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書庫☆70年代アイドルぷちレビュー

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このブログではすでに2度に渡りレビューをカマしている石川ひとみさんの楽曲群。ひとみさんと言えば、現役として歌手活動を続ける方でもり、また懐アイドルとして非常に再評価の高いアイドルさんの1人でもある。某動画サイトでは投稿された彼女の動画群が軒並み驚嘆の閲覧数を叩き出し、まさかの人気再燃!といった趣となっているのである!

今回はそんな彼女に再びスポットをあて‘隠れ名曲’と叫ばれることの多いあの1曲をレビュってみたいと思うのでありまする。

表題の「オリーブの栞」は石川ひとみさんのシングル第7弾として、1980年4月21日に発売された楽曲である。ひとみさんはデビュー年(1978年)にセカンドシングルとして発売した「くるみ割り人形」がぷちヒットを記録、しかしその後はなかなかヒットに恵まれず、ストレスなどから起因する‘肥え’などに苦しむという時期を過ごされていた。たしかに「あざやかな微笑」や「ひとりぼっちのサーカス」あたりのビジュアルは、かなりキていたようにも見受けられる。そんな彼女がイメチェンとばかりにスッキリされ…

「美しく、セクシャルになったね。ひとみ」

というキャッチコピーと共に引っさげたのが、この表題曲だった…ということになるのである。

この曲の作詞を担当されたのは三浦徳子さん。ひとみさんのデビュー曲「右向け右」、「くるみ割り人形」と同じ作家である。ひとみさんは表題曲の前作品群「ハート通信」、「ミス・ファイン」と…良曲を連発しながらもなぜかカスりまくっていたこともあり、この楽曲を製作するにあたっては初心に戻っての…というコンセプトだったのか、おそらくは。しかも作曲を手がけたのは馬飼野康二氏である。彼は「くるみ割り人形」の作曲を担当された方。ということは‘夢よもう一度’という願いも込めての…ということだったのか、おそらくは。ちなみに編曲も馬飼野氏が引き受けるというノリノリっぷりを示していたという楽曲になる。

そんなこの曲のテーマは…

相手に新恋人が出来たとカンぐり、自分から身を引こうとするオンナ

である。セクシャル加減を強調したかったためなのか、それまでのひとみ作品よりも背伸びした内容となっているのが特徴か。それにしてもこのテのモチーフは歌謡曲において非常に多いもの。実はこのレビューのうPはソレ関連。ここ最近書かせて頂いた「ニートな午後3時」(松原みき)、「Free Balloon」(島田奈美)と…それぞれにシチュエーションは若干違えど、3曲共に‘オンナの旅立ち’を描いた作品群と相成っているのである。

さて…それではこの主人公様のキモチを歌詞分析により追ってみることにしようか。

雲行きが妙に怪しいオドロオドロしたイントロ。どう聴いても‘ときめく恋の歌’には聴こえない‘ゆううつ感’である。このイントロは俗に「洋楽のアレにソックリだ!」などと囁かれるソレなのだけれども、例えソレが真実だとしても取り入れ方がお上手ならばソレはソレでいいような…そんな気にさせられるような仕上がりっぷりとなっているのである。

♪口づけを交わした後で 急に無口にならないで
 ベランダは午後の日差し 二人の肌をくすぐるわ

日差しが溢れるベランダで恋人同士の時間を楽しむ二人…なのに彼女は急に無口になる彼に対して恐れを感じる主人公様。なぜならば…

♪恋人がいること 昨夜誰かに聞いた
 あなたは笑って 打ち消したけど
 
このような証拠(←おそらくは)を握っているからなのである。しかしながらこれが真実なのかどうかは分らない。彼女だって人づてに聞いた話だからである。しかし彼女は…

♪女のカンで分っていたわ

と…コレが真実であるとキッパリ断言するのである。女性のカンとはこれほどまでに鋭いものなのか。

♪嘘は罪じゃない(罪でもいいの)
 愛も罪じゃない(罪でもいいの)
 後悔をするはずもない 初めての愛した人よ

嘘も愛も罪じゃない…と否定しながらも、心の中では罪でもいいと感じている主人公様。なぜならば彼女にとってこのオトコとは、人生において愛を捧げた初めての人。たとえ彼が嘘をついてその事実を打ち消したとしても、ソレを許す覚悟をキメているのである。なぜならば…

♪嘘は罪じゃない(罪でもいいの)
 愛も罪じゃない(罪でもいいの)
 旅立つわ明日は一人 愛したのは私

愛したのは私…これは俗言う‘惚れた者の弱み’というヤツなのか。愛したのは私、愛されたのはアナタ…この図式を考えて引き際を考えるオンナが描かれているこの曲。このように書くと‘恋’というものを実に良く理解した経験豊かなオトナのオンナ風にも思えてくるのだが…前述したように、この恋は彼女にとって愛を捧げた初めてソレということになっている。コレはおそらくまるっきりの生娘から…というワケではなくて、はじめて真剣に愛を捧げた…という意味で使っているのかと思われ。それにしてもかなりオトナな内容の歌である。まさに‘セクシャル’を前面に打ち出そうとしていた当時のコンセプトが垣間見れる仕上がりっぷと言えようか。

