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書庫☆番外編脱出成功レビュー

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ついこの間♪チェリ〜ガ〜デンはな〜ざか〜り〜な季節が到来したと思いきや…あれよあれよという間に初夏の陽気に包みこまれてしまったようでゴザイマスね、ニッポン列島。このように考えると本格的な春を味わえる期間というのはしごく極短なことに気づかされるのでありまする。暦の上で3月は早春と呼ばれるものの、風はまだ冷たく春まだ浅いといった気候だし、かといって5月になれば夏日が怒涛のように押し寄せ、街角はパイナップルの風で染められる…あら、春ってこんなに短かったかしらん?♪いじわ〜るはるぅ!とカマされている方も多いのではないかしらん?

それはそうとパイナップルの風と言えば…そそっ、80年代アイドルにもソレに関連する方々がおりましたよね。ってなワケで今回はココにコジつけさせていただき、いつものようにレビュってみたいと思うのでありまする。

表題の「妖精ポピンズ」はポピンズのデビュー曲として1986年4月21日にCBSソニーより発売されたチューン。

ポピンズは金子恵実チャン(写真左)、芳賀絵巳子チャン(写真右)という可愛らしい女の子二人により構成されたアイドルデュオでゴザイマシて、なんでもお二人は小学生の頃からひとつの夢に向かって結託、絶対にアイドル歌手になろうね!という目標を掲げ、そのキッカケ作りに日々いそしまれていたそうな。名古屋出身のお二人はお名前も似通っており、また、身長も体重もほぼ同じサイズ…なのでパっと見は双子ちゃんのように見えてしまうという、まさに♪生まれる〜前から〜結ばれていた〜瀬川瑛子さまもビックリ仰天とおぼしき運命を持ちあわせていた少女たちだったようでゴザイマス。

それにしてもこのお二人がデビューしたのはまだ15歳の高校一年生の頃…ということは成長期の真っ只中にその身を置かれていたワケでゴザイマシて…その状況下で体型をピッタリコンコンに揃えるというのは至難の業だったはず。ソレに逆らうことができず、劣化の道をまっしぐら〜になってしもうたアイドル歌手の方もチラホラいらっしゃったりで。それこそ成長抑制剤でも服用されていたのかしらん?としか思えないような神業だったりもする。まぁ、そこは生まれる前から云々のお二人様だもの…苦労知らずの朝飯前ってトコロだったのかしらね、ナゾ。(笑)

こんなお二人のデビュー曲は作詞を売野雅勇氏、作曲を井上大輔氏、編曲は清水信之氏という、当時のアイドルポップス界でときめいたお三方がガッツリと組み合って手がけた豪華盤。しかしまぁ…時の流れというものは残酷でゴザイマシて…内お一人がすでに他界というこの現実!悲しくてやりきれなくなってまいりますワな。当時の制作秘話を聞きたくても生き証人は減る一方というこの状態…逆らえないモノとは言え、チェリー泣っ。

字数の都合もゴザイマスため、ひとまずはナミダを拭って本題に移ることにいたしましょう。

ポピンズのお二人と言っていの一番に思い出されるのは、所属した事務所のことかと思われ。なんといってもそれまでにアイドル歌手育成を手がけたことがなかった(当時)吉本興業が、一寸の狂いもない正統派アイドルデュオを誕生させた…ということで、その当時はココに話題集中だったとキオクするのである。ポピンズの売り出しに関しては一大プロジェクトとして扱われていた様子(そりゃそうだわナ、社の新事業だったのだもの)で、TVの告知用スポットや下記のようなプロモ広告などがデビュー前からビシバシと打たれていたのでありまする。

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デビュー前のプロモ広告。ポピンズのプロジェクトにみんなも一緒に参加しよう!といったコンセプトで、より一体感をこしらえようとしていた様子を垣間見ることができる。非の打ちドコロがないほど、完璧にキャワゆいポピンズ。

この盛大さに決してヒケを取らない作家陣により紡がれたデビュー曲…これがまたアイポとして純度が高いのなんのって…とにかくスゴイんだから。

イントロからしてキャワゆ〜いアイポの雰囲気で充満、萌え〜っ!(笑)ワクワクするよなサウンドに妖精のモチーフを絡ませ、おとぎ話ちっくにしてみたの〜といった出来栄えナノ、kawaii。ショッパナから入ってくるウ〜ウ〜男声コーラスが春でも夏でもない季節?のここちE雰囲気を演出し、聴き手のココロをムギュ!曇りのない透明感を届けてくれるのでありまする(曇りのない…と言えば、たしかデビュー盤はソレに沿わせたかのような透明色だったとキオク)。さすがは世界のソニー(注:当時)でゴザイマスよ…音楽部門の位置づけとしては一時と比較したらやや下向きか?という勢力図の中におりながらも、さすがの高品質を打ち出せる底力。それが今じゃね…企業としてどうなのヨ!時代の流れを感じずにはいられませんことヨ、泣っ。

♪金色の粉をピンクの魔法のつえで
 空に振りまいて逢いに来たのよ
 PiPiPaPiPo…
 それが合言葉 壊れたシャボン玉から
 虹の階段をそっと滑って

雪印アイス「宝石箱」ではないけれど…「歌詞の中にメルヘンの香りをたくさんちりばめました」といった趣きか。上記以外にも…

白い羽の女の子、レエスのパラソル、緑の煙突、夢のテレパシー、愛の呪文、甘い香りしてた葡萄畑、ほうき星…

などなど…おとぎ話アイテムがゾクゾクと繰り出され、女の子がだ〜いすきなkawaii世界観を構築してみたノといったトコロ。作詞を担当された売野氏は中森明菜嬢の「少女A」をはじめとするツッパリ歌謡にて名を馳せた方でもあるのだが、こんなにフワフワした究極のファンタジーも描けるのじゃ〜!といった雄叫びが耳をつんざくほどに聞こえてきそ〜。そして曲サビ部分では…

