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書庫☆番外編脱出成功レビュー

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毎年のことになるけれど…今年もまた「四文字」の日がやってまいりましたね。はて?その「四文字」の日とはなんぞや?

笹の葉サ〜ラサラ

そそっ…七夕=たなばたでゴザイマス。またの名をしちせき、そして英語ではStar Festivalと呼ばれており、7月7日のみならず、旧暦の8月にも各地でお祭りが開催。特に7月7日に関しては、1年に一度だけ...愛し合う二人(織姫と彦星)が天の川を超えてランデブー…という、いとロマンちっくな日。しかし、そもそもこういう風になったのは、お二人の怠けた生活が原因でゴザイマシタよね。ワタクシメ自身もコレを肝に命じ、ブログにおける更新が滞らぬように努めますワ。というか、もうその状態になってますけんど?笑)

それはそうと"四文字"と言って思い出してしまう昭和アイドル…やはりこの方ということに?ってなワケで、今回はこの方が放った、あの純度の高いアイドルポップスをレビュってみたいと思うのでありまする。かなり強引な書き出しに♪ハニャっ...ハートもゆがみますがな〜おそらくは。笑)

さて、そのアイドルポップスというのが、表題の「夏色のギャルソン」ということになる。この曲は松本明子嬢のシングル第3弾として、1984年6月10日に発売。

この頃の松本明子嬢と言えば、こともあろうかあの"四文字"を公共の電波にのっけてしまったことで大騒動の渦中。しかし、かれこれ四半世紀以上も前のことになるため、今ではもうキオクがあやふや。ってことで、その事情とやらを詳しく調べてみることにした。あえて蒸し返すつもりは毛頭ないのだが、表題曲との絡みを言及するにあたり、どうしても避けては通れない部分であるからして。

その事件が勃発したのは1984年3月31日、フジテレビの「オールナイトフジ」という番組内。この日は「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン」とコラボ特別編成だったのだが、騒動としてあっという間に世間へ広まることに。ネットもスマホも携帯も…そのような拡散ツールなぞ一切合財なき時代にそのスバヤさだもの。そのような話題はいつの世にも「好きよ」…たいそう好まれるということなのかしらね、ナゾ。アングラ的なものとして扱いながらも、反応が異様にスバヤいのだから...アンタも好きね〜といったトコロなのか。笑)

本楽曲が発売された日と、その事件が勃発した日を比較してみると…むむっ?この曲はその出来事の後に出回ったことが判明する。公共の電波にのっけてはならない"四文字"を、こともあろうか清純派として売り出されていたアイドル歌手が…という衝撃度の割りに、本楽曲のリリースにおいてはシラっと行われていた模様。一体どういうことになっていたのか…ナゾ。そんな言葉を発した後で、どんな顔でさわやかソングを歌うのかしら…と、コレは誰しもが思い浮かべる懸念かと。

なにはともあれ、作家陣の確認から始めてみることにする。

作詞:竜真知子 作曲:国安わたる 編曲:山田直樹

作曲を担当した国安わたる氏は、ほぼ時を同じくして「くわえ煙草に雨」で歌手としてもデビュー。ということは、この作品はそのデビューと合わせるかのように発表されたものであるからして、二足のわらじを履いてのご活動だったということも窺えるのでゴザイマス。そもそも、国安わたる氏が手がけた作品としてよく知られているのは

「はいからさんが通る」南野陽子、「ジプシー・クイーン」中森明菜(共に1986年)

これらのヒット曲。それこそ、1986年あたりが彼の当たり年〜であるからして、表題曲は初期に世に出回ったことが分かる。シングル盤としての作品は、前年度(1983年)に小出広美嬢へ「心はプリズム」を提供。この曲は中森明菜嬢の「セカンド・ラブ」にニタピロな作りとしても知られたが、この1983年あたりが国安氏における作家デビューだったのかもしれない、おそらくは。

涼やかな序章...プールサイドにこしかけて〜といった情景を聴き手に描かせてくれるイントロ。ハデなはじまり方ではないのだけれど、夏の日差しの色合いが目に浮かぶようなアレンジが秀逸。

♪水しぶきのプール ふたりはなれて
 あなたにTelephone したくなるの
 のどに冷たい ジンジャエールも
 乾いた心 うるおせない

まぁ...ステキな小道具がズラリ。プール、テレフォン、ジンジャエールというオシャレアイテムを並べたて...太陽の女王様の曲を彷彿させるようなラインナップ。先述したイントロ、この唄い出し、そして夏色だものネ...ソレを思い浮かべずにはいられないというものよ。夏色どころか、ソチラ色でムンムンといった風でアリマシテ。笑)

それはそうとジンジャエールという名称は、とある企業により登録商標化されていたはずなのだけれど?このように商品名を歌詞で使用したら某テレビ局では唄えないのでは?という懸念も。ソレが考慮され、ペリエ→ライムへ書き換えた曲の存在もあったりで。松本明子嬢の場合は...例の"四文字"の事件がゴザイマシタもので...某局への出演に関しては考慮も懸念もナシ?これが故の堂々"ジンジャエール"だったのかもしれない。笑)

♪会いたい あなたの焼けた胸
 ふれたい 抱きしめてくれるまで
 Do it, do it, do it 今すぐ

どうやら主人公には、そのココロを占拠するオスがいる模様。しかも、その彼は焼けた胸を持つというムフフ。焼けたといってもやけど...ではゴザイマセンのであしからず。そのあたりは皆様のご想像を最大限に働かせていただければ。そして、主人公は水浴びしながら"夏の男漁り"というワケではなさげ...かわいい江戸時代。だってもう、ココロに決めた男がいるんだもん...ちょっとHな昭和時代。してしてして...今すぐ、お・ね・が・い!といった風。笑)

♪あなたはギャルソン 夏色のギャルソン
 とりとめなくなるの 恋は
 いけないギャルソン 夏色のギャルソン
 南風 危ないから 早く来て

清涼感あふれるステキな楽曲のため、歌詞の内容など二の次になってしまいがち。なにせサウンドと歌声を耳にしているだけでリゾート気分が味わえてしまうという。それこそ、余計なこと考えるのがイヤになっちゃうの。しかしレビューはレビュー...やるべきことはしないとネ。

そもそも、ギャルソンというこの言葉の意味はなんぞや〜という方もチラホラ?かの"DCブランドブーム"をリアルで体験された方ならば、アパレル会社の社名だったワ...とか云々、色々と思い浮かべることはあるはず。

ギャルソン=少年 ※フランス語

なんですね...ご存じの方にとりましては、いちいちこんなトコで教鞭とるな!とご憤慨モードかもしれないけんど。でも続けるの。また、他の用途として使われる場合もありまして

ギャルソン=使用人、給仕人

要は、コレがいわゆる街角の、フレンチライクなカフェにてご就労する男性ウェイターのことを指すものだったり。前にレビュりました、伊藤美紀嬢「哀愁ピュセル」の"ピュセル"も同じくフランス語。で、ギャルソンとそちらは対を成す関係になっているのでゴザイマス。

作詞の竜真知子氏は、ギャルソンがお好き。なぜかというと

イメージ 2「さよならギャルソン」 高見知佳〜シングル「心のシャイニングスター」B面。作詞:竜真知子(1980/11)

こんな風に、以前の作品においてもギャルソンをお使いになっていたもので。笑)要は「夏色のギャルソン」においての"ギャルソン"は、すでに使いまわし状態だったということに?まぁ、お好きなら何度でもどうぞ...といったトコロなのだけれど。笑)

ワタクシメの中のキオクだと、知佳ちゃんの曲がギャルソン歌の最初だったかな?と思っていたのだが、詳しく調査ってみたら違いましたノ。笑)

■おもなギャルソン歌
イメージ 3「ギャルソン アミ」 山口百恵〜LP「A Face in a Vision」収録。作詞:小林和子(1979/3)
イメージ 4「Garcon Pudique」 堀ちえみ〜LP「best-記念日-」収録。作詞:売野雅勇(1984/3)
イメージ 5「恋のチャプター A to Z」 河合その子〜シングル「涙の茉莉花LOVE」B面。作詞:島武美(1985/9)
イメージ 6「向うDEギャルソン」 河合その子〜LP「その子」収録。作詞:島武美(1985/12)

