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桐島君何があったんやろ…
いつまでたっても桐島君は現れません
同級生たちの行動や思考に現れる桐島君の情報を通して、「桐島君てこんな子かも…」という想像をしながら、私の中の桐島君を育てていく感じで読み進みました
高校生の日常、はやっているもの、今興味のあること
全国どの高校に行っても17〜8歳の彼らに大きな違いはないのだろうけれども、一人一人はちょっとだるく、でもちょっと一生懸命に進もうとしていたり、進む道を探していたり…
場面場面で現れる人間関係の核になる、うまくやっていける生徒が投げた小石(自らが石となったのかな)そのさざ波の中から見える今の子の揺れ。
高校生にとって、部活はそのすべてと言っても過言ではないけれど、あるときそこから決別しなければならないときが必ずある。
それを痛いほど感じる母親の私でした
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本
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時々おじゃまするオモモさんが掲載されていたのを見て、その表紙と題名にピピンとくるものがあって読んでみました。 |
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優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる…女の愛の迷いを冷たく見据え、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス。 by中村 妙子氏(アマゾンにて) 主婦の多くは常日頃「ホントのうちの人たちは皆私がいなくなったらどうするのかしら」と家中の責任を一人で背負い込んで、担いだ荷物をきちんと振り分けたり、洗ったり、捨てたりしているつもり… 家族の気持ちは私が一番よく理解していて、誰と誰が食事の時に一緒に並んだ方がよいか、皆が私に一度に用事があるときは誰の話を優先させるべきか、色々気をもんでいるものです。「私がいないと、この家はうまくまわりっこないわ!」 ところが主人公は母親一人ではなく、それぞれがそれぞれの人生の主人公。育つ課程で、母親を見抜いてしまうんですね。恐ろしいですね。母親の価値観は…、母親の大切な事は…。 外から見ていると、子供達の様子や夫の様子から、彼女の傲慢が窺い知れるのですが、悲しいかな、強く、正しい彼女には、本当の事を忠告してくれる人がないのですね。 一緒に家庭をまかなっていくはずの夫も、彼女のきっぱり正しい価値観に抗う言葉や、行動を見いださず、ただ働いて経済を支えている、という役割に甘んじているのです。そして子供達には優しく、理解がありそして、してはいけないことをきっぱりと導く立派な父親なのです。 主人公は鉄のように堅い倫理観を持ってまっとうに生きていますが、砂漠の中で3日間、何もすることなくぽつんと時間を過ごさなければならなくなったとき、初めて自分自身と向き合ってしまうのです。そしてひどい自己嫌悪、自責の念にかられ、うちに帰ったらダーリンにもっと思いやりを持って、許しを請う。子供達にも…と涙を流して神に誓うのです。 でもやっぱり。三つ子の魂100までとはよく言ったもので、住み慣れた自分の家に着いた途端、あの寂しく心細い決意はどこへやら! 何も知らずに暮らす彼女は幸せなのか…いえ彼女は知っているけれど、見ないふりを決め込んだのです。 「私がうまくきりもりしていれば、この家は安泰だわ!やっぱり私がいない間にこの家は殺風景で物足りない感じになっているわ」 私も、よかれと思ってしていることで家族に嫌な思いをさせていることも多いのだと考えさせられる。あのとき主人は何を言いたかったのだろうか、どうしたかったのだろうか。娘は、息子は、義父は… ちょっとしばらくは、悶々と色々考えてしまいそうだ。受験生を持つお母様は、来年読まれた方がよいかも知れない。 |
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なぜか、谷崎を読んでしまった。「卍」私には向かないと思いながら、全部読んでしまった。最初から最後までどろどろしていた。息子に「どんな本?」と聞かれて返事に困った。「倒錯した本」と答えた。「へー、盗作しはったんや…」あわてて、「いや倒錯した人間模様や」と訳のわからない答えをして、も一度読み直した。純粋だろうか。駆け引きだろうか。スリルだろうか。暇つぶしだろうか。騙したり、嘘付いたり、芝居したり、精一杯なのに、建設的でない生活。そもそも建設的って…。愛とか欲とか情とか人間の本質の一部(傍から見たら恥部)でも魅力的で読み切ってしまった。私は誰に似ているだろうか。そんな人間の情を忘れ去った産む機械→育てる機械になっているかも。 |
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