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書庫☆アイドルレビュー・番外編

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今回ご紹介する曲…実のところ、その楽曲を歌唱されたご本人様は80年代アイドルというカテゴリーには入らない、いわば別のご職業がメインのお方でもある。が、しかし珍事は起こるべくして起きたのである。数年前に発売された「おしえてアイドル」という懐アイドルの楽曲ばかりを集めたコンピCD、なんとそのアイドル歌集にこれからご紹介する彼女の楽曲が収録!しかもソレはアイドルファンによる熱烈なるラブコールにより収録が決定した!…というものだったから驚きである。要は懐アイドルソングをこよなく愛する方達からも絶大なる支持を受けた…そんな楽曲とも言えるのである。

その曲とは…なんと女子プロレスラーとして現在も活躍中のデビル雅美さんが唄った「サイレント・グッバイ〜たとえ悲劇でも〜」である。この楽曲は1985年8月1日にキティレコードより発売されたもので、作詞を内藤綾子さん、作曲を水谷公生氏が手がけた1曲。このチューンは同年の7月より放映が開始されたTBSドラマ「赤い秘密」(主演:渡辺典子・全10回シリーズ)の主題歌として採用され、まさにご本家アイドル達が舌をも巻くような、豪華タイアップが付けられていたのである。

デビルさんと言えば、女子プロレス界ではその歌の巧さでは以前から定評のあった方。この曲の以前や以後にも…

「燃えつきるまで」
「デビル・命の限り」
「ロンリー・アイズ」
「J」(門倉有希さんが後にカバー)

と4枚(コレを含めて計5枚)のシングル(+オリジナルアルバムを1枚)を発売するという歌手顔負けのご活躍っぷり。しかもアルバムはマーク・ゴールデンバーグがタイトル曲を手がける…という豪華盤。ちなみにシングル最初の2曲はそれらタイトルからもお察しが付くように‘演歌’でゴザイマシタ。♪ワルだワルだと言うがいい〜と威勢良くカマした「燃えつきるまで」は当時リング上で何度も唄われたもの。しかもこの時はライバル関係にあったミミ萩原さんと同時の新曲発表会なども開催(←実際は‘歌の対決’だかなんとかというお題目だったと記憶するが)されるなど…リング外でも歌手としてご活躍。なんてったって元プロ歌手のミミさんと歌で真っ向対決ですもの…その歌唱力はお墨付きをもらったもの…と言えるか^^。

さて、この曲はあの時代にわんさか存在したドラマ主題歌、例えば…

「NEVER」 MIE(TBS「不良少女と呼ばれて」)
「ヒーロー」 麻倉未稀(TBS「スクールウォーズ」)
「Runaway」 麻倉未稀( TBS「乳姉妹」)
「今夜はエンジェル」 椎名恵(フジテレビ「ヤヌスの鏡」)
「ビリーヴ」 松本伊代(TBS「転校少女Y」)

などに共通するように、心臓をバクンバクンとさせられるような緊迫感を持たせたハラハラ波乱含みのメロが特徴となっており、イントロにかぶさる女声コーラスの…

フッ フッ フッ

(↑別に魔女の含み笑いじゃなくってよ^^;。)というのが嫌が王にもソレを煽り立てる役目を担っているのである。そんなイントロに引き続いてデビルさんは…

♪下手な言い訳なんかしないで
 上手く騙せる相手探して

という、「一体何事が?」と思わせる文句で‘いきなり’切り出してくるのである。これは悪役・デビル軍団の首領(ドン)時代のデビルさんが試合相手にいきなりの奇襲攻撃!そんな風情にもちと似ておりますでしょうか^^。

♪壊れたままのミラー覗いて
 あなたの胸の中を透かした
 愛し合ってたこと 悲しくなる

どうやらこのお歌の主人公様とその彼氏(!?)…かなりの修羅場にその身を置いているようでゴザイマス。この二人の間に一体何が起きたのか…楽曲の雰囲気からいっておそらくは芳しくない出来事には間違いないようである。だってどこからどう聴いてもハッピーソングには聴こえないですもの^^。このように限界ギリギリのところまで切羽詰った主人公様、しかも女子プロレス界で紫の木刀を手に暴れまくったデビルさんが唄う楽曲だしぃ、そろそろ怒りの鉄拳の一発や二発くらいは…

