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書庫☆番外編脱出成功レビュー

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谷山浩子さんがアイドルに歌詞・曲の両方共に提供した曲と言えば…

「土曜日のたまねぎ」 斉藤由貴
「水色のカチューシャ」 小林千絵
「ひとりぼっちのサーカス」 石川ひとみ
「子守唄を聞かせて」 高田みづえ

と…それこそ色々と存在するのだが、そんな中でもなんとなく忘れられがちなこの1曲を憶えている人はいるだろうか。今回はそのチューンにスポットをあて、いつものようにレビュってみたいと思うのでありまする。

表題の「うさぎ」はたみちゃんこと、野咲たみこさんのソロデビュー曲として、1985年6月5日に発売された楽曲である。ここであえて‘ソロ’と記述ったのはワケがあるのである。実はたみちゃん…小学生時代に女の子3人組ユニットを結成、1978年にグッピーズと名乗ってエルボンレコードより「サタディナイト・パーティー」というノリノリのディスコチューンで歌手デビューをカマしていたのである。

■グッピーズ時代のデビュー曲
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「サタディナイト・パーティー」

先日レビュったミルクのデビュー(←企画モノとして)が1979年だったので、少女ユニットとしてはそれよりも先を行った、いわば‘オギノメちゃんの先輩格’ってことになるのか。それこそこの楽曲はCDとして復刻してほしいくらいの‘出来良し’の一品だったのだが…。まぁ、エルボンレコードなんてワケわかなレコ会社じゃその夢は叶いそうにありませんわね、残念だけど。(笑)

グッピーズにおけるたみちゃんのポジションはセンター…ということはメイン扱いだった…ということになる。このグッピーズはデビュー当時、東京12チャンネル(現:テレビ東京)にてイメージクリップっぽいシロモノなどもオンエアされるなど、そのユニット売り出しに関してのやる気なるものは一応、存在はしていた模様である。彼女達はコドモながらもオトナ顔負けのタレント性が最大のウリであり、TVCMなどでもご活躍。そのひとつが熱海後楽園ポップランド(←あの怪しげな‘熱海秘宝館’の真下、海辺に広がる遊園地でゴザイマシタ)のものであったようにも記憶しているのでゴザイマス。

さて、そんなたみちゃん.がすっかりご成長され、欽ちゃんこと萩本欽一さんからのご寵愛(!?)を受け、自らの名前を銘打った番組「たみちゃん」(テレビ朝日系列にて放映)でご愛嬌を振りまくことになった。そして、その番組内で庶民的な味が魅力だった‘たみちゃん人気’がグンと上昇、ソレを受けての歌手デビューとなったのである。

そんな彼女のデビュー曲のテーマは…

泣きはらしたお目目がまっ赤になってしまった女の子

である。この曲も谷山さんお得意の、いわゆる‘ぼくモノ’となっており、そんな女の子を遠くから見つめる男の子がこの歌の主人公様…というカラクリになっているのである。

♪きみ この間 改札口で
 誰かを待っていたひとだね
 リボンをかけた包みをかかえて
 白い靴をはいて

おそらくはこの女の子…好意を寄せているオトコの誕生日にでも向かう道すがらか何かだったのだろうか。白い靴を履いて…というクダリから普段着とは違う、ちとオシャレしている具合などが目に浮かんでくるか。

♪もう長いこと待っていたのは
 その目をみればすぐわかったよ
 こらえてもあふれる涙 手のひらで
 こすったあとが赤かった

この部分こそが…この曲のタイトルがなぜに「うさぎ」となっているのか、その秘密が暴かれていく箇所なのである。要は長いこと待っていたにもかかわらず、その姿を全く現さないオトコ…そんな仕打ちを受け悲しみにうちひしがれて、涙が止まらなくなってる女の子。その子の泣きはらしたお目目はまっかっか…まるで白うさぎのソレラのような状態なのである。

