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先日のサッカー・アジア杯決勝…コレを読んでる方はご覧になられたのかしらん?開催されていたのが時差あり国だったがために…最後まで試合を見たおかげで翌日は眠気まなこ〜の♪深夜族ですぅ〜なんて方も多かったのではないかと思われ。先日の試合は対戦相手がオージーってことで…色々な方にコレについて聞かれましたの。でもネ…どこに住んでいようが母国を愛するキモチってのは消えないものなのでゴザイマス。コチラではとあるPay TVの会社が放映権を牛耳ってしまったがために、昨日の試合は地上波では一切合財放送されずじまい。毎度のことながらなんともお粗末なオージーテレビ局なのでありまする。だから未だにコンプリート版は観てないの。(笑)それにしても途中出場した選手がキラ星の如くの大活躍で…まったくもってファインプレーでゴザイマシタよね。 それはそうとファインと言えば…懐アイドルにもソレ関連がゴザイマシタよね。そんなワケで今回はこの‘ファイン’にコジつけさせて頂き、いつものように懐アイドルポップスをレビュってみたいと思うのでありまする。 表題の「ミス・ファイン」は石川ひとみさんのシングル第7弾として、1979年12月21日に発売されたフユウタである。ひとみさんと言えば現在でもスバラシイ歌声を維持され、現役の歌手としてご活躍されている方。しかもその歌声だけでなくて容姿までもがステキなまま…と来ればファン様の数や熱気だって未だに衰えることなくのソレだったりで。動画投稿サイト(アソコ)でも彼女に関連する動画視聴回数はいつも驚嘆の数をたたき出しているし、しかもこのブログで過去に投稿済みである彼女の作品レビュー群のどれもこれもにだって多量のコメがつきまくるという…さしずめ人気度に関してはバツグンの方だったりもする。そんな彼女も1978年に「右向け右」で歌手デビュー後、シングル第2弾の「くるみ割り人形」のぷちヒット以来チャートインから見放されたり、肝炎を患って所属していた渡辺プロダクションから契約破棄なる仕打ちを受けたりと…順風満帆な芸能活動ではなかったというエピも存在する。 今回レビュっているこの楽曲もそのようなハッピーでない時期に発表された作品であるため、認識度のあるソレと言ってしまうと大嘘ツキになる恐れありだったりもする。ただ、この恵まれない時期に発表したひとみさんソングの数々こそが傑作と呼ぶに相応しい出来栄えの曲がゾロリだったりもして。当時の歌謡界でコレラが完全にシカトされてしまっていた…というのは未だもって解せない「許せないわ」的現象だったものでゴザイマス。 ♪プラタナス 木の葉も落ちて 冬枯れの街 淋しいね おそろいの 編んだセーター ふたり並んで バスを待ってた ダンダダンのリズムに乗せてひとみさんがカマし始めるのはこんな唄い出し。プラタナスと言えば、街路樹やキャンパス構内などに植えられる樹木ってことでのイメージが非常に強いもの。そのプラタナスを登場させることによって、このお歌の主人公ならびにお相手さんのいる位置を聴き手に推測させるような、いわば‘ニクイ手法’が冒頭から使われている。ちなみにこの楽曲の作詞を担当されたのは康珍化氏…彼の作詞家としてのデビューは1979年だったので、今回の「ミス・ファイン」は彼のソレにおける草創期に位置する作品ってことになる。ひとみさんに提供した楽曲はコレの他に「冬のかもめ」があるものの、コチラはかなり後になってからの作品(1982年発売)であり、しかもシングルではこの2曲以外には見当たらないのである。となると草創期&極少というダブルタイアップにより康珍化モノではかなりのプレシャス度合いといってもいい作品と言えるか。なんでも彼の処女作はアン・ルイスさんの「シャンプー」って曲らしいので、渡辺プロダクションつながりってことにより、アイドルとして苦戦しまくっていたひとみさんにもおハチが回ってきたのかしらん、ナゾ。 ♪しばらくは さよならね そんな悲しい顔をしないで 心の中まで 冬景色なら 愛も こごえてしまう この時点ではなぜにこのお二人さんが離れ離れにならなければいけないのかが全く描かれておらず、「ある事情」という程度のあやふや状態なままなのである。まったくもって「早くしてよ」…ムズがゆいことこの上ないのである。