♪好きにすればいいわ あなた〜

きっ、きたわ〜っ!獲物をタンタンと睨みつけるような目力&気合の入りまくったデビルさんの雄叫びが!!遂にここに来てソレが火を吹き上げるのである。

♪もしもこの愛 たとえ悲劇だとしても
 涙見せたりしない
 これで終わりと 別れ心で投げつけ
 
ここはいわゆるこの楽曲の‘サビ’部分にあたるのだが、いやはや…なんとも盛り上がる盛り上がる^^。デビルさんの、ちょっとハスキーで、それでいて甲高いハリハリのお声がこれでもかっ!とばかりに大炸裂するのでゴザイマス。しかも♪投げつけ〜のトコロなんてスゴイんだからぁ。それこそなんだかリング上で試合相手を投げつけんばかりの…そんな気合が入りまくった歌声に圧倒!相手を軽々とリフトアップし、見栄を切りながらそのまま場外へと投げつける(←デビルさん得意技のひとつでゴザイマシタね^^)…それと同じくらいの破壊力は備えていそうな、そんな迫力声なのでゴザイマス。それにしてもデビルさん…上手い!上手すぎる!!それこそ、そんじょそこらの妙ちくりんな歌い手さんくらいは軽く一蹴できそうな、そんな歌唱レベルに達しているのでゴザイマス、ハイ。(笑)

そしてこの曲はフィニッシュの…

♪愛の記憶消すわ〜サイレント・グッバイ

へと持ち込むのだが、どうやらこのお歌…「悪いけどアンタから去っていくよ、じゃあな」といった図式のようで…別れ話がたった今進行中のようでゴザイマス。しかもサイレント・グッバイ=沈黙のさようなら…だもの。半ばやけっぱちになった挙句に三行半を突きつけ…そんなお歌と捉えてよろしいのでしょうか。でもやっぱり‘彼への愛’は残されていたようで…歌詞の端々からも主人公様のおキモチをそのように感じるのでゴザイマス。

この曲はオリコンチャートにおける最高63位まで登りつめぷちヒットと相成った。同時期に人気が大沸騰していたクラッシュギャルズのソレには及ばなかったものの、なかなかどうして…堂々のチャートインなのでゴザイマス。コレは女子プロの中じゃかなりの好成績。この楽曲は前述したようにドラマとのタイアップもさることながら、デビルさんの歌唱力、そして楽曲そのもののクオリティが非常に高かったことがヒットの主な要因と分析できるか。

が、それよりもなによりも衝撃度が高かったのがデビルさんの容姿だろう。この時期のデビルさんは中国茶によるダイエットが大成功。なんとデビル軍団の首領(ドン)時代には80kg以上あった体重を60kg台にまで落としていたのである。しかも一時はあわや60kgを切るトコロまでイってしまったらしく、社からは「これ以上痩せるとリングに上げないぞっ!」というイエローカードをも喰らっていたらしい。このようにすっきりスリムに大変身されていたデビルさん…そのルックスはどこからどう見ても‘ほっそりとした美人歌手’そんな風情でムンムンだったのでゴザイマス。その美しく痩せた体にファッショナブルな衣装を身にまとい(←そう言えばデビルさんは女子プロ界のファッションリーダー的存在でもありましたよねぇ^^)、「サイレント・グッバイ」をリング上で熱唱。元々男性ファンが多いことで知られた彼女だったが、この時からは新たに女性ファンも獲得し、プロレスだけでなく歌でも観客を大いに楽しませてくれたのである。

そんなデビルさんも今年でプロレスデビュー30周年。これは言うまでもなく、それまでの日本人選手中で最古参であり、そして最長寿記録でもある。まさに女子プロレス界の重鎮と呼ばれる所以がコレ…なのである。そんな不死鳥の如くだった彼女も今年12月をもって遂にリングに別れを告げる決意をされた。プロレスをお辞めになられた後の動向は?とついつい気になってしまうのだが、まぁ、余計なお世話だわね。でも、ぜひまた美しく痩せられてステキなお歌を…と願わずにいられない筆者なのであります。だってホントにお上手なんだもの。(笑)

PS:最新情報によりますと近日中にライブの予定があるとのことでゴザイマス。デビルさんの歌声に魅了されたい方はぜひ♪ 

☆作品データ

作詞:内藤綾子 作曲:水谷公生(1985年度作品・キティレコード)

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ポロリと言えば…かつてはゴールデンタイムに放映され、お茶の間における人気番組のひとつだった...

