一番舞台
夜桜の精に魅せられて黒地の裾に花のあしらい
薄紅色の恋吹雪
ひらとはらりと銀扇
あなたを偲んで舞う胸にあの夜の桜が乱れ散る 夜桜の下で逢おうと言ったあの約束を忘れまい
漆黒の衣装を身にまとい闇に紛れてひっそりと あなたに逢いにゆくつもり 忍ぶる胸は百花繚乱 きっとあなたは待っている 訪なう人もないあの夜桜の下 ちりり焦がれてさす紅が 紅蓮の炎を舞いあげる 恋しいあなたは遠く微笑む そのたもとにそっと包んで あなたの夢の中へと抱き寄せて 乱れ桜に舞うは儚い恋おどり 夢でいいたとえ一夜の逢瀬でも
愛しいあなたと契りたい 旧館「♪田舎のおっかーんちへようこそいらっさい♪」より転載
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