ここから本文です

書庫☆昭和の懐かしモノ

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 前のページ ]

このブログでは主に80年代を中心とした記事を書いているのは、常連の皆様ならばご承知のことかと思われるのだが、(笑)今回は時計の針を更に逆に戻し、70年代の音楽シーンをルックバックしてみようと思うのでありまする。しかも今回は単なるアイドルレビューではなくってヨ。70年代という、あの大らかでワイルドな時代(?)が生んだ‘スゴ歌’の特集をしてみることにしたの。

スゴ歌と言えば、過去にこのブログにおいてはプリンセス・テンコーさんの前身、朝風まりさんの「ザ・マジック」やピンク・レディーの妹分としてデビューした谷ちえ子さんのクロスオーバー歌謡「花の女子高数え歌」などの記事も書いたものだけんど、今回はそれらの更に上を往くツワモノどもを紹介してみたいと。さぁ...皆様、ココロの準備はオッケ〜?

70年代と言えば...日本が戦後から願ってやまなかった“アメリカ的豊かな生活”を手中にしかけた時代であり、しかも昨今はなんやかんやとウルサイ規制と呼ばれるソレが、まだまだユルユルだったというご時世。そのような時代だった70年代には「こっ、コレは…!(汗タラリンコン)」と驚愕する、いわゆる“スゴ歌”と呼ばれるモノの宝庫だったりもするのでありまする。

それでは早速...1発目から行ってみまショ!

トップバッターは「スタ誕」出身のアイドル、しのづかまゆみさんが歌った「パパはもうれつ」。
イメージ 1
しのづかさんと言えば、近年じゃものマネで名を馳せ“しじみとさざえ”なんてユニットなども組まれていた方としても知られるのだけれどど、その彼女のデビュー曲がコレなのネ。

♪パパ パパ あなたは〜わたしの恋人
 心から愛してるの 愛してるのよ〜

と声高らかに歌うのはまゆみさんのご自由だけんど...。(笑)この曲のテーマとは一体…!?もしや近親相姦???ピエロを思わせるヘンテコな衣装に身を包み♪パパ パパ あなたは〜って恥ずかしげもなく大声でコレを歌ってらっしゃるのも驚きだけれど、この曲のタイトルもなんだかネ、滝汗。「パパはもうれつ」って…。なんだか違うモノ(パパとの“夜の営み”)を想像しちゃうったらありゃしない…と不純な考えをめぐらせるワタクシメだけかしらん、ナゾ。ちなみにこの曲...オリコン最高78位、1.8万枚という、とても誇らしげな(←でもないか…)成績もお残しになってるの。作詞を担当されたのは...なっなんと阿久悠氏!この方はピンク・レディーにおける一連ヒットの...と言えば、皆様も合点されることかと思われ。

さて2発目は、あきいずみさんが歌った「ヒッチハイク」なの。
イメージ 2
この方は亜樹まことという芸名で「そりゃないわ」(←コレも妙ちくりんなタイトル!)などを歌っていた歌謡曲歌手だったのだが、そんな彼女が芸名をあきいずみに変更し心機一転!大幅なイメチェンをカマして大復活を遂げた時の曲が、この「ヒッチハイク」だったのでありまする。

♪だれか〜とめて ヒッチハイク

全身上から下まで繋がったジャンプスーツに、膝上丈のロングブーツをコーディネート。あらら?しかもなんだかリンダさんを思わせるノリと激しいフリを交えて歌い狂うあきいずみさん。しかも間奏に入るや否や「バシッ!バシッ!」とパンチ攻撃までカマしちゃったりするからスゴっ。(笑)唖然となる驚愕パフォーマンスに絶句!(笑)

この曲はアレ?に飢えていると思われるとある女性が「のせてって」「アタシをそこらまで」と嘆願しまくる、ヒッチハイク願望ソング。しかも「都合のいいところで降ろしていいから」とへりくだってまで...乗りたいお歌なの。

♪荒くれ男の匂いを嗅いで 小さく震えているのもいいわ

って...イヤよ、そんなの。股ぐらの匂いなんて...って、いや...別にそんなことどこにも書いてないけど?(笑)それにしてもなんて歌詞なんざんしょ...と思いきや、実はこの曲も阿久悠氏のペンによるもの。センセイったら...少しおイタが過ぎませんこと?

