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このブログでは主に80年代を中心とした記事を書いているのは、常連の皆様ならばご承知のことかと思われるのだが、(笑)今回は時計の針を更に逆に戻し、70年代の音楽シーンをルックバックしてみようと思うのでありまする。しかも今回は単なるアイドルレビューではなくってヨ。70年代という、あの大らかでワイルドな時代(?)が生んだ‘スゴ歌’の特集をしてみることにしたの。 スゴ歌と言えば、過去にこのブログにおいてはプリンセス・テンコーさんの前身、朝風まりさんの「ザ・マジック」やピンク・レディーの妹分としてデビューした谷ちえ子さんのクロスオーバー歌謡「花の女子高数え歌」などの記事も書いたものだけんど、今回はそれらの更に上を往くツワモノどもを紹介してみたいと。さぁ...皆様、ココロの準備はオッケ〜? 70年代と言えば...日本が戦後から願ってやまなかった“アメリカ的豊かな生活”を手中にしかけた時代であり、しかも昨今はなんやかんやとウルサイ規制と呼ばれるソレが、まだまだユルユルだったというご時世。そのような時代だった70年代には「こっ、コレは…!(汗タラリンコン)」と驚愕する、いわゆる“スゴ歌”と呼ばれるモノの宝庫だったりもするのでありまする。 それでは早速...1発目から行ってみまショ! トップバッターは「スタ誕」出身のアイドル、しのづかまゆみさんが歌った「パパはもうれつ」。 しのづかさんと言えば、近年じゃものマネで名を馳せ“しじみとさざえ”なんてユニットなども組まれていた方としても知られるのだけれどど、その彼女のデビュー曲がコレなのネ。 ♪パパ パパ あなたは〜わたしの恋人 心から愛してるの 愛してるのよ〜 と声高らかに歌うのはまゆみさんのご自由だけんど...。(笑)この曲のテーマとは一体…!?もしや近親相姦???ピエロを思わせるヘンテコな衣装に身を包み♪パパ パパ あなたは〜って恥ずかしげもなく大声でコレを歌ってらっしゃるのも驚きだけれど、この曲のタイトルもなんだかネ、滝汗。「パパはもうれつ」って…。なんだか違うモノ(パパとの“夜の営み”)を想像しちゃうったらありゃしない…と不純な考えをめぐらせるワタクシメだけかしらん、ナゾ。ちなみにこの曲...オリコン最高78位、1.8万枚という、とても誇らしげな(←でもないか…)成績もお残しになってるの。作詞を担当されたのは...なっなんと阿久悠氏!この方はピンク・レディーにおける一連ヒットの...と言えば、皆様も合点されることかと思われ。 さて2発目は、あきいずみさんが歌った「ヒッチハイク」なの。 この方は亜樹まことという芸名で「そりゃないわ」(←コレも妙ちくりんなタイトル!)などを歌っていた歌謡曲歌手だったのだが、そんな彼女が芸名をあきいずみに変更し心機一転!大幅なイメチェンをカマして大復活を遂げた時の曲が、この「ヒッチハイク」だったのでありまする。 ♪だれか〜とめて ヒッチハイク 全身上から下まで繋がったジャンプスーツに、膝上丈のロングブーツをコーディネート。あらら?しかもなんだかリンダさんを思わせるノリと激しいフリを交えて歌い狂うあきいずみさん。しかも間奏に入るや否や「バシッ!バシッ!」とパンチ攻撃までカマしちゃったりするからスゴっ。(笑)唖然となる驚愕パフォーマンスに絶句!(笑) この曲はアレ?に飢えていると思われるとある女性が「のせてって」「アタシをそこらまで」と嘆願しまくる、ヒッチハイク願望ソング。しかも「都合のいいところで降ろしていいから」とへりくだってまで...乗りたいお歌なの。 ♪荒くれ男の匂いを嗅いで 小さく震えているのもいいわ って...イヤよ、そんなの。股ぐらの匂いなんて...って、いや...別にそんなことどこにも書いてないけど?(笑)それにしてもなんて歌詞なんざんしょ...と思いきや、実はこの曲も阿久悠氏のペンによるもの。センセイったら...少しおイタが過ぎませんこと? この楽曲...確かに強烈無比なインパクトはあったものの、ヒットには至らずという結果に。コラムニストの泉麻人氏も絶賛!しかもマニア人気もかなり高いご様子なのだけど。まぁ、マニア人気が高い=一般受けしないという公式が成り立つものと思われるので...ダメね、そういうのは。(笑)それにしてもあきいずみさん...なんと80年代まで生き延びて...。しかもまたまた改名!今度は「MAKOTO」というお名前でのご活動とキたもんだ!