|
ひかる一平さんと言えば…
にて生徒役を演じ、そこで人気を博した方でもあり、その勢いに便乗してアイドル歌手としてもデビューをカマしてしまった方…としても知られているか。 現在の彼はと言うと…もちろん俳優として現役バリバリの傍らで、100円ショップなども経営されているらしい。ふむ、なかなか実業家ちっくなことをされているようでもある。 今回はそんな彼がアイドル時代に放ったあの1曲を…いつものようにレビュってみたいと思うのでありまする。 表題の「可愛いデビル」はひかる一平さんのセカンドシングルとして、1981年8月21日に発売された楽曲。デビュー曲の「青空オンリー・ユー」(1981年5月21日)の発売からキッチリと3ヶ月ローテーション(←当時のアイドル界ではコレがお常識だった)を守って発売されたチューンということになる。その8月21日という発売日から見てもこの曲が秋から本格的になる新人賞レースへ挑むための、いわば‘勝負曲’だったということは明確であるか。 作詞を担当されたのは松本隆氏、作曲は加瀬邦彦氏、そして編曲に至っては伊藤銀次氏が務めたという豪華っぷり。松本氏は今さら言うまでもなく…加瀬氏は♪君を見つけた〜の「想い出の渚」で有名なワイルドワンズのメンバー、そして伊藤銀次氏と言えば、大瀧詠一さんや山下達郎さんと一緒に…
に参加されたミュージシャン様であり、なんとあのお昼の長寿番組でもある「笑っていいとも!」のOP「ウキウキWatching」も彼の作品だそうな。 さて、上記の布陣はデビュー曲のソレラとほぼ一緒だったのだが、デビュー曲においてはこのメンツに更に大村雅朗氏もアレンジャーとして加わっていたというからビックリコンコン。ゴールデントリオならずプラチナカルテットの様相で円陣をガップリと組んでいたようでゴザイマス。(笑) そんな豪華な作家陣に恵まれた一平さんのデビュー曲「青空オンリー・ユー」では、そのタイトルが指し示すようなキャピキャピ加減も最高潮に達したかのような、さわやかアイドルソングをカマされていたもの。しかし、この第2弾はどうだったのかというと… おや?イントロの時点からなんだか妙にオドロオドロしさが全開!まぁ、いくら可愛いと形容しようがナニしようが…あくまでも‘デビル’を唄うワケだから、ソレに相応しい幕開け…?とでも言えようか。 ♪天使のような Baby Face 調子に乗って誘えば No No またね ツレない素振り パンパカパーン!!皆さん…今回の一平ちゃん(←ココからはちゃん付けで呼ばせて頂きます)はスゴイわよ!!なにが?って…このオドロオドロしい歌謡ロックのリズムに合わせ、スタンドマイクによる魅惑のアクションまで付けてくれちゃうんだから!それにしても♪天使のようなBaby Faceって…ソレったらば当時の一平ちゃんご本人のことなんじゃないの、もしかして???(笑) ♪うわさの的さBaby Face みんな狙ってるけど No No ボクが落としてみせる こんなに激しいロック調のお歌だっつーのに‘ボク’ってお言葉がなんとな〜く拍子抜けな風情を醸し出していたりもして。普通ならこういう曲調だと‘俺’とか‘わし’(←はないだろうよ〜どこぞの爺さんの歌じゃあるまいし)のようなワイルド系が定番だと思うのだけれども。まぁ、ボクってのはBaby Faceだった一平ちゃんにはピッタリコンコンで…なんとも彼らしいと言えばそれまでなのだが。 ♪エンジェルぶって 歩いても セクシーすぎる 赤い靴 おっ!またお出ましになりましたわ…赤い靴!以前にもこのブログにおける新井薫子さんにおける「赤い靴」のレビューでも触れたとおり…この赤い靴ってのはどうにもこうにも‘挑発的なオンナ’若しくは‘小悪魔なオンナ’の象徴になっているようでゴザイマス。ソレはこの表題曲でもしかりのようで。 ♪笑ってデビル 踊ってデビル 見つめてデビル ボクを狂わす 可愛いデビル この曲ったらば当時の一平ちゃんの雰囲気に実によく合っていて、個人的には割とスキなチューンだったりもした。 それはさておきこの曲の見せ場というかなんというか…ソレはやっぱり一平ちゃんがご披露してくれたという、奇妙なフリツケの数々とご本人様のコワレっぷり…これらに限るのではないだろうか。 ↑の曲サビ部分では両手を使って(←スタンドマイク使用だから成せる両手技なのでありまして、決して○○パックンしていたワケではございませんのであしからず)、逆さめがねのような形をこしらえ、それらをお目々のトコロまで持ってゆき「デビルじゃ〜」というアレ…皆さん、ご記憶に留めているだろうか。しかも一平ちゃんは「コレで驚くなよ!」と言わんばかりに…この後も続々とすごいパフォーマンスをご披露なすって下さったのでゴザイマス。 間奏に入るとソレまでの常軌を逸したフリツケから居直ったと思いきや、今度はスタンドマイクの背後におっ立ち何者かが一平ちゃんに憑依してしまったかのような…驚嘆のダンス(←なんだろうか!?)をご披露してくれたり。しかもソレを演じている時の一平ちゃんったら…なんだかお目々がイっちゃってるというかなんというか。まさにデビルという名に相応しい尋常ではないパフォーマンス!当時、コレをテレビで観ていた側としてもソレはもう絶句…に近いものがあったもの^^;。 あれから27年の歳月が経過した今、あらためてじっくりその歌詞を眺めてみたら…
って唄ってるじゃないのさ。ということは一平ちゃんがご披露してくれた驚嘆のダンス、そしてこの曲における常軌を逸した加減の何もかもがこの歌詞をイメージしたソレであり、一平ちゃんの計算づく&演技力の賜物だったのか、もしかして。だとしたらソレはソレで実に素晴らしいパフォーマンスであり賞賛に値するかと…これまでの考えを改めなければならないかと思われるのでゴザイマス。それこそ27年間もの長期間…この事実に全く気付かなかった筆者の方がよっぽど‘常軌を逸して’おりましたわ…なんて。(笑) この曲もデビュー曲に続くぷちヒットと相成り、秋以降の賞レースでも大活躍。同じ事務所で賞レースのトップを突っ走っていたマッチに追いつけ追い越せ!とばかりの健闘を見せていたものである。それにしてもあの頃のジャニは2人もの新人歌手を同じレースに参戦させ、ガチンコ勝負させていたとは!きっと前年度のトシちゃんによる大活躍で予算がタップンタップン状態だったのか、おそらくは。(笑)結局のところ、それら殆どの最優秀新人賞をかっさらっていったのはマッチであり、一平ちゃんはなんとなく脇役に回された感は否めなかったか。あのやんちゃ坊主だったマッチに勝ち名乗りを上げるには…
ボク…なんて言ってるようじゃ勝ち目はなかったの…かもね。だけど誤解の無きよう…この曲、今でも個人的にダイスキですから。一平ちゃんによるあの名パフォーマンスと共に忘れることが出来ない1曲となっているのでゴザイマス。(笑) ☆作品データ
作詞:松本隆 作曲:加瀬邦彦(1981年度作品・フォーライフ) |

>
- エンターテインメント
>
- 音楽
>
- 邦楽





