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書庫☆ピンク・レディー

2007年よ…何故に君はそこまで執拗に酷なことをしでかすのだろうか。

今年はピンク・レディーファンにとっては、非常に辛く悲しい1年になってしまっている。
なぜなら、8月1日にはピンク・レディー一連のヒット曲で知られる作詞家、阿久悠センセイが永眠され、悲しみに暮れていた最中だったのである。しかし…またしてもその悲しみに追い討ちをかけるような訃報が9月15日に僕等の耳に飛び込んできたのだ。

60年代から活躍した振付師で、ピンク・レディーの「UFO」「サウスポー」などのヒット曲を振り付けた土居甫(どい・はじめ)さんが14日午前9時33分、悪性リンパ腫などのため東京都三鷹市の病院で亡くなった。70歳だった。この日、都内の自宅には元ピンク・レディーの未唯mie(49)と増田惠子(50)が駆けつけ、土居さんをしのんだ。土居さんはザ・ピーナッツや、ザ・タイガースなどの振り付けを担当。ピンク・レディーでは、手足を激しく動かすダイナミックなダンスを考案し、人気を後押しした。このほか、森昌子、桜田淳子、山口百恵の「花の中三トリオ」の振り付けも手掛けた。(Yahooニュースより抜粋)

土居センセイは振付師として振付家協会の理事を務める方でもあり、それこそピンク・レディーのみならず、70年代から80年代を駆け抜けたアイドル歌手たちのフリツケを一挙に手がけた方として知られている。特筆すべき点はここに書ききれないほどたくさんあるのだが、中でもスゴイと感じたのは、日本テレビで毎年夏に放映されている「愛は地球を救う・24時間テレビ」のフリツケを番組開始(1978年)以来、ずっと手がけてきた…ということではなかろうか。あいにく今年のソレは体調の悪化によりあえなく断念され、その際には…

「立てないし、動けない...オレは悔しい」

と自らを責めたてるかのように、実に苦しくやるせないお気持ちでいっぱいだったと聞く。今回の土居センセイの訃報により、ピンク・レディーのミーちゃんとケイちゃんは、この短期間で実に2人の恩師を失ったことになってしまったのだ。2005年1月の相馬氏(T&Cの元社長)、阿久センセイ、そして今回の土居センセイ…ピンク・レディー・プロジェクトと名付けられ、70年代末期の日本列島を大いに揺るがせた、その仕掛け人達が次から次へと…。ピンク・レディーファンとしては涙が止まらぬ状況になってしまっているのである。

そのようなワケで今回は土居センセイの追悼の意味も込め、彼が考案された偉大なるピンク・レディーのフリツケを、順を追ってLOOK BACKしてみようかと思う。(注:記事が長くなりましたので、前編と後編に分けさせて頂きました)

ピンク・レディーのデビューは1976年8月25日。すべてはここから始まったのである。

イメージ 1 「ペッパー警部」作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一オリコン最高4位 60.5万枚 100位以内登場週数45週
 
この曲の衝撃…と言えば、やはりあの‘股開き’ではなかろうか。1976年の日本においてミニを穿いておみ足ニョッキリ、でもって股をパカパカするアイドルなど一切合財存在しなかったのである。その股開きをする際には両肩をヒコヒコ動かす仕草(←ガニマタの警部が泥棒を追いかけるシーンをイメージしたとか)もあり、難技のデパート状態。(笑)ただ、これ以外にも「ペッパー警部」には細かく、しかも凝ったフリツケが非常に多いのが特徴なのである。マイクは中指に引っ掛けて持つのが正当、しかもソレをイントロの♪チャッチャチャッチャチャッチャチャチャッチャ〜のトコロで器用にクルクル回転させなければならないのだ。これは当然の如く、警部の拳銃のイメージである、しかもイントロにおける両手親指&人差し指によるアレは二丁拳銃を意味していたのである。もちろん、最後の♪ペッパー警部よ!チャチャチャチャ〜ダン!の決めポーズだって見逃せない!ソレはあたかも拳銃でバキューンとぶっ放すかのようなイメージ…まさにソレなのである。ミーちゃん&ケイちゃん曰く…股開きステップは肩で1ヶ月、脚で1ヶ月、マイク回しに1ヶ月…夜道を照らす街灯の下で一生懸命に練習した…という逸話は未だに語り草となっているのである。

イメージ 2「SOS」作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一オリコン最高1位 首位獲得週数:1週 65.4万枚 100位以内登場週数38週

イントロ部分では「ペッパー警部」で見せた股開きステップが再び導入されている。逃げる女の子を悪い狼クンが「追っかけるぞ〜」とばかりにソロリソロリと舞台前面に出て行く様をイメージしたイントロでのフリツケがポイントだろうか。要は曲全体のイメージを踏襲したフリツケがイントロ部分でご披露されていたのである。♪エスオーエス〜チャチャ…と頭の上で手を叩くのも非常にキュートだ。ピンク・レディーはこの辺りから急激に忙しくなり、この曲における踊りのレッスンはたったの2日で終了を喰らっていたらしい。

イメージ 3「カルメン’77」作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一オリコン最高1位 首位獲得週数:5週 66.3万枚 100位以内登場週数36週

コレのフリツケもイントロ部分に、そのスバラシさ加減が集中しているのである。イントロ冒頭における♪チャチャチャチャチャッチャチャッチャチャッチャチャラチャラ〜部分のお尻フリフリはどう見てもミーちゃんに軍配が上がるだろうか。当時のビデオを見るとミーちゃんに比べてケイちゃんったらばお尻が全くフレてなかったりして^^;。いわゆる‘ケイちゃん踊り’がこの頃から全開となっていたのであります。(笑)

イメージ 4「渚のシンドバッド」作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一オリコン最高1位 首位獲得週数:3週+5週 100万枚 100位以内登場週数38週

コレもイントロ部分がポイントだろうか。クロール+平泳ぎ+唾耳+唾耳+鼻押さえ+潜って+浮き上がる…というアレである。(笑)2年前の復活コンサでは会場全体でこのフリツケを一緒に練習する「フリツケレッスン」が実施されていたのである。(笑)
この頃になるとピンク・レディーのフリツケを真似する子供達が激増したためか、よりインパクトのあるソレへと修正が加えられるようになった。例えば♪セクシ〜の部分における当初のフリツケは、両手を組んで顔の近くでヒラヒラとするものだったが、後になってお二人の美脚を生かしまくる♪セクシ〜とやったアレへとコテ入れが成されたのである。この曲で初めてのミリオンセラーを達成。ピンク旋風が猛威を奮い始め、日本列島全体がその色をピンクへと塗り変えていったのもまさにこの頃...だったのである。

To be continued...後編に続く。

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