♪うさぎ うさぎ 誰を待って泣いた
 いつまでも そうして待っているの
 うさぎ うさぎ 声もかけられずに
いつか日も暮れた 人ごみの中

そしてこの光景を見守っていたこのお歌の主人公様…この名も知らぬ女の子に「うさぎ」と名付けたのである。いかにも谷山さんらしい、ふんわりとした暖かみのある歌詞が実に秀逸である。それに続きが妙に気になってくる物語的な展開で1番を締めくくり…ってのも聴き手に興味を持たせるニクイ演出、といったところだろうか。ちなみにこの「うさぎ」という楽曲、谷山浩子さんもご自身のアルバム中でセルフカバー…ただ歌詞の一部とアレンジが今回ご紹介しているたみちゃんバージョンとは異なっておりまする。

この曲はオリコン…100位以内にチャートインしたと思うのだけれども、詳しい順位が確認できなかった。どなたかご存知の方がおりましたらぜひご教示をお願い♪(←ゆっちんさんよりオリコン最高83位であることを教えて頂きました。ゆっちんさん、アリガトウ♪)

この時のたみちゃんは歌手として歌番組への露出も非常に多く、またピンクの水玉模様が実にキュートな愛らしいお衣装での歌唱が印象的であったもの。おそらくは‘たみちゃん’としての知名度、楽曲の良さ、そしてそういったプロモ展開が効を奏してのチャートインだったのかと思われ。このようにそこそこ売れたのだもの…シングル第2弾は一体いつ?と、そりゃ期待するのも当然のことなのだが、こちらに関してはいつのまにか立ち消えとなってしまい、彼女にとったら後にも先にもコレが1枚こっきり…というお淋しい状態となってしまったのが実に残念なトコロでもあるか。

その後‘たみちゃん’のお姿がブラウン管からすっかり消えたなぁ…と思っていた矢先、今度は「夜のヒットスタジオDELUX」に華を添えるDee-Deeというダンサーグループの一員として、ブラウン管に再度のご登場と相成ったのである。あの素朴な味がウリだった‘たみちゃん’がこれでもかというほどに、そのおみ足をむき出し状態にした奇抜なお衣装でぴょんぴょんと、それこそ…

うさぎ

みたいに威勢良く跳ね回っていたのですもの!コレには筆者もビックリコンコン。画面を見ていた自らのお目目ちゃんが凄まじい早さで‘点’になっていったのを…顔の皮膚が未だにシカリと憶えておりますわ、あれからウン十年経過した今でさえ。(笑)

☆作品データ
作詞・曲:谷山浩子(1985年度作品・フォーライフレコード)

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唐突ではゴザイマスが、紫外線と言えば…

波長が、可視光線より短く X 線より長い電磁波の総称。波長約四〇〇〜数ナノメートル。目には見えないが、太陽光・水銀灯などに含まれ、日焼け、殺菌の作用をもつほか、しばしば光化学反応を起こすなど化学作用が強い。皮膚癌の原因になることがある。また、太陽光線中の紫外線は大気上層の酸素やオゾンによって吸収され、およそ350ナノメートル以下のものは地上に到達しない。化学線。菫外(きんがい)線。

と…‘美白’が美しさの基準となっている昨今では、それこそ非常にありがたくないシロモノ…といった塩梅になってしまうのだろうか。もちろん紫外線にだって殺菌効果やその他の有効作用があったりするのである。さて、今回はそんな紫外線を楽曲のタイトルに宛がったという、この方のあの1曲を8月の最終日にカマしてみたいと思うのでありまする。

表題の「紫外線」は沢田玉恵さんのシングル第2弾として、1986年7月21日に発売された楽曲である。沢田玉恵さんと言えば…

「ティーンズ・ポップ・コンテスト」第1回優勝者

そう、この大会はソニーが楽器をこなせる人材発掘を目的とし、1983年に開催したコンテストである。後におニャン子の一員となる河合その子さんも参戦し準優勝を手にしたことは割りと有名な話でもあるのだが、ここでその子さん抑え優勝の栄冠に輝いたのが、このレビューの主役でもある沢田玉恵さんだったのである。そして歌手デビューの決まった玉恵さんが所属したレコ会社はもちろん主催主のソニー。ソニーと言えば所属歌手に○○のソニーとか、ソニーの○○とか…そんなのを宛がうのがご恒例となっていたもの。このレビューの主役、玉恵さんだってその例にもれることなく…