「オールスター水泳大会」

を思い起こす方が多いかと思われ。コレは今さら言うまでもなく…競技中に女性アイドルの水着が外れたりズレたりで、胸のアソコがポロリとしてしまうことを意味するのだが、例の番組においては秀樹の競パン、○っこりギャランドゥと共に一種の‘呼び物’と化していたようなトコロもあったか。(笑)それこそテレビの前の男性諸君にとっちゃ、現役アイドルの思わぬハプニングにウホホ状態…だったに違いない。しかし、80年代後半ともなると予め打ち合わせ済でポロリするという‘ポロリ要員’なる方達が登場をカマしてきたのにはちと興ざめだったか。(笑)

実はこの‘ポロリ’をモチーフにした楽曲が80年代アイドルポップスの中に存在したのでゴザイマス。今回はその‘ポロリソング’とやらをレビュってみたいと思うのでありまする。

表題の「いちごがポロリ」は本田理沙さんのシングル第2弾として、1988年10月21日に発売された楽曲である。理沙ちゃんは「Lesson2」という曲で同年の7月1日にデビューをカマしたアイドル歌手。そのデビュー曲では「貴族」という名のバックバンドを従えてのパフォーマンスをカマすなど…単なるアイドルとはやや一線を引くような、ちょっとユニークなコンセプトに基づいた活動をおっ始めたアイドルさんだったのである。

さて、そんな彼女のセカンドだった「いちごがポロリ」。この曲の作詞を担当されたのは…

阿久悠

センセイである。そう、山本リンダさんやピンク・レディーその他、70年代を中心に数え切れないほどの楽曲の作詞を担当しヒット曲を連発したという、いわば‘大センセイ’である。そんな阿久氏も80年代に入るとその切れ味が幾分鈍り始め、70年代に量産したようなヒット曲が生み出せなくなっていたのも事実か。現に80年代に入るとアイドル歌手への提供曲も激減していたものである。そんな阿久氏が本田理沙という新人アイドルに…しかも80年代の末期においてアイドルポップスに筆をふるったというこの作品。なにはともわれこの時点で貴重な作品に属することは間違いなさそうなのである。

さて、そんなこの曲のモチーフは…

アソコがポロリ

である。「えっ!ご冗談でしょ、センセイ!!」と思わず再確認したくなるような…そんな危なげなテーマなのである。たしかにタイトルがキワどく、ソレと思わせておきながらも実はモチーフとは関係ナシ…なんて‘まやかし’のような曲も過去にはたくさん存在したものの。しかし、理沙さんのコレは紛れもなく…その情景そのものを唄ったモノなのである、スゴっ!(笑)

♪決定的な瞬間を あなたは見なかった
 他のみんなは 見てしまったのに
 あなたは 見なかった

曲のっけからホントにものスゴイ歌詞である。テレビのバラエティとしてよく放送される「決定的瞬間」ウンヌンってな番組のテーマソング?としてもイケそうな歌詞と言えようか。(笑)それにしてもなぁ…なんてったって「いちごがポロリ」ですものね。この時点で決定的瞬間=アソコがポロリ…もしかして?って公式が聴き手の脳裏をよぎりまくるのである。

♪たとえばそうね いちごがポロリ
 そんな感じかな Ah
 踊りに夢中に なってる間に
 肩ひもがずり落ちて

そんな感じかなAh〜なんて、軽くカマし余裕タップリとおぼしき主人公様。たとえば…と唄っているから単なる例なのか、それとも!?(笑)

♪そりゃもう 大騒ぎ
 小さなパニックだわ
 熱い視線が集まって
 私だって赤面だわ

ええっ!小さなパニックで済むのかしらん^^;。私だって赤面だわ!なんて言ってる割には…主人公が他人事のように唄ってるのは一体どういうワケなのか?

