今日もぼちぼちオルガン弾こう

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6月9日 礼拝の奏楽曲

6月9日(ペンテコステ)の礼拝は奏楽当番です。
聖書箇所は使徒言行録2章39-42節。説教題は「霊の降り、主の招き」で、説教後の賛美歌は183番(1954年版)「主のみたまくだりまし」です。

わたしたちの教会ではローマの信徒への手紙の講解説教が進行中なのですが、9日はペンテコステなので、使徒言行録の聖霊降臨の記事が選ばれています。
奏楽曲を選曲する前に、いつものとおり牧師と打ち合わせをしました。

ペトロの説教を聞いた人々は大いに心を打たれ、ペトロとほかの使徒たちに「兄弟たち、わたしたちはどうしたらよいのですか」と言います。
すると、ペトロはこのように答えました。「悔い改めなさい。めいめい、イエス・キリストの名によって洗礼を受け、罪を赦していただきなさい。そうすれば、賜物として聖霊を受けます。この約束は、――(中略)―― わたしたちの神である主が招いてくださる者ならだれにでも、与えられているものなのです」(38-39節)。
この言葉を受け入れた人々は洗礼を受け、その日に3000人ほどが仲間に加わりました。

牧師がおっしゃった要点は次の通りです。
①悔い改めのないスタートはない。まずわたしたちの罪、痛み、不足、欠けを認めるところからすべては始まる。
②洗礼は聖霊の働きによるものである。
③悔い改めて洗礼を受けることで、教会が増し加えられていく。
以上を踏まえ、前奏には悔い改めを促す曲、後奏にはペンテコステの定番の曲を と要請されました。

わたしが選んだのは↓のとおりです。
前奏:R.Shephard / Were you there ?   あなたもそこにいたのか(讃美歌21-306)
後奏:P.C.Buck / O Spirit of the living God   聖霊ゆたかに(讃美歌21-406) 

悔い改めとは一般的に神と反対の方向(罪)を向いている状態から神の方向へと向きを変えることですが、今回の聖書箇所の文脈に即すれば、わたしたちが十字架につけて殺したイエスを神は主とし、またメシアとなさった。これをわがこととして認めるということだと思います。
人々が悔い改めて洗礼を受けるきっかけとなったペトロの説教が語っているのは、以下のような内容です。
イエスこそ神から遣わされた方であり、神はお定めになった計画により、あらかじめご存じのうえで人々に引き渡されたが、人々は律法を知らない者たちの手を借りて十字架につけて殺してしまった。しかし、神はイエスを死の苦しみから解放して復活させられた。
イスラエルの全家は、自分たちが十字架につけて殺したイエスを神は主とし、またメシアとなさったことを知らなければならない。
そこで、主のご受難の一つ一つの場面に対して「深い深い罪に / わたしはふるえてくる」と、またよみがえられた場面には「深い深い愛に / わたしはふるえてくる」と歌う「あなたもそこにいたのか」(讃美歌21-306)による曲を前奏として選びました。
教会暦的には受難節に賛美される曲ですが、以上のような理由からあえて9日の礼拝の前奏に用います。

後奏は定番の曲をということだったので、 Komm, heiliger Geist, Herr Gott あたりにしようかな とも思ったのですが、讃美歌21をパラパラめくっていくと、406番「聖霊ゆたかに」に目が留まりました。
「聖霊を受けて イェスを主と信じ / 十字架の勝利を 伝えよ、世界に。 / ハレルヤ」(第5節)
ペンテコステ礼拝が終わって世に遣わされていくにあたり、ふさわしい歌詞の賛美歌だと思います。
伴奏譜の部分をハレルヤ付きで1節弾いて、後奏とします。

【ストップリスト】
あなたもそこにいたのか
低音部Diapasonn8'、高音部Melodia8'+Celeste8'。
聖霊ゆたかに
低音部Diapason8'+Viola4'、高音部Melodia8'+Flute4'+Treble Coupler。

【使用楽譜】
あなたもそこにいたのか
100 Hymn Preludes for Manuals (Kevin Mayhew 1996)
聖霊ゆたかに
讃美歌21-406の伴奏譜
イメージ 1


例によって、練習は譜面をじっくりと眺めるところからスタートです。
脳内で音を鳴らしつつ指の運びをイメージし、弾きにくそうな部分を弾きやすくするための工夫を考えたり、フレーズの歌い方を確認したり。
このひと手間で、実際に弾けるようになるまでの時間がかなり短縮されています。
ナマの楽器の音を出せない朝早くや夜遅くのような時間でも気兼ねなしにできる。これもいいところですね。
どれくらいのテンポで弾くかについても楽譜を見ながら試してみるのですが、今回、説教の後に歌う「主のみたまくだりまし」には驚かされました。
1954年版讃美歌では二分の二拍子で、「二分音符=96」。メトロノームに合わせて歌ってみると、速いこと、速いこと。
歌うのもえらく忙しいけれど、弾く方もこの速さではたいへんだろうなぁ と思い、念のため讃美歌21ではどうなっているか見てみました。

讃美歌21では342番「神の霊よ、今くだり」。同じく二分の二拍子ですが、テンポは「二部音符=60」。
歌うのも弾くのも、この速さなら余裕をもってできます。
54年版と21の両方に載っている賛美歌は21の方がテンポが速い場合が多いような気がしますが、これは逆。珍しい・・・
礼拝では「二部音符=60」で賛美することにします。

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何とも不思議なテンポ表示ですねぇ。
会衆が一番歌いやすいテンポを見つけて、奏楽者はそれで弾くというのが大切ですよね。
会衆をリードしつつ、でも早く行き過ぎないテンポって奏楽者にとって悩みどころですけどね・・・

2019/6/12(水) 午後 5:28 [ おるがん太郎 ]

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> おるがん太郎さん
ほんと、そうです 讃美歌に記載してあるテンポを目安に実際に歌ってみて、これくらいがいいだろうと思われる速さで弾くようにしていますが、会衆はオルガンを聞きながら歌うので、気を付けていないとどんどんテンポが遅くなっていきますものね。礼拝では「しっかりついてきてよー!!」と念を込めつつ(!?)弾いています
「主のみたまくだりまし」の54年版のテンポ表示は、もしかしたらミスかもなぁ と思います。礼拝であの速さで賛美するのはちょっと無理なような気が・・・

2019/6/13(木) 午後 7:19 [ にゃあ ]


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