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☆☆矢野良子ご本人さまから直コメをいただきました。詳細はコメント欄にてご確認ください。「以前のコメントを読みこむ」をクリックで過去コメントがすべて表示されます☆☆

1981年が女性新人アイドルにとって非常に酷な年度であったことは、以前にもこのブログの林紀恵さん記事(「タオルをなげて!」を参照してね^^)などで取り上げたことがあった。今回もその不遇年度からこの方をピックアップ、いつものようにイジっくってみたいと思うのであります。(笑)

表題の「ちょっと好奇心」は矢野良子さんのデビュー曲として、1981年3月21日に発売された楽曲。良子さんと言えば「スタ誕」の決戦大会で合格し、そこで歌手デビューへの切符を掴んだ方である。ちなみにその決戦大会では杏里さんの「オリビアを聴きながら」を唄われた。そんな彼女…実はアイドルにしてはめずらしく社会経験保持者^^。デビュー前には出身地である京都にて呉服問屋のOLさんをされていた…という経歴の持ち主だったのである。要は一般社会から芸能界へと‘とらば〜ゆ’しちゃった…ということになるのである。

さて、この楽曲の作詞を担当されたのは阿久悠氏、作曲は中村泰士氏という組み合わせ。両氏ともに「スタ誕」で審査員をされていたということもあり、おそらくはそこら辺りからのご縁で出来上がってきたデビュー曲…と推測される。まだこの頃は中村泰士氏がアイドルへの楽曲提供をしていた時代…ということにも要注目なのである。(笑)

この時期の「スタ誕」はいわゆる変革期。かつてはこの番組からデビューをカマすとその番組内で持ち歌を1ヶ月間通しで唄わせてもらえるという「デビューコーナー」という枠が存在した。このレビューの主人公、良子さんがデビューをされた頃はそれの末期も末期…なんとかソコに滑り込んでデビュー曲をご披露…と相成ったのである。その際は日テレが作成したPVと共にそのお歌をご披露という、デビュー曲の題名どおり‘ちょっと’恵まれた好待遇を受けていた彼女だったのである。ちなみにこのデビューコーナー…その最後を飾ったのが、1983年1月 デビューの堤久美子さん(デビュー曲「浜辺のマドリガル」)という記録も残っている…といってもこんな方はご存知ないって人の方が大多数だろうか^^;。

さて、この「ちょっと好奇心」…そのタイトルからも察しがつくように‘好奇心’がその主なモチーフとなっている。自分がこの曲を聴いていたのはまだうら若き12歳くらいの頃。当時は単なる‘文字’としてしか捉えていなかったその歌詞…オトナになった今、改めて検証し直してみたら…どうよ、コレ。(笑)

♪はじめはそう 好奇心
 剃りたての髭 手で触れてみただけの
 煙草くさい唇も
 黄昏が退屈で 見つめていただけなのに

ドッキリドキドキ…アイドルの歌にしちゃ結構ドッキリな内容なのである。剃りたての髭をさわったり、また煙草くさい唇を感じたり…ってのはそれなりの身体的な‘お近づき’がないと達成出来ない技でもある。そういった意味でも阿久センセイはかなり‘オトナ’を意識した歌詞を良子さんにプレゼントされていたような様相を呈しているのである。ただ楽曲自体のメロがなんとも春らしい、軽やかなソレとなっているために、そういったオトナな歌詞がひょこひょこかくれんぼ…だからなのか聴き手は違和感なくこの曲をアイドルポップとして聴けてしまうという…それこそなんだか‘まやかしの術’でも備えているかのような不思議な魅力を持ったチューンだったのである。そして…

♪いつかあなたの古ぼけた車で 
 海を見に行ってしまった
 夜の砂浜に寝そべり
 はじめて名前 たずねてた

あらぁ〜!コレにはビックリ仰天でゴザイマスわ。好奇心がもたらした成り行きまかせの恋…そんなモノを描いていたとはね。さすがは21歳でアイドルデビューするだけのことはあるわね。なんと良子さん…そのご年齢でデビューにもかかわらず、スタイル抜群なところを買われてかミニスカートでの熱唱をお披露目するハメになったのでゴザイマス。今のご時世じゃなんでもアリだからそんなものはどうってことないのだけれど…あの頃の21歳新人歌手のミニ…それはちと違和感のあるモノだったのあります。でも良子さんのおみ足…ソレはもう長くて真っ直ぐで美しかったことは未だに鮮明に憶えているのでゴザイマス。なんといっても何度もナマウタ体験しておりますから…当然の如く生おみ足だってねぇ^^。