LP収録曲とはいえ、「さよならギャルソン」よりも早く取り入れた作詞家の存在が...しかも女流。しかし、さほど大きく水を開けられたというわけでもあるまい。小林和子vs竜真知子といった...ふたりの女性作詞家が"ギャルソン"で真っ向対決!くらいの煽りでよろしいのかも。このお二人よりも前にいらっしゃるのかもしれないけれど。

それにしても「夏色のギャルソン」はココチEメロディーを奏でるいい曲ではないですかん!類まれなメロディーメーカーとしても評価の高かった国安わたる氏...さすがでゴザイマスよね。初期の楽曲におきましても、手抜かりのないお仕事をされていた模様。このような傑作が埋もれに埋もれまくる...コレはあってはならぬことでアリマシテ。どうにかならんのかね?どなたかカバーしてしてして...お・ね・が・い。

松本明子嬢も例の"四文字"なんてどこ吹く風?淀みの一切ない、超絶的なさわやかさを演出。そして、ソレ風を演出するにあたり必要不可欠?しゃくりあげも嫌味にならない程度に軽くカマされていたりで。

そもそも、歌手デビューのきっかけとなった「スター誕生!」では松田聖子嬢の曲を歌唱。このため、清涼を感じさせる歌声なぞ、彼女にとったら朝飯前だったはず。ちなみに例の"四文字"の意味に関しては、テレビ番組で叫びちらした当時はご存じなかったとおっしゃっておりまする。前作「キャラメル・ラブ」においては恋愛経験が豊かであることをハニャ〜と鼻にかけてらっしゃったけれど...実生活ではそうでもなかったご様子?笑)

この沸騰しまくる想いを国安わたる氏本人に伝えたく...なっなんとご本人に会ってまいりましたの。といっても、本来の目的は別にあり、その伝達に関してはあくまでもついで程度だったのだけんど。お目にかかって早々に名刺交換までしていただき...嬉しゅうございましたヨ。小出広美嬢「心はプリズム」が良い!「夏色のギャルソン」は名曲!などなどを叫びちらし...とんでもないマニアが来たな!と、さぞかしご迷惑だったことでしょう。笑)

ちなみにワタクシメの隣にいらっしゃったのは、これまた作曲家の伊豆一彦氏。そそっ...マニアなアナタならすでにお気づきのことかと。前述の「心はプリズム」は国安氏の作曲、B面「夢で逢いましょう」は伊豆氏の作曲ってことで...シングル盤A&B面の作家おふたりが居合わせてしまったという。ワタクシメにとりましては"現実で逢いましょう"...いえ"逢いました"なる、大コーフンの宵だったのは言うまでもなく。

イメージ 7「心はプリズム」 小出広美〜シングルB面は「夢で逢いましょう」(1983/10) A面が国安わたる、B面は伊豆一彦。

現在の国安氏は音楽活動の傍ら、上野にある音楽酒場をご経営。実兄の国安修二氏と共に、日々を忙しくしてらっしゃる。その酒場ではリクエストすれば、国安わたる氏の伴奏で歌を唄わせてもらえるという旨み付き...ご興味のある方はぜひ。

蛇足に蛇足が続き..気づけばレビューまとめの時間がやってきてしまいました。

本曲はオリコンのチャートイン圏外...ならば101-200位はいかが?と探ってはみたものの、こちらもあいにくナシ!うっそ〜信じられませぬ。この曲をプロモートしていた頃の松本明子嬢は、見まごうばかりの一糸乱れぬ聖子ちゃんカット。そして、海を想わせる"碇マーク入りのミニスカート"でガムばったというのに〜なんてこった...プンプン。

やはり例の"四文字"が災いをもたらしたのか?

♪あなたがいない こんな休日
 もてあますのも 情けないけど

この頃の彼女は仕事がなくて毎日をもてあます日々?まぁ、たしかに...通っていた学校(堀越学園)は皆勤賞、事務所近くの店でアルバイト(その後、見つかって処罰)、諸先輩方のグッズをフリマで叩き売り...などなど、清純派アイドルとしての活動は終わったといっても過言ではないエヴリディ。いえいえ、もてまあすだなんてとんでもありません!その後は捨て身の覚悟で?さまざまなことにチャレンジし、イヤな仕事も引き受けたからこそ...今は満面笑顔の松本明子嬢が存在しているのではないですか。

"四文字"を叫んだ当時、彼女には「夏色のギャルソン」とおぼしき、とある男性の存在が。

♪あなたはギャルソン 夏色のギャルソン

そして、その彼は正統派として活躍していた男性アイドルだったそうな。しかし...その彼にはお仕事上公言できないお性癖があり、ソレを周囲がバラすぞ〜云々と脅し、慌てふためいた故の"四文字"だったらしい。おココロ的にはとってもピュセル(=乙女)?お相手を守ろうとしてるんだから..思いやりにあふれるお優しい方のようでゴザイマスね、松本明子嬢。

まぁ、そんなトコでギャルソンとピュセル...あえて足並み揃える必要性はなかったような気もするのだけんど。笑)

☆作品データ
作詞:竜真知子 作曲:国安わたる 編曲:山田直樹(1984年度作品・VAP)
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追記(2015/11/1):菊地陽子さんが在籍した男女2人組ユニット、Butter Field(バターフィールド)。その相方だった関 美彦氏より、ツイッター経由でコンタクトがありました。詳細はこちら

暑いですの〜!ここしばらく続く猛暑と、その他色々により、ヒートアップ中?とおぼしきニッポン列島。と、申しましたトコロで実感がこもっておらずゴメンなさい。ニッポンに生息してないニッポン人のワタクシメが、クチを挟むことではないかと。でもコチラは寒いのなんのって…それこそ毎日のように「冬の日の帰り道」「冬色の街」「冬の色」「冬の哲学」をかみしめまくってオリマシテ。改めて地球は丸いのじゃ!を実感中。それにしても39度超えの気温なんて、どっかの内閣と一緒で異常そのもの。「ねがわくば…」沈静化してくれることを祈らんばかりでありまする。皆様もご体調などに気をつけ、ご自愛くださいマセ。

それはそうと“ねがわくば”というキーワードにあてはまる方が、80年代アイドルにもいらっしゃいましたよね。ってなワケで今回はココにコジつけ、いつものようにアイドル歌謡を考察してみようと思うのでありまする。

表題の「ねがわくば…Kiス」は、菊地陽子嬢のシングル第2弾。1983年8月25日に、CBSソニーから発売された楽曲である。菊地陽子嬢は1982年開催の「ミスセブンティーン」に於いて、TBS賞を授与されたことがキッカケとなっての芸能界入り。歌手としての船出は「風色タッチ」という曲で、1983年5月21日のことでありました。ちなみに同大会における他受賞メンツは下記のとおり。

優勝:佐東由梨、準優勝:横田早苗、特別賞:百瀬まなみ

本コンテストの白眉は1984年大会と言われているが、当該大会もなかなかどうして。イケ素材のぷち宝庫だった模様。そのおひとりとして光を放っていた陽子嬢は、デビュー早々ドラマの主役に抜擢されたラッキーガール。しかもNHK夜7時30分枠にて放映のドラマなんだから、白羽の矢を射止めた少女として、そそくさ認定してしまってもよろしいのかと思われ。ちなみに当該ドラマに関しては、そのうち触れる予定(←触れる必要性があるの)…ひとまずはご念頭に置いていただきたく。

それでは、まず本曲の作家陣営をカクニンとまいりまショ。

作詞:尾関昌也 作曲:尾関裕司 編曲:馬飼野康二

作詞ならびに作曲を担当した尾関姓のおふたり…ご存知の方もチラホラ?そそっ、ご兄弟なのである。作家としてデビューする以前にはeyesという兄弟デュオを組み、1979年に「ホワイトラヴ」というシングル盤を発売。この曲は友和&百恵コンビで封切られた同名映画の主題歌になり、オリコン最高45位、3.7万枚を売り上げるスマッシュヒットに。また、ユニット活動と平行して行われたのは、アイドル歌手を中心とした創作活動。と思えば、裕司さまはそれ以前にソロ歌手としてデビューしたご経歴も。そして昌也さまはと言えば、ポップコーンの片割れだった加本ひろのクンとのユニットでおつながりを持たれたことも。はたまた、現在の裕司さま音楽出版事務所の社長さんとかで…なんだか色々とネタが多そうなご兄弟である。そもそもは、裕司さまが米国留学を経た後、その才能に惚れこまれての芸能界入り…というのが発端らしい。

このコンビによる楽曲は「秋風のロンド」「愛と風のララバイ」(榊原郁恵)、「私のモナミ」「夢見るアニー」(水野きみこ)、「三秒体験」(山口由佳乃)、「ハートじかけのプレゼント」(水谷絵津子)、そして色々とモゴモゴ囁かれる「24時間のララバイ」(アグネス・チャン)など。いずれもベストテンにはあいにく手が届かず仕舞いといった作品群である。しかしながら、昌也さまに関しては「淋しい熱帯魚」(Wink)、それこそ燦然と輝く大ヒット曲をお持ちだったりで。まぁ、ヒットしたしないに関わらず、ワタクシメはこのお二人がコンビを組んだ作品群が「好きよ」でアリマシテ。この気持ちは当時からずっ〜と変わっておらずナノ。

さて、このような布陣による本曲のテーマとは?

