|
沖田浩之さんと言えば… TBSドラマ「3年B組金八先生」 における第2シリーズ(TBSにて1980年10月〜1981年3月放映)の生徒役で一躍に人気者となり… 「E気持」 という曲で1981年3月21日にCBSソニーより歌手デビュー。その発売前における予約枚数は30万枚ほどあったとも言われ、デビュー早々にしてベストテン入り(オリコン最高8位、18万枚)するという…さすがは‘竹の子族’出身だった彼らしい‘破竹の勢い’を見せたもの。このように順風満帆のように見えた彼の芸能活動…しかしながら1999年3月27日、沖田さんは自宅で 自殺を図り、帰らぬ人…となってしまったのである。 今回はそんな彼がアイドル時代に残してくれたあの1曲を、トリビュートの意味も含めてレビュってみたいと思うのでありまする。 表題の「半熟期」は沖田浩之さんのシングル第2弾として、1981年6月1日に発売されたチューン。デビュー曲の「E気持」では…
と、それこそティーンにおける‘恋のABC’を軽快なメロに乗せ、元気よく唄いヒットをカマしたもの。この第2弾はそのテーマこそほぼ同一線上にありながらも、前作とはうって変わったマイナー調となり、異なったアプローチから‘青い性’を歌い上げた作品となっているのである。 この曲の作詞を手がけたのは阿木燿子さん、作曲は筒美京平氏というコンビ。これはデビュー曲とまったくの同じ組み合わせである。もしかしたらこの楽曲はデビュー曲候補の1つ…だったのかもしれない。 この楽曲をイントロから聴いてみると…大概の方は「おっ?」っと小首をかしげるのではないだろうか。なぜならそのイントロとやら…どこかで耳にしたことがあるような、そんな旋律を刻むからである。それもこの曲の発売(1981年)からさほど年月が経過してない過去に、とある米映画の主題歌として火がついた….いぇ〜い!まどろっこしいことをタラタラと書くのはやめますわん。そう、その映画とは1980年に全米で公開された... 「Fame」 である。(笑)この曲は当時、アイリーン・キャラが歌って世界的な大ヒットとなった楽曲。日本では解散から少し前のピンク・レディーが「リメンバー(フェーム)」という題名でリリースしていた履歴もある。かねてからニッポン歌謡界において海の向こうのヒット曲をちょっくら参考に(←パクって?)しまおう!という流れは確かに存在し、現にそういったニンマリ楽曲もたくさん残っていたりもする。なのでイントロの雰囲気が似てるとか…その程度のことではさして驚くほどのこと…でもないのである。 そんなこの曲… ♪殻を破る時には スプーンでノックをするよ 返事はトースト一枚分 焼ける早さで こんな風に始まる。唄い出しの初っ端からなにやら‘意味深’とも思えるお言葉がズラリンコンと並んでいたりもする。ただこの部分だけではナニが意味深なのかはまだ…モヤモヤ霧の中なのである。(笑) ♪君は脅えて 震えているけれども ぼくにまかせなよ 心配はいらないよ 卵の殻をスプーンで破る動作くらいで、彼女は脅えたり震えたりする必要性はないのである。 卵が意味しているものは一体?もしかして彼女自身??となるとスプーンが意味しているものは?もしかして彼の…。スプーンと形容するにはちと厚みがありありだったりもして^^;。阿木センセイ…このテの歌詞は十八番(オハコ)でしたものねぇ。それにしても新進アイドルの第2弾にこういうのを持ってくる大胆さ…いやはや…恐れいりました。だって初っ端からカーマ・スートラ(性の経典)が炸裂だなんてスゴイ〜わなわな。 ♪好きだよ 青春の息吹 朝靄の気配 何かが始まる 何かが壊れる またもやなんだか意味深なことを…それこそ‘靄’に包んだかのように…モヤモヤっと描くのがお得意な阿木センセイ。ただ、こういった歌詞にばかり気を取られていてはならないのでゴザイマス。なぜならこの部分…あらら、またもや「Fame」???それこそココはイントロでの‘似てる’なんてレベルは思いっきり超越しており…あれ?コレってカバーだったけ???なんて頭の中で妙な勘違いを引き起こさせるほどの‘そっくり加減’なのである。それこそ合いの手として…
って、思わず入れちゃいそうなノリがしこたま。(笑) なんて大胆なの!京平センセイったら!!当時、ご本家様から○作として訴えられなかったことだけが救いか…バレなくってよかっぱよかっぱ。(笑)でも待って!ここで安堵にひたるワケにはいかないの。 ♪ア〜そこさ ア〜そいつ ア〜それさ ア〜行くぜ キターーーー(゜∀゜)ーーーー!! ヒロくんお得意のアハハン、アハハな熱い吐息。(笑)デビュー曲でも↑で解説したように…やって(←やらされて)おりましたものね。阿木センセイは是が非でもコレをヒロくんにやらせたかったのねん、おそらくは。(笑) それにしてもこの部分…コレまでの「Fame」っぽさはどこへやら。なんだかココから急に別曲になっちゃったみたいな変貌っぷりがスゴッ!それこそリカちゃんの体にわたるクンのお顔を付け替えしちゃったみたいな違和感(←意味分かりますでしょうか)なのでゴザイマス。それにしてもなんなのかしらん、コレ〜もしかしてあの最中に彼がほとばしる快感をこらえきれずに思わず口から発した雄叫び???いずれにしてもスゴイ歌詞のようである。阿木センセイの悪のり…一体どこまで続くのか。 ♪半熟 未熟 開けてみなくちゃ 判らない仕組みさ 早熟 爛熟 あやふやなまま 食べ頃に来てるね うん…まぁ、たしかにそうだけど。要はこのお歌の主人公様とそのお相手さん…あやふやななんだけどぉ〜もう食べ頃のハズだから〜致しちゃいましょ♪ってな解釈でいいのかしらん、おそらくは。女性アイドルの‘青い性’ものは作り手にとっても比較的容易なのかと思うのだけれども、ソレの男性版ってのはどうにもこうにも…ムズカシイ作業だったようで。(笑) ヒロくんの歌声に注意深く耳を傾けてみると…うん、彼のもいわゆる‘ちりめんビブラート’系と呼ばれるソレか。ナチュラルな状態でしこたまにビブラが入る歌声…筆者好みだったりもして。歌手としてもっともっと生かされるべき…そんな特異な声質をお持ちだったようでゴ゙ザイマス。 この曲はオリコン最高11位(←ヒロくん惜しい!)、9.3万枚を売り上げてデビュー曲「E気持」に続くヒットと相成ったのである。それにしても1981年当時…この曲がアレに似てる!って騒がれたような記憶があまりないような…。この曲は夏あたりに実施された新人賞レースでの参加曲、当然の如く全国ネットによりうんとこさ!っとオンエアされていたハズなんだけど。 もしかしたらソレは京平センセイの堂々ったる○クリっぷりが誰にも文句を言わせぬオーラを放ちまくっていたのか…はたまた、あまりにも似すぎていたがためにコレは元ウタのカバーなのだと…誰もがKOIDE(恋で)狂い…いえ、誰もがこぞって大いなる勘違いをカマしていたのか。きっとみ〜んな…
なんて…状態にいたのかしらん。いずれにしてもこの楽曲…京平センセイにおける○クリワークの中では最高峰…ではなかろうか、おそらくは。(笑) ☆作品データ
作詞:阿木燿子 作曲:筒美京平(1981年度作品・CBSソニー) |

>
- Yahoo!サービス
>
- Yahoo!ブログ
>
- 練習用