しかしながらこの女性…やはりコレはそうそう簡単に諦めがつく事柄ではないようである。

ひらひらと舞い落ちてくるオリーブの花びら。彼女にとってはソレラが自身のキモチを代弁する…いわば‘愛の証’。なのにどうして?!彼はソレラをいとも簡単につま先でふみ潰してゆくのである。彼女はその痛さに耐え切れず、悲鳴をあげ泣き叫んでいるというにもかかわらず。

かつてこのブログでひとみさんの「秋が燃える」をレビューした時のタイトルは「情念がメラメラ」だった。疑心暗鬼になったオンナの情念が燃えあがる…まさにそういった風情の曲。しかしこの曲だってソレに負けず劣らず!いや、情念のドロドロ加減ではこちらの方が上か、もしかして?表向きにはあくまでも「あなたから旅立つわ」とスタンスを固める彼女。しかしその内面たるや…

♪嘘は罪じゃない(いいえそれは嘘)
 愛も罪じゃない(いいえそれも嘘)
 
まさにコレが彼女の本音なの。要は…

嘘も愛も罪罪罪

それ以外のナニモノでもないのである。で、挙句の果て最後には…

♪(嘘は罪じゃない)罪でもいいの
 (愛も罪じゃない)罪でもいいの

「罪でもいいの」のパートを主旋律として歌唱し、罪でもいいと認めている。しかしそれはもちろん己で言い聞かせた上での‘納得’なのである。認めたくない事実であることは言うまでもない。しかし彼の心の中にはすでに別のオンナの影が…自分はもう隅に追いやられ居場所すらなくしている状態では、残された道はこれしかないと判断した主人公様によるオンナの意地…なのかもしれない。

オリーブと言えば植物の一種。現在ではその果実からはオイルを、そしてその実は食用として用いることが多い。そう、イタリア料理のピザやパスタ、はたまたアンティパストなどに必ずやご登場と相成るあの緑色、若しくは黒い色をしたシロモノである。もちろんイタリアではこのオリーブから取れるオイルなしでイタリア料理は成立しないという、非常に重要な役どころを授かっている果実なのである。

オリーブはモクセイ科の植物であり、果実を絞りオリーブ・オイルとして、またピクルスを作るときに利用されている。地中海地方が原産とされ、葉が小さくて硬く、比較的乾燥に強いことからスペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されている。樹齢は非常に長く、南ヨーロッパでは数百年を超える樹も少なくない。オリーブの花は毎年5月下旬〜6月初旬に小さな白い花を咲かせるが、開花時期は4-5日と非常に短いのが特徴である。

そう…オリーブは乾燥した自然環境でも生育し、樹齢も数百年を記録するほど長く、実に芯の強い植物なのである。それこそワタクシメの生息する乾燥大陸オーストラリアにだって、オリーブ農園はいくつもあり、この砂漠にも似た厳しい乾燥地帯においても可憐な花を咲かせ、やがては実をもたらす植物なのである。

このお歌の主人公様は、このオリーブの花を例えにとって…

♪私の愛の証です

と言い放った(←あくまでもココロの中で…の話だけれども)。コレは…

彼に対する強靭な愛

を意味しているのか。たとえあなたが‘愛の証’である花びらをつま先でふみつぶしたとて…強靭な生命力をもってずっとあなたを…といった執念すらも垣間見えてくるか。まさにこれまた‘情念がメラメラ’なひっちゃんのようでゴザイマス。(笑)

この曲はオリコン最高…いえ、実は100位以内にはチャートインしておらずなのでゴザイマス。1980年度のオリコンでは101位以下は発表されておらず、その詳細な最高順位も不明である。しかし101位以下の注目曲として「オリーブの栞」という活字は何度か誌面に登場していたことから、少なくとも200位以内にはランクインしていたと思われる。

この曲はイントロが洋楽の某曲に似ているというのはこのレビューでも前述したが、他箇所でもところどころにそういった‘つまみ食い’が見受けられたりもする。サビ前における‘オドロオドロメロ’に関しては○ール・○ーリアの楽曲における‘オリーブのお歌’からの拝借かと思われ。ただ、そういったことを抜きにしても、この曲の出来はスバラシイ。オリーブをモチーフにした情念ムキ出しの歌詞にしても、ひとみさんの声質を理解し尽したとおぼしきメロをとっても…その出来栄えは見事である。またソレに応えるかのようにこれでもか!と…

絶叫

をカマすひとみさんの歌声。その悲壮感が溢れまくるお声はそれこそ…

♪私は痛さに悲鳴をあげる

まさにこの世界観をドロドロに表現したもの。

♪それがあなたに届かないのね

うん…たしかに当時(1980年)は残念ながら世間にはその痛みが届かなかった。だけれども今こそこの隠れ名曲の凄みが少しでも多くの人々の胸に届いて欲しい!そう…それこそ悲鳴をあげるほどの激痛を伴った衝撃と共に…ねっ(←ソレはソレで♪危険かしらね〜)。

☆作品データ
作詞:三浦徳子 作曲:馬飼野康二(1980年度作品・キャニオンレコード)

