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10月と言えば、ニッポンでは運動会のシーズンでゴザイマシタよね。オトナになった今でも思い起こされるのは…秋のひんやりとしたさわやか気候の中で「赤勝て!白勝て!」と熱狂したあの日…ということになるか。ワタクシメの世代などはそれこそコドモがうようよと溢れかえっていた時代。学年のクラスだって1つや2つでは到底収まらず、10クラスくらいにまで膨れ上がっていたのがフツーだったのでゴザイマス。なんせ中学の時なんて13クラスもあったんだからネ。なので赤と白だけじゃ事足りるワケもなく…ソレラに加えて青、緑、黄色、オレンジと…なかば「レコード会社8社対抗大運動会」とおぼしき様相を呈していたのでありまする。そんなこんなでニッポンの10月は運動会で盛り上がる月だけれども、ワタクシメが生息するオースにおけるソレと言えば…
コレなのでゴザイマス。といってもこれは元々アメリカが発祥の行事。要は同じ英語圏だし、大味文化の似た国同士だからマネしてしまえ!と思ったのかどうかは知らないが…ここのところハロウィーンを楽しむお子さまやティーンが急増中!でもってハロウィーンに欠かせないアレと言えば…
により中身をカラッポにして作るランタンかしらん。そんなワケで今回はこの無理矢理とも思える書き出しからコジつけさせて頂き、いつものように‘あの頃アイポ’をレビュってみたいと思うのでありまする。 表題の「パンプキン・ラブ」は沢村美奈子さんのシングル第2弾として、1981年11月5日に発売されたチューン。この発売日から考えるに、特にハロウィーンにコジつけ…といった企てはなかったものと思われ。(笑) 美奈子さんと言えば、あだち充氏原作のマンガをドラマ化した「陽あたり良好」における突然の降板が思い起こされる。それこそなんだかそのタイトルに似つかわしくない‘日陰’な印象がつきまとってしまっている方でもあるか。おそらくご本人様もあの時はなにがなんだか分からないうちに…といったうず潮の中状態だったのではないかと推測する。要は周囲の(目が¥マークになった?)オトナたちに振りまわされてしまったのか。 なにはともあれ...そんな薄暗いイメージを思いっきり払拭してくれるのが、実はこの表題曲だったりもする。なんといってもこの曲はのっけから明るくてポップ!当然のことながら当時のアイポにおける王道だった、歌サビを初っ端に持ってくる手法を採用。しかも…
とでもカマさんばかりの「おいで!美奈子のフェアリー・テール!」なるメルヘンちっくなノリと言えようか。まぁ、タイトルにカボチャってお言葉が宛がわれているので聴き手を余計に‘その気’にさせるのだろうけれども。それこそ美奈子さんの愛くるしいビジュアルと相まって、絵に描いたようなアイドルポップスに仕上がっていたりで…とにかくキュートで憶えやすいってな表現がピッタリコンコンにハマる作風が特徴。ただ、こうした作りの楽曲における共通の欠点(?)として楽曲自体が平坦で単純になる…ってのがやや気になってくるトコロでもあるか。(笑) この理想的なアイポとも言える楽曲を作曲されたのは小杉保夫氏。小杉氏と言えば… 「Bye Bye September」 原真祐美 「ときめきTouch Me」 渡辺めぐみ 「急いで!初恋」 早見 優 「夏少女」 浅香 唯 キタキタっ…頭にいきなりサビをもってくる楽曲を作らせれば日本一!と言わんばかりの作風をお得意とされていた方ですがな。でもこの方を一躍有名にさせたのは♪いちにぃサンバ〜にぃにぃサンバ〜の「お嫁サンバ」だったりもする。(笑)そんな彼が紡いだ作品だもの…この曲だってその出来ばえに関しては↑曲にゃ負けてないからネ。 ♪ラブ ラブラブ パンプキン・ラブ 女の子から気持ち 言い出す愛はパンプキン・ラブ まぁ!なんて憶えやすいお歌なんでしょ!1度聴いただけで口ずさめる…これこそがアイポの真髄でゴザイマスよね。 それにしても初っ端からカボチャカボチャって…。しかも↑のレコジャケ背景にだってソレの馬車とおぼしきブツがご登場と相成っていたりもして。この楽曲における当時背景をご存知ない方にとっちゃ「なんでカボチャが関係あるのぉ?」と小首をかしげざるをえないほどのカボチャこだわりなのである。 実はこの曲…グリコより新発売(当時)となったお菓子「パンプキンパイ」のコマソンとしてオンエアされていたもの。要はタイアップのためになんとかその商品名ならびにイメージを歌詞中にネジ込もう!