乙女ばなれ、キ・ボ・ン・ヌ

コレである。(笑)そもそも“乙女ばなれ”という言葉は造語?ワタクシメがコレを認識させられたのは、川島恵嬢のデビュー曲「ミスター不思議」の一節、そして同アイドルの他楽曲にて、そのものズバリを宛がった「乙女ばなれ」という楽曲。これらは阿久悠氏により作詞されたものだが、その時代以前にこの言葉が世の中で使われていたのかどうかは存じ上げず。用法としては親ばなれ、子ばなれ…要は元の状態や立ち位置等からはなれていくというイメージでよろしいのかと。これらとは別に「新人ばなれ」的な用法もあるけれど?威風堂々の「乙女ばなれ」した少女の意...違うか^^;。

●ねがわくば(願わくは):願うことは。望むところは。もしも願いが叶うなら。
●キス:ご存知のとおり(注:魚種ではゴザイマセン)
●乙女:生娘(キムスメ)、処女(時代で解釈は異なるものの、万葉まで遡り本来解釈で)

要は、ねがわくば○×(チョメチョメ)して乙女ばなれ=生娘の状態から脱出。そそっ!少女の岸辺を離れたい願望ってな解釈でよろしいのかナと。ちなみに「ねがわくば…」にもちと触れておくことにする。この言葉を認識させてくれたのは、井上望嬢が1980年に発売した「花ねがわくば」。ということで、アイドル歌謡界にはすでにコレの先人がいらっしゃったことになる。

それでは、本曲の歌詞を見てまいりまショ。

♪I love you、Baby ちょっと待ってって
 I love you、Maybe 急がなくちゃ
 止まらないのよ この気持ち

サビをショッパナにもって来るパターン…コレは当時のアイドル歌謡における王道手法。なにせこうすることにより覚えてもらいやすくなるという利点がアリアリ。そして、ココロ弾ませるようなイントロは…あら、ユーミンの「ルージュの伝言」とニタピロ?そして、ソレに続き奏でられるギターの音色…いいじゃないっすか、コレ。真っ白な画用紙に、青のパステルでお空を描いてゆく。白い雲と夏空色のコントラスト…そんな鮮やかさが目に浮かぶか。ハンドクラッピング(手拍子チャチャチャ)もお囃子として使われ、この時点から浮き足だってくるようなポップンロール度。それこそ、オールディーズ歌謡という言葉が脳裏をめまぐるしく駆け回る...そんな出だしと言えようか。

♪純愛なストーリー よく似た出逢いなのよ
 舌たらずな愛なんて 言わないで ハラハラ ウラハラ キラキラ
 想いはじめの13(サーティン) 憧れだけの14(フォーティン)
 スカっと晴れてみたいわ 青空も 夏めく ときめく 恋めく

♪心の時計は今 待ちごとも来たらずに過ぎてゆくの

♪だから Kiss・キス・Kiss・キス 恋の薬で
 Kiss・キス・Kiss・キス 乙女ばなれ
 電話じゃ話せない 願わくば 願わくば

3×5=15(サンゴジュウゴ)の女の子が〜っと、美枝る必要性はなさげなのだが(笑)、そこいらの年齢の女子が“乙女ばなれキボンヌ”を夢見て、ああでもないこうでもないと試行錯誤る場面をマンガチックに、そしてカラフルに描くのである。それなのに“待ちごとも来たらず”なる、和風はんなり言葉が突如として飛び出してくるんだもの。アメコミ本を投げ出し、神社でいきなりおみくじを引く!それくらい和洋折衷なトコロがいとおかし。(笑)

ところで、本曲はオールディーズ歌謡なるクダリを前述したが、そんな風に仕立て上げるには、ご本家楽曲の節もちょぴっと編みこみまショ。こんな風に尾関裕司氏が思われたのかはナゾであるが、「ねがわくば…」ご本人様からの詳細キボンヌ!

頭サビはニール・セダカのダンドゥビドゥダンダ「悲しき慕情」?そして唄い出しにおいては同人による「カレンダーガール」?13、14…と数え歌方式になっている部分とそのメロディーラインがチョイ似。作曲の尾関裕司氏は若い身空より海の向こう(アメリカ)へ留学したお方。おそらくコレは、本場音楽の洗礼を一身に受けましたという証?本曲は全般的に明るく陽気な印象が前面に出るが、サビ前部分には♪ニッポン人なら忘れちゃ困る〜っとばかり、哀愁メロもきちんと配置。それこそ、現地にてこのテの音楽はかなり研究しつくしましたよ〜という、尾関裕司氏による隠語的アピールが今にも聞こえてくるよう。とにもかくにも、カラフルでゴキゲンなオールディーズ歌謡であることは間違いなく、その完成度はかなりのモノ!ということを声デカに叫びたいトコロ。

作風で言えば…そそっ、比企理恵嬢あたりが唄いそうな風情がムンムンいたしませんこと?それこそ、ホリプロから放たれる、伝統の系譜といった風。作家陣のおふたりがeyesとして活動中は、ホリプロに籍を。ということは、もしかしたらその頃に比企さん用に書いたストック作品?というスイソクも立つか。彼女がコレを歌っている絵ズラも容易に想像が。しか〜し、菊地陽子嬢はニューバンブー音楽事務所である…あしからず。(笑)

2番の歌詞を確認してみても、そのカラフルさは止まらない。

はじめてのデイト、星座占い、血液型占い、心の辞書、恋の場面、デッサン、色のない名画

まるでその年代の女子部屋にでも紛れ込んだかのようなキブンにさせてくれるのである(←そういう願望はございません、キリっ)。オールディーズ歌謡はこうでなくちゃ!のお手本みたいで、アッパレを差し上げたいトコロ(←偉そう)。

なにはともあれ…菊地陽子嬢のよく通る、やや我がお強めっぽく聴こえるお声により、快活な乙女のイメージが満載。歌唱の面では、音程どおりに声が上がりきらない部分があるにはある。が、その荒削りさが、かえって乙女なばれに焦燥する“急がなくちゃガール”をより表現できているようで、これこそがまさに偶然が生んだ産物と呼ばれるもの?アイドル歌謡は、突如としてこういう奇跡をも生むから、全くもってあなどれないのである。しかし、これだけの良作にもかかわらず、本曲はオリコンのトップ100位入りならず。まさに「ねがわくば…」も虚しくの結果ということなのか、泣っ。

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ニコヤカな笑顔が魅力!衣装とおソロデザインのお靴Kiスのサインもバッチグ〜!

ということで、いつになくマジメ一直線の内容で書き進めてきた本レビュー。チェリーらしさ薄っ!というおコエもチラホラかしらん、ナゾ。ならば…というワケではないけれど、この曲でどうしても気になって仕方がないトコロについて言及したく。

「ねがわくば…Kiス」

というタイトルについて。なぜ「Kiss」をわざわざ「Kiス」表記にしたのか。しかも、レコードジャケット上には、ソコに(キ)というルビまで添えるご丁寧っぷり。コレはどうにも怪しく、隠語めいたナニかを感じずにはいられず。

●ねがわくば...Ki(ssしてほしいので)ス

おそらくコレが王道中の王道?でもワタクシメは決して聴き逃さなかったのである!ナニを?