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3月の足音が聞こえる頃になると、ふと思い出すのが資生堂vsカネボウの大手化粧品会社2社が繰り広げた春のバトル…だろうか。なにもコレは春だけに限ったことではなく、それこそソレの全盛期には春夏秋冬において(←冬は比較的オトナしめだったか^^;)どハデに展開されていたもの。こうした季節感タップリのCM合戦が姿を消してしまった今となっては、どれもこれもが非常にナツカシく思えてくるものである。

昨年の春にはこのブログで、カネボウが放ったレディ80ブランドのコマソン「唇よ、熱く君を語れ」(渡辺真知子)をレビュらせて頂いたが、今年はソレの好敵手…資生堂から81年にカマされたという、あの方のこの1曲を振り返ってみたいと思うのでありまする。

表題の「ニートな午後3時」は松原みきさんのシングル第5弾として、1981年2月5日に発売された楽曲である。松原さんと言えば…

「真夜中のドア〜Stay With Me」

という、アダルティーな雰囲気をしこたま湛えた傑作チューンを引っさげ、1979年11月5日に歌手デビュー。そこから約1年と数ヶ月の歳月を経て、資生堂のキャンペーンソングを担当!という、またとないビッグチャンスを手中に入れられていたのがこの頃の彼女…だったのである。

コレを読んでる皆様はどうか誤解の無きように…松原さんは決してピュアなアイドル歌手ではなかった。それでもデビュー年は新人賞レースにも参戦をカマし、他アイドル達に混じってその闘いを盛り上げてくれた方でもある。その他にもデパ屋での歌とサイン会、学園祭でのミニコン、男性誌でのグラビアなどなど…半分くらいはアイドルっぽい活動もされて(させられていた?)ようでゴザイマス。

さて、そんな彼女が放った「ニートな午後3時」。この曲の作詞を担当されたのは三浦徳子氏、作曲は小田裕一郎氏。そして編曲は大村雅朗氏というトリオ…あらあら、作詞&作曲のコンビはこのブログ上で‘太陽の女王’と呼ばせて頂いている‘あの方’のデビュー3部作のソレラとまるっきりおんなじだったのね。それにしては作りがまったく異なるというか…おそらくは松原みきさんの雰囲気をしこたま考えて練られた…とおぼしき楽曲に相成っているのである。

それにしても最近、この曲についてネットでググると必ず引っかかってくるのが…

NEET

という現代用語との絡みモノ記事。今さら言うまでもないが、NEETとは1999年あたりにイギリス政府が発祥という造語であり…

NO EMPLOYMENT, NO EDUCATION or NO TRAINING

を意味する省略されたお言葉である。最近の日本において、お家でのんべんだらり〜 んな生活をしている人々を総称し「ニート」と呼んでいるのはここから…なのである。このお言葉が出てくると最近じゃ必ず引き合いに出される…その曲こそが松原さんが唄った「ニートな午後3時」という皮肉。そんじゃあ、松原さん楽曲のニートが意味するものは一体…???こちらの‘ニート’はNEATと綴られ…

〔室内・場所などが〕整頓された、〔形などが〕整った、〔服装などが〕こざっぱりした、こぎれいな、きちんとした 、 良い、すてきな、素晴{すば}らしい、格好いい(goo辞書より抜粋)

こんな意味を持つお言葉だったのである。しかも英語の世界じゃ最近は殆ど使われることが無くなった…いわば死語っぽいソレであり、最近はこの用語に変わり…

COOLとかEXCELLENT

とか、そんなもので代用されていたりもするようである。こちらオーストラリアでもその事情に変わりはないようで…そこら辺の路上でよく出くわす自称(←あくまでも自称なの)ミュージシャンぽい見た目の外人男さんがよく…

COOL

というお言葉をお口をとんがらせながら連発しまくっている光景は、こちらでも日常茶飯事だったりもするのである。

さて…こんな意味を持つ‘NEAT’がモチーフとなったこの曲。一体どんなことが唄われているのやら。

♪階段上る靴音だけで
 あなたとわかる私だった
 だけどある日 突然違う香り
 あなたの胸に 見つけたの

あらあら…どうやらコレもアレね。そう、ちょっと前にレビュらせて頂いた「絶交」(三谷晃代)と同じく…

浮気発覚モノ

のようでゴザイマス。で、気になる次の歌詞はというと…

♪テーブル囲むお茶の時間に
 何げなく問いつめたFebruary
 あなたはそうよ 次の週には
 8F…この部屋 消えていた

問いつめられた次の週には姿を消したというこのオトコ…都合の悪いことは嫌いなのさ!とばかりに、なんとも逃げ足の早い野郎のようでゴザイマス。

それにしてもこの曲…なんとカッチョええアレンジなのかしらん!イントロからタイトなブラス音が炸裂!そしてチョッパーベースビンビンと唸りまくる迫力っぷり。実にオトナな雰囲気が溢れまくっており、しかも洋楽の香りもタップリコンコンで。それに加えて松原みきさん独特のJazzyな芳香溢れるお声が更にオシャレなエッセンスを加えていたりもして…とにかく当時のニッポン歌謡曲としてはかなり洗練されたソレ…になっているのである。

♪忘れなさいよ 涙のダイアリー
 春風吹いてる 季節ならば

この曲の重要ワード…キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
春のキャンペーンソングだものねぇ…春というお言葉は絶対に必須なの。そんなImportantなお言葉をここでプスっと挿入してくる三浦センセイ、サスガに抜かりがないようでゴザイマス。

♪I’m gonna feel
 Neat, Neat Everyday
 恋の数ほど女は
 Neat, Neat Everyday
 自由になれるわ 未来を愛して愛して
 She’s just Neat! She’s just Neat!

