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ふたりでもぐもぐ食べてるとこを、その女子に見つかって。『チャマひどーい』って言われて。俺とヒロは、その日からクラス中の女子から無視されるように(笑)」

増川「俺もさ、まあその子もこっそり人目がないところでくれれば良かったんだけど、人前でチョコ貰っちゃったから、超恥ずかしくなっちゃって。それで、『やったよ俺チョコ貰っちゃったよ、みんなで食えよ』みたいな感じで。女の子の気持ちも考えずにね。『すっげー、これ銀紙に入ってるよ』とか言って」

直井「今考えると超歪な形してたよな(笑)」

増川「『固ぇー』とか言ったりして、チャマと一緒に。そういうの女子から見たら、ねえ」

直井「で、クラス中から無視されて。でも、その無視されてることすら楽しいんだよね(笑)」

増川「でもね、俺この前、佐倉のライブん時の飲み会の後にその子と再会して」

直井「あっ、そうだよな!」

増川「そうなんだよ。だから一応ね、言ったんだよ、『ほんとごめんね、あん時。あとありがとうね』って。そしたらまあ普通に、『いいわよいいわよ』みたいな感じだった」

直井「で、ヒデとの出会いが小5。俺、こいつほんとすげえ、『なんてセンスの持ち主だ』って思ったの。集会委員会で一緒になったんだよね。伝説の集会委員会。なんかいろいろ集会を運営するの。たとえば『豆まき集会』とか(笑)」

3人「あはははは」

升「俺は小5の時からやってて、面白いからそのままやってたんだけど」

直井「俺小6からだっけ?」

升「そう、チャマ小6から。で、それまではただ普通に司会するだけだったのに、なんか小6から自主的に劇をやったりとか始めて」

直井「やってたね。あと、チェッチェッコリってダンスがあって、それをみんなに広めるにはどうしたらいいかって真剣に考えて」

升「たしか『なわとび集会』かなんかで、全然関係ねえのに『チェッチェッコリやろうぜ』ってなって」

藤原「ふふふふふふ」

直井「俺とヒデちゃんと、もうひとりの男の子と、まあ何人かいたんだけど、そいつらと全員組んで」

升「それでチャマが、全校の千人ぐらいいる前ですっげー踊ってた(笑)」

直井「全部オリジナルの踊り(笑)。で、それ観て千人以上笑ってるだけ(笑)。ただ笑わせたかったの。で、『豆まき集会』の時に『豆太郎』ってのを考えて。俺が豆太郎で、ヒデちゃん鬼の役で。それでもう、ドッカンドッカン」

升「ドッカンドッカンだったよね」

直井「そん時に俺、こいつ(升)なんてすっげーセンスの持ち主なんだって思ったの。世界が広いって思った。それまで俺とヒロとが築いてきた黄金時代があって、俺らが世界で最強だって思ったの。でもこいつは、ちょっとやっぱ世界が広いわって思った」

升「なんか神懸かってたよね、あそこにいた奴ら全員。集会委員会の奴らと、あと面白いからっつって別に関係ないのに連れてきた奴と。委員会に入ってたのにつまんないからってなんもやらせない奴とかもいたよね(笑)」

直井「俺ら鬼だったよね」

升「すっげー厳しいの」

直井「でも俺もヒデちゃんもリーダーとかじゃなくて、どちらかっつったら、なんつうんだろ…格はなかったよね」

升「なかった。どっちかって言うと、実行する時に輝きを発するタイプ(笑)」

直井「あははは。タケロンって呼ばれてたひとがいたんだけど、そのひとがほとんど構成を考えてて。すごいんだよね。『豆太郎』って劇なんだけど途中からウルトラマンになったり。なんかいろんなもんが出て。それで俺が最後に言ったアドリブの言葉が──最後おばあちゃんが死んじゃうんだけど、その死んじゃう原因が、なんか俺が『死んでくれ』みたいなこと頼むから死ぬんだよね(笑)。したらそれで、校長先生面々に呼ばれて、『人の死っていうのをそんな軽く扱っちゃいけない』って大怒られして。それで集会委員会は幕を閉じたよね(笑)。で、最後に5枚の反省文を書かされた」

升全員(笑)」

直井「そのおばあちゃんが死んじゃうことだけじゃなくて、今までのこと全部についてね」

升「1年間の悪行をね(笑)。もうね、最後ほんっと怒られたことしか記憶にない」

直井「それがヒデちゃんとの初めての出会いだよね。で、俺、その中でも小4の時、藤原に1回会ってるんだよ」

藤原「小1でも会ったよね」

直井「小1でも会った。あのね、その時は『プルート』っていうファミコン屋さんがあって。そこで会った時に、俺、『もっちゃん!』って呼んで。ほんっと嬉しくて。それははっきり覚えてる。全然変わってなくて。その頃、俺にとってもっちゃんって、なんかガッチャマン…『ガッチャマン』っていうアニメあったじゃん。で、すごいガッチャマン…声がすごいね、『オイ!』って感じだったの。『こっち行こうぜい!』って感じだったの。それがすごいガッチャマンの主人公の声に似てたんだよ。なんか『〜ぜ』とか、結構、不良的な言葉遣いするのね。俺が『何々だよね』って言うと『オウ!』って言って。カッコいい。そういうのが変わってなかった」