という一種のアレである。この商品コマーシャルには美奈子さん自身もご出演。なんといっても70&80年代アイドルにとっちゃ、大手お菓子メーカーのコマーシャルに出演&愛嬌を振りまくるってのは定番中の定番だったもの。しかもソレに自身の曲がタイアップされてオンエアとくれば…それをキッカケとしてもしかしたらスターダム?ってな展望も視野に入った時代である。ただ、こうしたシチュエーションになるとタイヘンだったであろうなと思われるのが、作詞家のセンセイ方?ということになる。(笑) ♪好きとあなたに言いたくて 朝もやの街を かけてきた 夢の中では あなた「おはよう」と 微笑んでくれたの My Lonely Pretty Girl 一体どうやって「パンプキン」と括りつけようか…そんな苦労が垣間見えたり?とおぼしき序章にワナワナ。(笑) ♪ラブ ラブラブ パンプキン・ラブ 女の子から気持ち 言い出す愛はどんな色 ラブ ラブラブ パンプキン・ラブ 口にふくめば 少し大人ね パンプキン・ラブ ようやっと2回目の歌サビ繰り返しで「口にふくめば」といったフレーズを挿入。メインのブツだった商品「パンプキンパイ」との更なる括りつけがココで成されている。ちなみに実際の商品コマーシャルにて使用されていた部分も…ナニを隠そうココである。(笑) 紹介が遅れたが、この楽曲の作詞を担当されたのは三浦徳子氏。彼女と言えば太陽の女王こと、松田聖子さんのデビュー3部作とか、それ以外にも数多くのヒット曲を送り出したスゴ腕作詞家である。それだけのスゴイ方ならば苦労するはずは…?コジ付けに四苦八苦したパターン?商品モチーフのカボチャを練りこんでテキトーに仕上げたパターン?ってな臭いを放っていなくもないか。なんせ何度聴いてもカボチャとのつながりが…サッパリコンコンなのよ。まぁ、アイポなんだし可愛い女の子が元気いっぱいに弾んで歌ってくれればそれでいい!そんなモノであることには違いないのだが。(笑)
これに関しては無理にでもそういうことにしたいらしい。だけどもなんで女の子とパンプキンにつながりがあるのかしらん?楽曲全般のモチーフとやらに目を向けてみると… ♪ラブ ラブラブ パンプキン・ラブ 勇気を出して今日は わたしの心を見せるのよ ここからも分かるように主人公様は「片想い中」のご様子。しかしながら、パンプキンとのご関係は相も変わらず「曖昧MIE」のまま。だけどそんなのは無視して楽曲はどんどん進んでくの。(笑) ♪ラブ ラブラブ パンプキン・ラブ 愛の中身は あなたが決めて パンプキン・ラブ えっ!?キタ?キタ?三浦センセイ渾身のコジつけ技がキタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! かも。(笑)カボチャと言えばその中心部にはタネが存在するおやちゃい。しかしスーパーなどで売られる時点でソレラはスッカリコンコンと取り除かれるのがフツー。なので中心部は空洞化ってのが一般的なイメージだったりもする。奇しくもハロウィーンで使うカボチャのランタンだって中身をゴッソリとくり抜いて使うじゃないの!要はかぼちゃっておやちゃいは空洞になることを運命づけられているご様子。でもってお歌の主人公さま(女の子)が勇気を出して言い出そうとしてる愛はパンプキン型…実はコレ‘女の子’の特権なの。だってほら…アソコだってソレと似て空洞に近い状態だったでしょ。(笑)要は「あなたという詰めモノでアタシをいっぱいにして!それで愛は満たされるのよ、うふっ♡」って…あら?意外とエッチっぽい内容だったのコレって...まさか!(笑)さすが…
って唄ってるだけのこと…Rかもネ、滝汗。少女からオンナへと目覚めるのよっ!(笑) って楽曲を汚すデタラメ妄想はとっとと辞めにしときなはれ。可愛くてポップで理想的なアイドルポップに乾杯!しなくちゃネ。だというのにこの曲はオリコンの200位にすらチャートインしてないなんて!一体ナニが起こったの?1981年ってホントにナゾ。楽曲もご本体も...かなりの上質品だと思うのだけどな。考えあぐねたトコロでサッパリコンコン分かりませんがな。あら?ワタクシメの頭の中ってパンプキン...もしかしてカラッポに近い空洞化?(笑) ☆作品データ 作詞:三浦徳子 作曲:小杉保夫(1981年度作品・ビクターレコード) ※歌詞の正式表記をお持ちの方...ご教示お願いっ♪
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