(笑) ♪LET’S SMILE MISS FINE 春になったら LET’S SMILE MISS FINE 陽だまりみたいな やさしい口づけ あなたにあげる そんなムズがゆさを軟膏でもヌリヌリしたかのように思いっきり治癒してくれるのが、この歌サビ部分なのネ。なんといってもひとみさんの美しきハイトーンボイスが思いっきり堪能できるという、あたかも澄み渡った冬晴れを思わせるようなお声をお出しになってるの。それこそサビ前半までの「愛のゆくえ」についての議題なんてどうでもよくなっちゃうくらいの…そんなスバラシさであり、ひとみさんのお声における高域の限界点に挑戦するような…そんなメロである。さしずめ…
といった趣きか。(笑)当時のアイドルでこんなことが可能だったのは、ひとみさんと岩崎宏美さんくらいのもの?だったのではないかしらん。ピンク・レディーのミーたんあたりもなかなかのモノをお持ちだったけど、またなんか違う風情だったしネ。ちなみにこのチューンを作曲されたのは伊藤薫氏。伊藤薫氏と言えば欧陽菲菲さんの「ラヴ・イズ・オーヴァー」がイチバンのヒット作かと思われるが、それ以外にだって… 「スタア」 甲斐智枝美 「ありがとう」 「デジタルナイト・ララバイ」 「ふたりの恋はABC」 「流れ雲」 以上、石坂智子 「ほほにキスして」 水越けいこ 「KIRARI」 香坂みゆき 「コットン気分」 杏里 「冬が近い」 「本日晴天ナリ!」 以上、トライアングル と…おもにアイドルたちへの提供でそのセンスがキラリンコンコンと輝いた方でもある。↑の曲目リストをマジマジと見るにつけ…どれもこれもがワタクシメのmp3プレイヤーに存在するばっかりじゃないのサ!そんな伊藤薫センセイもひとみさんへの提供曲はシングル&アルバム含めてコレ1曲ポッキリ。作詞の康珍化センセイとひとみさんのコラボ状況を含めて考えても、その貴重さ加減とやらは更にググンと上昇してしまうのでありまする。 ところで前半部分で語っておきながら完全に放置しまくってしまったお二人さんの「愛のゆくえ」について。ここのナゾを解く鍵とやらはおそらく… ♪走り出す バスの窓 くもりガラスにLoveの横文字 キャンパス通りは 色をとばして 今は小さくなるけど 歌冒頭でプラタナスを登場させておき、なおかつココにきて‘キャンパス’をも挿入してくる康珍化センセイ。これらの小道具からワタクシメが勝手に推測するは…おそらくこのお相手さんが受験生なのではないかしらん?ってこと。でもって妄想を更に膨らませ放題(←「ごめんなさいね」にしてみると…この彼は大学近辺の下宿住まいなの。しかも彼的には「志望校に合格するまでは勉強に専念する。だから君には会わないよ」といったビンビンになるほどの固い「決心」が。 ♪LET’S SMILE MISS FINE 春になったら だからこの曲で唄われている「春」ってのは、ほっといても進行する季節の移ろいってのはもちろんのこと、それにプラスして「彼にとっての春」なんて意味も含まれるのではないかなと。だから主人公様的には「ミス・ファイン」となって、決意も固くガムばる彼をポッカポカに照らし続けて応援するのよ、GUANBARE!みたいな。それこそ「し・の・び・愛」もとい、さ・さ・え・愛…こんなんどうでしょ。相変わらず妄想がスゴすぎる己にはあきれ果ててしまうけど。(笑) この楽曲はオリコン…ってか冒頭でも記述ったとおり、この時代のひとみさんは不遇も不遇。だから100位以内のチャートイン記録はゴザイマセン。ひところのプックリ状態もおさまってビジュアル的にも可愛らしさがカムバック!そんでもって彼女の声質を十二分に生かすこの楽曲をひっさげてもチャートインならず…ってどうよ、コレ。1979年暮れ頃の日本シチズンって一体どこ見てたのかしらん、ナゾ。
ひとみさんの歌手活動における「春」は1981年の4月あたりから…言うまでもなくあの奇跡の大ヒット曲「まちぶせ」をキッカケにして始まった。この楽曲を唄い始めてからソコに至るまで1年と4ヶ月...その長きに渡る不遇時代において彼女は自らで「ミス・ファイン」と化し、そして自分自身を励ましながら唄い続けてあの栄光を勝ち取ったのでゴザイマス。 ☆作品データ
作詞:康珍化 作曲:伊藤薫(1979年度作品・キャニオンレコード) |

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