藤原「うししししし。でも小学校の俺って、結構…結構アングラだったね。アウトサイダーだった。底辺だった。学校相手に闘ってた。なんか全員底辺みたいなとこあったしな、俺の周りは。やっぱ俺、バカだったよ。2階から飛び降りたりしてたもん。『土があると平気』っていうのを証明するために(笑)。『昨日テレビでやってたけど、高いとこから飛び降りても下が土だと大丈夫らしいよ』とか言って。『嘘だ、死ぬに決まってる』『じゃあ飛んでみるよ』って、それで飛んだりとかして。すっげー痛かった(笑)。でも生きてた。あれは秘密裏に行われた度胸試しだったね。それがすべてを物語るかって言ったら、どうかわかんないけど。でもそういうことやってて、それで結構周りはついてきてくれてたかもしんない。なんとなくそうだったかもしんないな。でも…大体友達のこと嫌いだった(笑)。大体嫌いだった。嫌いな奴ばっかだった。なんかご機嫌とりでさ、大概、先生の」

直井「俺らそっちじゃなかったよね」

藤原「だから俺が行ってた王子台小は良い子ちゃんが多かったんだよ。チャマ達が行ってた臼井小は結構──」

直井「不良学校」

藤原「不良学校。王子台小の奴は大体臼井小の奴らを恐れてたから。あの、ジャスコがあってそこに行くんだけど、臼井小の奴に会ったら気をつけなきゃっていうのがあったんだよ。まあ臼井小の一部だけど。そこにチャマとか升は全然入ってないんだけど」

直井「うん」

藤原「チャマとか升とかは…チャマはもう、『もっちゃーん!』みたいな感じだったよな」

直井「うん。やっぱりほんとに、幼稚園の時に仲良かったとかだけじゃなくて、やっぱり藤原はリーダー格だったから。だからその後、中学になった時も、藤原に再会するってのがすごいデカいことだった。俺のイメージはやっぱヒーローはヒーローのまま。だからなんかね、中学で会えて超嬉しくて。『もっちゃーん!』って呼んだら、『お前、まだそうやって呼ぶのかよ』って下駄箱で言われたことがある」

藤原「ああ、なんかそんなような感じだったね」

直井「で、隣にいた友達紹介してくれたの」

藤原「あ、あと小4の時に増川と『ドリームボックス』っていうおもちゃ屋さんで再会したよね。俺、増川のことしっかり覚えてて。もう声がね。声聞こえた段階で思い出したの」

直井「声、ほんとすごかったよね」

藤原「そうそう。ミニ四駆流行ったんだよ、そん時。で、『ドリームボックス』っていうおもちゃ屋さんにミニ四駆のコースがあって、そこにみんな走らせに行ってたの。もう、いろんな地域の学校の奴らがそのおもちゃ屋さんに集まってて、ミニ四駆を走らせてたの、自慢の。俺『アバンテ』っていう愛車を持ってたんだけど。で、その日アバンテを持って走らせに行ってたの、新しいモーターを積んだから。そいで、コースのあるおもちゃ屋さんの裏側に回り込もうとしたら、(高い声で)『見て、俺の超速くね?速くね?』って言ってんの聞こえて。ソッコー思い出した。この声ぜってーって。それまで1ミリも思い出さなかったのに、ソッコー思い出した。で、行ったらやっぱその顔があるわけで。『俺お前のこと知ってる、増川だべ』って話しかけて。したら(高い声で)『俺、確かに増川だけど?』って言って」

直井「ぶはははは!」

藤原「『俺のこと覚えてる?』って言ったら、外人さんの"I don't know."のジェスチャーやったの」

直井「それやりながら『さっぱり』とか言うのが流行ってたんだよね」

藤原「で、俺のことは一切忘れてたの。でも、中1の時に再会して同じクラスになったら、こいつから俺に話しかけてきたの。(高い声で)『俺お前のこと覚えてるぜ、幼稚園一緒だったよな』。意味わかんねえ」

増川「ははは!」

藤原「頭ん中ほんとどーなってんだよ(笑)」

増川「(笑)たぶんね、繋がってなかったんだと思うんだよね」

藤原「あ、俺のイメージみたいのが?」

増川「こいつの名前が藤原だっていうのとかも覚えてなかっただろうし、小4で会った時は。まあでも、一緒のクラスだったっていう事実だけはたぶん知ってて。それで中学ん時に、名前を聞いて思い出したんだと思う(笑)」

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