♪Kiss・キス・Kiss・キス 乙女ばなれ 電話じゃ話せない(はなれない〜)

このクダリで「話せない」の後に入る男声コーラス隊の叫びを。あくまでもワタクシメの耳がコワれてなければ…の話なのだが。ソレが「はなれない〜」で間違いなく、“乙女ばなれ”に垂れかかるものだとすれば、すなわち、Kissのみで生娘の状態から脱出すること=乙女ばなれ は物理的に不可能とおっしゃりたいの?(笑)ならばこんなんはどうよ?

●ねがわくば...キ(ムスメから○○○にしてほしいのデ)ス
●ねがわくば...キ(ョウレツに○○てほしいのデ)ス

ふぎゃ!またいつもの悪癖が…滝汗。いくらなんでもエスカレートしすぎだっつ〜の。くだらん妄想でこんなにキャワゆい乙女ソングを汚すとは…なんたる不届き者なんざんショ、ハンセイ。でもネ

♪止まらないのよ この気持ち

意外と当たってたりして…だって♪相性ピッタリ〜とか唄ってるし。ソレってアッチの?(笑)こらこらっ!お空の上で見ていらっしゃるであろう菊地陽子嬢から、たんま〜りとお叱りをうけますわヨ、見当違いの可能性大なんだし。それでもよいから〜陽子嬢、地上に戻ってきて!ねがわくば…。

☆作品データ
作詞:尾関昌也 作曲:尾関裕司 編曲:馬飼野康二(1983年度作品・CBSソニー)
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当ブログ内|小出広美嬢の他記事

デビュー曲「タブー」はこちら
2ndシングル「チェンジLOVE」はこちら

おクラ入りと言えば…

別に野菜のオクラさんが入ったスープでも炒めモノでもゴザイマセンよ。おクラ入りとは、音楽や映画の業界では下記のような意味合いで使われておりますの。

製作した楽曲や映画などの発表・発売が中止になり、倉庫にしまわれることにより陽の目を見られなくなること

おクラの「クラ」とは「蔵」を表すものであり、ソコに入れられるハメになって以後はそのまんま寝かされ続け…という状態を指す。要は市場に出回らず、しまいこまれてしまった作品群のことを意味するのである。

ワタクシメがだ〜いすきなまんが家、里中満智子センセイが描かれた少女まんが「スポットライト」という作品におきましても、おクラ入りに関してはこんな記述が。

-これじゃとても客はよべない-と判断された作品は上映されることなく倉庫にしまいこまれてしまう。おクラ入りとよばれるフィルムがそれである。(引用元:「スポットライト」|KCなかよし第4巻|講談社、昭和51年10月5日発行)

本作は昭和50年(1975年)1月号から翌年9月号まで、延べ1年9ヶ月に渡り「なかよし」誌上にて連載され、同時期にはいがらしゆみこセンセイ作の「キャンディ・キャンディ」も人気を集めていたもの。

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当時モノ、講談社KCオリジナルは全4巻巻き毛の先輩女優、固い決意を見よ!

「スポットライト」のおおまかなあらすじは…元女優でありながらも人生の選択を誤り、長屋暮らしへと転落してしまったオンナ。そんな彼女のひとりム・ス・メが母のゆめを果たそうときびしい芸能界へ。ライバルとの争いや数多くの挫折を味わいながらも真の女優へと成長してゆく様を描いた大型スターまんが…といったトコロ。本作が連載の頃と言えば、今はアラフィフ状態のワタクシメがまだ幼き小坊の時分でゴザイマスよ!その割にゃとても質や絵柄がすばらしく、芸能界の裏事情に関するお事柄についても徹底的にリサーチしたワ!と言わんばかりのスゴ描写がてんこもり。さすがは少女まんが界の巨匠と呼ばれる里中センセイでゴザイマスよね、決して中途半端なモノはお描きにならないノ。ココをご訪問してくださる皆様にもお奨めしたい作品なのでありまする。

それはそうとおクラ入りと言えば…70-80年代のアイドル業界にもそのようなハメに陥ってしまった作品がいくつも存在したもの。いわゆるボツ曲(またの表記を没曲)と呼ばれたりする類のモノなのだが、今回はココにコジつけ、あの方のおクラ入り曲をレビュってみたいと思うのでありまする。

表題の「最近のム・ス・メ」(最近のムスメ)は小出広美嬢のシングル第5弾として、1984年5月1日(注:5日説もあり)に発売「される」予定だった楽曲である。この曲に関しては色々とお噂が絶えないのだが、決して↑で記述ったような客をよべない云々という理由でそういう運命を辿ったモノではないことだけは強調しておくことにする。この曲に関するエピソードとしては…

●とある会場にて「新曲発表会」が開催される予定だった←中止
●とある番組にて歌撮りも行われた←放映されずおクラった
●堀江しのぶ嬢が「最近の娘」という題名でカバー←が、発売には至らず?

ワタクシメが認識しているだけでもこれだけある。また一方でそもそも本作は堀江しのぶ嬢のために書き下ろされた作品だったものがボツっておクラ→小出広美嬢にそのお鉢が回ってきた…という説もあったりで。だけどコレはどうなんでショ?しのぶさん歌手デビューは1984年...デビュー曲候補だったと考えれば無きにしも非ず?う〜ん、でもなんだか違うようナ。とにもかくにも真相はますます闇の中といった様相を呈してくるのである。

さて、本作の作詞を担当されたのはSHOW氏、作曲は小杉保夫氏、編曲は若草恵氏という三つ巴体制。作曲の小杉氏は前回レビュった浅香唯嬢の「ふたりのMoon River」を手がけられたお方である。作詞のSHOW氏とのコンビものはアイドルポップスではあまり見受けられないが、SHOW氏における単独作詞曲であれば、石川秀美嬢の「もっと接近しましょ」や橋本美加子嬢の「蒼いときめき」などが存在。しかし、ご本人に関しての詳細は一切合切不明であり、一体どこのどなただったのかしらん?というミスターX状態ナノ。あれから四半世紀以上が経過したというのにソレは今でもわからんまま…という、まさにナゾの作詞家さんということになる。

そのナゾがナゾ呼ぶ彼が放った渾身の一発(←かどうかもわからんけんど)が「最近のム・ス・メ」ということになるのだが、これがまた諸事情によりおクラ入りってしまったのだからまったくもってツイてないというかなんというか。↑で言及した堀江しのぶ嬢の件が仮に真実であるのならば、ソレもダメでコチラもダメということになり、運から見放されまくった曰くつき楽曲ということに。それでも楽曲としての登録はきちんと成されている模様で、当該サイト上でもそれはハッキリと確認できるのである。

しかし、これだけ運から見放された楽曲でありながらも、実はなかなかの仕上がりっぷり。なのでワタクシメ的にはお気に入りだったりもする。それこそ小出広美嬢が腰におテテをおあてになり、肩をイカらせながら歌われる場面が容易に想像できるというかなんというか。楽曲の良し悪しという感想はヒトそれぞれの趣向が絡んでくるお事柄だからして、とある場所では凡作やらエロ歌謡などと評されているムキもある。まぁ、コレは各人の感性により決定づけられたものってことで収めておくことにいたしますワ。ワタクシメは「好きよ」…ただそれだけのお話なのでありまする。(笑)

♪タララララッ タラララ タララララッ ドォ〜〜ン

シンセイサイザーにシンセドラム、そしてエレキの音色…いかにも〜といった80年代のこの頃風味がてんこもりな序章。そして重低音がドォ〜〜ン!コレは小出広美お嬢さまの「お〜で〜ま〜し〜」をイチ早くにお知らせするドラの音かね?といった趣きか。アグレッシブなエレキの響きに耳を傾けてみれば、やはりこの作品も中森明菜嬢とそれらフォロワー達が続々とカマしたいわゆるあの路線…そのテの毛並みが頭上にチラつくのである。が、しかしそれまでの亜流作品のような重さや暗さは感じさせず、あくまでもタイトでリズミカル!そしてコケティッシュな風味が加味されているトコロが当時のこの路線における新しい試みだったのカモ。コレは編曲を担当された若草氏のお力がとても大きい!と感じるけれど。