この楽曲...確かに強烈無比なインパクトはあったものの、ヒットには至らずという結果に。コラムニストの泉麻人氏も絶賛!しかもマニア人気もかなり高いご様子なのだけど。まぁ、マニア人気が高い=一般受けしないという公式が成り立つものと思われるので...ダメね、そういうのは。(笑)それにしてもあきいずみさん...なんと80年代まで生き延びて...。しかもまたまた改名!今度は「MAKOTO」というお名前でのご活動とキたもんだ!「とにかく1発当てたいのヨ」というおキモチがかなりお強い方だったのかしらね、ナゾ。(笑)

さて3発目は1979年末にデビューした坪井むつ美(デビュー当初は「壺」という字を宛てていた)さんの歌った「高校野球」でゴザイマス。
イメージ 3

♪がんばって〜がんばって〜 
 青春燃やす〜高校野球

と可愛らしくお歌いになるむつ美さん。それにしてもこの格好...どう見てもチアガールそのまんまじゃありませんこと?それこそお○ンツが見えそな丈のミニスカートに、ボンボンを携えて...だなんて。

彼女はフジテレビ「君こそスター!」のご出身。1979年11月に「自転車通学」(←このタイトルも凄い!)でデビューと相成ったため、当時の新人賞レースの括りによれば1980年組ということになる。ええっ!80年組と言えば聖子さんを始め、トシちゃん、奈保子さん、よしえさん、良美さんなどなどの強豪がウヨウヨとひしめきあっていた年度。彼女もその一角に食い込もうと企んだのか?このボンボンを携えてカマす青春歌謡を発売してはみたものの…。結局のところコレがラストシングルとなって引退してしもうた!70年代のお色を引きずりまくったコンセプトが失敗の要因だったのかしらん、ナゾ。むつ美さんご本人はアイドル的な要素を湛えた方だったのだけれども、いかんせん聖子さんの80年代的さわやか攻撃の前にはネ...余計に古クサさが目立ってしまったという結果に。そもそも80年代という新時代において、このテの曲で勝負をしかけてくるというセンスがちと???というのもあるのだけんど。

さぁ、今回の大トリはこのお方。1977年にちあきなおみさんが発売した「夜へ急ぐ人」でゴザイマス、ジャジャーン!
イメージ 4
今じゃすっかり表舞台から身を引いてしまい、まったくもってそのお姿を見せてくださらないちあきなおみさん。しかし歌の上手さそして巧みさは日本歌謡史のヒモをといてみたところで、右に出る者は見つからないのではないかという高貴な存在。そんなちあきさんをこんなトコロに登場させるのは、それはもう大変恐縮極まりないのだが、70年代のスゴ歌と言えば、やはりこの楽曲を外してはならないの。(笑)

この曲の何が凄いのかというと...やはりその歌唱&パフォーマンスに尽きるのかと。コレを歌ったちあきさん...それこそ何かが憑依したとしか思えないお顔と情感ほとばしる歌声がみどころ&聴きドコロ。

♪カンカン照りの昼はこわ〜い
 正体あらわす夜もこわ〜い 

って…何をおっしゃいますの。コレを歌ってるちあきさんが一番コワいですワ。(笑)そして大股開いて(←多分…。スカートで隠れてるから分からないけど…)ステージ上にドシリと構えたと思ったら、今度は頭を上下に激しく揺さぶり髪をふり乱しまくるんだから。
イメージ 5
一体何が起こったんじゃい!と思う隙もなく…

♪おいでおいでぇ〜

と...顔をクチャクチャにして手まねき。
イメージ 6
もうこの時点で完全に夜叉と化しておられるちあきなおみさん。

更に凄さはヒートアップするからネ!歌部分が終了したからといって、まだまだ安心は禁物ヨ!(笑)

