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書庫☆男性アイドルレビュー

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1978年と言えば…

1位 ピンク・レディー 「UFO」
2位 ピンク・レディー 「サウスポー」
3位 ピンク・レディー 「モンスター」
4位 堀内孝雄 「君のひとみは10000ボルト」
5位 キャンディーズ 「微笑がえし」
6位 ピンク・レディー 「透明人間」
7位 平尾昌晃・畑中葉子 「カナダからの手紙」
8位 サーカス 「Mr.サマータイム」
9位 矢沢永吉 「時間よ止まれ」
10位 中島みゆき 「わかれうた」
11位 渡辺真知子 「迷い道」
12位 黒沢年男 「時には娼婦のように」
13位 沢田研二 「サムライ」
14位 世良公則&ツイスト 「宿無し」
15位 山口百恵 「プレイバックPart2」
16位 アリス 「冬の稲妻」
17位 世良公則&ツイスト 「銃爪」
18位 アリス 「ジョニーの子守唄」
19位 庄野真代 「飛んでイスタンブール」
20位 渡辺真知子 「かもめが翔んだ日」

このように年間トップ20をNM(ニューミュージック)とカテゴライズされた歌手達が活躍しまくった年度でもある。この新しい波は1979年に更に勢いをましてゆくことになったのだが、1978年度は1977年度から爆発的な人気を誇ったピンク・レディーや解散フィーバーを巻き起こしたキャンディーズ、♪バカにしないでよ〜の啖呵キリの山口百恵さん等の活躍などがあったものの、その他従来からの歌謡曲を唄っていたアイドル勢は軒並み苦戦気味な状況を強いられていたものである。

こうした変革の足音がひたひたとニッポン音楽界に迫っていた1978年…それまではフツーの歌謡曲を歌っていたアイドル歌手達も、その迫り来る地響きを感じ取るように…こぞって新しい試みに挑戦し始めたのである。例えば…

「ハリウッド・スキャンダル」 郷ひろみ

この曲のようにジャズにおけるビッグバンドを思わせるゴージャスなアレンジをまとった楽曲や…

「リップスティック」 桜田淳子

洋楽ポップスのエッセンスを取り入れた都会的でクールなメロを宛がった楽曲など…それまでの時代を彩ってきた歌謡曲とはひと味もふた味も違うような新しいポップスが次から次へと誕生していたのである。

今回、取り上げようと思っている楽曲…実はコレもそれらの一派さんということになる。コチラもアダルティな雰囲気がいっぱいの、いわばAORと歌謡曲の融合?といった風情でしこたまの、実に都会的なナンバーと相成っていたのである。

表題の「グッド・ラック」は野口五郎さんのシングル第28弾として、1978年9月1日に発売された楽曲である。まぁ、この28枚目という数字が五郎さんがそれまでにどれだけの活躍をされてきたかが手に取れる枚数…と言えるだろうか。現に五郎さんはシングル第2弾だった「青いリンゴ」からこの曲以前まで…すべての楽曲をトップ30内に送り込んできたアイドルだったのである。コレは御三家(残りは西城秀樹さん&郷ひろみさん)人気がいかに根強かったのかを物語る記録…とも言えるだろうか。

そんな五郎さんが御三家でライバル関係にあった郷ひろみさんの「ハリウッド・スキャンダル」とほぼ時を同じくして発売したのが、この表題曲だったのである。それこそライバルがやるならばコチラもやるさ!とばかりに…そして時代が知らしめていたその波に乗るかのように…これまでの五郎さん楽曲とはひと味もふた味も違ったチューンを打ち出してきたのである。

その違いとやらは、この曲のレコードに針を落とすとすぐさまに実感できる。

「クールでカッコええっ!」

おそらくこういったご意見が大多数のソレ…ということになるのかと思われ。なぜなら、そのイントロとやらは高層ビルが立ち並ぶクールな大都会をイメージさせ、なおかつソレは当時におけるニッポンの…というよりは海の向こうのソレ。おそらくは当時、洋楽チャートにてヒットしていたナンバーのメロを参考にし、それを下敷きにして作ったとおぼしきメロとなっているのである。

ちなみにこの楽曲の作曲を担当されたのは筒美京平氏、アレンジは高田弘氏、そして作詞に至っては山川啓介氏というトリオである。この時代の筒美氏が書いた作品は実におシャレなサウンドを宛がったものが多い。前述した桜田淳子さんの「リップスティック」も彼のペンによる作品だったりもするのである。おそらくこの頃の筒美氏はシャレたサウンドを宛がった楽曲で勝負してくるNM勢にも劣らぬような「新・歌謡曲」の生み出しに気合を入れまくっていたのではないか…そんな風に感じさせられる作風が特徴となっているのである。