松原さんの、ちょいとハスキーがかったお声による’ I’m gonna feel’ってのがこれまたNEATなの。この’gonna’とはgoing toの略称系として…まぁ、現代英語でもそこそこ使われているお言葉である。でもって’ Neat, Neat Everyday’だものね。なぜにこの曲が昨今はNEETのテーマソングとして市民権を得つつあるのか…分かってきたような気がするのでゴザイマス。♪自由になれるわ〜って…たしかに職も学びもな〜んにもしてないんだから、自由人には違いないのだけれども。(笑)

この曲の場合は、資生堂における1981年度のコンセプト…

美しいものは…おいし〜いのです(かるいかるい春の色)

ってのがメインテーマであり、恋を失ったけれども…

「あなたのための女です」
「わたしみたいな女のために」
「かしこい女じゃないけれど」

もうオトコなどにすがりつくような生き方はしないのよん!そう、きらめく未来を描き、ビシっと前向きに生きる美しく美味なるオンナ…ソレに変貌するのよ!と高らかに宣言をカマすお歌なのである。なので決して職ナシ、学びナシ、訓練ナシの方達のためのお歌ではないのでゴザイマス、あしからず。

この曲はオリコン最高26位、8.3万枚を記録して、トップ30入りを果たした。松原みきさんのデビュー曲「真夜中のドア」はオリコン最高28位、10.4万枚という結果だったので、この曲もそれとほぼ同等の売り上げはハジき出したことになる。しかし残念だったのが、資生堂の春キャンだったのにベスト10ヒットにならなかったことか。これだけのNEATなサウンドで勝負してもダメだったか…。当時のニッポン人にはやっぱり…

♪ミニミニ見に来てね〜

という、キャッチー加減がてんこもりのお歌の方がお好みだったようで…って、かくいう自分も当時はそうだったけど^^;。これまでベタ褒めしまくりのこの曲…あえて1つだけ文句を付けさせてもらうとしたら、松原さんのお声が春向きじゃなかったということか。彼女のお声は…

She’s just Neat!

ってな具合で、ほんわかした春と言うよりも、ちょいとセンチメンタルでオシャレに洗練された趣きの秋ってのがお似合いだったか。彼女を秋コマソンの目玉として採用したのならば…きっとベストテンヒットは軽く叩き出せたのではないか…

♪何げなく問いつめたFebruary

こんな風に自分に対しての‘問いつめ’を、このレコード発売から28年も経った2009年2月の終わりになっておっぱじめる筆者、チェリーでゴザイマしたとさ。(笑)

☆作品データ
作詞:三浦徳子 作曲:小田裕一郎(1981年度作品・キャニオンレコード)

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1977年のホリプロと言えば…

「私の先生」 榊原郁恵
「渚でクロス」 荒木由美子
「少女自身」 久木田美弥

この3人娘を真っ先に思い浮かべる方が多いことかと思われ。郁恵さんは言わずと知れた同社開催による「タレントスカウトキャラバン」の第1回大会における優勝者、荒木さんに至ってはその大会で審査員特別賞を受賞したことによる歌手デビュー、そして久木田さんは日テレ「スタ誕」のご出身…ということで、1年に3人もの娘達を担ぎ出していたという事実…コレこそが今となってはちと驚きだったりもする。しかし…驚くのはまだ早いのである。

実はこの年度…同社からデビューをカマしていたのに、このお三方の陰にスッカリコンコンと隠れてしまった不運なアイドルさんがもうお一方…存在したのでありまする。しかもアイドルポップスの傑作とおぼしき、すばらしいチューンを引っさげてのデビューだったにもかかわらず…。

なので今回はその埋もれに埋もれまくってしまった傑作を、お芋を掘り出すかの如く…土の中から掘り起こしてご紹介ってな具合で進めたいと思うのでありまする。(笑)

表題の「絶交」は三谷晃代さんのデビュー曲として、1976年11月5日に発売された楽曲(←ピンク・レディーの人気がフツフツと沸騰し始めた頃ね?)である。三谷さんはフジテレビが放映していた「君こそスターだ!」のご出身(←でしたよね?ちょっと自身ないの^^;)?

