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さてさて、今回で13回目を数えることになりました『キャッチフレーズ辞典』。幾人の方々からは「好評!」とのお声を頂戴いたしましたので、ひとまずはウレシク続行とさせていただきたいと思うのでありまする。 でもって今回の主役はこのお方。
はて?そのお方ってたしか前回やったんじゃ???いえいえ…
なの、ジャジャーン!とハデにファンファーレったところで、ご存じない方にとりましてはおキツネさんにつままれた状態になってしまうのかと思われ。有希子と言えばどうしても「岡田」として脳が反応してしまうのはいた仕方がないところ。だけれども巷に渦巻く大きな誤解を解く意味でもココでハッキリさせておこうじゃないのサ!と...需要があるのかないのか全くもって手ごたえなき中でその重責を担わせていただくことにいたしましたの、キリッ。(笑) さてさて、今回の主役である岡村有希子さんがデビューしたのは1984年1月25日。ってことは世間一般で認知度のお高いもうひとりの有希子さんのデビュー日から遡ること約3ヶ月も前…の出来事ということになる。この時点でこのお名前によりデビューをカマされていたのであるからして。このことから「ニセモノ」ではなくってよ!という証明がココでビンビンとおっ立ってくるワケ。 でもって彼女に付けられたニックネームは…
実はコレ…タモリさんが名づけたモノということになっている。芸能界に入ってきたばかりのユーリンこと岡村有希子さんとタモリさんがどこでどうなっておつながりを持たれていたのか…コレも岡村有希子というアイドルをナゾめいたものにさせている所以なのカモね。ユーリンなんていかにもアイドルちっくでキャワゆい響きを持つソレであることは言うまでもないのだが、実は日本のお外に存在するお国の言葉では、ソレがとんでもない意味を持つ単語ってことも一部の皆様の間ではすでに認識済かしらん、ナゾ。 そんなユーリンがデビューするにあたり与えられたキャッチフレーズがこちら。
リセエンヌとはフランス語で「フランスのリセに通う女生徒」のこと。そそっ…よくリセリセって略して使われているアレ…とたまたま知ってるからってエラそうに解説しなくても知っとるワイ!という怒号もチラホラ? でもってユーリンのデビューにおいて敷かれたコンセプトはフレンチポップス(←ハレンチじゃなくってよ)というもの。ココをかなり強調したかったのか、キャッチフレーズはリセエンヌ、デビュー曲のB面は「パリ行きエアライン」、そしてデビュー告知用の広告には…
こんな長い文言がダラダラと。とにもかくにも‘フランスのかほり芳しき女の子’という関連付けをなんとしてでもしなくてはならぬ!という陣営側の思惑ならびに焦り(?)の両方が垣間見れるというものか。ユーリンが残したシングル盤のタイトルを見渡しても「雨上がりのサンジェルマン」「水曜日のリセエンヌ」...これらを見ればソレが更に浮き彫りに。
また、前回の岡田有希子さん同様に…デビュー時点では「ユキコ」と表記されていることにも注目!今回の有希子さんも、前回の有希子さんも、デビュー当時には「ユーリン」でも「ユッコ」でもなかったことがこの書庫により判明したのである。前者に関してはシングル第2弾用の告知広告ですでに‘ユーリン’表記になっていることから、おそらくはデビューからセカンド準備期間の間にタモリさんとの出会いがあり...という推測が立つかしらん。 彼女は本当にこういう路線を望まれていたのか、はたまた単なるコジつけだったのか…1984年という時代にあえてフレンチポップスというジャンルを蒸し返す必要性があったのか?ただでさえ地味な1月後半という時期のデビュー、ほとんど話題にならないまま気づけば大手から「岡田有希子」という子がアイドルとして産声をあげてしまった。ニセモノ扱いされながらも改名せず、断固としてフレンチポップスにこだわりつづけた岡村有希子プロジェクトの意義は…。コレでも華やかに売れていればよかったものの、そうではなかったからして…
が夢なぞ見れぬ辛い時期をお過ごしになられていたのカモ…と今さらながらに心配(←遅いんだよッ)するワタクシメ。 だけどユーリンの歌唱が秀逸であることはココで強調させておかねばならないの。どれもこれも味わい深く、しかもお声が特筆的に可愛いのが特長。そしてなんといっても声使いのテクがすばらしいことこの上ないのよ。ここだけの話…歌手としての資質はアチラの有希子さんより上かも?なんて…。これだけ優れた人材でありながら陽の光は全く当たらず…それどころか所属レコ会社は倒産するわ、ソレに伴う移籍、ニセモノ扱いされた挙句の改名?はたまた黄昏一直線だった「横浜ドリームランド」でホソボソ営業の哀愁…とてもじゃないけどネ…
なんて状態であるはずもなく…。こうしたことを考えはじめてしまうと…
ひつじさんの数を勘定しなきゃならん夜がやってきてしまうから、やめておくことにいたしますわ。ひとまずこの時点では… ●岡村有希子というアイドルは岡田有希子のニセモノではない ●デビューは岡村有希子さんの方が先だった ●声使いのテクニシャン、歌手としての資質バツグン この三点を声高に叫ばせていただきたく…。ってコレってなんかの伏線?更なる詳細は別枠でいつかコクコクと…とかなんとかいう野望じゃないでしょうね?(笑) ってなワケで…色々と邪推される前に今回の『キャッチフレーズ辞典』はこれにてお開き!またまたお付き合いくださいまして、ありがとうございましたん。
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