ソニーの神秘

という、実に魅力的なキャッチフレーズと共にデビューをカマされていたのである。しかし、玉恵さんはシングル2枚(←ということはコレがラストシングル!)で早々と芸能界から引退してしまわれた方。なのでコレを読んでいる方の中にも彼女のことは印象に薄い…なんて人が多いかと思われる。しかしアイドル時代は資生堂のハミガキジェル&スプレー「ON-AIR」のコマーシャルでご愛嬌を振りまかれたり(←俳優の松田洋治クンと共演で彼を‘タツキチ君’と呼んでましたね、CM内では)していたので、ソレで彼女のことを記憶に留めている…なんて方もいるのではないだろうか。

■資生堂「ON-AIR」当時のCMクリップ
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ジェルとスプレー専用ハブラシもあった

さて、そんな玉恵さんのこの曲…作詞は松本隆氏、作曲は筒美京平氏という、80年代におけるヒットメーカーのお二方がガッチリとタッグを組んだコンビもの。なので言うまでもなく歌詞もメロも一級品であり、それこそ‘玉恵’さんのために誂えられたかなりの‘タマ’となっていたのである。

まぁ、それにしても「紫外線」なんてお題目を曲のタイトルにしちゃうセンス…さすがの松本センセイでゴザイマス。となると気になってくるのはその内容…ということになってくるのだが、一体どういう風に‘紫外線’と絡めているのか…そこら辺のトコロをちょっくらとガサ入れしてみたいと思うのである。

真夏の蜃気楼だかなんだか…そんなシロモノを彷彿とさせる怪しげなゆらゆらサウンドに引き続いて…

♪太陽の見えない指が
 体ごとくすぐってゆく
 ちょっと待って あなたの目つきも
 そう言えばあやしい感じ

と歌いだす玉恵さん。そう、まさにこの曲のイメージそのものが‘あやしい感じ’なのである。このお歌の主人公様はヨットに寝そべる少女(←2番の歌詞より判明!)、しかもかなりの‘美少女’なのかと思われ。じゃなければ‘あなた’からの‘あやしい目つき’は喰らわないかと^^。それにしても当時15歳だった玉恵さんが唄う楽曲としてはかなりオトナびた内容となっていたようでもある。15歳かそこらの小娘がこのシチュエーション!この娘はパリス・ヒルトンのような大富豪の令嬢様なのか。(笑)ただ、この時点においてはタイトルの「紫外線」が一体ナニを意味しているのか…まだベールに包まれたままになっているのである。

♪好き(好き) 嫌い(嫌い)
 好き 嫌い どうでもいいわ
 わたしの肌は透き通る白

玉恵の雄叫び、キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
実は玉恵さん…デビュー曲だった「花の精-わたしのON-AIR-」でも♪我慢できないわ〜と啖呵をきっておられたかと。

■玉恵さんのデビュー曲
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「花の精-わたしのON-AIR-」

おそらくは彼女のオトナびたルックスや落ち着いた声質を生かすべく…百恵路線?若しくは明菜路線?でカマしたかったのか。所属レコ会社もソニーだったし、お名前も百恵と似たり寄ったりの玉恵。そっから判断すると玉恵さんは‘80年代最後のポスト百恵’だったのか、ナゾ。

♪紫外線 視線がいい線
 紫外線 意外に少年
 不思議な8月 不思議な純情
 わたしたち こんがりと灼けそうね

キましたよ〜松本センセイお得意のお言葉遊びが。

しがいせん=しせんがいいせん
しがいせん=いがいにしょうねん

だもの。2発目はちと苦しげな印象がなきにしも非ずなのだが、しがいせん=しせんがいいせんってのはかなりイイ線いってるか。こういうのは思いつこうとしてもなかなか思いつかないもの。ここら辺りはさすがの松本センセイでゴザイマス。こんなお遊びに負けずとメロだって凝りまくり。♪意外に少年〜のところのファルセット使いやら、♪不思議な8月〜からの怒涛の半音攻撃といい…15歳の少女が唄うには‘難易度高し’といった印象。ソレに屈することなく唸りまくる玉恵さんの歌唱力もお見事〜!といったところか。ところどころでリズムに乗り切れてない箇所があることだけが、ちと気になったりもするものの…とにもかくにもキレ味のよい傑作には間違いなさそうである。