あへぅ、あぅ、おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜あぁぁぁぁぁ〜

うゎぁ〜はぁ うぃぃぃぃぃぃぃぃ〜〜〜〜ぁ

あぁぁぁ〜うぃぃぃ〜あぁあぁあぁあ〜〜〜

あらら...これじゃなんのことだかサッパリコンコン意味が分からないけんど、とにかく文字では表現しきれないもの凄い奇声と雄叫びをカマしながらフィニッシュに持ちこむの。
イメージ 7
コレをリアルで観たのはワタクシメが小学生の頃。その時はなにか見てはイケないモノを目にしてしまった…というソレ。ただし大人になってみて、この凄いパフォーマンスを拝ませていただくにつれ、ちあきさんの歌手としての素晴らしさがヒシヒシとね、伝わってきたのでありまする。ここまで歌の世界に入り込める歌手...今日のニッポン歌謡界には存在するのかしらん?と自問自答を繰り返してみるけれど...やっぱり70年代最強のエンターテイナーはあなた!ちあきなおみさんに決定!とさせていただきたく。

逸話としてはこんなものも...

「なんとも気持ちの悪い歌ですね」

NH○の局アナが、こともあろうにこんな感想をついつい口走ってしまったの。しかもあの年の瀬の、年に一度だけの大舞台のステージ上で!

このように70年代にはさまざまな“スゴ歌”が数多く存在。記事に書ききれなかったモノもまだまだたくさんあるのでゴザイマス。今回はちょこっとだけ下記に...ネ。もう皆様もお腹いっぱいのことかと思われますもので。

イメージ 8「新宿ダダ」山川ユキ
♪ダダダダダダダダダダ〜という意味不明な唸り節がのっけから炸裂!

イメージ 9「おじさんルンバ」桜たまこ
「東京娘」の♪おじさ〜んのヒットにかこつけた“柳の下のどじょう”

イメージ 10「恋が喰べたいわ」あい杏里
ワケわかな1曲。ネグリジェ姿で横たわり「恋が喰べたいわ」って...アンタ。しかも“食べたい”の「食」が「喰」になってるワ。ちなみにコレのB面は「あなたと三回」...。かなりヤバイわな、コレ。まとめとしては○ッ○○ぼけオンナの歌ってことでよろしいのかしらん、ナゾ。(笑)

マニアックすぎ〜なんて言わず、こういうお歌があったということだけでも頭の片隅にしまっておいて下さいナ。今回のこの記事が何かのお役に立てるのであれば(←って、そんなことは一切合財なさそうだけんど?)幸せこの上ないチェリーなのでありまする。(笑)
80年代と言えば=80年代アイドル?

こんな発想から、アイドル黄金時代と結びつける方も多いことだろう。なにせ当ブログのタイトルや趣旨もソコに焦点が当てられているのは見てのとおりでアリマシテ。もちろんアイドル以外にも、ブラウン管から流れていたTVコマーシャルや人気を博したTVドラマなどなど...昭和を彩ったものに関するものにはかなり手を付けてきたと自負する。なにはともあれ、80年代日本は芸能エンタメにおける円熟期...TVがお茶の間の主役となり、その媒体を通し娯楽の殿堂を構築していたものである。

でも待ってヨ...。80年代に関するモノで、これまでに記事にしていないものだってまだまだあったはず。このように感じたことがキッカケとなり、今回は取り上げず仕舞いとなっていたアレ...しかも異色の分野へ手を伸ばしてみたいと思ったのでありまする。

さて、その異色の分野とは?

