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SNSで知り合った男性との関係がもつれにもつれ、あの世へと葬られてしまった女子高生。しかもジドリしていた○ぱぁ画像がお相手さんの手によりネット上に大量拡散。目を疑うようなソレラにこれまでの倫理観なぞ吹き飛ばされてしまった〜なんて方も?ティーン時代から自分専用のPCやスマホなどがあたりまえというこのご時世…このようなコトは日常茶飯事に行われていることなのかしらん?いえいえ、あくまでも一部の人たちのみが...と是が非でも否定したいキモチでいっぱいになる昭和生まれのワタクシメ。この件に限らずとも、テレビをはじめとするメディアでは正確なことは伝えないし事実も歪曲する。はたまたネット上では憶測や真実、ガセ?などが混在する情報の大洪水。知りたくないことまで知るハメになってしまったり、はたまたガセなのにそれが真実だと思い込まされしまったり?という、一体全体どれを信用したらよいのやらまったくもって分からぬありさま。こんな世の中になってくると「信じる」という行為自体が歪められてしまうのでは?と心配になってきたりもするのでありまする。

それはそうと「信じる」と言えば…80年代アイドルの楽曲にも、ほらほら…アレがゴザイマシタよね。今回はココにコジつけさせていただき、あの方が放ったこの1曲をレビュってみたいと思うのでありまする。

表題の「ビリーヴ」は松本伊代さんのシングル第13弾として、1984年11月1日に発売された楽曲。松本伊代さんと言えば…

♪伊代はまだぁ〜16(ジュウロク)だからぁ〜

そそっ、デビュー曲「センチメンタルジャーニー」がいきなりの大ヒット(オリコン最高9位、34.3万枚)になって一躍人気アイドルになった方。デビューしたばかりの新人アイドルの楽曲が30万枚超えする件…実は80年代としてはさほど多くの例はない。ジャニ所属の男性アイドルたちのように、すでに正式デビュー前に人気が充分に構築された上でのレコード発売というケースは例外として、女性アイドルではブームをともなっての人気者になったおニャン子クラブはおろか聖子女王ですら30万枚には到達していないのである。デビュー曲からいきなりの大ヒットという現象は70年代にデビューしたアイドル歌手たちに多く見られたものだったが、それでも山口百恵さんや桜田淳子さん等、70年代アイドルを代表するようなビッグネームでもコレは達成できず。こうして考えると伊代ちゃんデビューにおける30万枚超え…コレは彼女のデビュー時における絶好調ぶりというものがくっきりと見てとれる数字であると言えようか。

なにはともあれ…そんなのりのりデビューから数え13枚目にあたる本レビュー曲は、作詞を売野雅勇氏が、作曲を筒美京平氏、そして編曲を萩田光雄氏というコンビが手がけたもの。これまでの伊代ちゃんシングルで売野氏の歌詞を採用したのはお初。ちなみに作曲の筒美氏作品はデビュー曲から「オトナじゃないの」までの4作品、また、お三方によるタッグ曲は85年6月に発売された後発シングル「ポニーテイルは結ばない」がソレにあたる。そもそもこれまでの伊代ちゃん楽曲はアニメちっくでにぎやか、そしてキラキラした世界観が多かったものだが、本曲ではそうした趣とはかなり異なっているのが特徴か。こうした異色作とも言える作品に携わることになった理由というのが…

「転校少女Y」

コレでゴザイマシタよね。例のニャンニャン事件で芸能界から干されていた高部知子さんの復帰第1弾として、TBS系列で放映されていたテレビドラマであり、その主題歌を伊代ちゃんが担当…ということで、当時はそこそこ話題になったものである。そしてその当時はあまり知られていなかったあのヒト…そそっ、現在は国際派俳優として名高い渡辺謙氏がご出演!という事実。コレどうよ!この事実も本ドラマのプレミア度をググっと押し上げていることに他ならないのでありまする。