「とにかく1発当てたいのヨ」というおキモチがかなりお強い方だったのかしらね、ナゾ。(笑) さて3発目は1979年末にデビューした坪井むつ美(デビュー当初は「壺」という字を宛てていた)さんの歌った「高校野球」でゴザイマス。 ♪がんばって〜がんばって〜 青春燃やす〜高校野球 と可愛らしくお歌いになるむつ美さん。それにしてもこの格好...どう見てもチアガールそのまんまじゃありませんこと?それこそお○ンツが見えそな丈のミニスカートに、ボンボンを携えて...だなんて。 彼女はフジテレビ「君こそスター!」のご出身。1979年11月に「自転車通学」(←このタイトルも凄い!)でデビューと相成ったため、当時の新人賞レースの括りによれば1980年組ということになる。ええっ!80年組と言えば聖子さんを始め、トシちゃん、奈保子さん、よしえさん、良美さんなどなどの強豪がウヨウヨとひしめきあっていた年度。彼女もその一角に食い込もうと企んだのか?このボンボンを携えてカマす青春歌謡を発売してはみたものの…。結局のところコレがラストシングルとなって引退してしもうた!70年代のお色を引きずりまくったコンセプトが失敗の要因だったのかしらん、ナゾ。むつ美さんご本人はアイドル的な要素を湛えた方だったのだけれども、いかんせん聖子さんの80年代的さわやか攻撃の前にはネ...余計に古クサさが目立ってしまったという結果に。そもそも80年代という新時代において、このテの曲で勝負をしかけてくるというセンスがちと???というのもあるのだけんど。 さぁ、今回の大トリはこのお方。1977年にちあきなおみさんが発売した「夜へ急ぐ人」でゴザイマス、ジャジャーン! 今じゃすっかり表舞台から身を引いてしまい、まったくもってそのお姿を見せてくださらないちあきなおみさん。しかし歌の上手さそして巧みさは日本歌謡史のヒモをといてみたところで、右に出る者は見つからないのではないかという高貴な存在。そんなちあきさんをこんなトコロに登場させるのは、それはもう大変恐縮極まりないのだが、70年代のスゴ歌と言えば、やはりこの楽曲を外してはならないの。(笑) この曲の何が凄いのかというと...やはりその歌唱&パフォーマンスに尽きるのかと。コレを歌ったちあきさん...それこそ何かが憑依したとしか思えないお顔と情感ほとばしる歌声がみどころ&聴きドコロ。
って…何をおっしゃいますの。コレを歌ってるちあきさんが一番コワいですワ。(笑)そして大股開いて(←多分…。スカートで隠れてるから分からないけど…)ステージ上にドシリと構えたと思ったら、今度は頭を上下に激しく揺さぶり髪をふり乱しまくるんだから。 一体何が起こったんじゃい!と思う隙もなく…
と...顔をクチャクチャにして手まねき。 もうこの時点で完全に夜叉と化しておられるちあきなおみさん。 更に凄さはヒートアップするからネ!歌部分が終了したからといって、まだまだ安心は禁物ヨ!(笑)
あらら...これじゃなんのことだかサッパリコンコン意味が分からないけんど、とにかく文字では表現しきれないもの凄い奇声と雄叫びをカマしながらフィニッシュに持ちこむの。 コレをリアルで観たのはワタクシメが小学生の頃。その時はなにか見てはイケないモノを目にしてしまった…というソレ。ただし大人になってみて、この凄いパフォーマンスを拝ませていただくにつれ、ちあきさんの歌手としての素晴らしさがヒシヒシとね、伝わってきたのでありまする。ここまで歌の世界に入り込める歌手...今日のニッポン歌謡界には存在するのかしらん?と自問自答を繰り返してみるけれど...やっぱり70年代最強のエンターテイナーはあなた!ちあきなおみさんに決定!とさせていただきたく。 逸話としてはこんなものも...
NH○の局アナが、こともあろうにこんな感想をついつい口走ってしまったの。しかもあの年の瀬の、年に一度だけの大舞台のステージ上で! このように70年代にはさまざまな“スゴ歌”が数多く存在。記事に書ききれなかったモノもまだまだたくさんあるのでゴザイマス。今回はちょこっとだけ下記に...ネ。もう皆様もお腹いっぱいのことかと思われますもので。
マニアックすぎ〜なんて言わず、こういうお歌があったということだけでも頭の片隅にしまっておいて下さいナ。今回のこの記事が何かのお役に立てるのであれば(←って、そんなことは一切合財なさそうだけんど?)幸せこの上ないチェリーなのでありまする。(笑)
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