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「アップダウンクイズ」と言えば…
ワタクシメの世代的には小池清さまが司会を、そして佐々木美絵さまが出題を…このゴールデンコンビ時代が白眉!そして番組冒頭で小池さまのおクチから発せられる… 「ハワイへのご招待。10問正解して、さあ、ハワイへ行きましょう!」 コレで夢ふくらませた〜なんて方も多いのかと思われ。また一方では佐々木アナの知性まぶしいべっぴんさんぶり、そして優勝者をタラップ上にてwelcome、JALスチュワーデスの格好したお姉さまにおける○ンチラすれすれ角度?男性視聴者さま的にはこれら辺りの要素もウホホ状態だったのカモね、おそらくは。(笑)
それはそうと「ゴンドラ」と言えば、80年代アイドルさんのお歌にもソレがご登場と相成るものがゴザイマシタよね。ってなワケで今回はココにコジつけ、いつものようにレビュってみたいと思うのでありまする。 表題の「ふたりのMoon River」は浅香唯嬢のシングル第2弾として、1985年9月21日に発売された楽曲である。 当ブログにおける唯ちゃんレビューと言えば…いやはや果たして何年ぶりに発表することになるのやら。キオクによれば「ヤッパシ…H!」と「STAR」をレビュって以来だったような気がしてまいりましたノ…ってことは、こんなにも長く続けているブログだというのに、唯ちゃんはこれまでにたったの2回ポッキリのご登場だったということに…滝汗。唯ちゃんファンの皆様、これはこれは大変失礼おばいたしやした。 さて、この楽曲をリリースした頃の唯ちゃんと言えば、まだまだ駆け出しのひよっこ。それこそB級アイドル街道まっしぐら?と言わんばかりの状態におられた…と表現してしまってもよろしいのかしらん。なにしろ発足したばかりのハミングバードというレコ会社にその身を預け、なんとなく不安がよぎる雲行きに…。でもってデビュー曲「夏少女」はオリコン100位入りを逃してしまうというハメに。コレは1985年という時代のそこそこ恵まれアイドルにとりましては異例の結果?とも言えようか。だって大手所属、大概の皆様方は40位台だの50位台だのと…続々とチャートインされておられましたものネ。 唯ちゃん自身もおメメがパッチリコンコンのキャワゆいお顔でアイドル性もバッチリ!そしてデビューに際しては少女まんがとのコラボ(「シューティングスター」画:大山和栄)という鳴り物入り要素があったのにもかかわらずこの結果である。その割にはTVの歌番組やら新人賞レースではそのお顔を頻繁にお見かけしましたけどね…おそらくコレは所属事務所である六本木オフィス(八代亜紀さまや岩崎良美さまなどの大物を抱え込んでいた)におけるご努力の賜だったのでは?ということになるのカモ、ナゾ。 デビュー曲「夏少女」の「すっぱい失敗」に関しては色々と憶測が飛ぶものだが、おそらくはレコジャケのせいもあったのでは?なんてお噂もチラホラだったりで。なんとも写りがお悪いというか…実物の良さが完全にかき消されてるよ〜な気も…滝汗。 そんな状態でくすぶり気味だった唯ちゃんが、新人賞レースの勝負曲として繰り出してきたのが表題曲…ということになる。この楽曲の作詞を手がけられたのは三浦徳子氏、作曲は小杉保夫氏、編曲は矢野立美氏というタッグチーム。三浦&小杉のコンビのアイポと言っていの一番に思いつくのは♪恋する女は綺麗さ〜の「お嫁サンバ」か。他にもアイポファンの間では絶大な人気を誇り続ける「Bye,Bye,September」(原真祐美)もキラ星のごとくに存在する。唯ちゃんのデビュー曲「夏少女」も同コンビによるものだし、その他にも唯ちゃんのラインナップ上には同コンビの作品が数曲存在することから、おそらくはデビューする時点で何曲か依頼して書いてもらったうちの1曲だったのかも…と推測してみたりもするのである。 ♪チャチャチャチャ(ドゥドゥドゥドゥ) ♪チャチャチャチャ(ドゥドゥドゥドゥ) 明るさハジけてパチパチっ!陽気なアイドルポップス待ってました〜と…周囲の迷惑も顧みず?その絶賛心を叫び散らしてしまいそうになるほどの、実にゴキゲンなイントロで幕開けナノ。このすぐ後には涼やかな秋風を感じさせてくれるギターの音色とストリングスのコラボがキたもんだ!ザ・歌謡曲でっせ〜といった風情でグイグイ押してくるあたり、あの頃アイポのマニアにとりましてはオハコンバンチワ。実にたまらん作風で垂涎モノだったりもする。 ♪九月の風が吹けば スカーフが あなたの頬を 撫でてゆきます キラキラ星が 光る時間まで お願いよ 動かずにいましょう…… 全般的に和製オールディーズっぽい雰囲気が。この屈託のない明るさは当時のアチラで人気を博したポップス手法を有難く参考にさせていただきましたヨン!といったものがチラつかせるメロと編曲か。1959年にミミ・ロマン嬢が歌唱し日本国内ではヒットした(本国では不発)「恋の条件反射」(原題:「Up to My Heart in Love」)や、ボビー・ヴィーくんが歌って世界のアチコチで大ヒットになった「燃ゆる瞳」(原題:「The Night Has a Thousand Eyes」)とかサ…♪スカーフが〜後の音処理に関しては「ややニタピロを見た!」かしらね、ムフフ。どちらも例が古めかしてくゴメンなさいネ。まぁ、ニタピロもなにもあの頃のニッポン産ポップスはこういう時代のものをお手本にしていたことが判明済みであるからして、あくまでも参考程度のソレだからどったことないのだけんど。