注:Wikiなどには「君こそスターだ」出身との記載が見られますが、実際は鈴木邦彦ポップス学院のご出身だそうです。(ご訪問者のあい様よりご教示いただきました)

さて、そんな三谷さんのデビュー曲は作詞を千家和也氏、作曲は佐瀬寿一氏というコンビによるものなのだが、この曲は傑作も傑作…おそらくはこの時代における金字塔を築いた作品?と言っても過言ではないくらいの、ソレはスバラシイ出来栄えの1曲なのである。だからなのか未だに多くのアイドルポップスファンが賞賛し、それらのココロをムギュっと掴んで離さないという事態をも作り出しているのである。

で、なにがそんなに賞賛なのかと言うと…ソレはのっけから始まるのである。

♪嫌い 嫌い あなたなんて
 顔も 顔も 見たくないわ
 嫌い 嫌い あなたなんて
 胸の 胸の 奥が痛い

と…いきなりサビでおっぱじまるという、要はアイドルポップスにおける王道を敷いた作品。しかもそのメロときたら…実にインパクト強し〜であり、一度聴いたらすぐに頭にこびり付きそうなソレなのである。と思ったら…あら?なんだかコレってどこかで耳にしたような、実に聴き覚えのあるキャッチーなメロ。なんの曲だっけ?と思ったら…ははん、コレでゴザイマシタわ。

イメージ 2 「アイ・ウィル・フォロー・ヒム」 リトル・ペギー・マーチ

この曲は60年代初頭にかけてアメリカや日本で人気を博したアイドル歌手、リトル・ペギー・マーチの全米NO.1ヒット。この元ウタを知らない方でもウーピー・ゴールドバーグが主演して大ヒットした映画「天使にラブソングを」で彼女演じるシスターとその一派が劇中でコーラスした曲…と言えば「あっ!」とニンマリする方も多いことかと思われ。三谷さんの「絶交」はそのメロを故意に盗んだとかそういった類のモノではなく、和製アイ・ウィル・フォロー・ヒムをあえて狙いうちして作ったとおぼしき楽曲のように思うのである。なぜなら70年代アイドルポップ界ではこのテのメロがすこぶる人気だったからである。一例をあげるとすると…

イメージ 3 「おしゃれな土曜日」 ミミ

この方のデビューヒットもコレの一派…であり、現在でもこれらを総称して‘アイ・ウィル・フォロー・ヒム’系の歌謡曲…などと呼ばれたりもするのである。パティ「愛のコーヒーブレイク」なんて、それそのもの。(笑)

♪木陰のベンチで 上級生と
 楽しげに 話すのを見つけたわ

キャッチーな頭サビに続いて歌の本編へ…。そのパンチ力は衰えを見せることなく…グイグイと遠慮なしに押しまくっていくのである。この曲のモチーフはよくある…

浮気発覚モノ

ダイスキなあの人がよその女猫(めねこ)と仲むつまじく…といったアレである。(笑)
 
♪わたしと揃いの 内緒の指輪
 ためらいも見せないで 外していた

それにしても♪すっごい男がいたもんだ〜!この決定的瞬間は彼も彼女も通うという、同じ学園内で勃発しているというのに…なんてこったい!それこそヘタな演技でもいいから、ためらいくらいは少し見せといた方が良いんでないかい?といったトコロか^^;。(笑)

♪もう言い訳なんて 聞きたくもないの
 こわばった頬に 涙 涙

こんな場面を目の当たりにしたら…そりゃ、ガラス細工の乙女にとっちゃ頭上にどデカイ石をドカ〜ンと落とされこっぱみじん…そんな衝撃極まりない出来事だわな。だからこそこの楽曲のタイトルが「絶交」なのでゴザイマス。それでもこの彼女は…

♪好きよ 好きよ あなただけが
 いつも いつも そばにいたい
 好きよ 好きよ 大好きなの
 悲しい昼休み
 
と…聴いてるコッチの涙がチョチョ切れちゃうほどに健気なご様子で。「絶交」と言いながらも未練がたらたらと…垂れまくりのようでゴザイマス。

それにしてもなんと小気味良く、パンチの効いたメロディーなのだろうか。

●インパクト抜群な「絶交」というタイトル
●威勢の良いイントロ
●唸りまくるドラム
●ポップな中にも哀愁味がちょびっと漂うアレンジ
●思わず一緒に口ずさみたくなるような頭サビ
●三谷さんによる味わい深い歌唱

などなど…これだけの要素が揃いぶみ!しかも曲のモチーフだって当時のアイドルポップスとしてはかなり理想的な学園モノ。何度聴いたとてコレがオリコンの100位以内にすらチャートインしなかったなんて…全くもって信じがたい事実なのでありまする。三谷さんの歌唱に目を向けてみても…さすがは「君スタ」ご出身だけある安心印。歌の巧さやテクニックなどではキャラバン娘のお二人を完全に超越してしまっているかのような印象もありきで。晃代さんを含めた77年のホリプロ4人娘…デビュー曲はそれぞれに工夫がなされ、気合もかなり注入された作品がズラリと並ぶのだが、筆者的にはこの作品こそが‘イチオシ’だったりもするのである。

これだけの傑作、そして晃代さんというスバラシイ素材を11月というお地味な時期に発射させてしまうトコロなども、社のらしいところ…と言ってしまえばそれまでなのだが。せめて久木田さんと荒木さんの間…4月頃のデビューとか…そういったベターな策は取れなかったのか。このような思わしくない社の伝統(?!)は…4番目のホリプロ娘ちゃんにもそのまんま引き継がれていったのは、コレを読んでる皆様も充分ご承知のとおり…でゴザイマスよね。あぁ、もったいなかぁ。(笑)

