野の花・山の花

三重県(&周辺)で見られる花の図鑑 です。

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カッコウアザミ_2

キク科 カッコウアザミ属
( 新エングラー体系、クロンキスト体系、APG景類体系はキク科 )

和名:カッコウアザミ 【霍香薊】     

学名:Ageratum conyzoides L.
花期:5〜10月
草丈:30〜60cmの1年草扱い
生育地:道ばたや空き地など
分布:本(関東以西)〜沖 (帰化植物)

参考:平凡社「日本の帰化植物」 PL.118 P.225
   日本帰化植物写真図鑑 1 P.313
引用:米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」
(YList),http://ylist.info( 2017年1月29日).
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2年前に見つけたカッコウアザミですが、詳しい観察をして
いなかったので少し気になり、また行って観察してきました。
ところが何十倍いえそれ以上に周辺に増えていて驚きました。

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↑ 道路の反対側にもたくさん生えていました。

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↑ 頭花の直径は4〜8mmでした。(きちんと測りました)

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↑ ちょっとピンボケですが、茎に粗い毛があるのが分かります。

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↑ はやく花が咲いたところは薄茶色になった総苞片だけが残り、
果実と冠毛(ピンボケの部分です)が残っているところもありました。

イメージ 6

↑ 熟した果実(痩果)は黒く、5個の芒状の冠毛は果実とほぼ同じ長さでした。

イメージ 8

↑ 少し気になるのは、総苞片に疎らに白い毛があることです。
平凡社の日本の帰化植物には、カッコウアザミの総苞片は無毛で、
オオカッコウアザミの総苞片に開出毛があると記載されています。

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それでカッコウアザミではなくオオカッコウアザミではと思ったのですが、
某掲示板でMMさんに「カッコウアザミとオオカッコウアザミの相違点」に
ついて教えて頂き、冠毛が長いことからカッコウアザミで納得しました。

カッコウアザミの総苞片は無毛は、疎らに白毛があることもある、と
しておいた方がいいようです。図鑑の説明は適切でないこともあります。

2年前に観察していなくて気になっていたこと、総苞片の毛の有無と
香り(少し触っただけで、いい香りがしました)を確かめることができ
少し遠くなのですが、思い切って観察に行ってよかったと思いました。

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5年後にも、果実(痩果)を撮ることが出来ました。
5個の芒状の冠毛もはっきりと分かります。

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カッコウアザミは熱帯アメリカ原産の1年草で、世界の熱帯から温帯南部に
普通に帰化している畑地雑草。全体に白毛を布き、葉は対生、枝の上部では
互生する。花色は白から淡青紫色で、果実は黒く光沢があり、5個の芒状の
冠毛は果体とほぼ同じ長さで、種子繁殖をする。和歌山県以南で帰化状態に
あり、沖縄、小笠原では通年発生 [分布情報]に三重県は記載されていない。





撮影場所:三重県中部・山地道路沿い
撮影日:2011.12.6 / 2016.12.3

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