♪ファッション雑誌を開いても 退屈気分かくせない
 ピンクのルージュもいいけれど 素顔で街を歩きたい
 
♪浮気はいいのよ(ダーリン) わからないように(ダーリン)
 アクセルのない恋なんて つまらない

ショッパナからの賞賛になり申し訳ないのだが、広美嬢は歌が上手い…と言うよりも実に魅力的で歌手向きのお声を持った方とでも表すべきなんだろうか。安定感がありズッシリ!そしてドスが効いて迫力マンテンかと思えばソフトな一面も感じさせるソレは…あたかも豊満裸体婦の名画なぞを美術館で鑑賞しているかのようなキブンにさせてくれる。声質的には岩崎宏美嬢に近いものがあるか…お名前も同じヒロミ同士ってこともあり、お声も自然と似てくるものなのかしらん、ナゾ。もっともっと歌いこんでいったのならば、歌手としての大成も視野に入れることができたタイプだったのではないかと。

ところで本曲の主人公さまったら…なにやら満たされないご様子ナノ。それこそ松尾嘉代さま主演で80年代に土ワイ枠で放映の「たそがれ夫人」みたいな風情がそこはかとなく漂うのだもの…まぁ、アッチは○ウのたちはじめた中年既婚女性が主人公だったとキオクしてるけんど。そのうち妙な体操だかをおっぱじめるのではないかと警戒せざるをえなくなりますワ。(笑)アイドルポップスだというのに一体なんなのでしょ、この雰囲気は。

♪だって最近のム・ス・メ 経験済みよ
 オォ 愛より早くすべてを知るの
 
ほほぅ…と昭和のじいさんみたく感心してる場合ではゴザイマセンよ。序章ではなにかこうとてもヤバ〜イ匂いがたちこめておりましたので、ここらで切り替えの「チェンジLOVE」とイキましょか〜なんといってもコレはアイポなんだからん。そそっ、この作品がアイドルポップスなのだと認識させてくれる部分が、サビにあたるココということになりますかナ。

まずは「娘」を「ム・ス・メ」と表記し若々しさを演出。えっ?でもその割に「愛より早くすべてを知る」だなんて、しこたまの“たそがれムード”でムセかえるほどになってるけんど。(笑)その若さで「すべて」を知ってしもうたら後に楽しみなんてないじゃない。ただし、歌中ではその「すべて」とやらはオブラートに包まれているため、実際にソレらがナニを指し示しているのかは聴き手の想像力にお・ま・か・せ…という仕掛け。当時の成熟男性リスナーさんたちがココをどう捉えたのかが興味シンシンだったりもするのだが、なにぶん世に出回る前におクラ入りってしまった盤のため、それら男性陣による語り合いの場が持たれたかどうかの記録は見当たらず仕舞いナノ。(笑)

♪だって最近のム・ス・メ 経験済みよ
 オォ すこしその辺 ちょっとその辺
 もっとその辺 わかってほしいな

埋めようとしてもなかなか埋めることができない男女の間に横たわる川のようなモノ。オトコはオンナにこうしてほしい、オンナはオトコにああしてほしいという、それら考え方の異なりにより生じてしまう歪み。世は移り変われど相も変わらずその部分での相互理解はなかなか進まないようでゴザイマスね。本曲ではそういうトコロに不満を抱える「ム・ス・メ」…そんな彼女がオトコに対して「じれったい!」と投げつけた、いわば警告メッセージのようなモノ?「最近のム・ス・メ」はすべて「経験済み」よ〜後は真実の愛を知りたい…それだけナノ、はよ精神面でトロかして。こんな解釈でよろしいのかしらん、ナゾ。

男性側にとりましては♪発破かけたげるっ〜ほど強烈無比な一発ではないにせよ…♪余裕見せていたらバカを見るわ〜くらいのぷちおどし入り?ってな雰囲気もアリアリだったりで。コホン、つきましてはソレを真摯(しんし)に受け止め、襟を正した上で改めて男道(オトコドウ)をまい進させていただこうと感じた次第なのでありまする。(笑)

となにかこう政治家サンの所信表明演説みたくなってまいりましたが、政治家と女性と言えば、「女性が輝く社会」とやらを目の色変えてガムばってらっしゃる我がお国の現ソ〜リ大臣さまがリンクしてくるものでゴザイマスよね。あの方はクチを開けば女性女性とおっしゃるけんど…そもそもそのように性別で分類すること自体が眉ひそめな気がしてしまうのはワタクシメだけ?女性でも男性でも分け隔てなく…皆それぞれが得意分野にて能力を発揮して活躍できる国にする!それが本来の目指すべき姿なのではないかと思うのだけんど。

♪女はレディーでありたいの こうしろなんてもうたくさん

まさかこの曲をご拝聴され「スキスキスー」?その勢いのまま現政策をお決めになられたのではないでしょうね^^;。でも取り扱いを誤ると女性陣から強烈パンチが飛んできますわヨ〜なにせムズかしいんだからん。「女心と秋の空」…とはよく言ったものでゴザイマスよね〜ムカシのお・ヒ・ト。ありゃ?だけどかつてはそのことわざにおける「女」の部分が「男」として常用されてたとか...。ってことで♪男も紳士でありたいの〜こうしろなんてもうたくさん〜ってのもアリってことに?(笑)

なにはともあれ…本曲のお成績について解説いたしましょう。ってかそもそもおクラ入りってしまった盤にレコード売上なる記録が存在するハズもなく。なので○位で○万枚というソレは一切記載ができませんの…スンマセン。なんでも本盤は発売直前になって市場での販売が即中止!という決断が成され、一般リスナーたちの手に届くことなく幻に…。それでも発売日以前に関係者向けのみに配られたという見本盤が存在していたため、それらは今でも中古市場で稀にお見かけしたりもする。そして近年には“オハコンバンチワ”からコンピレーション盤としてCD化と相成ったものの、コチラも諸事情により市場からゴッソリと「カイシュ〜させていただきます」、これまた幻と化したのでありましたとサ。

♪チープな夢でもうれしいのに あなたはまるでわかってない

広美嬢…当時のアナタは本盤の発売を望まれていたのでしょうか。だとしたらこのような形となりさぞおツラかったことでしょう。また、これまでにさまざまな諸事情はあったにせよ…ご本人、彼女の関係者そして交流を持たれた方々それぞれが個々の想いをめぐらせたことかと思われ。歌手として輝くことを楽しみにしていた一ファンといたしましては、どのように申し上げたらよろしいのやら。

思い起こしてみれば…歌うアナタのお姿を最後に拝見いたしましたのは、とあるデパートの屋上でゴザイマシタよ。冬の乾いた空気の中…アナタは白のワンピースにライトブルーのスカーフというお召しモノで「心はプリズム」を熱唱してくださいました。その歌声は「Something Romantic」…えもいわれぬ美しさ!それこそ♪忘れっこないわね…未だに頭から離れないのでありまする。

♪女はレディーでありたいの こうしろなんてもうたくさん

それにしても当時の芸能界…こうしろなんてもうたくさん!まさにそのものだったことでゴザイマしょう。今でも相変わらずそうなのかしらん、ナゾ。なにはともあれ…場末のブログだけどペンネームで書いてるワタクシメにだってネ、土俵が異なるとは言えその想いを少しは共有できましてヨ、広美嬢〜!こうしろなんてもうたくさん。(笑)

☆作品データ
作詞:SHOW 作曲:小杉保夫(1984年度作品・キングレコード|未発売)
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追記:江戸真樹チャンのデビュー曲「I Love あのコ・夏のMaki」の当時発売シングル盤のC/Wとして収録されていた「虹色のプリズム」。実はこの曲を作曲されたのは瀬井広明さんなの、ジャジャーン!瀬井さんと言えば国生さゆりさん歌唱でゴールドディスクも受賞した「バレンタイン・キッス」の作曲者として、それから元ストロベリーのリキマルさんとして...このブログではすでにおなじみでゴザイマスよね^^。???な方は当ブログのぷちオフ会記事かストロベリーの「君の香りでいっぱい」記事をご参照くださいマセ。日頃からたくさんお世話になっております瀬井さんに敬意を表し、追記といたしました。瀬井さん、いつもありがとうございます^^。

江戸むらさきと言えば…

お海苔を甘辛く煮込んだ江戸の昔から伝わる伝統手法に則って作られたお海苔の佃煮。桃屋から昭和25年に発売されて以来、ニッポン庶民の食卓を彩り続け、「ごはんですよ!」のようなお仲間商品も続々。

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白黒時代からロングセラーカラフルな「ごはんですよ!」三木のり平サンでおなじみネ