サスペンスドラマ

コレである。なにやら当ブログにおけるアイドル歌手てんこもり趣向とは、明らかに異臭を放つテーマではあるのだが、これとてリッパな80年代ムーブメントのひとつでアルカラシテ…。まぁ、どうかご容赦いただき、最後までご精読のほどお願いいたしまする。

さて、サスペンスドラマは現在でも番組として放送中である。各サスペンス枠にて人気シリーズと呼ばれるものを持っており、そこそこの視聴率も保持している模様。しかしながら、80年代に見せていたような快進撃があるかと言えば...ソレはウソになる。かつてのサスペンスドラマは、アソコを除く、ほぼすべての東京キー局で放映されていた。毎週に渡り放映されたレギュラーと呼ばれるものはもちろん、単発モノも次々と制作され、観る側にとってもよりどりみどりの状態だったもの。レギュラーとして良く知られたものは、テレビ朝日系列の「土曜ワイド劇場」、そして日本テレビ系列の「火曜サスペンス劇場」だろう。

イメージ 1
前者は、なにやら怪しさマンテンの番組OPが印象的。そして、後者はその番組ED(岩崎宏美嬢が唄った「聖母たちのララバイ」等)がヒットチャートを賑わすなど、それぞれが独自の路線を展開し、特色を打ち出していたのである。

いずれも初期サスペンスドラマは、フィルム撮影という手法が用いられていた。ちなみに現在放映されている、ほぼ全てのサスペンスドラマは、ビデオ撮影という手法で制作されている。

フィルム撮影の場合、その色合いは華やかといったものからはかけ離れたものとなり、画面全体は薄暗くなる。しかし、その色調がサスペンスドラマ独特の怪しさを十二分に際立たせ、ドラマ自体をそれらしく見せるという、相乗効果をもたらしていたもの。また一方で、ビデオ撮影による最近のサスペンスドラマ...画面の色調が鮮やかになるという特徴はあるものの、サスペンスドラマ独特の“おどろおどろしさ”は完全に失われてしまったと感じる。どこからどう見ても、あっけらかんとした印象が目立つのである。

撮影技術の進歩に伴い、かつての古い手法が使われなくなる。コレはいた仕方のないことかもしれないが、サスペンスドラマという趣旨を考慮した場合...あえてその古い手法を用いて撮影するという意気込みも必要な気がするのだが。おそらくは、サスペンスドラマ衰退の要因にここにありき?フィルム撮影独特の薄暗さが失われ、サスペンスドラマとしては物足りないのである。こんな風に感じているのは、決して筆者だけではないはずでアリマシテ。

そのような手法で撮影されていた80年代のサスペンスドラマ。この時代で注目すべきは、その豪華なキャストにあるだろう。

大地真央さま、酒井和歌子さま、市原悦子さま、岡江久美子さま、中野良子さま、水沢アキさま、山本陽子さま、市毛良枝さま、大空真弓さま、三ツ矢歌子さま

あらま!なんたるお顔ぶれ。このような大物女優さま達が、今では土下座してお願いしてもご了解いただけないであろう、スゴい役どころを演じてくだすっていたのである。

80年代に存在した、数あるサスペンスドラマの中でもNO.1と言えば...テレビ朝日の「土曜ワイド劇場」だろう。個人的主観での物言いになってしまい恐縮ではあるのだが、ひとまずはこのまま続行させていただくことにする。

「土曜ワイド劇場」は、1977年に放映を開始。以後、現在に至るまで継続されている、いわばサスペンスドラマの長寿番組ということになる。長きに渡り親しまれるということは、すなわち、多くの視聴者から支持を得ていることの証でアリマシテ。特長として挙げられるものとしては、それら数々のヒットシリーズと呼ばれた作品群にある。しかも今ではとても放映できそうにもない...いわば放禁モノ?そんなシーンのてんこもり。世の奥様方をワナワナさせるのはもちろんのこと、殿方のアソコまでをもまさぐるようなストーリー、ならびにエッチシーンのオンパレードだったのである。

「土曜ワイド劇場」の過去作品より、イカした題名をいくつか記してみることにする。

●火あぶりの女・祭りの夜、私を犯したのは?
●通り魔連続殺人 襲われた団地妻
●高層の死角 初夜をアリバイにした女 今夜だけ私を抱いて……
●奔放の宴 新妻の秘密パーティー体験記 奥さんはおいしかった…
●幻想花 白い肌が男を狙う…OLの異常な体験 抱かれて燃えてだまされて…
●白い肌に妖しき黒髪 東京妻VS京都妻 “もう一度…もう一度…”