これだけの大砲をドカンとカマしたにもかかわらず、この曲はオリコンのトップ100にはチャートインならず!松本&筒美コンビを持ってきたのにこの切ない結果である。といってもこの頃の玉恵さん…この曲のプロモらしきものは殆どなかったと記憶するのである。なぜならばコレが彼女のラストシングルであり…なんでもご家族に芸能界入りを強く反対されていたとかで。おそらくはすでに契約してしまっていたであろう映画「蛍川」での主演を務めた後、すぐに芸能界から身を引いていってしまったのである。玉恵さんにとったら芸能活動なんて…

♪どうでもいいわ

という程度のものだったのか…そこら辺に関してはご本人様のみぞ知るといったところなのだが、歌声にキレがあり、またお芝居も器用にこなす…未完の大器的な雰囲気を持っていただけにその去就に関しては残念しこたま…この上なかったのでありまする。ちなみに「北の国から'87 初恋」での吉岡クンの相手役も彼女に決まっていた中での引退だったとかで…もったいなか。


☆作品データ
作詞:松本隆 作曲:筒美京平(1986年度作品・CBSソニー)

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☆☆川原理加ご本人さまから直コメをいただきました(が、ご本人の希望によりすでに消去。わずかのみが残るだけです)詳細はコメント欄にてご確認ください。「以前のコメントを読みこむ」をクリックで過去コメントがすべて表示されます☆☆

♪フルフル フル〜ツ シャワ〜
 フルフル フル〜ツ キッス

この曲を歌っていた人は知らなくても、この曲は知ってるぅ〜!
おそらくはそんな方が多いことかと思われ。なぜならばこの楽曲はライオンから1984年に発売されたシャンプー「FRUIT SHOWER」という新製品のコマソンとしてテレビでガンガンとオンエアされていたからである。そのCMに出演したのは工藤夕貴さん…そうこのCM出演時には‘お湯をかける少女’として人気が大沸騰していたものである。しかもこの商品のウリはフルーツの香りを閉じ込めた粒々(←コレは‘フルーつぶ’と名付けられていた)がシャンプーの液体中にゆらゆら浮遊するという…実に斬新な発想が特徴の新感覚シャンプーとして、発売当初はかなりの話題を呼んだもの。

■当時のCMクリップ

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さわやか!キュートな3人娘香りのフルーつぶシャンプーとリンスのセット

コレを読んでいる方の中にも「使ってたぁ〜!」なんて人が多いかと思われ。ちなみにシャンプーの香りは…

レモンライム
ラズベリー
グリーンアップル

の3種類。つい最近知ったのだが、ビーチでシャンプーする夕貴さんを含めた3人娘の内の1人(レモンライム役)が田中律子さんだったとかで。コレにはちょっと驚いてしまったもの。(笑)

さて、そんな新製品のコマソンを歌うことになったのが、このレビューの主人公でもある川原理加さん…この方だったのである。

表題の「シャワーFeeling」は川原理加さんのデビュー曲として、1984年11月1日に発売されたチューン。理加さんと言えば、当時の所属事務所が…

ソーマオフィス

そう、この芸能プロダクションはあのピンク・レディーが所属していたT&Cという事務所の製作部長を務めていた相馬氏が、紆余曲折を経た後にT&Cの後釜プロダクションとして設立した事務所。ちなみにこの事務所にはピンク・レディー解散後のMIEさん(現:未唯mie)、そして「涙をふいて」や「すごい男の唄」などのヒットで知られる三好鉄生さんなどが所属していた。ソコのニューホープ&正統派アイドルとして登場をカマしてきたのが川原理加さんだったのだ。