このテのドラマと言えば、スリリングで疾走感のある主題歌も人気の的になっておりましたよね。どの主題歌もドラマ内での数々の名(迷?珍?)場面を彷彿とさせてくれる、実にベストマッチングな楽曲ばかりがズラリンコン。

■おもな疾走系、そのテのドラマ主題歌
「NEVER」MIE「不良少女とよばれて」TBS
「ヒーロー」麻倉未稀「スクール・ウォーズ」TBS
「RUNAWAY」麻倉未稀「乳姉妹」TBS
「今夜はANGEL」椎名恵「ヤヌスの鏡」フジ
「サイレント・グッバイ」デビル雅美「赤い秘密」TBS
「銀雪の浪漫〜Follow you」藤ゆうこ「禁じられたマリコ」TBS
「Never Say Good-Bye」小比類巻かほる「ポニーテールはふり向かない」TBS
「TALK TO ME」松居直美「天使のアッパーカット」TBS

それにしてもこうしたムーブメントになぜ売れっ子アイドルだった伊代ちゃんが挑戦することになったのか?彼女はデビュー当初こそコンスタントにヒット作を連発していたものの、どうもその流れが83年後半あたりから↓になりはじめ、かなりの雲行き悪状態に。このブログではその現象について“伊代のジリジリっ地盤沈下”などと勝手に命名してしまっていたりもするのだが(←伊代ちゃんゴメンなさい)、特に「時に愛は」以降の沈下ぶりは凄まじく…あわやヒトケタ4万枚を切るレベルにまで落ち込んでしまっていたのである。デビュー早々にして30万枚超えを達成したアイドルが…である。このため伊代陣営としてはカンフル剤とおぼしき?かなり強力で即効パワーのあるナニかが早急に必要だったのかと思われ。

♪見えない絆(きずな)を 確かめたいから
 誰も多分 傷つけ合うの
 臆病すぎて 優しくなれない
 人は哀しい生きものなんだね

(中略)

♪Believe Believe…Believe もう一度
 信じたい 愛したい やり直したい
 Believe Believe…Believe あなたと
 優しさからもう一度…ビリーヴ

イントロはシンセによるティロリロ奏法であり、コレはリスト内にあるMIEさんの「NEVER」を思い起こさせるようなソレである。そしてこのテの疾走系作品には必須となっていた女声隊によるウーフーコーラスもお決まりのようにインプット。(笑)当時流行していたシンセドラムも大活用し、これまでの主題歌の良きトコロをきちんと押さえた上で作りこまれたとおぼしき作風になっている。歌詞の内容もドラマのソレに沿わせたものであり、ヒトとヒトとの絆を信じ前向きに生きていきましょう!といったモノ。あくまでもアイドル歌手、松本伊代ちゃんが唄うというコンセプトが存在するためか、疾走感は「NEVER」や「ヒーロー」のソラレにはやや劣る。それでも新生・松本伊代をアピールするには事足りる出来栄えになっているのではないかしらん?だってこれまでの作風とは明らかに違うナニかが…聴き手のハートにビンビンと響いてくるのだもの。伊代ちゃんの歌唱に関しては独特なお声ゆえ、これまでと一緒では?と低評価されてしまう傾向にあるかもしれないが、なかなかどうして!こうした楽曲との相性は悪くはないように思えるワタクシメ。まさに意欲的な新境地開拓作と言えそうでゴザイマス。

なかでも要注目なのが本楽曲のタイトルにもなっている“ビリーヴ”の発音か。アイドル歌手の場合、帰国子女系やそれ関連系ムスメたちを除いては、歌詞中に出てくる英語発音にはさほどの重きを置いていたとは思えない。かくいう伊代ちゃんだってデビュー曲では♪センチメンタル〜ジャアァアァニィ〜と…純度100%の和製発音にてカマしておられましたものね。だけど本楽曲ではそこら辺りからはググっとご成長された証をチラリと垣間見せてくれていたりもする。

