午後 9:24
吾郎さんの作品と思うと申し訳ないのですが、少し観るのに迷いが出ます(汗)
でも大丈夫って事ですね。
それを聞いて安心して観に行けます♪
2011/7/18(月) 午後 9:59
きゅさん.
あぁ、そうですね.まるで子供向けではありませんね….今どきの高校生が観たらどんな感想ないなるのでしょう?古くさいですかねぇ….
2011/7/19(火) 午前 0:05
ひかりさん.
少なくても“ゲド戦記トラウマ”は払拭できるかと思います.
方向は間違っていない…感じがします.もっともジブリって試行錯誤の連続ですよね.全てが正しいわけではない.
2011/7/19(火) 午前 0:08
知らなかった…80年のなかよし?さすがにもう読んでなかったわ。。。
2011/7/19(火) 午前 6:11
めーちゃん.
そんなのをちゃんと押さえて企画しちゃう宮崎駿おそるべし…(笑).
2011/7/19(火) 午前 6:13
吾朗監督・・・ジブリを、父を、自分の運命を受け入れたような。
そんな監督2作目だったのでは・・・と、感じました。
トラバお願いします!
2011/7/19(火) 午後 10:46
くるみさん.
大人になりましたよね、吾朗監督.“コクリコ”がひなげしで、しかもフランス語だったなんて知りませんでした.仏検2級なのに(爆笑).
トラバありがとうございます.
2011/7/19(火) 午後 11:37
実はこの映画、なんの先入観もなく観てみようと思い、一目置いている副長さんのレビューもあえてスルーして鑑賞してきました。
副長さんとは同世代なので、ノスタルジーを感じるポイントがほぼいっしょ。でも、朝食作りのシーンが好印象の初期設定とか、宮崎駿に一度反発してやはり駿路線を継承することになった吾朗といった視点は私にはなかったもの。「そうか!」と、いま感心しているところです。
2011/7/28(木) 午後 5:33
まんちさん.
この作品、父と子の物語なのですが、私には駿と吾郎の宮崎“父と子”の物語に映して見えてしょうがありません.荒れた息子の父への柔解…、なんて読み過ぎでしょうか?
2011/7/29(金) 午前 0:25
ジブリ作品に詳しくないのでチャコティさんほど読み込めなかったのですが、けっこう楽しめました。
人間って当時の生活様式で十分だったのかもしれません。
TBさせてくださいね。
2011/8/2(火) 午後 10:51
Cartoucheさん.
懐かしくて、輝いていた'60年代.モノは無くても心豊かな時代だったのですよね.「上を向いて歩こう」が妙にフィットした作品でした.
トラバありがとうございます.
2011/8/2(火) 午後 11:10
とっても素敵な作品でした。
子供が小さい時からみたジブリとは少し路線こそちがってるかもしれませんがこれはこれで宮崎駿さんの描きたかった作品なんだと。
そして吾郎さんが監督をして何ともジブリの力を結集してましたね。
私はすきですね〜
2011/8/8(月) 午後 7:46
あっ!そうそう声優さん私も同じ感想です!誰がってほんと気になりませんでしたね ̄TBお願いします。
2011/8/8(月) 午後 7:50
ひかりさん.
この作品は駿と吾朗の父子の葛藤の場でもありました。子の柔解と私は読みました。
2011/8/9(火) 午後 9:30
ひかりさん.
この作品の声優の仕事は立派で感心することしきりデス♪トラバありがとうございます。
2011/8/9(火) 午後 9:33