♪もぎたて まるで君のようだね
 香りパチン シャワー シャワー

と…例の製品をそのまんま形容してしまったかのような歌詞にドッキリ。通常ならばコマソンとしてのみオンエアされるに留まりそうな楽曲なのだが、コレが新人アイドルのデビュー曲、しかも正規盤として市場に出回ってしまったのにはちと驚いたものである。

♪光の中で 君が踊れば
 みんな夢中さ ふりかえる
 追いかけても ほほえみキラリ
 君は粒選り フルーツ娘

以前にも大場久美子さんの「フルーツ詩集」や西村知美さんの「Blueberry Jam」の記事などで、フルーツとアイドルには深い結びつきがあることは記述ったことがあったのだが、この曲もまさにソレの一派さんというか、ソレの典型的作品のような1発となっているのである。歌詞中には特定のフルーツ名こそ出てこないものの…

フルーツシャワー
フルーツキッス
フルーツ娘

と…フルーツづくしのたたみ掛け攻撃。その種類においては大場久美子さんの「フルーツ詩集」に適わないものの、コチラはバスケットにしこたま盛られたフルーツ軍団が束になってところかまわず聴き手に襲い掛かってくるような…そんな風情。なんてったって

フルーツシャワー

がこの曲のモチーフですものね。こういったイメージ装飾に関しては成功しているようでゴザイマス。(笑)

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ブロウがキマりまくりの理加ちゃんフルーツキッスのポーズもキマったわ!

これだけキャッチーな楽曲でデビュー、しかもコマソンだったのだもの〜きっとオリコンでもいい位置に…と思いきや、この曲は100位に到達することなく撃沈!この結果はかなり意外でもある。筆者的には例の商品のヒットと共にこちらもかなりのトコロまでイクのではないかと…予想していたものなのだが。そしてソレに追い討ち(?)をかけるかのように…例のシャンプー用コマーシャルも新しいバージョンへと鞍替え。それと同時にコマソンも違うモノへと変更。といっても曲自体は一緒だったのだが、とある男性歌手が唄うバージョンへと変えられてしまったのである。ちなみにこの男性バージョンはフルーティーというユニット名により唄われ、その構成メンツは楠瀬誠志郎と小室和之さんだったそうな。楠瀬さんと言えば90年代に入ってから「ほっとけないよ」の大ヒットをカマされた方。しかもコッチのバージョンの方が早くにシングル盤として(発売時のタイトルは「KISS!!フルーツキッス」)出回っていたとかで。となると理加ちゃんバージョンはカバーだった…ということになるのか。

【訂正】↑↓理加さんご本人様より、理加ちゃんバージョンは同商品の「ブロウフォーム」にてオンエアされていたことが判明致しました。間違いだらけでゴメンなさい。(2009年4月13日)

初代バージョンのコマーシャルは工藤夕貴さんがCMギャルとして、そして川原理加さんがコマソンを担当といった形式。通常ならばコマーシャルでご愛嬌を振りまいてる人の歌がそのままコマソンに…というパターンが多かったもので…筆者はてっきりソレが夕貴ちゃんのデビュー曲なのかとすっかり勘違いしてしまったものでゴザイマス。コレに関しては同じように間違ってしまった…なんて方も多いことかと思われ。もしかしたらそこら辺のところで視聴者から…

「まぎらわすぃ」

とクレームでも入ったのか。この変更劇に当時はとても残念に思ったものゴザイマス。なんといっても理加さんバージョンの方がアイドルらしくてさわやかで…それこそ例のシャンプーのイメージにピッタリコンコンだったからである。

そんなこんなでなんとなく出番がなくなってしまった理加さん。実は彼女が残したシングルは後にも先にもコレ1枚こっきり。CBSソニーという大御所レコ会社からのデビューだったにもかかわらず、なんともサッパリし過ぎた…

シャワー

な幕切れだったのである。あら?ソコからのデビューだから余計にそうなちゃったのかしらん、ひょっとして。(笑)

当時の理加さんはキュートな笑顔とニョキっと出てくる八重歯がチャームポイント。しかもよく通るお声(←なんでもデビュー前に平尾センセイのトコロでレッスンを積んでいたらしい)の持ち主で、それこそ...

