伊豆大島海中観察記

海の寄生・共生生物図鑑/海を支える小さなモンスター

大島の海

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コケギンポ類考察。

以前ガラスハゼ属・ウミショウブハゼ属の考察を書きました。
今回はゲストの方の情報を基にコケギンポ科・コケギンポ属を考察したいと思います。
まず先に手元の資料が最新ではないのでご理解ください。

まずは今回の全体写真です。
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コケギンポ科の一種ですね。眼上皮弁が。。。という声が聞こえてきそうですがきちんと整理する必要があります。
イメージ 2
上記の写真はほぼ全て?の特徴が認識できます。
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背鰭第1・2棘間に明瞭な黒点があります。
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上記2枚の写真から眼上皮弁が左右1列ずつ、3対なのが解ります。
よってこの後はコケギンポ・アライソコケギンポ・シズミイソコケギンポに絞らせてもらいます。
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鰓蓋上部には明瞭な黒色斑は無く、次の特徴になりますが胸鰭基底は明瞭な黒色点ではなく斑模様に思えます。
イメージ 8
右サイドですが全てが同様に思えます。
よって手元の資料を追っていくとコケギンポ(Neoclinus bryope)に近いのではと思います。

ちなみに上記コケギンポはコケギンポ科・コケギンポ属に含まれる種名です。余談ですが「コケギンポ」と呼んだ場合、種名を指すのか科や属名を指すのか曖昧になります。「コケギンポ類」となれば含まれますが、それはコケギンポという「科」や「属」があって「類」と呼べるものと思います。話はそれますが「ハナダイ」というダイバーは沢山いますがその分類はありません。よって「ハタ類」(ハタ科)か「ナガハナダイ類」(ナガハナダイ属の意味)で使うのが妥当です。どっちにしても正しい表現をした方が良いのではと思います。一般的ではないというなら。。。あなたは理解しようとしている人なのか自問してみてください。

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