チャコティの副長日誌

まだまだヤフーブログ使い倒しますよ(笑)

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制昨年:2019年 制作国:日本 上映時間:113分


週末気分の木曜の夕方、柏の葉のMovixで観たのは観たくて
しょうがなかった問題作.本年累積116本目の鑑賞.

“権力の監視役”としてのマスメディアの力が急速に弱まっている
現代の日本で孤軍奮闘する現役新聞記者による同名ベスト
セラーを原案に、官邸とメディアの深い闇をリアルかつ赤裸々な
筆致で描き出した衝撃の社会派ポリティカル・サスペンス.

主演は「サニー永遠の仲間たち」「怪しい彼女」のシム・ウンギョンと
「不能犯」「孤狼の血」の松坂桃李.
共演に本田翼、北村有起哉、田中哲司.
監督は「デイアンドナイト」「青の帰り道」の藤井道人.

日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育った東都新聞社会部の
若手記者・吉岡エリカは、記者会見でただ一人鋭い質問を繰り返し、
官邸への遠慮が蔓延する記者クラブの中で厄介者扱いされるばかりか、
社内でも異端視されていた.

そんなある日、社会部に大学新設計画に関する極秘情報が記された
匿名FAXが届き、吉岡は上司の陣野から調査を任される.

やがて内閣府の神崎という人物が浮上してくるが、その矢先、当の
神崎が自殺してしまう.神崎の死に疑問を抱いた吉岡は、やがて
同じようにかつての上司であった神崎の死に疑問を持つ内閣情報
調査室(内調)の若手エリート、杉原拓海と巡り会うのだったが….

以上は<allcinema>から転載.
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この時期にこの内容での力作、しかと観させてもらった.
作りが丁寧で、カメラワークも特に好きなテイストで、
観ていて気持ちが良い.良い監督だと思う.

そして演者たちの熱演がなにより.
ヒロイン:シム・ウンギョンの日本語セリフに不満な方もいるようだが、
日本人の父、韓国人の母、アメリカ育ち…という設定なら、及第点だろう.

トライリンガルのはずなのに、韓国語は封印し、流ちょうな日本語と英語で
押し通すのは、今どきの反韓国の風潮を配慮してか?
美人でないのも好感がもてる一因子だ.

そして又も難役に挑んだ松坂桃李、これも及第点だろうか.
エリート官僚、外務省から始めたキャリア、内閣府内閣情報調査室に
配属されて、その仕事内容に疑問を持つ純朴な性格を持つ.

それに反して内調室長:多田を務める田中哲司はダークな官僚の
役を演ずる.官僚にも色んな人種がいるとは認識するも、この役柄には
今さらながら憤慨せざるを得ない.

国家安定には今の政権安定が第一義とし、それを守らんが為に
非合法な手段をもいとわない.政権に忖度しまくるし、マスコミ操作に
精を出しまくるその姿勢は、まぎれもない現政権の特徴に符合する.

デモる人たちを片っ端から素性調査を命ずる…犯罪者予備軍だから
と決めつけてだ.ラストの捨て台詞も心にくさびを打たれた.
「日本の民主主義なんか形だけで良いんだよ…」.

そんな内調に翻弄される腑抜けのマスコミも描かれる.
名こそ出ないが今のNHKみたいなものだね.

劇中に流れるTVニュース討論会の内容が辛辣で思わず、ドラマを
離れて聴き入ってしまう.あの内容が本制作者の本当に言いたいこと
なのではないのだろうか.腑抜けのマスコミと官邸の癒着の訴求だ.

腐った官僚の所業は描いてはいるが、現政権の明らかな否定は
していないから、外圧を受けにくいのだろうか.巧みに検閲をかわすような
作りの脚本だ.メージャー公開される理由も判る気がする、

この時期に、この内容で、公開することに意義があると思う.
心意気の公開、良心の上映だ.
出来るだけ多くの人に観て欲しいと切に思う.

これを観ても、まだ貴方は現政権政党に投票するのだろうか?

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この映画を見て、それでも「このくらいやれなきゃあ政治はできない」と現政権擁護の方も多いのは驚きでした。
腐ったリンゴの中で自らも腐っていることに気が付かない、と思いましたね〜。

>巧みに検閲をかわすような
作りの脚本だ.メージャー公開される理由も判る気がする
同感です。

2019/7/14(日) 午前 9:06 じゃむとまるこ 返信する

> じゃむとまるこさん
閉塞感からの打破を望むの人々が米日共通にマジョリティ化していることをひしひしと感じます.だが、その行く先を見据えている人は居ない…それが今だ現政権高支持率の理由ですよね.

2019/7/14(日) 午前 9:22 チャコティ副長 返信する

> チャコティ副長さんへ
ものすごいツケを先送りしているわけでこのままではお先真っ暗ではないでしょうかね〜、国のありようなどお構いなし、政権維持と個人の野望という今だけ政権だと思うんですけどね〜。
TBお願いいたします。

2019/7/14(日) 午前 11:18 じゃむとまるこ 返信する

> じゃむとまるこさん
現総理の4選は無いとしても、これらの傾向を継ぐ者は出てくるはず。真っ暗は間違いなしですね。今のこの国民じゃ止められません。

2019/7/14(日) 午後 1:25 チャコティ副長 返信する

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2019/7/14(日) 午後 1:30 きみちゃん 返信する

> きみちゃんさん
こちらにもナイス!ありがとうございますっ。

2019/7/14(日) 午後 1:50 チャコティ副長 返信する

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本作は観に行かねばと思っています。今だからこそ、ですね。
現政権支持層は若い人に多いそうです。昔が良かったとは一言では言えませんが、現状を疑って打破したいと思う学生が少ないと思うのは私だけでしょうか?

2019/7/14(日) 午後 2:34 アンダンテ 返信する

> アンダンテさん
そう、今だからこそ…です。
打破しようにも、その担い手が皆無なのも問題なのですね。

2019/7/14(日) 午後 2:53 チャコティ副長 返信する

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お腹がくちくなったら、眠り薬にどうぞ。
歴史探偵の気分になれるウェブ小説を知ってますか。 グーグルやスマホで「北円堂の秘密」とネット検索するとヒットし、小一時間で読めます。北円堂は古都奈良・興福寺の八角円堂です。 その1からラストまで無料です。夢殿と同じ八角形の北円堂を知らない人が多いですね。順に読めば歴史の扉が開き感動に包まれます。重複、 既読ならご免なさい。お仕事のリフレッシュや脳トレにも最適です。物語が観光地に絡むと興味が倍増します。平城京遷都を主導した聖武天皇の外祖父が登場します。古代の政治家の小説です。気が向いたらお読み下さいませ。(奈良のはじまりの歴史は面白いです。日本史の要ですね。)

読み通すには一頑張りが必要かも。
読めば日本史の盲点に気付くでしょう。
ネット小説も面白いです。 削除

2019/7/14(日) 午後 9:15 [ omachi ] 返信する

> omachiさん
ご紹介ありがとうございます.

2019/7/14(日) 午後 9:32 チャコティ副長 返信する

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シム・ウンギョンの起用が、大胆であり彼女らしくない役所というのは挑戦作だなと思います。
内調はここまで露骨なのかが気になりますが、リアルなのか、幻想なのかですね。
TBお願いします。

2019/7/16(火) 午前 7:02 atts1964 返信する

> atts1964さん
内調の実態はあの通りだと思ってます。
だってマスコミの報道を見ていれば自然と分かることです。トラバありがとうございます。

2019/7/16(火) 午前 7:10 チャコティ副長 返信する

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