♪でもあなたは目をそらす
 とってもSHYなのね
 ノンノンノン ノンノンノン
 つつんであげる

あら、やっぱり。目をそらす‘あなた’を観察する余裕があったようでゴザイマス。ってことは肩ひもがずり落ちた挙句のポロリは確信犯?彼が理想に描いているとおりの‘シャイなオトコ’かどうかを見極めるための…いわば‘手段’だったのかしらん、彼女にとったらば。で目をそらしたことでシャイだと判明した瞬間…彼女は彼のことがたまらなくいとおしくなってしまったようで…アハンウフン♡と燃えまくるのでゴザイマシタ。(ノンノンノンの部分の正確な歌詞表記がお分かりの方…どうかご教示お願いっ♪)

それにしても阿久センセイったら…コレをアイドルとやる最後のお仕事とでも見際めってらっしゃったのだろうか。それこそ最後の大花火!とばかりにやりたい放題…いえいえ、センセイのお才能が炸裂しまくっているように思われるのでゴザイマス。これの物証的証拠が2番の歌詞にあったりして。だって見てよ、ほら。

♪刺激が強い いちごがポロリ
 ごくり 生つばねぇ
 
って。それこそ星の数ほど存在するアイドルポップスにおいて‘生つば’なんてお言葉が挿入された曲…アイドルマニアなこのワタクシメですらもこの楽曲くらいしか存じ上げませんの。(笑)

阿久センセイの描く‘アク’の強い歌詞に絡んでくるメロを書いたのは…NOBODYでゴザイマスよ
。NOBODYと言えば…

「C-Girl」、「セシル」 浅香唯
「フラミンゴinパラダイス」
「Dance Beatは夜明けまで」以上、荻野目洋子
「風のマジカル」 小泉今日子
「モニカ」
「サヨナラは八月のララバイ」
「にくまれそうなNEW FACE」以上、吉川晃司

などなどの傑作をアイドルに提供したアーチストとしても知られる。理沙ちゃんの「いちごがポロリ」もそれらに続け!とばかりにヒットが期待されたものなのだが、阿久センセイの書いたそのスゴ歌詞に喰われちゃったのかなんなのか…なんとなくNOBODYらしからぬ突き抜け切らないようなメロとでも言うか…なんとなく‘普通の歌謡曲’っぽい臭いがしこたまな楽曲として収まっていたりもする。まぁ、これはこれでOKなのだけれどもNOBODYってので期待してしまうとちょっと肩透かしっぽさは否めないか^^;。ここら辺が俗に言う…大物同士がコンビを組んだからとて傑作になるとは限らない!と言われる所以なのか、もしかして。

この楽曲はオリコン最高34位、登場週数3、売上1.1万枚...とかなりの幸薄さ。いくらアイドル氷河期が訪れていた88年とて...3週で100位以内からさようならってのもネ、阿久大センセイの作品だというのに、泣っ。

それにしてもこのアクの強いスゴ歌詞...どんだけ偉大なセンセイが曲を書いたとて…

♪ごくり 生つばねぇ

と言わしめるような楽曲に仕立て上げるのは困難だったのカモ、おそらくは^^;。

本田理沙さんはこの後も…

「本気(マジ)!」
「さそって入口ふるえて出口」

などなど…阿久センセイによる作品を歌い続けたものの、どれも大きなヒットに結びつくことなく終焉してまったのは非常に残念でもある。どの曲もいささかコンセプトが古めだったのと、やはり1988年という時代…アイドルにとっては非常にキビシィ〜風が猛威を振るっていたいたようである。

その後の理沙ちゃんと言えば、歌で活路を見出せなくなったアイドルさんのお決まりコースを歩まされた(進んで歩まれた?)というか、なんというか。

♪いちごがポロリ

どころじゃないソレを写真集などでちょくちょくお披露目するに至ってしまったのでゴザイマシタ、滝汗。

☆作品データ
作詞:阿久悠 作曲:NOBODY(1988年度作品・CBSソニー)

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荻野目洋子さんと言えば…

「ダンシング・ヒーロー」での大ブレイク
女優、荻野目慶子さんの実妹
コドモ時代にはちびっこ歌合戦などでご活躍

と…こんなところが思い浮かんでくるお事柄といったところなのだが、実はそんな彼女…コドモ時代(当時11歳)にこっそりと歌手デビューまでカマされていたのである。おそらくはこのブログの常連様ならば、そんなことはとっくにご承知のことと思われるのだが。そのようなワケで今回はそんな彼女が80年代はじめに放ったというその‘こっそりデビュー’を振り返ってみようと思うのでありまする。

