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イメージ 1
 
フリーボディがハブから取り外せました。
 
フリーボディ内側の 上部に見える部分 ( ベアリングボールを受けるカップ ) は、
既に前段階の作業で緩んでいますので、
素手で (難しいならTL-FW03をもう一度収めて) 回し取り外します。
 
そうすれば、フリーボディ内部のラチェット機構が露になります。
細かいスチールボールがバラバラと こぼれてきます。
 
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イメージ 2
 
フリーボディ内部を全て分解した状態です。
部品の構成は比較的簡単ですが、小さくて 紛失し易いパーツも多いので
取り扱いは注意が必要です。
 
 
※フリー内部のスチールボールの数 
 左側 (スプロケット Low側) 25個   右側 (スプロケット Top側) 25個
※スチールボールのサイズ
 1/8インチ(=3.175mm)   
 
ちなみに、前回のオーバーホールから まだ半年程しか経っていませんので、
内部は非常に綺麗な状態でした。
 
 
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イメージ 3
 
各部品を洗浄し再び組み込みますが、このとき潤滑剤を何にするかが重要になります。
ラチェット部に粘度の高いグリス(デュラグリス等)を塗布し、ラチェットの溝を埋めてしまうと、
「爪」の動きを制限してしまいラチェット機構が働かなくなります。
(=クランクを回しても自転車が前に進まなくなります)
 
粘度の低いサラサラなグリス(ちょう度番号:0号以下)か、粘度の高いオイルがベターだと思います。
 
たとえば、自転車用ケミカルならば...........
・SHIMANO純正フリーハブボディグリース
・レスポチタンスプレー
・フィニッシュライン ウエットルブ (チェーンオイル)
などが良いのではないでしょうか。
もし、デュラグリスを使う場合は、極力薄く、本当にうすーく塗るだけでいいと思います。
 
ホームセンターで売っているケミカルならば、
・AZ チェーンソーオイル(VG:100)
・コンプレッサーオイル(VG:68)
など比較的粘度の高いオイルが適していると思います。
 
車のエンジンオイルを交換したときの、余剰オイルでも良いかと思います。
(10w-30のオイルだと、ISO粘度分類でいうVG68くらいかと思いますので、使える粘度だと思います)
 
ミシンオイルはあまりにも粘度が低いので使用は避けた方が良いです。
(ミシンオイルの粘度分類は VG:10 です)
低粘度オイルはすぐに流れ出しまい、潤滑が "ままならない"ですし、
もしハブのベアリング側に流れ込んだら、グリースを溶解してしまいます。
 
 
何だかんだ述べましたが、クリスキングやマビックなど、
メーカー純正の潤滑オイルがある場合はそれを使うのがベストでしょう。
 
私はシマノ純正のフリーハブボディグリスをよく使います。
 
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イメージ 4
 
組み込み方は幾つか方法があると思いますが、
まずは爪とスプリング( Cの形をした細い針金状のもの )を取り付け、ラチェット部を組み立ててから
グリスの粘度に任せてスチールボールを取り付けてみました。
(潤滑剤にオイルを使う場合は、スチールボールを保持できないので、
ラチェット部を組み立て、フリーボディに収めた後、底部の隙間からボールを収める方法になると思います)
 
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イメージ 5
 
フリーボディに収めました。後は元あったワッシャー(銀色のやつ三枚)を入れ
残りのスチールボール(25個)をフリーボディ内壁に沿って配置するだけです。
 
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イメージ 6
 
ワッシャー、グリス、スチールボールの順に組み込みました。(グリスの奥に銀色のワッシャーが見えます)
このワッシャーの厚みで、フリー内部の玉当たりが最適に保たれています。
ワッシャーが不足していれば、締め付けがきつくなりゴロゴロといった感触 ( もしくは回転しない ) になり
ワッシャーが多いと、フリー内部がガタつきます。
 
フリー分解時にワッシャーの枚数(厚み)を確認しておくことが必要です。
(稀に、このワッシャーが磨耗して薄くなっていたり、千切れたりしていることがあります。そのときは別の何かで代用することになります。)
 
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イメージ 7
 
「ふた」を取り付け、軽く締付けめます。
このときフリー回転に異常がなければ、フリーボディをハブ(ホイール)に組み付けて 「ふた」部分を本締めします。(逆ネジです)
 
 
後は、通常通り リアハブのグリスアップ・玉当たり調整をして作業完了です。
 
 
=== 使った工具・ケミカル ===
・ハブコーンレンチ(15㎜・17㎜)
・ピンセット
・TL-FW03
・モンキーレンチ
・六角レンチ(10㎜)
・シルコリン レーシング グリス(ハブの潤滑用)
・SHIMANO フリーハブボディグリス(フリーの潤滑用)
・パーツクリーナー
・エコテック2、灯油

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