♪PiPiPaPiPo…夏が来て逢えるかな
 パイナップルの風が街角を
 染める頃逢いたいなもいちど

♪PiPiPaPiPo…妖精のポピンズ

アタシたちは妖精のポピンズでぇ〜す!と言わんばかり…ウフっ(笑)自己紹介ソング的な部分も練り込まれ、妖精らしい呪文とおぼしきモノもPiPiPaPiPo。可愛らしさを前面に打ち出すアイドルデュオのデビュー曲としては抜かりナシといった出来栄えであり、今風アイドルたちのソレラにも相通じるものなのではないかしらん。ユニット名がポピンズだから、メアリー・ポピンズの要素を取り入れてみまショといったコンセプト臭がプンプンしてくる作品でもある。井上氏による耳障りのよろしいメロは、シブがき隊における一連ヒット曲をこしらえていた同一人物とは思えん可憐さ。そしてアイドル作品において脂がノっていた清水氏による絶妙アレンジも…それぞれにツッコミどころナシ!といった完璧さ。

そしてこの王道作品を歌唱したポピンズのお二人にも要注目!だってホントに妖精みたい…フェアリーテールから抜け出してきたの〜とでも言わんばかりのキュートなお衣装で歌い踊るお姿は、ピンク・レディー以来の完成されたアイドルデュオがキター!と驚嘆すべきレベルだったようにも感じるのである。デュオとしての均等割加減は、少し前にレビュったキララとウララのソレよりも上を行っていたと断言してしまってもよろしいのではないかと^^。

しかし時代というものは時に底意地が悪くなるモノである。フタを開けてみるとこのデビュー曲はオリコン最高49位、登場週数4、売上1.1万枚というお成績でエンドることになる、ガビ〜ン!コレを結果オーライと取るのか否かは個人の主観にもよると思うのだが、あれだけの大きなプロジェクトを組んでコレというのは…やはり陣営としてはガックシなソレだったのではないかとスイソク。原因はなんだ?どこに落ち度があったのか?そうこうしているうちに、デビュー当初は双子ちゃんのような愛らしい容姿を保っていたお二人に変化が…。

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早くも布一枚!お脱ぎになる伏線?ファッショナブル系をカマしてみたのネ〜。あら〜フツーの人間になっちゃった...

妖精としての生活に飽き飽きしていたポピンズは、下界の男の子にフォーリンラブ!想いつのってある日地上に舞い降りた。しかし想い描いていた「蒼いときめき」も徐々に色褪せ、こんなものかとラクタ〜ン。もっと刺激がほし〜い!アタシたちにはもっと輝くストーリーが待ってるのよ!と強欲に溺れてしまった結果、妖精としてのオーラは消え去ってしまいましたとサという、おとぎ話残酷バージョンにおけるエンディングみたいなオチ?特に最後のなんて「どうしちゃったの?」わずか1年でなんでこんなになっちゃうなんて...。ここのあたりは偉大なる先人成功デュオの垢抜け術は見習わず?キララとウララが布教した宇宙学的スーパー変貌法を採用してしまわれたのかしらね、ナゾ。

1986年…時はおニャン子ブームの真っ只中。ティーン男子は素人っぽさを前面に打ち出した新しいタイプのアイドル達にゾッコンという状況下。そしてレッスンをたくさん積み、伝統的手法で挑んだ従来型アイドルたちは一部の成功者を除きすみっこに追いやられるハメに…。出てきた時代が悪かったと言えば、たしかにそれまでになってしまうのかもしれない。しかしながらそれまでの概念で非の打ち所がない(と思われる?)アイドルユニットを作り上げたところで見向きもされない時代がやってきてしまっていたことだけは、ポピンズの低迷ぶりがソレの確たる証拠だったのではないかと。時代があともうちょっと遅ければ...Winkの成功例もあることだしぃ。

今風に言えば「萌え〜」に属されると思われる、とってもキャワゆいポピンズのお二人なのだが、彼女らはユニットとしての自信を失くす必要性はなかったのではないかと思われるのでありまする。ただただ時代に翻弄されてしまっただけなのではないかと。一点だけ気になっているのは「妖精」というコンセプト?ポピンズのデビューから遡ること2年前にも♪ピラパルピラル〜とカマして失敗こいてしもうたアイドルさんがいらしたではないの。アチラは45%分だけが妖精で残りは…だったらしいけんど。

仮にポピンズのお二人がおニャン子ブランドの元でこの曲をリリースできていたのであれば…

♪金色の粉をピンクの魔法のつえで

そんな魔法なんぞ使わなくとも、オリコン1位は容易く獲得できたのではないかしらん?

幼なじみだった少女二人が切磋琢磨しながらひとつの夢を追いかけたあの頃…それこそワタクシメがその時代に戻りまして、ピンクの魔法のつえで金色の粉をパラリンコン!その後のアイドル界における流れが変わりませぬようにと...

♪PiPiPaPiPo…

先回りしておまじないをカマしておいてあげたかったワ〜というキモチにさいなまれるのでありまする。そしたらポピンズだって…ネ。もっとなが〜く…愛らしい妖精のままでいられたはず、あ〜ぁ残念PiPiPaPiPo!

☆作品データ
作詞:売野雅勇 作曲:井上大輔(1986年度作品・CBSソニー)

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