あらら。どこからどう見てもどこぞの18禁コーナーかしらん?といったラインナップ。それにしても「奥さんはおいしかった…」とは、一体どういう意味なんでショ?(笑)

このようなあらすじのドラマにおいて、それら役柄をそのテ要員でも何でもない女優陣が...しかも一流と呼ばれる方々ばかりがネ、演じてらっしゃいましたの。当時をご存知ない方にとっては唖然呆然モノか。これこそがまさに、規制ユルユル80年代の成せる業?今では放禁決定でショ...おそらくは。(笑)

それら名だたる女優陣の中でも、ひときわ光輝いてらっしゃったのが松尾嘉代さま。今日のサスペンスドラマにおいて女王と呼ばれておりますのは、元アイドル歌手の片平なぎささま。しかしながら、嘉代さまはその称号における80年代の女王様...コレに間違いナシ!彼女は数多くの作品に出演し、それらにおいて数々のヒット作も生み出した。特にお色気モノや、狂気めいた女の斗いモノを演じさせたのならば、右に出る者なぞは皆無だったのである。それくらいのジコマン?いえいえ...実に素晴らしい演技を。しかも、怪演と呼ぶべき?パフォーマンスを見せてくださっていたのである。コレはもちろん良き意味で。

彼女が主演した作品は数あれど...代表作のひとつと言えば、森本レオ氏とのコンビが人気を博した「密会の宿」シリーズだろうか。
イメージ 2
本作品は、嘉代さま演じる連れ込み旅館経営の未亡人が、レオ氏演じる作家の卵(売れない作家=ヒモ)と共に事件のアリバイ崩しに挑む(←素人なのにおせっかい)というのが毎度のあらすじ。こちらは嘉代さまのコミカルな役柄が堪能できるシリーズで、人気も高かったことから、第8弾まで制作が続けられた。

この他にはお色気モノとして、欲求不満の主婦を演じた「たそがれ夫人」、S○X体操の考案者であり、エアロビクススクールの経営者でもある高飛車女性を演じきった「エアロビクス殺人事件」。そして、嘉代さま演技における真骨頂...女の斗いシリーズなどが有名どころ。

女の斗い(斗いと書いて“たたかい”と読ませていた)シリーズは

アスレチッククラブ華麗な女の斗い
〜スイミング、エアロビクス…女の園に紅い血が散る!〜

テニススクール 女たちの華麗な戦い
〜東京〜南紀勝浦〜

ゴルフスクール 女たちの華麗な斗い
〜湯けむり山代温泉ツアーに殺意の影が忍びよる〜

と、こんな風。大概は、嘉代さま演じる女性とその周辺女性たちによる、いわば陣取り合戦の様相を呈す。火花散る権力争い…というのがお決まりのあらすじとなる。嘉代さま演じる役どころは、高飛車な高慢ちき。すでにそこそこの地位を手にしてはいるものの...更にその上の輝かしいものを獲ようとする女性。いわば、欲の皮がつっぱったオンナという役柄。そして、その狙い定めていた地位を一度は手中にするのである。しかし、周囲の企むオンナにおいしいところをすべてもってかれ、やがては殺されてしまう…というのが定番。結局のところ、遅かれ早かれ殺される役なのである。しかし、嘉代さまが演じた悪女...もうそれがスゴいのなんのって…。女の体を武器にのしあがり、ライバルを蹴散らすのなんて朝飯前。そして企みが成功した後には、ありえないほどの高笑い...要は勝利の雄叫びというワケである。

これだけの怪演を見せた嘉代さまの相手役...コレも食うか食われるか?撮影所はかなりピリピリしていたのではないだろうか。その現場の空気に耐えられるよう?配慮した上での人選にも思えてくるのである。

中島ゆたかさま、手塚さとみさま、三浦リカさま、結城しのぶさま、奈美悦子さま、岡本かおりさま、岡安由美子さま、洞口依子さま...アクの強い面々がズラリンコンである。
イメージ 3
あらら?80年代アイドル、網浜直子さまも女の戦いに参戦?