こんな一品でゴザイマスよね。昭和のチェリー家では、どちらかと言えば「江戸むらさき」よりも「ごはんですよ!」が食卓にのぼる確率の方が高かったとキオクする。♪あ〜ぁ〜どっちもどっちね〜ってな感じで、それらお味の異なりはさほど感じなかったような気もするのだが、桃屋の公式サイトにおける専用ページによれば「ごはんですよ!」は“より対象を幅広く”と書いてある。ってことは「江戸むらさき」が本格派で「ごはんですよ!」はお子様でも親しみやすい…くらいの位置づけだったのかと思われ。まぁ、いずれにしても、炊きたてのあったかごはんにのっけて食べる際の至福といったら…日本人として生まれてきてこの方…この先だって♪もうあなた〜やめられません〜の世界観!例えニッポン以外のどこで生息していようがネ。(笑)

それはそうと江戸と言えば…80年代アイドルにもソレに関連する方がおりましたよね。そそっ…

かわいい江戸時代

というキャッチフレーズとともにデビューしたあのコ!ってなワケで…今回は江戸に関わりのあるそのコが放ったこのナツウタをレビュってみたいと思うのでありまする。

表題の「I Love あのコ・夏のMaki」は江戸真樹嬢のデビュー曲として、1986年7月23日に発売された楽曲である。

真樹嬢における芸能界デビューのキッカケは、ライオンが開催したオーディション「ライオン・健康プリンセスコンテスト」での優勝でゴザイマシタの。この栄冠からあれよあれよという間に同社製品「Ban16」のCMギャルとしてお顔売り、そしてお歌もネ〜という当時の主流に則り、歌手デビューにまで至ってしまったという、まさに…

できたてプリンセス

こんな表現がピッタリコンコン!それこそガラスの靴の持ち主さまだったのでありまする。

そんな真樹嬢のデビュー曲は、自身のお名前を歌詞に練りこみました〜という、いわゆる自己紹介ソング的な色合い。アイドル自身が歌唱したお歌で、しかもご本人のお名前が歌詞やタイトルに宛がわれたものと言えば…

「センチメンタル・ジャーニー」松本伊代、「プロフィール」倉沢淳美、「キミのミキ」伊藤美紀、「ト・シ・エ」坂上とし恵、「チェミィはアイドル」甲斐智枝美

などなど…シングルとして発売された曲のみならず、アルバムに収録されたものも含めれば、それこそ次から次へと出てくるものでゴザイマスよね。まだまだあったと思われますからん、残りはコメント欄にてご教示をお願いネ^^。

でもって本レビューのプリンセスこと、江戸真樹嬢のデビュー曲だってそれの一角を担う…というか♪もしかすると〜ひょっとすると〜それらの頂点に君臨しちゃう?とおぼしきスゴ作品だったりもするからあなどれない。

本曲は作詞を谷穂ちろる氏、作曲は山梨鐐平氏、編曲はかしぶち哲朗氏という3人タッグによるもの。作詞の谷穂氏はおニャン子の我妻佳代嬢、吉沢秋絵嬢等の作品でめきめきと頭角を現していた方。河合その子嬢の作品にも携わったが、なんとその子嬢からは直々のご指名を受けるほどのご寵愛状態にあったらしい。また、シングル作品としてよく知られるものとしては、原田知世嬢の「太陽になりたい」、宇沙美ゆかり嬢のデビュー曲B面に収録の(A面曲とは最後まで争いまくった)「と・き・め・きタイフーン」、そしてナンノこと南野陽子嬢の「へんなの」などなど、色々な意味で粒ぞろい。ただナンノ作品に関しては、売れっ子の彼女を失速させたソレであるからして…微妙なとこネ!といった感アリか。

そして作曲の山梨氏に目を向けてみれば、やはりこちらも同じくおニャン子…特に吉沢秋絵嬢への提供がとても目立つ方であり、デビュー曲「なぜ?の嵐」も彼のペンによるもの。昨今ではウイスキーのコマソンで話題にもなったのがキオクに新しいトコロか。編曲担当のかしぶち氏と言えば…悲しいかナ、つい昨今に遠いところへと旅立たれてしまったばかりの方だが、作家としての全盛期には岡田有希子嬢の「Love Fair」そして未発表曲になった「花のイマージュ」を。こうしてレビュー上にて当時の作家陣のことをふりかえるにあたり、そういう人が年々増えていくという事実…コレは実に切ないものでゴザイマスよね。それこそ♪ハンカチ ギュとしぼるほど〜泣いてしまいたいキモチにかられるものだが…ひとまずは気を引き締め肝心のレビューを進めてまいりまショ。

♪夏休みだもん ハートがウ・フ・フ!
 恋の宿題 早くすませちゃお
 水浴びだけじゃ つまんない
 知らんぷりing しないで お・ね・が・い・よ

キモチがウキウキしてくるようなイントロではじまり〜!ただ、ちょいと垢抜けないアトラクションが満載の、遊園地みたいな風情がそこはかとなく漂うような気も…。まぁ、なにはともあれ…ひとまずはかしぶち氏渾身のウキウキアレンジとでも書いておくことにしようか。

それはそうと夏休みのはじまりと言えば…それこそいつもこんな風でゴザイマシタよね。誰もが「宿題早くすませちゃお」の抱負を胸にはじまるもの。なのに夏休みはあっという間に終わりを告げ、片付いてない宿題だけが山積みに…というアレ。(笑)それにしてもあの当時はとてつもなくなが〜いと感じた夏休み。こうして今振り返ってみれば、その期間とやらはたった1ヶ月と少々?意外とあっけないモノだったのでゴザイマスね。(笑)

でもってお歌の中にいる夏のMaki嬢はナニをされてるのかと言えば…

オトコ漁り

だもん、ウ・フ・フ!

おそらくはこんな状況に身をおかれているのかと。どうもコレを意味するものが♪恋の宿題を早くすませちゃお〜ってことらしい。(笑)

たしかに昭和のあの頃の夏休み…母親からは「宿題は早く済ませなさい」「朝の涼しいうちに済ませなさい」などと、開始早々からのおこごとにウンザリしたものだが、ソレは決して「お相手漁り」のことを意味するモノではなかったと…ワタクシメのキオクに間違いがなければの話になるが。(笑)

それにしてもどうよ…谷穂ちろるセンセイったら。知らんぷりというお言葉に「ing」ですって!もうショッパナから反則技とおぼしきものが飛び出すんだから、ズゴ。そして真樹嬢のあま〜くたどたどしい萌え〜っ!な歌声がソレに追い討ちをかけてくるの。この時点でノックアウト〜!脳がグルグルさせられ、病院(←アッチの)送りにされそうになるリスナーさんたちもかなり多いことかと思われ。

そして満を持したようにカマされるのが、このお歌のサビ部分であるココ。

♪わ〜ったしのなっまぁ〜えっ・えっ・えっ〜えは〜

フギャ〜ついにキましたヨ…ガクガクブルブル!

あれれ?ブルブル中に気づいたことが。

コレって…とある有名クリスマスソングの調べにニタピロ?

まぁ^^;、それはさておき…

♪えっ・えっ・えっ〜

だものネ。コレには一体全体どのように対処したらよろしいのか…まったくもってサッパリコンコンになるワタクシメ。それこそ「わからないの、動けないの」ヨロシクのつちやかおりさんみたいに固まってしまうというものヨ。しかしそのようになりながらも「でもホントにスキなの。」というキモチがどこかしらで蠢くのを感じるのだから、タチが悪いったらありゃしない。(笑)

そしてこのように困惑しまくるワタクシメを尻目に、真樹嬢の攻撃は執拗にもingしてゆくのである。

♪え〜どまきです はじめましてぇ〜

っとネ。え〜どまきってのはアイドル本体のお名前である「江戸真樹」のことであるのは言うまでもなく、冒頭でも触れたとおりの自己紹介。(笑)それにしてもアイドルで江戸って苗字…なんだか微妙カモ^^;。エド山口とかエドはるみならともかく…いずれもアイドルとは縁遠いところにおられる方々でゴザイマスものねぇ。あっ、エド山口さんの方は元アイドルが奥様でゴザイマシタわな、シッケイシッケイ。(笑)とにもかくにも…

♪I Love You あのコ・スキスキ♡
 夏のMakiは カ・ゲ・キ!?でしょ

ウヘヘ…腰クダけ。なんてキャワゆいのでしょ…チェリーもスキスキ♡!(笑)

でもたしかにおっしゃるとおりカ・ゲ・キでゴザイマスよ、アナタってば。いくら恋の宿題を早くおすませになられたいからとは言え…自らでお名前を公式発表されオトコに急接近だなんて!それこそ素敵なラブラブモーションでカゲキもカゲキぃ〜でもキャワゆいから許しちゃお、もうダ〜イスキ!コレを読んでる男性読者諸君のみなさまの多くだって、おそらくは同じおキモチ…

♪でしょ?