♪ビリ〜〜〜ヴぅぁなたとぉ〜

なにかこんな風に聴こえませんでショカ。「ヴぅぁなた」ってナニかしらん?って思った方(←あんまりいないと思うけんど)もいるくらい、英単語としての“ビリーヴ”をきちんと意識して唄ってらっしゃるの。ご存知のとおりBelieveはビリーヴであってビリーブではなく…こと「ヴ」のところの発音に関してはそれなりにくちびる上でのお工夫が必要になる単語。まぁ、ちょっとひっぱりすぎ傾向にあるからなのか、聴けば聴くほどに「ヴぅぁなた」が気になってくるぅ…という面もあるにはあるのだけれども。さもないと♪ビリ〜ビリ〜ビリ〜…どこぞのビリーさんに想いを馳せるお唄としての勘違いが発生してしまいそうですものね。(笑)デビューから2年が経過した時期において、その進化と発展を見せようとしていた伊代ちゃんここにありき!といったトコロかしらん、ナゾ。

♪懐しいほど あったかいな (ティロリロ…ティロリロ…)

サビ直前のココでやってくるアレンジもね…個人的にはツボ。だってなんだかサ…ぬきあし…さしあし…とばかり?ナニかケッタイなモノが忍び寄ってくるような?アンタに“アレのKNOW-HOW”なんて教えられたくないワ〜キャ〜!って違うでしょ、ソレ。そうじゃくなくてナニかこう…黒々しいフィ〜リングとでも表現したらよろしいのかしらん?まさに「闇夜にドッキリ!」…たまりませんがな。(笑)

こうした妙な聴きドコロにも恵まれた(?)本曲は、オリコン最高11位、登場週数11、累計で13.6万枚を記録して地盤沈下中だった伊代ちゃんを救済してくれた助け舟曲となったのである。なんと伊代ちゃんがトップ20にカムバックしてきたのは「恋のKNOW-HOW」以来の9ヶ月ぶり!欲を言えばあと1ランクあげてくれたらベストテンヒットになったのにぃ…と惜しむお声もチラホラか。なんせこの曲は「ザ・ベストテン」でも11位でスンどまりになってしまい、「時に愛は」以来の番組カムバックをギリギリのところで逃してしまうというやるせなさ。たかが11位、されど11位…10位との間に立ちはだかるその壁は、とても厚くて高いものでゴザイマシタよね。たった1ランクの違いでその扱いが大きく変わってしまうという、なんともイヤな立ち位置…どうにもこうにも次点ってな印象が拭いきれないのがイヤン。デビュー当時は伊代ちゃんの遥か下にいたはずの同期歌手たちが、すでにベストテンの常連になっとる事実をまのあたり…でゴザイマシタものね。伊代ちゃん的にもこの意欲作をひっさげ…

♪Believe Believe…Believe もう一度

スタッフさんたちのご尽力や自らの努力を信じてビリーヴ!夢よもう一度〜!!なのにその願いもむなしく11位でっか…泣っ。しかもこの曲が伊代ちゃんにとっても最後の10万枚超えヒットになってしもうた、ガ〜ン。信じても信じてもこっぱみじんに打ちのめされることもあるのね…アハン、「信じかたを教えて」くださいナ、もう。それでもBelieve Believe…信じて前向きに。だからこそ今でも芸能界でご活躍され、プライベートではご家庭も築いてお幸せな伊代ちゃんが存在しているのでゴザイマスよね。ヒトは哀しい生きものらしいから…「信じる」という、懐かしいほどあったかいキモチを忘れずに生きてまいりまショ。本レビュー作業によりコレを改めて悟らされたワタクシメなのでありまする。(笑)

☆作品データ
作詞:売野雅勇 作曲:筒美京平(1984年度作品・ビクター音楽産業)

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