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S&B エスビー食品と言えば… 5/8チップ 鈴木くんと佐藤くん ディナーカレー などなど…その目の付けどころがちとユニークなスナック菓子類や、カレールーなどで一時代を築いた食品会社でもある。エスビーは現在も存続しているのだが、残念なことにスナック菓子分野からは2002年に撤退…採算が取れねぇ〜というのが理由だったらしい。今、コレを書きながらなんとなく思い出したのだが70年代の半ば頃?に発売されていたスナック菓子で、焼いてカリっとさせた食パンをさいの目状にカットし、チーズだの、きざみ海苔だの…ってな味付けを施し筒状の容器に封入されたシロモノ…今となっては商品名すらも出てきやしない^^;。たしか水谷豊さんがCMをされていたような記憶もあったりで。あの商品風情からいってどうにもこうにもエスビー臭が色濃いのだが、アレも社からの発売製品だったのだろうか。憶えてるわよん!という奇特な方がおりましたら、ご教示をぜひともお願い!なぜなら筆者はコドモの頃にアレにハマっていた頃があったのでゴザイマス。(笑) さて、そんな社の過去製品のひとつとして80年代初頭に発売された「パフスナック」という商品…ご記憶に留めている方はいるだろうか。なにしろ異様にふんわりとした棒状のスナック菓子で、フレーバーはチーズと塩?2種類くらいはあったと記憶する。 今回、レビュろうと思っているのは、そのCMに素人として出演、そして瞬く間に人気者となり、あれよあれよという間に芸能界でご活躍する形と相成った…というあの方が放ったこの1曲を…。 表題の「バースディ事件」は宮田恭男さんのシングル第2弾として、1982年に発売されたチューンである。詳しい発売日は調査がつかなかったのだが、おそらくは3月頃?の発売だったのかと思われ。さて、宮田さんと言えば…
としてTBS系列で1984年10月〜1985年4月にかけて放映されたドラマ「スクール☆ウォーズ〜泣き虫先生の7年戦争〜」での熱演が彼の芸能生活におけるハイライト…といった方でもあるか。彼は↑のCMでは学ランを着用し、女の子と一緒にベンチに腰掛けテレまくる男の子を演じたことがキッカケとなり、話題が一気に大沸騰!「あのテレる彼は誰?」と大いに騒がれたもの。その勢いのまま、あっという間に芸能界デビューが決まってしまった…という驚嘆の経歴を持つ方としても知られる。たしかそのCM時には「宮田恭男」というクレジットはまだ表示されていなかっため、当時の女の子ファン様の間では「パフィー君」などと、♪偽名〜偽名〜じゃなくってぇ‘仮名’で呼ばれていたらしい。(笑) そんな彼は芸能界に入った後、1981年11月21日に「ガール」という曲を引っ提げて歌手デビュー。作曲を担当したのはチューリップの財津和夫氏という豪華っぷりで…当時は‘男の子アイドルの新星誕生’&‘パフィー君が歌手デビュー’とばかりに…かなりの話題を集めたものである。 そんな彼のシングル第2弾…こちらは作詞を有川正沙子さんが、作曲を田中弥生さんが手がけたという、女性作家により作られたチューン。有川さんと言えば、作詞家として数々のヒット曲をお持ちでもあり… 「STAR」 浅香唯 「夏色片想い」 菊地桃子 「土曜日のシンデレラ」 北原佐和子 などなど…この辺りがアイドルに提供した中での代表作ということになるか。そんな彼女が…
をモチーフにして描いたのが、この表題曲だった…ということになるのである。 それでは早速...いつものように歌詞を追ってみることにしようか。 ♪君は頬染め キャンドルを吹き消す ぼくの胸の炎 つられてゆらめく お誕生日会のハイライトで、胸の奥の炎をゆらめかせながらモンモンとした気持を抱く主人公様。その理由とはいかに…? ♪アイツが来るとは 思わなかったよ 見込み違いの バースディパーティー コレである。(笑)えっ、まさか!招待されたのはボクだけだと思って来たのにぃ…してやられたぜ!!ってな心情なのだろうか、おそらくは。思わぬライバルの出現に腑に落ちない時間を過ごす…まさに彼にとっては悲しき‘見込み違いのお誕生日会’となってしまったようである。彼女と二人っきり…ってのを青写真として描きまくり、期待に胸膨らませていたのだろうになぁ、トホホ。 ♪教えてよ 本命は誰なのか じらすのが かわいい君の手口 この部分はいわゆる楽曲のサビである。この曲は例のS&B「パフスナック」のコマソン(ご本人も出演)としても使用され、まさにこの箇所がそのCMで使われていた…いわば‘聴かせドコロ’のような場所でもあるワケだ。ご本人もソレをかなり意識されたのか…デビュー曲「ガール」では決してお披露目していなかったような、感情がほと走らんばかりの‘切な声’をご披露してくれていたりもする。 ♪受け取って 僕のハートをあげる ラメのリボンを結んであげる 例のCM出演当初はそれこそ学ランが似合うツッパリ兄ちゃん…といった風情で売っていた宮田さん。この箇所ではソレにあまり似つかわしくない‘ラメのリボン’なる、実に繊細でフェミニンな小道具がご登場と相成っていたりもする。コレはまさにそのギャップ感を楽しむべく…というか、そういった役割を果たしている実に重要なアイテムとなっているのである。ラメのリボンなるものとはおそらく日常的にご縁がないであろう主人公様が、好きなあの子のためならば…とばかりに、不恰好ながらもリボンを一生懸命に結んで、せいいっぱいの愛を彼女に手渡そうとする図…どうよ、コレ。こうした健気さに胸が熱くなり♪チャイナタウンでよろめ〜いて〜とばかりに、腰砕け〜になる女の子もいるのかな、おそらくは。(笑) 宮田さんのデビュー曲「ガール」はオリコン最高67位、2.7万枚を記録して幸先の良いスタートを切ったのだけれども、この「バースディ事件」は残念ながら100位入りを達成することが出来なかった。S&Bのコマソン…ということであの人気番組「ザ・ベストテン」における放送枠内のCMとしてガンガンとオンエアもされていたのだが… 「多感期のフラミンゴ」 キララとウララ 「異性」 速水昌未 「夏にフレッシュ」 渡辺千秋 ここら辺とお仲間さん…ってことになってしまうのだろうか。なぜなら↑に挙げた全ての楽曲は同じ枠内でコマソンとしてオンエアされながらも、なぜかヒットしなかった楽曲群だからである。ちなみに宮田さんの「バースディ事件」は110位前後あたりをウロウロしていたのは記憶に残っておりまする…あともうちょいだったのにぃ、惜しい! そんなこの作品…筆者的にはチャートインを果たしたデビュー曲よりよっぽどベターに聴こえたりもする。注目すべきは切ないメロ&宮田さんの歌唱力…というよりも表現力?と言い変えるべきなんだろうか。当時は歌が○タと散々こき下ろされた彼だったけれども、このチューンではデビュー曲と比べて数段お上手になっているのが要注目なのでゴザイマス。それこそ甘えた声を出してみたり、すねてみたり、しゃくり上げてみたり…しかもところどころでマッチを意識したかのような、やんちゃ声なるものもご披露されており、声の使い方に関してはなかなかのお達者さん…この曲のレコーディングにおいてはかなりのレッスンを積んだに違いない…と推測されるのである。特にサビ部分における… ♪教えてよ 本命は誰なのか ここの切なさがしこたま溢れるお声の出し方などはかなりのもの。このテのお声ってのはそれこそ簡単に出せそうでいてなかなか出せないもの。それこそ、この部分のセンチメンタルなメロと相まって…聴いてる方までショボンとさせられてしまう効果なんてのもあったりして。宮田さん、なかなかやるなぁ! しかし、2番が終了した後の、サビリピート部分… ♪ラメのリボンを結んであげ〜るるるぅ〜 ココはちょいとやり過ぎたか…なんだか強面兄ちゃんがぷち巻き舌(←コレが元々の地声なんだろうか、ナゾ)で吠えてる図…なんてのが見え隠れしちゃったりなんかして。まぁ、この辺はご愛嬌ってことで。きっと歌の最後だったから安心しちゃって思わず‘地’がプリっと出ちゃったのねん、きっと。(笑) 決して歌がお上手…とまでは言えないけれど、そこら辺りを表現力でカバーしてくるあたり…さすがは後年に俳優としてご活躍された方でゴザイマス。技術点はたくさんあげられないけれども、一生懸命さと表現力に関してはちょっとばかり甘めに加点して…
そんな1曲だったりするのでありまする。(笑) ☆作品データ
作詞:有川正沙子 作曲:田中弥生(1982年度作品・ビクターレコード) |

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