ちなみに晃代さんはシングル4枚、アルバム1枚を残されて引退。4枚目のシングル「想い出のファースト・キッス」はなんと浜田省吾氏の作詞&作曲!という豪華(←今になれば)っぷり。ホリプロ後輩だった能瀬慶子さんのデビュー曲「アテンションプリーズ」はここからのお繋がりだったのか、もしかして。(笑)

☆作品データ
作詞:千家和也 作曲:佐瀬寿一(1976年度作品・東芝EMI)

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アダムとイブと言えば…

アダムとイブは、旧約聖書『創世記』に最初の人間と記される人物である。天地創造の終わりにヤハウェ(新共同訳聖書では主なる神)によって創造されたとされる。(Wikipediaより)

と…まさに人間におけるフロンティアなお二人さんということになり、歌謡曲と呼ばれた楽曲の中にも度々ご登場と相成ったりもするのだが、その中でも70年代に…しかもガール・グループによって唄われたチューンを皆様はご存知だろうか。ソレを歌うはゴールデンハーフのお三方。そう…この方達こそが以前、このブログ内でご紹介させて頂いたゴールデンハーフ・スペシャルの前身、いわば‘元祖’ゴールデンハーフのみなみなさま〜ということになるのである。そもそもゴールデンハーフとは…

エバ(スペイン人の父と日本人の母によるハーフ)
ルナ(ドイツ人の父と日本の母によるハーフ)
マリア(アメリカ人の父と日本人の母によるハーフ)
ユミ(イタリア人の父と日本人の母によるハーフ)
エリ(タイ人の父と日本人の母によるハーフ)

と…こんな女の子達によるガール・グループ。ちなみにこのメンバーは1970年に「黄色いサクランボ」でレコードデビュー当時のもので、それ以前にはまた別のメンバーで活動していたらしい。エリはデビュー曲「黄色いサクランボ」のリリース後に脱退、ユミも1973年に脱退してしまっている。まぁ、こういった交代劇はガール・グループにはつきもの…でもある。(笑)

表題の「アダムとイブ」は1973年8月5日(←古!)に発売された楽曲で、ゴールデンハーフのディスコグラフィーの中ではかなり後期の作品となり、解散する1つ前(ラストシングルは「メロンの気持」)の楽曲…ということになる。楽曲の正式表記は…

「ゴールデンハーフのアダムとイブ」

である。カバー作品がその殆どを埋め尽くした彼女達の楽曲群、このチューンもその例に漏れることなく外国曲のカバーである。元歌はポール・アンカの同名タイトル曲。アンカは1950〜1960年代にかけて、ティーンポップの分野において人気を博したシンガーで「ダイアナ」などの世界的ヒットをかっ飛ばした方として有名である。そのご本人も1963年に同曲をシングルとして米国で発売(「Puppy Love」のB面に収録)しているのである。

そんなヒットチューンにタカオカンベ氏が日本語の歌詞をつけ、キュートでセクシーなハーフの女の子3人が歌い踊ったのが、この「アダムとイヴ」ゴールデンハーフバージョンだったのでありまする。

この曲はもうのっけからノリノリもいいところで…

♪チャッ チャッチャッチャチャ チャチャチャ チャラャチャチャ〜

という、人間の野生とやらを「ゴラァ!起きろ!!」と脅かされて呼び覚まされるかのような、なんとも勇ましいメロを繰り出すイントロ。それこそ「原始家族」や「はじめ人間ギャートルズ」あたりのアニメにも似た‘草創期’っぷりをムキ出しにしてくるのである。そして、ソレをグイグイとひっぱってくのが…

ダンダンダンダ ダンダダンダンダ

というリズムベースを基本にした、重低音バズーカ…である。ソレは古代に繁栄したナウマン象達による行進の如く…ズッシンズッシンと響きまくり、譜面の上を意外にもリズミカルに闊歩していくのである。それに引き続いてゴールデンハーフのお三方は…

♪切ない恋は その昔
 アダムとイブの物語
 エデンの園に燃えた恋
 The Story of Adam & Eve

エデンの園に燃えた恋…まさにアダムとイブのお話における中核部分である。

♪真っ赤なリンゴは禁断の
 食べてはいけない恋の味
 だけど二人の情熱は

このテのユニットにしてはハモリもお上手だったゴールデンハーフ。この曲においても絶妙なるハーモニーをご披露してくれているのでありまする。そして…これこそがアダムとイブ物語における象徴とも言える、あの…

真っ赤なリンゴ

がご登場と相成るワケである。うん…この部分におけるベース刻みなんてサイコーやねん!胸にズシンズシンと響いちゃって響いちゃって…グルーヴ感がしこたまなのよん!実に‘カッチョエ〜’仕上がりなのでゴザイマス。

それにしても…食べてはいけない恋の味!でもでもでも〜あっ〜ダメ!我慢できないのよん!!で…その後はどうしたどした!?