中でも1992年放送「ゴルフスクール 女たちの華麗な戦い」においては、奈美さま、岡本さま、結城さま相手にこれでもかの大暴れ…。
イメージ 4
画像左より...
1:「見てらっしゃい。18番ホールの逆転イーグル、必ず決めてみせるから!」
2:「あんな女に負けてたまるもんですかっ!」と凄む奈美悦子さま。
3:社長役の峰岸徹氏に「今度裏切ったら殺すわよ...」
4:ノドから手が出るほど欲しかった理事長の座を手に入れ、満面の笑み

イメージ 5
巨大スポーツクラブ理事長の座を狙い、争う悪女ふたり(嘉代さま&奈美さま)の熱演が光る作品となっている。奈美さま演じる叶蘭子(カノウランコ|元テニスの女王という役柄)にカツンとくることを言われ、ゴルフクラブをふりかぶる嘉代さま。そして、鼻の穴をおっぴろげた挙句…

イメージ 6
「負けないわっ。あんな女に負けてたまるもんか!!」

こんな闘志メラメラのお言葉を…。おおっ、怖!!(笑)

このような素晴らしき演技を見せてくだすった嘉代さまも、90年代の終わり頃を堺に表舞台からすっかりと姿を消してしまわれた。現在は講演活動などを中心にご活躍中と聞くが、そこでも「悪女」についてのお話をされているという。阪神大震災の際には、ボランティアとして炊き出し等にご参加。その時の体験がキッカケとなり、それまでの考え方がすっかりお変わりになられたという。ということで...もう女優復帰はなさげ。嘉代さまの演技を拝むことが出来ないとは…泣っ。

一度だけでもいいからカムバック...「女の斗い(たたかい)ふたたび」なんてのを見せてくださらないかしらん。

ってなワケで、嘉代さまに対する熱き想いはこれまでにしときまする。
イメージ 1
1983年2月〜3月にかけてTBS系列にて全7回シリーズとして放映されたドラマ「積木くずし」。このドラマは当時、世間を席巻し社会問題にまで発展していた中学生を中心とする非行をテーマにした作品だった。このドラマは人気俳優、穂積隆信氏の実娘、由香里さんが奇しくも非行の道へと走ってしまったいきさつなどを綴った同名書籍をベースにして作られた、いわば実話形式のドラマだった。ドラマ用の脚色が多少あったにせよ、このドラマは瞬く間にお茶の間で話題騒然となり、最終回の視聴率はなんと43.5%(!)を記録。この数字は日本の世帯の約半数がこのドラマを視聴していたという計算になる、まさに怪物ドラマと言えるような作品になったのだ。

主人公を演じたのは、言わずと知れた高部知子さん。彼女は幼い頃からその演技の才能が際立ち、将来の大女優候補のひとりとして注目を浴びた人だ。また「欽どこ」発のユニット、わらべの「のぞみ」役としてお茶の間でも人気者となり「めだかの兄妹」をヒットさせるなど、順風満帆な時を送っていた。そんな時期に主演したこのドラマがまたまた大ブレイクし、スターへの階段をすさまじいほどのスピードで駆け上がっていたのだ。
イメージ 2

「積木くずし」での彼女の演技は「凄い♪」の一言に尽きる。なぜなら母親役の小川真由美さん相手に...

