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さてさて、9回目を迎えました後、やや間が空いてしまった「キャッチフレーズ辞典」。賛否両論いろいろとおありかとも思われますが、ひとまずは有無言わさず?いつものごとく続けさせていただくことにいたしまする。(笑)

今回ご登場と相成ります方は…泣く子もだまるこのお方。そう、80年代の幕開けとともに彗星のごとく現れ、あれよあれよという間にトップアイドルに。ソレのみならずファッションや髪型など、歌以外の要素でもムーブメントを巻き起こすことに成功し、アイドルポップス界の女王として君臨した

松田聖子さん

でゴザイマス。聖子嬢のキャッチフレーズと言えば、今さら言及する必要性がないほど有名な

抱きしめたい!ミス・ソニー

コレでゴザイマシタよね。

聖子嬢の芸能界デビューにおける紆余曲折に関してのエピソードは知る人ぞ知るという感じなのかと思うが、決して準備万端にお膳立てされた状態でのデビューではなかったものである。どちらかと言えば、アテにしていた馬がダメになったことにより焦りまくった事務所とレコード会社が、ソレの代走馬として急遽駆り出した?的な、本命ではなかったけどもとりあえずメンツ保持のため…といった慌しいソレだったもの。

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デビュー間もない頃の白黒告知広告。ミス・ソニーはあえて記載ナシ?とてもあどけない印象の聖子嬢...しかしすでに目ヂカラが。この時点で、いったいどれだけのヒトが、後の快進撃を予測できたのだろうか。

CBSソニーというレコード会社はアイドルシーンにおいてたくさんのスターを輩出しており、キャッチフレーズを付ける際にも社イチオシの人材に関しては「ソニーの○○」など、その輝かしい社名を盛り込んだモノにするという、伝統のようなものが存在していたのである。例としてあげてみると…

南 沙織 「ソニーのシンシア」
天地真理 「あなたの心の隣にいるソニーの白雪姫」
水沢アキ 「ソニー家の三女」
伊丹幸雄 「ソニー坊や」
山口百恵 「大きなソニー・大きな新人」
沢田玉恵 「ソニーの神秘」

などなど…ふむ、たしかに「ソニー」という社名を盛り込むだけでなにかこう大物感を匂わせたのは確か。ただ、時代が流れ流れた今となっては、その肝心のソニーブランドもオ○メといった、非常に嘆かわしい現実の真っ只中といったトコロだったりもして。

聖子嬢がデビューした1980年には、これまた「ソニー」の社名を宛がったキャッチフレーズを授与されていたアイドル歌手がいた。それはデビュー前からポスト百恵としての呼び声が高かった浜田朱里さんであり、彼女のキャッチフレーズは「CBSソニーの主人公(ヒロイン)」である。ヒロインと名づけるからには当然のごとくその年度のイチオシは「キミに決定!」といった風情がムンムン。しかしながら、運の強さでは右に並ぶものなど皆無だった聖子嬢は、その「ソニーのヒロイン」をも軽く蹴散らし、社から「ミス・ソニー」という称号を与えられてのデビューに漕ぎ着けるのである。さすがは後に女王の座に君臨する聖子嬢でゴザイマスよね。考えてみれば「ミス・ソニー」という肩書きよりも「ヒロイン」の方が格上感が漂うのは言うまでもなさそうだが、そんなことはおかまいなし!とばかりに、その強運をさらにムキ出しにして突き進んだ聖子嬢。この時点ですでにソレが尋常ではないことを如実に物語っておりますかしらん。(笑)

いつの世においてもトップに君臨する人気アイドル歌手に必須なのは、歌のみならず髪型、衣装やパフォーマンスなどのビジュアル面だと言える。そうした面で魅了することにより更に話題を提供、本体人気が巨大なまでに大きく増長してゆく過程は、これまでにそうしたムーブメントを起こしたアイドル達、例えば天地真理さん、山口百恵さん、ピンク・レディー、中森明菜さん、チェッカーズなどなどを思い起こしてみれば明らかになるか。聖子嬢もソレラで独特の「聖子ブランド」を作り上げたものだが、ソレの最たるものが例の髪型、そう...いわゆる「聖子ちゃんカット」と呼ばれたものと言える。

■聖子ちゃんカット変遷

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デビューしたばかりの頃でサッパリ短めなのこのあたりですでに原型完成かしらん?サイドのふくらみもいい感じでしょ!

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パーマ加減がゆるやか&ふんわりきつめのパーマで更にボリュームアップを狙うわよ!パーマのカマしすぎでパサつき警報発令中?

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史上最高峰の膨張度をドヤ顔で自慢?「風立ちぬ」が最後の聖子ちゃんカット見よ!美しいサイドラインを!これこそが女王の証

デビューしたての頃は特に目立つこともなく、いたってフツーの髪型にしか見えないのだが、人気の上昇カーブに比例するように、そちらの方もどんどん進化を遂げるさまは圧巻!聖子嬢いわく…

「自分がパイオニア。だからいつでも完璧に決める!」

スバラシイデハア〜リマセンカ!こうしたご本人における強靭な意志こそが「聖子ちゃんカット」を憧れの的にさせ、聖子オリジナルブランド化させることに成功したのである。

■聖子ちゃんカット全盛期|81年くらいまでの聖子カットのエピゴーネンたち

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よしえも聖子チャン気分なのぉ〜智枝美だって負けないわよ!なんとピンク・レディーのミーさんまでもが!

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島田歌穂さんもキメまくる!八木美代子さんも理想形に極近!斉藤智美チャンも似合いまくり!

■演歌やロマンポルノ、ものマネ、女子プロレス界のお仲間さんたち

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杉田愛子さんも先輩を見習って早速!本格演歌の句紫洋子さんも!ロマンポルノ界の聖子ちゃん、寺島まゆみさん

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そっくりさんを3人でセット売り、聖子ちゃんず女子プロレス界の聖子ちゃん、立野記代さん大森ゆかりさんも聖子カット&フリフリをリング上でお披露目!

※82年以降:花の82年組、以降の女子新人歌手たちにより模倣され続け、85年くらいまで続いた。基本の聖子ちゃんカットは保持しつつも、レングスを長くしたり前髪に多少のアレンジ(センター分け|サイド分けなど)を加え、徐々に個性を打ち出すようになっていった。

そして追従アイドル歌手たちのみならず、日本全国の一般女子たち、そしてさらにはにっかつロマンポルノ、女子プロレス、アングラ界、ものマネ界、はたまた演歌歌手たちにまでソレを浸透させクローン化に猛拍車!聖子帝国の構成員を次から次へと量産してしまったのには驚嘆の一言である!

♪ひ〜とりぃ〜っきりでぇ〜なぁ〜がされてもいいのぉ〜

アナタは「青い珊瑚礁」という曲でこんな風にサラリとお歌いになっておられたけんど…いいえ、♪ふたりっきり...でしたがな。(笑)いずれにしてもふたりきりどころの騒ぎではなかったのよん。ニッポン全国津々浦々、すみからすみまでずずずい〜っと!あの頃のクラス写真や卒業写真は「聖子ちゃんカット」を追従した乙女たちがズラリンコンでしたのよ!猫も杓子も老いも若きも…ネ。「ミス・ソニー」のクローンとやらをいったい何千万匹こしらえたのかしらね、ナゾ。(笑)

いやはや…これはこれは恐れ入りました女王様、ハハァ〜→土下座…ってなワケで、今回の「キャッチフレーズ辞典」はこれにてお開き→退散とさせていただきまする。(笑)

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