粒選り

なアイドルさんになるための‘三種の神器’くらいは持ち合わせていた方だったようにも思うのだが、そこら辺がまったく鳴かず飛ばずのまま1枚こっきりでアイドル廃業…となってしまったのはかなり残念だったもの。せめてアルバムの1枚くらいは聴きたかったなと。後に「夕ニャン」のオーディションコーナーに素人としてひょっこり出てきた時はいささかビックリコンコン。アソコでおニャン子入りをゲットしてたらなぁ…おニャン子の中にいたとしても違和感ないキャラの持ち主だったような。おっと!たられば話はやめておきますか^^;。

イメージ 8ソニーのオーダーメイド・ファクトリーより注文のみ限定販売された理加ちゃん楽曲収録のCD。デビュー曲「シャワーFeeling」とB面「星空のダンステリア」の2曲を収録!

☆作品データ
作詞:高津賢 作曲:山崎稔(1984年度作品・CBSソニー)
参考商品:「FRUIT SHOWER」(1984年発売のヘアシャンプー&リンス・ライオン)

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コレを読んで下さっている皆さんは‘旅日記’なるモノをつけたことがあるだろうか。このブログにファン登録してくれているヤフー・ブロガー様のトコロへ遊びに行くと、記事としてよく見かけるのが旅行に出かけた際のご報告、いわゆる‘旅日記’なのである。今回はココにこじつけさせて頂き、あの方が唄ったこの1曲をレビューしてみたいと思うのであります。

表題の「旅の手帖」は石毛礼子さんのデビュー曲として、1981年6月21日に発売された楽曲である。石毛さんと言ってもあまりお馴染みではないかと思われるので、ちょっくらそのプロフィールとやらをのぞいてみることにしようか。

宝塚市出身。ヤマハ系の松田篝ヴォーカルスクール、ヤマハヴォーカルコースを経てオーディションに合格。1981年に日本フォノグラムより「旅の手帖」で歌手デビュー。「だまっていても…いいですか」がキャッチフレーズかと思われる。

と…このように彼女はヤマハ関連の歌手ということもあり、アイドルとNMの中間に位置するようなスタンスをとった方。おそらくは石川優子さん路線というか、そんなあたりを狙ったのかと思われるのである。ちなみに石毛さんは81年デビューのため、いわゆる‘暗黒組’のおひとり…ということになる。デビュー時にすでに21才に達していたため、同年デビューの矢野良子さんと同じく‘遅咲きのタンポポ’だった…ということになるのか。

さて、そんな彼女のデビュー曲は、作詞を松本隆氏が、作曲を綱倉一也氏が担当したモノ。綱倉氏と言えば以前、こちらのブログでレビュらせて頂いた新井薫子さんの「虹いろの瞳」をはじめとする多くのキャッチーなアイドルポップスを手がけた方としても知られる。しかし表題の「旅の手帖」はキャッチーさよりもメロラインの美しさ、そして‘少しオトナ’を感じさせる品の良いPOPSに仕上がっているのが特徴であり、アイドルというよりもボーカリストとしての主張を前面に出したような仕上がりとなっているのが特筆なのである。

さて、そんな彼女が唄う‘旅日記’とは…

♪黙って旅に 出かけてゴメン
 ちょっとブルーな 風に吹かれて
 ピース・サインを 投げるバイクに
 今、振り向いた夏色の道

このお歌の主人公様…どうやら彼(?)とおぼしき男性に何も告げずにこの旅をカマしてしまったようである。ブルーな…と唄っているトコロから察するに、おそらくはキモチをネガティブにさせるいざこざか何かが勃発したがための…と思われ。

♪愛してない 好きじゃない
 気にしていない 泣いてない

あらあらあら…まぁ!ないないないと…ないないづくしじゃないのさ。そこまでネガティブにさせられるほどのハデなソレを彼と繰り広げてしまったのか、主人公様は。しかし…

♪いろんな言葉の「ナイ」を消したら
 それが真実(ホント)の気持だったの

「人間…時には素直になることも必要である」といった格言めいたモノともとれるこの部分。この主人公様…おそらくは半ば意地で飛び出してきてしまったものと思われ。しかし、ひとりぽっちでこの旅をカマしたことにより、自分自身を冷静に見つめ直すことができたようでゴザイマス。