コホン。(平静を取り戻し…)このような歌詞やメロにココロうばわれるだけではなく、真樹嬢の歌声にも注目しておきましょう。彼女のソレはいわゆる…うん、やはり「萌え〜っ!」のひとことに尽きるか。その甘さやたどたどしさ、そして弱々しさなども含めて表現するにあたり、そのお言葉がこそが現代語の中における的中ワードなのでは?真樹嬢はお生まれになった時からこういうお声なのか、はたまた練習する時間なんてろくすっぽ与えられずのレコーディングだったからこうなのか…どうでもいいけどやっぱり萌え〜っ!ニッポンの長きに渡るアイドル史上において、おそらくはお声がキャワゆいアイドルさんの最高峰…

♪でしょ?

ということなりそうか。それこそあま〜く煮つめてトロリンコン!ソレを味わう者へ至福をもたらすという…お海苔の佃煮みたい。やみつきになる中毒性アリといったトコロだし、お顔に存在する表情筋のすべてをユルユルにさせる歌声というかなんというか。(笑)

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あのコ〜スキスキ〜♡カゲキぃ〜デショショ?2ndは江戸グルグル巻き

1986年という時代には「萌え文化」は存在せず…いえ、そういう感情自体はあったと思われるのだが、ソレを的確に表現できるお言葉…いわゆる「萌え〜っ!」は使われずでありまして。そういう意味で真樹嬢は生まれてくるのがあまりにも早すぎた女の子?どう見積もっても30年弱早すぎ…

♪でしょ?

ってことになるのかしらん、ナゾ。(笑)

真樹嬢がデビューしたニッポンのアイドル界と言えば、あの素人集団が猛威をふるっていた真っ只中…である。仮に彼女がその集団の中にいたとて…違和感は覚えさせずで、それこそ人気者となり中心メンバーの一角を担い、連続ベストテンヒットも狙えたのでは?と思わせるくらいの素材にも見える。諸事情によりおニャン子入りを逃した小原靖子嬢(後の相原勇)とも立ち位置的にはやや似?その集団における相関図なるモノを書き起こしてみたとすれば、ソコから限りなく近い場所に立っていたのがこれらお二人ということに?真樹嬢にもそのようなオファーがあったのかどうかはナゾだけんど、少なくともデビュー曲の作家陣クレジットを見るにつけ…

♪でしょ?

なにやら地面から萌えたつようなモノを感じずにはいられなくなるワタクシメ。(笑)

しかし世間というものは、時としてエタイの知れないモノに冷酷になるもの。いくら似た風情を湛えていたとて…その人気ブランドがシカリとくくり付かなければ見向きもしてくれないというアレである。現に本曲もオリコン最高54位で登場週数4、0.8万枚はマークできたものの…あの集団との差は歴然である。

♪知らんぷりing しないで お・ね・が・い・よ

真樹嬢が自己紹介も交えながらこんなにキャワゆく迫っているというのに!当時のニッポン男子たちは一体どこにおメメを付けてらっしゃったのか。

♪でしょしょ?

まったくもってもったいのうゴザイマスよ…ホント。(笑)

☆作品データ
作詞:谷穂ちろる 作曲:山梨鐐平(1986年度作品・トーラスレコード)
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おネエ系としてTV等で よくお見かけする方と言えば…

池畑慎之介(ピーター)さん、IKKOさん、尾木ママ、小椋ケンイチさん、おすぎとピーコさん、KABA.ちゃん、假屋崎省吾さん、クリス松村さん、坂本ちゃん、さくみさん、楽しんごさん、広海・深海さん、真島茂樹さん、マツコ・デラックスさん、まりもちゃん、マロンさん、美川憲一さん、ミッツ・マングローブさん、三ツ矢雄二さん、美輪明宏さん、米良美一さん、山咲トオルさん(あいうえお順)

アタシが入ってないワ〜とか、なんでアタシが入ってんのよ〜という怒号もチラホラか、滝汗。だってどこでどう線引きしたらよいのやら…カルーセル麻紀さんやはるな愛さん等のテンカン組や見た目わからんけど怪しい組(雄が基本の方?)とか、とにかくムズいものでゴザイマス。最近は↑の多くのようなカムアウト組(?)の皆々様方におけるメディア出没率がスゴイことになっとりますが、ニッポンもようやく変わりはじめたのでゴザイマしょうかネ。小耳に挟んだところによれば↑に掲げました幾人かの皆様方は当ブログをご贔屓にしてくだすってるとかで…うっ、ウレシュ〜ゴザイマスよ^^。今後とも「お嬢さんお手やわらかに」チェリーのアイドル歌謡研究ブログを可愛がってくださいませネ。

それはそうとオネエ系と言えば、80年代アイドルポップスにもソレに関連するユニットがおりましたよね。ってなワケで今回はココにコジつけ、あのユニットが放ったこの1曲をレビュってみたいと思うのでありまする。

表題の「それ行け!サマービーチ」はよめきん(いいとも婦人隊)のデビュー曲として、1983年7月10日に発売された楽曲である。よめきん(いいとも婦人隊)というユニットは、フジテレビ「笑っていいとも!」における一コーナーとして人気を誇っていた「美少年コンテスト」の審査員としてレギュラー出演していた松金よね子、渡辺めぐみ、KINYA(キンヤ)お三方による組員構成。

ユニット名のいわれは…

松金よね子の「よ」、渡辺めぐみの「め」、KINYAの「きん」

と、それぞれのお名前から一字(または2字)を拝借して命名されたモノらしい。そもそもこのユニットに関しては「よめきんトリオ」という名称で脳みそのヒダあたりにコビりついていたものだけんど、このレビューを書き進めるにあたり色々と調査ってみたところ、実はそうではなかったことが判明。正式には「よめきん」と表記し、それのサブ名称のような形で「いいとも婦人隊」というのがくっつけられていた模様。まぁ、いずれにしてもソレをくっつけないと、どこぞの出なのか定かでなくなることが懸念されるし?番組側にとってもいい宣伝になるしで…とにもかくにもさまざまなお考えが交錯した上での命名劇だったご様子。(笑)

そもそも1980年代前半のこの頃と言えば、たのきんトリオや女たのきんと呼ばれたパンジーの3人娘、そして欽ちゃん(萩本欽一氏)番組から人気者になったイモ欽トリオやよせなべトリオなどなど…ちょっとしたトリオブームが沸き起こっていたもの。こうした流行になりふり構わず飛びつき「笑っていいとも!」からもトリオを出しちゃいまショ!的な考え方で生まれたのがよめきんだったのか、ナゾ。

しかもよめきんにはこうした便乗商法の他にも重要プロジェクトが見え隠れしてるからあなどれない。そそっ…ソレはね、前年度の4月1日に「ときめきTouch Me」でアイドルデビューした渡辺めぐみ嬢がメンツとして加入していたことなのヨ。わずか1年前に清純派歌手としてデビューしたのはいいけんど…その後はレコードがサッパリコンコン売れずに撃沈中だった彼女を焼きなおし?そんな野望らしきモノがチラリンコンとね、垣間見られたりする。

清純派アイドルとして経験値のあるメンバーが名を連ねるユニットなんだもの…アイドル歌謡ファンといたしましてはガン無視するワケには参りませんのヨ!といったトコロでゴザイマシて。

さて、そんな彼女等(注:彼と表現すべき方も1名?)のデビュー曲を手がけたのは、作詞にHeart Baby氏、作曲に小杉保夫氏、編曲には鷺巣詩郎氏という布陣。

作曲の小杉氏は渡辺めぐみ嬢の前述デビュー曲や2nd「誘われて南南西」を含むその他作品などで積極的にめぐみ嬢と関わっておられたお方。その他にも原真祐美嬢の「Bye,Bye,September」や早見優チャンの「急いで!初恋」など、珠玉と呼ぶに相応しいアイドル歌謡を次々と世に送り込んでいたことでも知られる。よめきんのデビュー盤は発売元がSMSというレコード会社だが、ココは渡辺プロダクション系列のソレであり、めぐみ嬢がアイドルデビューの時点で所属していたトコロと一致。まぁ、こんな点からも本プロジェクトにおける重要案件は、やはりめぐみ嬢再生ということだったのかナ?というのが浮きボリになってきたりもするか。

そして作詞のHeart Baby氏…このお方に関しては未だに正体不明という感じなのだけんど、伊藤さやか嬢の作品に多く関わっておられたHeart Box氏となにかしらのご関係がおありに?ご存知の方はコメント欄にてご教示お願いいたしまする。

さて…そういう邪推らしきモノはとっとと終了し、肝心のレビュー作業を進めてまいりまショ。

♪ジャジャジャジャジャ ワァ〜ゥオッ!