♪どうにもならなくなっちゃった〜

あちゃっ!キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!
コレは‘サジ投げ感’と言うのか、はたまた‘どうしようも無さ加減’と言うのか…そういったおキモチを「どうにもならなくなっちゃったぁ」の一言で表現してしまうあたりが、この曲の白眉なんだろうか、おそらくは。ちなみに本家のアンカバージョンでは…

♪Well you know how it goes

と唄われていた部分である。この勝負…どう見ても日本語の「どうにもならなくなっちゃった〜」の方が一枚上手であり、しかもメロにピッタリコンコンとハマっているように思うのは筆者だけかしらん。作詞をされたタカオカンベ先生ったらば…35年以上も前のニッポンで、なかなかのお手前を見せて下さったようでゴザイマス。

この楽曲を唄ったゴールデンハーフというグループ。実は彼女達こそが筆者がイチバン最初に‘ほ’の字となったアイドルさんだったのでゴザイマス。といってもまだ幼少の頃もいいトコロで…おそらくは単にその‘雰囲気’に魅せられていただけなのかもしれないのだが。それでも幼ごころに胸の奥のトコロが‘ズッキンドッキン’としていた感覚だけは…未だにハッキリと記憶しているのでゴザイマス。(笑)

ただ残念ながら、この曲に関しての当時の記憶というのはあまり無い(←当たり前か^^;)。ところがどっこい…とある市販品付属のDVDでこの曲を歌い踊りまくるエバ、マリア、ルナ(←この時はすでに3人体制となっていた)の3人を目の当たりにした時の衝撃といったら…それこそ心臓が口から飛び出してくるんじゃないかと思うくらい…それくらいにドキドキしてしまったものである。だってお三方とも70年代前半にご活躍された人達とは思えないくらいに…とってもソフィスティケートされていたのですもの。それこそ…

みずみずしい禁断の果実

みたいな風情がしこたまで。そんな彼女達に易々とノックアウトされ放心状態…

♪どうにもならなくなっちゃった〜

そんな‘甘美’でもあり、ちょっとばかり‘ヤバイ’ようなキモチをも味わってしまった筆者…だったのでゴザイマス。ちなみにこの楽曲はオリコン最高75位、0.5万枚を記録しておりまする。こんなにいい仕上がりっぷりだというのに…75位とはなんでやねん!70年代初頭には人気ユニットとして…

イメージ 2 「チョットマッテクダサイ」オリコン最高28位 7万枚
イメージ 3 「太陽の彼方」オリコン最高17位 13万枚
イメージ 4 「24000回のキッス」オリコン最高26位 11万枚

などのヒットをかっ飛ばしていたゴールデンハーフ。それこそガール・グループにおけるパイオニア的存在だったもの。この曲における低空飛行の結果をもって、ゴールデンハーフは…

♪どうにもならなくなっちゃった〜

そして空中分解へと突き進んでしまったのかしらん、もしかして。(笑)


☆作品データ
作詞・曲:ポール・アンカ 訳詞:タカオカンベ(1973年度作品・東芝EMI)

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清水由貴子さんと言えば、愛称はユッコ。そう80年代のユッコ(岡田有希子さん)よりも先じてコレをニックネームにされていた方であり、また、「スター誕生!」こと…

スタ誕

における第16回大会のグランドチャンピオンに輝いた…という実に華々しい経歴をお持ちの方でもある。今さら言うまでもないが、同大会にはのちにピンク・レディーとなり一世を風靡することになる根本美鶴代&増田啓子という、静岡からやってきた二人のコンビも「部屋を出てください」という曲で出場。ただこの時点で審査員のセンセイ方をはじめ、スカウトマン等の心を鷲掴みにしていたのは本レビューの主役、ユッコさんの方だったのである。当時の雑誌に掲載された写真を見ると、大きなチャンピオントロフィーを抱えたユッコさんのとなりに、赤と青(←まるでテツ&トモのよう)のサロペット姿の田舎娘風なお二人が並んで立っている…ってのが興味深いトコロでもある。

そんなユッコさんのデビューは1977年3月1日、CBSソニーより「お元気ですか」での船出をカマされた。スタ誕での評判もすこぶる高かったこともあり、それこそかなりの大きな期待をうんしょこらしょと背負ってのデビュー…と相成ったのである。

この曲の作詞を手がけたのは阿久悠氏、作曲は三木たかし氏というコンビである。どちらのセンセイもスタ誕でキビシィ〜目を光らせ審査員を務めていた方々である。キビシィ〜と言えば、視聴者的にイチバン怖かったのはやっぱり‘松田トシ先生’かしらん。(笑)

ユッコさんはスタ誕の決戦大会の時点からギター片手に…というのがトレードマーク。そのウリをそのまんま引き継げるようなデビュー曲を…というコンセプト(←があったのだろ、おそらくは)の元に出来上がってきたがフォーク調の表題曲。それこそユッコさんのデビューは決戦大会そのまんまのイメージだったの対し、ピンク・レディーのお二人は‘白い風船’というユニット名がほぼ決定していた中での土壇場路線変更…同大会で入賞していながら実に対照的である。要はユッコさんの場合はイメージ通りの王道路線、ピンクの二人は当時の常識をくつがえすキャラ先行型の○テモノ路線(←当たればデカイがハズすとイタイみたいな)ということになるのか。(笑)