と、ここでいきなりプルルルル。あら?電話の呼び出し音??一体何事なのでしょうか^^。

「もしもし…私。今?髪を洗って…うん、少し切ろうと思って…春でしょう。
うん…う?ううん…ねぇ、音をさせないで電話を切ることが出来る?やってみて…そう上手だわ」

なんとこの曲…上記のような臭い‘セリフ’入りなのでゴザイマス。テレビでの歌披露時にもステージ上に電話機を準備して…という容易周到っぷりがステキでゴザイマシタ。まぁ、このセリフに関しては

「うん…う?ううん」

曇り声で「ううん」とやるこの部分こそが全てを物語っていると言えますでしょうか。コレこそが‘好奇心がもたらした情事の終焉’に他ならないのでゴザイマス。と思いきや今度は「音をさせないで…」と小難しい注文を切り出す暴挙に出たりもするしぃ。(笑)

♪あれはあれだけの思い出 そもそもちょっと好奇心

要はこのご関係をジ・エンドへと持ち込みたいということなのか…。↑の「音をさせないで電話を切る」の意は「とっとと切ってくれ」の変形回し蹴りバージョンだったようで。このお歌の主人公様ったらば…かなりしたたかな女のようでもある。だけどソレを感じさせないのがこの曲のスバラシイところか。それこそ中村センセイがお作りになったこの春らしいさわやかポップサウンドにうつつを抜かしていると…チクリと一刺しカマされて、あらあらタイヘン!全くもって油断がならないわ!と一発グチりたくなる、そんな1曲のようでゴザイマス。(笑)

この曲はオリコン最高111位(←惜しい!)を記録したものの、あと寸前といったところまで来ておきながら100位入りを逃してしまったのである。同期で同時期デビューの沢田富美子さん(←1981年、実は筆者のイチオシは良子さんと彼女でゴザイマシタ)のデビュー曲「ちょっと春風」(オリコン最高114位)とタイトルがカブってしまったのもマイナス要因だったか。この両曲は当時のオリコン誌上で「ちょっと戦争」と名づけられその動向が見守られていたものの、どちらも共倒れになってしまった感は否めない。

それでも良子さんは何を隠そう81年組としてはかなりのご健闘をされた方なのである。このデビュー曲は101位〜200位間を3ヶ月近くチャートイン、例の如く枚数は集計されなかったものの、おそらくは実売にしてそこそこは売りさばけたものと思われ。その後、彼女はシングル第2弾「はらはらサマータイム」

イメージ 2 ←アイドルポップファンにも人気の高いぷち傑作

をオリコン180位へと送り込み。コレは81年女性新人歌手(伊藤つかささんは別格よ^^)としては快挙。なんと新人賞参加アイドルとしてデビュー曲以外をランクインさせたのは彼女と河合夕子さんくらいのものだったのだから(←次年度からしたら考えられないほどの低空競争でしょ?)。良子さんは新人賞にも多数参加されており、中でも横浜音楽祭ではエントリー新人歌手20ウン人中(この中には島田歌穂さんもいたのでゴザイマス)からマッチやヒロくん等と並んで優秀新人賞のひとりとして選出される…という大健闘もカマされた経歴もある。おそらくはコレが彼女の新人時代における白眉。会場に設置された色分けされたテーブルに着席する新人歌手達…前年度優秀新人賞を受賞した歌手達により発表が行われるという段取りの中…トシちゃんが花束をもってウロウロした挙句、暗がりの中の良子さんをやっとこさ見つけてエスコート!

「まさか頂けるとは思ってませんでした」

と涙ぐみ、感嘆のお声と共に壇上に上がられた良子さんだったのでゴザイマシタ。この時、客席でまだ選ばれぬ男の子アイドルに黄色い声援を浴びせていた乙女達は、それこそ悲鳴に近い雄叫び...をあげる結果と相成りましたとさ。(笑)


☆作品データ
作詞:阿久悠 作曲:中村泰士(1981年度作品・RCAレコード)

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