♪ジャジャジャジャジャ ワァ〜ゥオッ!

♪ジャジャジャジャジャ ワァ〜ゥオッ!

あっつ〜い夏を演出するエレキサウンドに絡んでくるは、見世物小屋の名物である猛獣の雄叫びでゴザ〜イ!…ってのは冗談でゴザイマスからん。あんまヘンなこと書くとKINYA嬢あたりからイチ早く怒号が聞こえてきそ〜「ちょっとアンタっ、失礼ヨ!」ってな具合にネ、シッケイシッケイ。ソレを取り繕うワケではないけれど、実はKINYA嬢ったらかなりの実力者?なんと彼(彼女と言うべきなんだろか…悩むぅ)は83年にソロ歌手としても「涙のデイト」という曲でデビュー!しかもその楽曲は竹内まりや嬢の書き下ろし&アン・ルイス嬢のプロデュース〜っとキたもんだ、スゲェ〜人脈!

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「涙のデイト」 KINYA

コレは意外と知られてない事実?でもってその彼(彼女?)によるいちオクターブ低いオトコ声(またまたシッケイ)がよめきんのデビュー盤に加わることにより、ソレ全体の歌声がウンと分厚くなるという効果がアリアリなのでゴザイマス。

それにしてもお三方…飛ばしますナ〜ショッパナから。松金よね子婦人はおクビのトコに青スジ立てながらワァ〜ゥオッとい大絶叫なんだもの〜すでにこの時点で暑苦しさマンテン!でも「好きよ」こういうの。(笑)

♪毎度 おなじみ夏デス! 海デス! 恋デス! トキメキちゃいマス!
 ハートきめて スタイルきめて くり出せ! それ行け!サマービーチ

その暑苦しさを尻目に…小杉氏により紡がれたノリの良いサウンド、そして鷺巣氏により編みこまれたジャンジャカアレンジはサスガの出来栄えといったトコロ。楽曲全般に漂うは、ビーチボーイズやジャン&ディーンに代表されるサーフィンサウンドの調べか。でもってこの歌い出しにおける頭サビを聴いていて「おやっ?」と感じたのがこの曲。

イメージ 3そそっ…1960年代初頭の米国で、人気イケメンアイドルだったブライアン・ハイランドくんが放ったヒット曲「ビキニスタイルのお嬢さん」。この曲は昨年の秋頃に当ブログにてレビュった青葉久美嬢のデビュー曲「恋はティニィ・ウィニィ」のタイトル付けで参考にされたのカモ?と記述った際に引き合いに出したものだけんど、よめきんデビュー盤も…いやはやそうでゴザイマシタか、ふむふむ…なんだかメロや間合いの構成がニタピロで。ソレをより80年代的に、更にスピーディーに、そしてメンツのキャラに合わせてもっと暑苦しく…ナツウタとしていいじゃないっすか、コレ。ワタクシメのペン先だってシルがしたたりおち、ノリノリウハウハになってくるというものヨ。(笑)

(KINYA)♪こっち気にしてるわ 胸がときめくわ

(よね子)♪お化粧 なおさなくちゃ

(めぐみ)♪ちょいマチ! 彼女連れよ

(三人一緒)♪ザンネンネェ!

♪夏のSeaside Beachは Love Love気分で どーにも サマータイム 
 瞳キラリ! ボディはスラリ! やったね! いかした サマーボーイ

ズバリ言わせていただくと、本曲は歌詞の分析どうこうの必要性はあまりなさげな作風っぽい。だって要は三人のご婦人方が夏まっさかりのビーチへレッツラゴ〜!して騒ぎ立てるコンセプトで、ソレのおもな目的とやらが…

オトコの品定め

といった風。のっけから響き渡るKINYA嬢のなまめきソロ声は、それこそ夜の帳(とばり)が降りてきてしまいそうな風情。そしてよね子婦人が容赦なくハリあげるカナきり声も耳をつんざくほどで…朝っぱらにナマ放送されてたコドモ番組に出演させちゃってヨロしかったの?といった今さらの懸念もチラホラか。そもそもよね子婦人だって舞台女優や声優としての輝かしい地位をすでに確立しておられたではないの〜なにゆえにこの企画モノにご参加?(笑)

そしてこうなった(どうなった?)流れを必死で清純派方向へ引き戻そうとしておられるのが…

♪おねがい おねがい Ah-Ah 私だけ見つめて
 好きなの 好きなの Ah-Ah 愛してる!と ささやいて

と唄うめぐみ嬢ナノ。しかしこのクダリの歌唱はサスガでゴザイマスね〜清純派アイドル時代に培ったとおぼしきスキルを最大限にフル活用?それこそ一服の清涼剤としてのお役目を担われていることは間違いなさげ。

そもそもめぐみ嬢がアイドル歌手としてデビューした際は、なにか硬質で男気のようなモノがチラホラと見え隠れしていた印象が無きにしも非ず?しかし、よめきん内ではそんなモノは軽くフキ飛ばしてしまうほどのスゴキャラが投入され中和効果テキメン?すこぶる美麗で女の子らしい風情がムンムンと漂うのだから、アクの強い他おふたりとのコラボは大成功だったのではないかと。一時的な企画モノとして終わらせるには、いささかもったいのうゴザイマス的なクオリティも見え隠れで…トキメキちゃいマスわ。(笑)

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こん中では清純派ナノ美脚がマブしいめぐみ嬢三人ソロうとアクがスゴっ!

そんなお三方のパフォーマンスがキラリと光ったこの曲は、オリコン最高70位、登場週数7、2.0万枚を売り上げてぷちヒット!KINYA嬢ならびによね子婦人にとりましては歌手としてお初のチャートイン、めぐみ嬢にとりましても100位以内へは2作品ぶりのカムバックぅ〜と相成りまして。このヒットに気を良くしたらしいお三方は、同年11月に早くも次作として「突然おじゃまの恋だけど」をリリース。こちらも(まさかの?)チャートイン(最高84位、1.0万枚)を達成し、よめきん人気の続行を朝昼バンバンバンと見せつけたのである。いつものパターンだとこのテの企画モノにおける二作目ってのはたいがい撃沈するものでゴザイマシタが、コレはかなりの大健闘?やるわナ〜よめきんったら!

かといってデビューしてわずか1年後にバニーガールみたいな格好でコレって…めぐみ嬢のご心境はいかに。それでもコレをされたことにより経験値や人脈がググっとなったことは明らかであり、それが故の現役バリバリ?しかもお若いイケメンも手中にされるなんて…生き様がステキすぎますワ。見聞きしたトコロによれば、最近じゃアイドル時代からの大親友である武田久美子嬢に化粧品のご推奨もされてるとかで…「美」へのこだわりも相当なご様子。今でもとってもおキレイだし…アナタってば花の82年組における美容部員なの?

(三人一緒)♪次いこ!次いこ!

今後もナニをしでかしてくださるのか、目が離せないったらありゃしないめぐみ嬢なのでありまする。

(三人一緒)♪次いこ!次いこ!

ちなみによね子婦人はと言うと…女優としての活動を続行中とのこと。

(三人一緒)♪次いこ!次いこ!

そして気になるKINYA嬢は…伊豆の稲取温泉にて「おかまのワンマンショー」を催行、人気を博しているとのことでゴザイマス。まさに「それ行け!サマービーチ」もとい「それ行け!稲取温泉」のココロで毎日ご出勤なのかしらね、ナゾ。

☆作品データ
作詞:Heart Baby 作曲:小杉保夫(1983年度作品・SMS)

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