「クソばばあっ!!!」

「うるせぇ〜んだよっ!!」

イメージ 3
などをもの凄い形相で連発。彼女演じる主人公の非行がエスカレートするに従って殴る、蹴るの大暴れ。黒を基調に施されたメイクでニタリと不適な笑みを浮かべる様はまさに悪魔のように見えた。わらべののぞみとは180度違うキャラクターにお茶の間の視聴者は度肝を抜かれたものだ。母親役の小川さんも体をはっての演技にさぞかし大変な思いをされていたことだろう。ちなみに父親役は前田吟さんが演じた。この役は実父でもある穂積隆信さんということになる。また穂積さんと交流のあった島倉千代子さんが実名で友情出演した回もあった。後になって島倉さんは「積木くずし」というタイトルの曲も便乗(!?)発売し、同年の「紅白」でその曲を披露していたが、こちらはドラマほどのヒットには至らなかった。

しかし「積木くずし」の演技に没頭しすぎてしまったのか、はたまた元々そのケがあったのか…?真実は良く分からないが、例の「ニャンニャン事件」が発覚し、世間を圧巻!これを引き金に自らの芸能人生における「積木くずし」を始めてしまうのだった。

TV版「積木くずし」のヒットによりこのドラマの映画化も決定、制作発表時には「主演・高部知子」とクレジットされ、記者会見にも出席していた彼女だったが、例の事件が発覚して降板を余儀なくされてしまった。

イメージ 4
この降板劇により白羽の矢?はたまた棚ボタ餅?を得たのは角川3人娘のひとり、渡辺典子さんだった。映画版の主役は彼女が射止め、母親役のいしだあゆみさん相手にこちらも負けじとばかりの大暴走!をしたのだが、やはり配役、そしてストーリー展開を見てもTV版「積木くずし」に部があるように思えた。典子さん、ゴメン!
ちなみに典子さんはこの映画の撮影のために髪を数度に渡って脱色を繰り返したことが原因で、映画の撮影が終わる頃には髪が「ポキっ」と音を立てて折れるほど傷んでしまったそうだ。

このヒットをきっかけにして次から次へと非行をテーマにしたドラマが制作されることになった。代表的なものは大映制作で伊藤麻衣子さんが主演した「不良少女とよばれて」、伊藤かずえさん主演の「ポニーテールは振り向かない」、そして渡辺桂子さんと森恵さんのダブル主演による「乳姉妹」などだ。この他にも単発ものを含めて数多くの類似ドラマが作られたのだ。中には「マイ・ボーイフレンド」でかわいくデビューした82年組のひとりでもある北原佐和子さんが2時間の単発モノ枠で「女子少年院」というドラマでグレる主役を演じ、大暴れ!あの甘ったるい声を精一杯振り絞って「クソばばぁ〜!!」を連発しておりました。ご本人曰く「歌ではキョン2や明菜ちゃんに負けたから女優としては絶対に負けない!」と気を吐いていた時期があったが、まさにこれがそのリベンジのための演技だったのだろうか?こちらは丘みつ子さんが更生を助ける院長役として出演していた。このドラマは平日3時頃からのテレ朝「傑作ワイド劇場」枠で何度も再放送されていたから記憶にある人もいるかもしれない。まさに佐和子さんアイドル脱皮第1弾となった作品と言えようか...。(笑)

しかし、自分の中で密かにインパクト大だったのが、アイドル岩井小百合さんが主演、テレビ朝日の2時間ドラマ枠で放送された「いじめが爆発する!」だ。これを憶えている方はいるだろうか?こちらも大人しい中学生の少女がとあることをキッカケにして非行への道を走ってしまい、家庭不和に陥るといった内容のドラマだった。母親役には「クイズ・ヒントでピント」や夏休みの昼ドラ「わが子よ」などで活躍した小林千登勢さんが務めた。

このドラマの見所はなんと言っても岩井小百合さんではないだろうか。なんとアイドルであることのプライドをかなぐり捨てて大暴れしまくったのだ。くるくるパーマの妙なカツラを被り(←なんだかカミナリ様に見えなくもなかったが…)母親役の小林さんに凄んでは「クソばばぁ〜!!」を連発&足で踏みつけるなどの熱演を見せた。ただ正直なところ、なんだかやっぱりぎこちなさが残るというか、なんなのか。高部さんの本仕込み(?)の演技には歯も立たないといった風情だった。だって怖い顔をしていてもあの童顔じゃちっとも怖くないんだもの〜。(笑)アイドルとして下降一直線だった時期の彼女だっただけに、おそらく芸能界生き残りを賭けて必死になっていたのだろうな…。画像が無くて残念!ぜひとも小百合さんの怪演をお見せしたかったのに…!(笑)