♪お元気ですか 幸福ですか
 お返事下さい 気にしています

当時のフォーク調でよく用いられていた‘問いかけ’で始まるこの曲。ここら辺りは同じ阿久センセイの作品でデビューをされた水谷大輔さん「星屑海岸」とおんなじ…である。ちなみにユッコさんは水谷さんとTBSドラマ「消防官物語・風に立て」で共演!という、スタ誕出身やコレ以外にも接点があったりもする。

♪夜ふかしぐせは いけないのです
 若さがどんどん なくなるのです

曲前半から当時の阿久センセイがお得意とされていた‘ですます調’のオンパレードである。ここら辺りはピンク・レディー作品にも大いに見受けられ、ソレの代表的作品が♪わたしの名前はカルメンですっ〜と唄った「カルメン‘77」ということになるか。それにしても…きゃ!耳がいたいわね、このお言葉。最近のワタクシめはブログの記事執筆という創作活動(←そんな言うほどのシロモノでもないのだが)などもゴザイマス関係上、ノクターナル・クリーチャー(夜行性の生物)と化していたりもして。若さを保つためには早寝早起きが必須のようでゴザイマス。(笑)

♪わたしにとって あなたはとても
 とても大事なひとですから
 お願いです お願いです お元気で
 そしてまた 逢いに来て下さい

この部分はこの曲のヤマ場であり、いわゆる‘サビ’と言えるような部分でもある。曲前半の穏やかな春の日差しを思わせるような優しいメロから一転して…ここではややマイナーへと転調をカマしてくる。おそらくは‘逢いたいけど逢えないあの人’を心配するキモチ…そんな感情を曲中で表現するためのテクなのかと思われ…三木センセイ、サスガでゴザイマス!しかし…最後行の♪逢いに〜まで盛り上げるだけ盛り上げたのはいいけれど…この後どうやって転調したメロを元に戻すのかしらんなんて不安もちょっぴり。いえいえ…そんな心配はご無用なのよん。三木センセイが♪来てください〜の部分を利用し、超ナチュラルにちゃんとお戻しになってるのでありまする。プロのお仕事というのはこういうことを言うのでありまして…まさに‘神業’と言える技術でゴザイマス。

この曲はオリコン最高30位、8.2万枚を売り上げてヒットを記録。コレは当時の新人歌手のデビュー曲としてはかなり絶好調な数字である。スタ誕でグランドチャンピオンに輝いただけのことはある、安心印の歌唱力…一言ひとことを実に丁寧に唄っているトコロが◎でゴザイマス。まさに…

ほほえみスイング まごころハミング

というキャッチで売っていただけのことはあるか、ユッコさん。イントロのハーモニカによる郷愁を誘うような音色が聴き手を泣かせますわ〜ウルウル。

ユッコさんはこのデビュー早々のヒットで勢いに乗り、1977年度の新人賞でも大活躍を見せたもの。1977年と言えばピンク・レディーによる桃色旋風が日本全国を吹き荒れていた頃。だけどこの年度にデビューした新人歌手さん達だって負けてはおりません。見てよ、ホラ…

「失恋レストラン」 清水健太郎 オリコン最高1位 63万枚
「あずさ2号」 狩人 オリコン最高4位 51万枚
「硝子坂」 高田みづえ オリコン最高9位 31万枚
「アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた」 オリコン最高22位 12万枚

と…ベテラン歌手も真っ青なご活躍っぷり。でこれらの後に続いたのがユッコさんや…

「Lui-Lui」 太川陽介 オリコン最高38位 6万枚
「人見知り」 神田広美 オリコン最高43位 5万枚
「渚でクロス」 荒木由美子 オリコン最高56位 4.4万枚
「愛の芽ばえ」 香坂みゆき オリコン最高53位 3.5万枚

で、これら皆様の他にも…

「新宿ダダ」 山川ユキ、「花の女子高数え歌」 谷ちえ子、「6年たったら」 五十嵐夕紀、「あこがれ」 大場久美子、「恋のブロックサイン」 アパッチ、「背中あわせ」 アルル、「兄ちゃん」 小川貴美、「あなたに命がけ」 川中美幸、「少女自身」 久木田美弥、「恋のためらい」 坂口純子、「ころがりついでのもう20才」 鈴木みどり、「青い秘密」 ミキ&ナナ、「愛は引き潮」 みずきあい、「表通り」 木川かおり、「アバンチュール」 キャッツ☆アイ、「インスピレーション」 チェルシア・チャン、「恋は大ピンチ」 西かおり、「帰っちまえ」 ものえ和恵、「絶交」 三谷晃代、「かけめぐる青春」 ビューティー・ペア、「ロマンス・シート」 ギャートルズ…

もうキリがないのでこのヘンで終了させて頂きますわ。↑のリスト中にはそれこそ…

♪お元気ですか 幸福ですか

と…その消息が心配になる様な…そんな方々もチラホラのようでゴザイマス。

☆作品データ
作詞:阿久悠 作曲:三木たかし(1977年度作品・CBSソニー)

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