|
7月25日のF1ハンガリーGPでクラッシュし、頭蓋骨骨折で現在入院中のフェラーリのフェリペ・マッサの代役として、2006年に引退し、現在はフェラーリのアドバイザーを務めるミヒャエル・シューマッハーが第11戦・欧州GPからドライバーとして復帰する(産経新聞)。 ミヒャエル・シューマッハーをご存じない方のために、簡単に彼を紹介させていただく。ドライバーズチャンピオン獲得7回(歴代1位)、通算優勝91回(歴代1位)、通算ポール・ポジション獲得68回(歴代1位)などなど、F1のほとんどの記録ホルダーで、史上最高のドライバーの1人と言っていいだろう。その強さから「皇帝」と呼ばれていた。2006年に引退。ドイツ人。 私はミヒャエルには特別の感情がある。決して強豪チームではなかった90年代前半のベネトンで孤軍奮闘、マシンの開発にも貢献し、コンストラクターズチャンピオンを争えるチームにまで育て、自身も2度ドライバーズチャンピオンとなった。その姿がすごくクールで、僕の中では、アイルトン・セナと双璧をなすスーパースターとなった。 名門Ferrariに移籍してからもその強さは変わらずで、1999年にはFerrariを16年振りのコンストラクターズチャンピオンに導き、その年から6年連続チャンピオンという偉業の立役者となった。ミヒャエルも5回ドライバーズチャンピオンとなった。 私がイギリス留学していた時、F1中継は午後1時くらいからあるのだが、ドイツ人の友人とブラジル人の友人と昼食を食べながら、フェラーリを応援していた(当時のフェラーリのドライバーはミヒャエルとブラジル人のルーベンス・バリチェロだった)。F1がきっかけとなってこの二人とは親友になれたので、そういう意味でもミヒャエルに感謝している。 私自身は、またミヒャエルが見られるというだけで興奮しているのだが、彼には2年以上のブランクがあるため、周囲には厳しい見方もある。ミヒャエルのマネージャーのウィリー・ウェバーは、「現役時代、彼は可能な限り完璧に近づこうとした。しかし今回、完璧にはなり得ない。彼は今季型の車に乗ったことすらないんだ。これはギャンブルであり、彼のスタイルではない」と語った(同)。 確かに2年以上のブランクは大きいし、新しいマシンへの対応も課題ではあろう。ただ、ミヒャエルが走るというだけでハッピーになるF1ファンは世界中に星の数ほど存在するし、ミヒャエルが何か新しい伝説を作ってくれるのではないかと期待するファンもいる。何より、彼の再登場は、分裂騒動など暗い話題の多かったF1界において、明るいビッグニュースとなる。勝っても勝てなくてもそんなことは関係ない。ミヒャエルがサーキットで走ることが重要なのだ。 ※エラーが出てしまうので、フェラーリを英字で記述している箇所があります。
※写真はAP・ロイター |
全体表示
[ リスト ]






走るだけでハッピー、確かにそういうところはありますね、私の世代もそうです。
現役時代はあまりの完璧主義と強さから半ばヒール的に見られることもありましたけど、やっぱり影響力は強かったですね。
マシン開発能力に長けた彼にとっては確かにギャンブルの要素もあるかもしれませんけど、ともかく人気低迷のF1にとっては久々の話題ですね。
ともかくも見てみようかという気にはなります。
2009/8/3(月) 午後 11:51
Yadaさん、おはようございます。
是非、F1を観戦してください!僕はF1が日本で放送され始めた頃からのファンで、中嶋悟の活躍に歓喜し、セナ、プロストの争いにドキドキし、セナの死に涙してきました。
ミヒャエルがどれくらいやれるかは未知数ですが、ベッテル、ハミルトンなどの若き天才たちとどういう闘いをするのかは、非常に面白いと思います。
2009/8/5(水) 午前 6:08