※オマケの公開は終了致しました。
♪赤い傘濡らす レイン
 震える胸で ラブレター
 名前も書かずに レイン
 分かるはずもな〜い
 
先頃、ウン十年ぶりのソロコンサート、そして同期の松本伊代さん、早見優さんと117歳トリオを結成しそのトリオによるCD発売を発表するなど、ここのところ精力的に活動を見せる堀ちえみさん。
そんなちえみさんがまだ15歳の頃に出演した初々しいCMを今回は紹介してみよう。
このCMは1982年秋にグリコ「セシルチョコレート」のCMとしてオンエアされた作品だ。

上のCMソングを歌ったのは杉真理(まさみち)さん。タイトルは「バカンスはいつも雨(レイン)」でオリコン最高23位、計10.3万枚を売りスマッシュヒットとなった。これは杉さんのシングルにおいての最高ヒット曲ということになる。杉さんお得意のポップでありながらも切ない歌詞が胸を打つステキな作品に仕上がっていた。

このCMの撮影が行われたのはJR上越線の岩本駅。実際にはCMのために駅名を美里駅と言う名前に変えて撮影された。素朴で懐かしい感じのする駅舎がなんともいえないレトロな雰囲気を醸し出している。
イメージ 2
セーラー服姿で赤い傘を持つちえみさん。
おそらく学校帰りなのだろう。
片想いのあの人に会いたくって、その彼が駅に現れるのをひたすら待っている。
だけど彼はなかなか現れずに…。ちょっぴり不安げ…。
今日は会えるのかな…?会えないのかな…?
イメージ 3
で淋しさを紛らわせるためにセシルチョコを一粒だけ口に放り込む…。
そしたら…。あらら…。見覚えのある学ラン姿の意中の彼が駅の改札口に現れて…。キャッ!
イメージ 1
「昨日より、一秒前より、もっと今あなたが好きです…!」

嬉しさとテレ臭さが一緒になっちゃって…持っていた赤い傘で思わず顔を隠しちゃった!!

なんともまぁ、初々しいというか、かわいいというか。おそらく誰でもティーンの頃にはこんな経験の一度や二度はあったはず…。大人になってしまうとなんとなく忘れてしまっているピュアで透明感のある「ときめき」がこのCMにはギュギュッと詰まっているのが魅力だ。見ているだけでなんだかあの日あの頃の自分にタイムスリップして胸がキュンとしてしまうほどだ。

今のちえみさんにコレと同じことをやってとお願いしても絶対にできないであろう、15歳当時のあの頃のちえみさんだったからこそ出来た完成度の高い美しくも絵になるCMなのである。

最近、この「セシルチョコレート」って見かけないな…って思っていたら、なんと店頭での販売を終了していたのだ。

「セっ、セシルまでもが販売中止???そんな〜!」

と思ったあなたはぜひパチンコ屋さんへど〜ぞ。なんと「セシルチョコレート」は現在、パチンコ屋さん専用の景品としてのみ存在しているのだ。「セシルチョコレート」と言えばそれこそ山口百恵さんや松田聖子さん、南野陽子さんなどその時代を彩ったそうそうたる顔ぶれのアイドル達がそのCMに出演してきたグリコの看板商品のひとつでもあったのだ。それが今やパチンコ屋さん専用の景品になってしまうとは…。時の流れを感じずにはいられない…。ハァ〜…。

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 前のページ ]

ブログバナー

チェリー(CHERRY★CREEK)
チェリー(CHERRY★CREEK)
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新のコメント最新のコメント

すべて表示

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る
本文はここまでですこのページの先頭へ

[PR]お得情報

いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン

みんなの更新記事