♪この腕の中を 泳ぎ疲れて
 お前は眠る 何も知らずに

当時この曲を耳にしていた筆者は小学生のお子チャマ。‘この腕の中を泳ぎ疲れる’というお言葉の意味などはサッパリコンコンだったのでゴザイマス。でも今はね…うふふ。ちゃんと理解できるのでありまする。(笑)

あの頃はコドモすぎて意味の分からなかった歌詞…ソレが我の成長に伴って分かってくるようになる。こうしたこともあの頃歌謡曲を聴くにあたっての醍醐味…でゴザイマスよね。

♪ブラインド降ろし 朝の光を
 せめて隠そう サヨナラがわりに

ブラインドなんてこジャレたシロモノが出てくる時点で…この楽曲は都会を舞台にしたお歌なのだということを実感した当時。1978年のニッポン…それこそブラインドなるモノが住まいに備え付けられていた民家ってのは決して多くはなかったハズ。

それにしてもさよならがわりに朝の光をブラインドで隠すオトコ…かっこEのをとっくのとっとに通りすぎて、やってることがキザすぎますがな。でも考え直してみたら、朝の光を隠せば=部屋は暗いまま=彼女は目を覚まさない=気づかれることなくさっさと立ち去れる=楽ちんにこの恋とさよなら…みたいな公式が成り立っちゃったりで???(笑)

♪ごめんよ どうやら別れの時間だ
 ひと箱の煙草が 終ってしまった

ひと箱の煙草をこのひとときの恋愛に例えてくるあたり…ここら辺が職業作詞家と呼ばれたセンセイ方の成せる業なのでゴザイマスよね。なぜならば煙草とはいわゆる嗜好品…楽しむだけ楽しんで、空(カラ)になったら後は捨てるだけ…みたいな。要はこのお歌の主人公様的にこの女性とは…その程度のモノ?だったのかと思われるのである。

♪男は心に ひびく汽笛に
 嘘はつけない 行かせてくれよ

ここもセンセイによる業がこれまた充分に堪能できる箇所である。心にひびく汽笛…なんとスバラシき比喩表現なのだろうか。それこそ男のロマンを感じさせるようなソレと言えようか。その昔に米俳優のチャールズ・ブロンソンが唄ったマンダムのコマソン「男の世界」…そんな世界観とも言えようか。それにしても心にひびく汽笛とは一体!?もしかして次なる女の遥かなる呼び声かナニかの例えなのかしらん、もしかして?

そのお答えとは…どうやら2番の歌詞にて種明かしされていたようでゴザイマス。

♪ごめんよ 都会の浮気な風に

あら?やっぱりそうだったのね、予想どおりでゴザイマシタわ…要はアタシに飽きたのネ。(笑)

この曲はオリコン最高4位、22.5万枚を売り上げてベストテンヒットと相成った。コレは五郎さんのシングル「オレンジの雨」(1973年3月21日発売)から数えて連続21曲目のベストテンヒットである。このように数を改めて確認してみると、五郎さんが70年代においていかに人気アイドルであったかを物語る結果にもなる。しかしながら20万枚を突破したこの曲…実はコレこそが五郎さんにおける‘泣いても笑っても’最後のベストテンヒットになってしまったのである。このAOR風味しこたま溢れる楽曲のヒットにより、それまでの歌謡曲歌手という枠からより世界観が広がった印象もあったのだが…。

♪ごめんよ どうやら別れの時間だ

この部分は当時の五郎さんがファン様方に向けての…「コレでベストテンからは去ってゆくよ、さよなら」と言わんばかり?おさらばメッセージだったのかしらん、まさか!(笑)

それはさておき筆者はこの楽曲を聴く度に…五郎さんと某スーパーアイドルデュオの○○ちゃんの間に生まれたロマンスのことを蒸し返したりしてしまうのでありまする。それこそ「あなたに命がけ」とばかりに…米NBCでのレギュラー番組続行の拒否、そしてデュオの解消をもカマす決心をした○○ちゃんだったのにぃ…「ランナウェイ」。このチューンは未来のおふたり様を予言していたのかしらん、もしかして。まさか当のご本人様もお相手さんにこの曲を餞として唄ってあげて「ハイ、さよならよ〜」とばかりに「愛は今死んだ」状態に持ち込んだワケじゃないでしょうねぇ〜で、最後の捨てゼリフが…

「グッド・ラック」

だったの?いや〜ん…卑怯すぎますがな、プンプン!やっぱりウソはつけなかったのね、五郎ちゃん。(笑)

それにしても、またもや唄っていたことがホントのことになってしまった?あの頃歌謡曲を発見してしまったワタクシメ…この曲も例のお仲間さんってことでよろしいのかしらん?(笑)

まぁ、コレを唄った方の私生活やお性格は置いといて...この楽曲が傑作であることには太鼓判をドン!と押したい筆者なのでありまする。

☆作品データ
作詞:山川啓介 作曲:筒美京平(1978年度作品・ポリドール)

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