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アニータと別れ、寂しい日々が続いている。
ある日、去年の暮れに日本人街Little Tokyoで出会ったアメリカ人女性の
バーバラのことを思い出したので、電話をしてみることにした。
夜10時頃電話をすると、彼女の母親らしい女性が電話に出て、すぐバーバラに
替わった。
『ハイ!マイク!久しぶりね。』
『俺のこと覚えてくれていてありがとう。』
『私はネパールのカトマンデューへ旅行に行ってた。』
『写真撮ってきたの?』
『近いうちに会う?その時写真見せるわ』
『じゃー今週末土曜日に会おうか?』
『土曜日はシーラとSwapmeetフリーマーケットに行く予定なの』
『何それ?Swapmeetは?』
『パサディナのフットボール場のローズボールで家庭の不用品、洋服など何でも持って行って売ることができるところ』
『面白そうだな』
『知らなかったの?』
『知らなかった』
『それでは、どうすればいい?どこで何時に会う?』
『バーバラが指定してくれよ。俺はわからないから。自分の車で行くから』
『それでは土曜日の朝5時にハリウッド大通りとロバートソンドライブの近辺で
シーラと待っているから』
『わかった』
大樹は浮き浮きしてきた。
やはり身近に女性がいなければ生きがいを感じない。
土曜日の朝4時に起きて着の身着のまま(大樹は年がら年中ジーンズとTシャツだが)
で約束の場所にハリウッドフリーウエーに乗って行った。
すでに、彼女たちは来ていた。
彼女たちの車は、華やかな真っ赤なマスタングだ。
後部座席には満杯に何やら積んでいる。
パサディナフリーウエーで会場まで彼女たちの後について行った。
朝6時なのに大変な出店者が大勢並んでいた。
朝食がまだなので、会場入り口にあるカフェテラスで、メキシカン料理のアサダコンボ
とコーヒーを注文した。彼女たちはハム&エッグ。
7時に入場し指定された場所に行き、早速彼女たちの車に積まれている品物を出す手伝いを
した。
出していると、次から次へと客が来て売れていく。
これはすごい!
《そうだ!アニータの家具など色々、ここに持ってきて売ればいい》と考えた。
アニータの物であることは、彼女たちには内緒だ。
『バーバラ!俺チョット色々回って見てくるよ』
『いいわ。 はいこれお小遣い。売れたから。』と言って20ドルくれた。
フリーマーケットは面白い。なんでもある。グラス(大麻)も束にして黒人が売っていた。
バカでかい会場だ。一日では回れそうもない。
車も売っている。アンティークも。
大樹は癖になりそうだ。
《そうか。変なバイトをしなくても、毎週末フリーマーケットで稼げることができれば、
平日は落ち着いて勉強もできるし、学費も稼げそうだ。またイミグレーションも心配ないし。》と思った。
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昔のRoseは土曜日にフリマをやっていたんですか?今は第2日曜ですね。入場料も高いですねえ。
2009/10/2(金) 午前 8:16 [ kaz*_*iu*a_199* ]
kaz*_*iu*a_199*さん。コメントありがとうございます。
当時はローズボールでのフリマは毎週土日あり、入場料は無料でしたよ。
2009/10/3(土) 午後 9:42 [ MikeJp ]
先程はご訪問ありがとうございました。
オイラもフリマフリークなんス。
本場のフリマは一度行ってみたいッスね〜。
以前、会場にバスで乗り付ける『日本から行くフリマツァー』があったんですが 行きそびれてしまいました。
2009/10/14(水) 午後 1:30
すごい、でも、もんだいはさいず。
2013/2/12(火) 午前 0:47 [ ぜ ]