(笑) ♪流れ星 私の日記 見てね Oh,please 特別なKissさせて そしてここからの部分では、我らニッポン人が大好物らしい“哀愁味を帯びたメロ”を抜かりなくネジこんでくる。それこそ胸キュン風味は増長され、ひんやり冷たい風が吹く秋の一夜という場面を聴き手に思い描かせたりもする。しかも「オ〜!プゥリィ〜ズ」なるフレーズをツっこんでくるあたり、やはりこの曲はそういう根底の元(オールディーズ風味)に作られたモノなのか。う〜ん、ワタクシメ好みで実に素敵なポップスぅ〜でゴザイマス! でもってココまでレビューを読み進めてくだすった皆様…どうもこのあたりで冒頭の「アップダウンクイズ」との関連性とはいかに?ハテナ??などと小首をひねりはじめた頃なのカモ。「アップダウンクイズ」と言えば上がり下がりする「ゴンドラ」(解答者席)が名物でゴザイマシタが、この曲にだってきちんとゴンドラが出てくるんだから。
ほらネ…って、この一節のためだけに「アップダウンクイズ」とのコラボかね、という怒号もチラホラか。しかもこの曲にご登場と相成る「ゴンドラ」とやらは、その場面設定から察してみても違う風情なのネ。それこそイタリアのとある都市でお見かけするようなロマンティックな手コキ船のことなのではないかと。「アップダウンクイズ」に出てきた動きの激しい箱といったイメージとはまったくもってかけはなれるのでは?まぁ、そのゆらり夢のお船とやらであわよくば彼といいムードに…そしてその勢いのまんまグラグラ動きの激しいソレと化す?なんて中年オトコらしい汚妄想も誘発かしらん、ナゾ。(笑) ♪I love you I love you I love you I love you 素敵ね 流れ流れ二人 いつかMoon River 渡りましょうか 二人で暮らす Shiny Dream そこにある…… 平常心に戻りまショ。(笑) そしてここからのサビ部分では前半で見せた屈託のない明るさを前面に押し出しながら、聴き手にむかって一気に畳みかけてくる。B級アイドル街道まっしぐら時代の唯ちゃん楽曲とは言え、コレってかなりの傑作なのでは?と、↑のような汚妄想から一転…マジメ一直線に自問自答し始めるワタクシメ。レコジャケかわいらしさ度の改善(笑)はもちろんのこと、唯ちゃん本体のチャーミング度合いも増してきた。そして歌手として肝心カナメの歌唱力だってより安定方向へ…と思いきや、手元のある動画で確認したら結構ハズしてたワ^^;。それでも唯ちゃんのキラメキハジメ?と思われる要素が垣間見られ、歌唱に関しては特に♪流れ星〜のクダリからソレが存分に楽しめるハズ。 そもそも唯ちゃんは85年組の中でも声質は良い方?当初から中音域がええなぁ〜ってな認識でいたのだが、ココに関しては読者の皆様も満場一致のご意見かしらん、ナゾ。なによりもお声に表情があるトコロがおよろしく、決してボー歌じゃないノ。また、ソレとは別にビブラートが大波ドンブラコなのも特徴のひとつだったか^^;。
そう言えばワタクシメの中学時代における友人でサッカー狂、しばらくの再会時にゃ、いつのまにやら唯ちゃん狂へと転じていたお主!そなたも唯ちゃんの全ラインナップ中でこの曲が一番好きだと話しておったのう…しばらく会ってないが元気で暮らしておるのじゃろうか。あの頃はクラスルームで毎日顔を会わせ、多くの時間を共有した竹馬の友。だけれども今じゃ時がこしらえたMoon Riverに阻まれ、むこう側とコチラ側…。 それはそうとこの表題曲の中心モチーフになっとるMoon Riverってなんなの? おそらく世界的に認知されているのは、名画「ティファニーで朝食を」の一場面で用いられた楽曲というモノになるのかと。アンディ・ウィリアム氏が歌唱したバージョンが骨頂だと思うが、実はこのMoon Riverとやらはなかなかのクセモノらしい。なんでも歌唱したアンディ自身もMoon Riverの完全解釈には至ってらっしゃらないとか。直訳で「月の河」という意味、歌詞で謳われている1マイル(約1.6キロ)よりも広い河…などでソレをイメージとして捉えることは可能なのだが、本場の方々ですらMoon Riverとはなんぞや?の問いに明確に答えられる人は少ないとか。で、ココにきて作詞者の自宅裏にあった地元川の俗称がMoon Riverだった!なる珍説も浮上してるらしく…レビュー冒頭にて書いた唯ちゃん草創期における不発っぷりと同じく?Moon Riverも不可解極まりないモノと化しているようでゴザイマスね。 この曲はオリコン…ううっ、またしても公式記録上には見当たりませヌ。ってことでワタクシメのマル秘キロクによれば…オリコン105位がピークポイントだった模様。デビュー曲よりも上、あともう少しのトコロで100位入りを果たせる位置までは漕ぎ着けていたのでゴザイマスね。それにしても100位以内にチャートインした楽曲記録は公式として後生大事に保存され、ソレ以下のは非公式扱いで冷たくあしらわれ…100位と101位の間にはMoon Riverよりもハバヒロな大河がズデ〜んと横たわっていたようで泣けてきますな、こりゃ。
そそっ…この大河を越え、向こう岸に辿り着くことのできた選ばれし者だけが、その輝かしい夢に向かって邁進することができた!あの頃のアイドル戦国時代をナマナマしく物語るエピソードでゴザイマショウかネ^^;。 ☆作品データ
作詞:三浦徳子 作曲:小杉保夫(1985年度作品・ハミングバード) |

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