テラ・インコグニタに出会う

アスペルガー症候群(知的障害と言語の遅れのない自閉症)のOLです。 初コメントの際は書庫「初めての方へ」をご覧下さい。

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 カッタウェイさんの「本当じゃない友達ってなんだろう?」で、学校や職場におけるコミュニティ(小グループ?)論が展開されていました。そういえば、私も「新米の心得」で、新人はそのシマを統括するベテランにあいさつの上、しばらくは腰ぎんちゃくを務めるべし論を展開しました。これも、既存のコミュニティに参加することを示します。

 そこでひらめいたのですが、漠然と人間関係がうまくいかない人(特定の誰々さんとうまくいかない、というのでなく)というのは、コミュニティの存在に気づいていないか、軽視しているからかも知れません。
 私も今、あの小グループをコミュニティと名付けたことによって、小学1年からあった様々な謎が一気に氷解して参りました。これが集団生活内部における人間関係の胆なのではないかと。名付けの効用です。

 私も個別では友達はいたのですが、遠足の時、一緒にお弁当を食べるグループ分けなどの時はいつも余ってしまいました。先生が無理にどこかのグループに入れてくれました。
 小学校低学年から既に、先生までもが、クラス内にいくつかのコミュニティが存在することを前提に学級運営をしているとは、いかにコミュニティを作るというのが人類の本能であり、生活の知恵として有効であるかがわかります。そして、人は人間関係のあり方をコミュニティ内で学んでいくのです。

 中学では、コミュニティ同士の勢力争いもあるので、私のような者でも何とかどこかのメンバーにしてもらえました。中学以上になると、実技系の授業時間、文化祭などの学校行事は、コミュニティの力なしでは乗り越えられません。
 しかし私がいじめられている時、メンバーが助けてくれることはありませんでした。コミュニティは学校生活維持のために必要な組織ではありますが、友達とは限りませんし、いじめられている時助けてくれないから友達でないとも言えません。友達は困った時助けてくれる人ではないのです。むしろそんなこと言い出す人の方がうさん臭いと見て差し支えありません。

 さらに、高校では、部活動や委員会もからみ、複数のコミュニティに所属することも少なくありません。部活動や委員会がらみのメンバーの方が友達としては気に入っていても、同じクラスのメンバーが第1優先コミュニティという位置づけでした。
 クラス替えがあっても前のメンバーとは友達だと思っていたら、びっくりするくらい冷たくされました。
「今のクラスで友達作らないと駄目だよ」
やっぱりコミュニティメンバーは友達とは違いますね。コミュニティが解散したら終わりです。それがわからない私は、委員会が終わっても前の委員会メンバーを友達だと思いこんで嫌がられたのでした。

 大学ではクラスはありましたが、高校ほど意識することもなく、クラスが第1優先コミュニティとは限らなくなってしまいました。この辺からコミュニティとの関係が急激に難しくなっていくのです。
 長くなってきたので、続く。(明日以降)

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なぬー!!僕もビックリです。わかりましたいろいろ。コミュニティでつか。こりゃ続きが楽しみです。 削除

2007/1/28(日) 午後 4:44 [ みつくる ] 返信する

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すごいでしょ、すごいでしょ。トラバ先を読んでいて、いろいろコメント交わしていて、そういうことだったのかーーと思いつきました。集団と集団の関係、個と個の関係、集団と個の関係など、異文化的にもいろいろ派生しそうです。

2007/1/28(日) 午後 4:55 chargeup2003 返信する

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トラバありがとうございました。さすがchargeupさん,私がなんとなく感じていた曖昧模糊とした不可解さを切れ味鋭く分析して,私が思いつかない色々なことを発見してくれます。続きが楽しみです。

2007/1/28(日) 午後 6:32 カッタウェイ 返信する

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こちらこそ、面白いネタありがとうございます。お陰でコミュニティというものが見えてきた気がします。異文化交流議論を多少なりとも意識して書いて下さったでしょうか。

2007/1/28(日) 午後 6:58 chargeup2003 返信する

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「続く。」あわわ、続きが非常に気になりますです。これから大学編・職場編と続くのでせうか。ちょうど良い時期に非常に参考になる記事ができそうな予感。

2007/1/28(日) 午後 7:15 そら 返信する

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そらさんのコメントを参考にしました。3部作を予定しておりますが、コメント欄のヒント次第ではさらなる新作が生まれるかもです。そらさんの参考になるほどの作になるかわかりませんが。

2007/1/28(日) 午後 8:17 chargeup2003 返信する

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異文化交流議論を意識・・リアル社会での葛藤のうち,ブログに書いても問題なさそうな部分を,「ハケンの品格」をきっかけに少し書いてみようかと思ったのでありました。度胸のない私には,あれが精一杯か・・。

2007/1/28(日) 午後 8:54 カッタウェイ 返信する

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あのようなことが日々行われているのですね。観察眼のない私には気づきませんでした。とてもリアルでした。

2007/1/28(日) 午後 9:21 chargeup2003 返信する

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コミュニティの場合,友情よりコミュニティの存続が重要視されることは考えられることで,そう考えると理解しがたい(長い目で見るとろくな結果を招かないのが明白でも,忠告もしないし仲介もしない。)行動を理解する糸口ができます。そのときは,もうコミュニティは存在しないのですから。

2007/1/28(日) 午後 9:32 カッタウェイ 返信する

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友情よりコミュニティの存続、そう、その辺を知らないとトンチンカンなことになりそうですね。コミュニティが解散した後も続く友達ももちろんいたけど、コミュニティを介さない友達もいたから、必ずしも友達を得るシステムではない、私には情報網的システムに見えます。空気読む読まないというのも、情報戦が関わっているようです。

2007/1/28(日) 午後 9:42 chargeup2003 返信する

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私から見ると,彼女たちにとってのコミュニティは,職場にいる時間をいかに快適に過ごすかの同盟であって,それ以外のことは度外視しているようにも見えます。それに気付いていない構成員もいうようにも。だとすると,このコミュニティの存在は,組織にとって,また当該構成員にとって,必ずしも有益なものではないのではないかという気もします。

2007/1/28(日) 午後 10:22 カッタウェイ 返信する

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それが偏見でないことを願います。私にはコミュニティは苦痛でした。でも楽しそうに見せないといけませんでした。男性は「女の子たちは仲良しでお気楽」みたいに言うことがありました。全然お気楽でなかったのに。

2007/1/29(月) 午後 9:07 chargeup2003 返信する

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