♪星あかりで書く 旅の手帖
 出逢いから別れまで 私は旅人

おっ!なんだかキモチが徐々にポジティブな方向へと向かっているようでゴザイマス。そしてそんな彼女が出した結論とはいかに…

♪あなたが好き! それが答えよ
 青春を歩きたい あなたと…

コレだったようで。要は‘あなたしか見えない’これこそが彼女の下したファイナルアンサー!そしてこの旅日記における最終ページがハラリとめくられていったのでゴザイマス。

この曲はオリコン最高77位、2.0万枚を売り上げて、1981年デビューの女性新人歌手としてはちょっとした記録となる、100位以内へのチャートインを達成した。

石毛さんはこの後もシングル第2弾として「涙のコンチェルト」(1981年12月5日)を発売。この曲はそのタイトル通り、クラシカルな仕上がりで非常にスケールの大きな楽曲。それこそ石毛さんの安定した歌唱力を生かせる傑作(←某デパ屋でナマウタ体験がゴザイマス)だったにもかかわらず…こちらはオリコンの200位以下という哀愁ぶり。

♪ちょっとブルーな風にふかれて

どころか、かなりの‘北風ぴゅうぴゅう’状態となってしまったようでゴザイマス。当時、一体ナニが起きてこういうことになってしまっていたのか、筆者としてもサッパリコンコンなのだが、好調だった「旅の手帖」で掴んだ人気を生かすことが出来ずにくすぶりまくる…というのはなんとも勿体無い話であり、また礼子さんはいわゆる‘歌が唄える’方だったためにこういった低空飛行劇はなおさら悔やまれるのである。なにせ魔物が潜んでいた…などと囁かれる1981年度だもの、こればかりは…

♪気にしていない 泣いてない

と…スッパリ割り切るしか方法がなかったのかと思われのでありまする。それにしてもあれから二十ウン年の歳月を経てもなお、不可解極まりないのは1981年という1年…だろうか。女性新人歌手にとっては酷すぎましたわ、どう考えても。(笑)


☆作品データ
作詞:松本隆 作曲:綱倉一也(1981年度作品・日本フォノグラム)

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ここのところマイナー続きでゴメンなさい。それこそ番外編という名に相応しいかと思われる方々の連発銃といった様相を呈しているこのブログ。実は今回もソレラに引き続くお方を…その方とは先頃、ソニーのオーダーメイドファクトリー、略してOMFにて目出度くも過去に発売した全シングル(←といっても2枚こっきりだけど^^;)のCD化が決定したという、80年代アイドルさんなのでゴザイマス。

表題の「青い水平線」は和泉友子さんのデビュー曲として、1981年6月21日に発売された楽曲である。友子さんと言えば、81年度にナベプロ4人娘として…

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「ヨシオちゃん」若杉ひと美「ちょっと春風」沢田富美子「い・か・が」速水陽子

と共に売り出された方。デビュー時にはペプシコーラのTVCMに出演、人間ピラミッドのてっぺんにいた方…若しくは「クイズ!ドレミファドン」でアシスタント司会者として活躍されていた方…と言えば「あぁ!」と思い出す方がいるかと思われ。友子さんのルックスは同じ事務所の先輩、太田裕美さんを思わせるようなソレ。おそらくは事務所的にもポスト聖子が富美子なら、ポスト裕美は友子だい!という意気込みの中でのプロジェクトだったのかもしれない、おそらくは。

さて、そんな彼女のデビュー曲は作詞を片桐和子さん、作曲を穂口雄右氏が手がけたチューンなのだが、曲調的には‘変り種’という部類にカテゴライズできる楽曲…と言えるかもしれない。なぜなら暗いメロと明るいメロが1曲の中で混在するという作りだからである。以前、このブログでナンノの「秋のIndication」をレビュったことがあるのだが、ソコでも少し触れているようにこの曲もソレと同系統の作品…要は晴れたり曇ったりするお空みたいに…明るくなったり翳ったりと…ちょいと小忙しいメロが特徴の1曲となっているのである。

そんなこの曲のモチーフはと言うと…

若すぎる恋

コレなのである。要は英語の世界でお決まりのように使われる’Too young to go steady’ と同じ意味…ということになる。

♪(いつまでも いつまでも あなただけ 好きよ)

こんな女声コーラスに乗せて、ちょいとさわやかに、そしてあくまでも明るくおっぱじまるこの楽曲。と思いきや…

♪海を見下ろす 白いテラスで
 あなたはずっと 黙って目を閉じたまま
 私はそばで 悲しいほどの
 月の光を素肌に着て

この歌詞内容に沿うかのようにして…マイナー色どっぷりのメロにいきなりのシフトチェンジをカマしてくるのである。急に変わるものだから聴き手としてはちょっとビックラこく恐れもあるか^^。
おそらく周囲から非難ゴウゴウを受けていると思われる若すぎる恋…そんな状況下で煮詰まりまくるお二人…という構図なのだろうか。

♪若すぎる恋ならば
 待ちましょう 許される日を
 ふたり この手を離さず信じているのよ いつも
 愛する心は嵐にも負けない

と…ここに来てまたもやメジャーへの寝返りを見せるこのお歌。あたかもこの曲の主人公様がいきなり悟りを開いて居直ったかのような…そんなメロの激変ぶりがなんともユニークな仕上がりである。それにしても‘愛する心は嵐にも負けない’って…このフレーズを読む度に「若いってスバラシイのね」と感心してしまうのは筆者だけだろうか。純粋に人を愛することの素晴らしさ…ソレを聖なる場所とやらで説法でもされているかのような…そんな心洗われる気分になってくるのでゴザイマス。

♪いつかは見えてくるわ 青い水平線
 あなただけ 好きよ

要は五里霧中の…先が見えない状態にその身を置く若いお二人さん。その二人にとっての夜明けこそが、海の彼方にスーっと伸びる‘青い水平線’なのでゴザイマス。まさに若さと青春がほとばしるポジティヴなお歌…この曲をよく耳にしていた少年時代、筆者は歌詞の意味など全く理解しておりませんでした。メジャー&マイナー混合の複雑なるメロのせいなのか、なにかもっとコムズカシイことを唄っておられたのかと。しかしオトナになった今、改めてその歌詞に目を通してみると…あら?意外とシンプルな内容でビックリコンコン。要は若すぎる恋を反対されている少女が、未来の幸せに向かって吠えているお歌…とでも表現したら分かりやすいのだろうか^^。

コレを唄われた友子さん…歌声は安定印、で声質もちょっと甘みががった低めのお声で…歌手としての才もありそうな印象。なのになのに、アイドルとしてはコレと2枚目の「街角ロンリネス」だけで〆となってしまったのが実に勿体無いところでもあるか。この後はアニメ関連のお仕事やオールディーズクラブで唄っているとか…色々とガムばってらしたようなのだが、なにぶんテレビの「水泳大会」における○○○事件がアイドル生活からの退陣を余儀なくさせてしまった感は否めないか。その件に関してはご本人様…とっても傷ついたらしい。大手所属のアイドルさんだったというのに、まったくなんてこったい!かわいそうじゃ!!

この曲はオリコン最高…えっと、チャート圏外ってのはすでに判明しているのですが、その詳しい順位に関しては記憶していないのでゴザイマス。1981年に発行されたオリコンは自宅に全号保管してあるので、次回、日本への里帰りテーマは「青い水平線」のチャート順位究明に決定ってことで…^^。そしてこの霧のかかったような不透明な状態から早く脱出し、晴れ晴れとしたキモチになって自らの…

青い水平線

を拝みたいものでゴザイマス。もしも、すでにご存知の方がおりましたらぜひともご教示をお願い致しますねっ^^。(笑)


☆作品データ
作詞:片桐和子 作曲:穂口雄右(1981年度作品・CBSソニー)

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