表題の「リトル・キッス」は洋子さんが属していたというお子様ユニット、ミルクのデビュー曲として1980年8月1日に発売された楽曲である。そもそもこのミルクというユニットは…

小畑和美
荻野目洋子
大森絹子

という、それこそミルクティーンなお年頃の娘3人から構成されたユニットで、3人共にそれぞれが‘ちびっこ歌合戦’などにおける番組で破竹のご活躍…というツワモノ、要は‘歌うまキッズ達’をよせ集めたグループだったのである。おそらくはそんな歌うまキッズを一把ひとからげにして、キャンディーズのように売り出してしまおう….というのがこのユニットにおけるコンセプト?だったのかと思われ。

そしてこの3人に付けられたニックネームは…

ミミ
ルミ
クミ

であり、それらの頭文字を繋げると…ほら、ご覧のように上から‘ミルク’と相成るといった仕掛けも組まれていたのでゴザイマス。それはそうと、それぞれのニックネームが本名とはなんの関連性もナイってトコロですでにかなりの無理やり臭が色濃く漂ってくるのでありまする。(笑)

この楽曲の作詞を担当されたのは湯川れいこさん、作曲は馬飼野康ニ氏が手がけたというチューン。湯川さんと言えばこの少し後になって、シャネルズの一連ヒット(「ランナウェイ」など)の作詞においてその知名度をグンと上げた方でもある。そんなこのお二方がミルクの3人娘に宛がったお歌とは…

♪リトル・キッス リトル・キッス
 リトル・キッス リトル・キッス
 ウォウウォウウォウウォ〜

と…のっけから緊迫感がしこたま炸裂しまくるノリノリのロカビリー調。しかもなんと歌の初っ端から…

「アタシ達はタダモノじゃなくってよ」

と言わんばかりの‘ハモリ’までもがカマされてくるあたり…さすがはちびっこ出身、歌のウマさで売ったキッズならではの大技展開であり、それこそ格の違いをまざまざと見せ付けてくるのである。

♪誰にも内緒で 教えてほしい
 誰にも内緒で 試してほしい

ふむ…歌冒頭からいきなりの大胆歌詞にビックリコンコン。まずは聴き手に「なんのこと?」と思わせておき、その興味を引っぱりまくるという…湯川さんならではのニクイ展開とでも言えようか。この後の更なる展開に関しては歌詞を追いながら‘黙って’観察してみることにする。

♪あの時見てたのドッキリ 優しくささやきながら 
 キュートな誰かを抱きしめ あなたはショックなキッス
 名前さえも知らず あこがれたのとっても
 燃える熱いまなざし危険ね 
 まぶしいわ まぶしいわ
 OK OK あなたのすべて

まぁ!コレがお子様の歌だったとは!これまた随分とおマセで、しかもお熱いこと!こういう早い時期から女の子はすでに自分の中の‘オンナ’に気づくのかしらん^^。それにしてもこの臍を噛むような光景を一体どっから見ていたのだろうか。柱の陰から?はたまた太い幹の陰から…あら?それじゃまるでテレ朝における「土ワイ」のご定番演出とそっくりそのまま一緒…のようでゴザイマス。(笑)

♪知ってみたいのよ一度
 あなたに強く抱かれて
 ためしてためしてみたいの 
 恋のはじめての手ほどき

うお〜っ!ここまでイっちゃうってどうよ!このお歌の主人公様はもうすでに重大なる決意表明をされているようなものでゴザイマス。それにしても当時小学生の女の子が2人、そして中1の女の子が1人から成るキッズユニットにこんなお歌…湯川センセイったら、いくらなんでも悪のりがすぎやしませんか^^;。それにしてもこういったノリは…90年代に人気爆発となった、あのユニットを思い起こさせるもの。そう、ソレはナニを隠そうSPEEDのことである。もしかしたらミルクはSPEEDのプロトタイプ?彼女等に先駆けること10年以上も前の時点で、こんなことをしでかしちゃったミルクのお三方…侮れませんな、コレは。(笑)

この曲はオリコン…では惜しくも100位入りならず。ご存知のようにこの頃はオリコン誌上で101位〜200位間の詳細なる順位発表が成されていなかったため、その詳しい順位に関してはすでに闇の中なのでありまする。但し、その順位間のかいつまんだ紹介は実施されており、記憶によればこの曲は‘注目曲’として取り上げられていた号が存在するため、200位までの間にはチャートインしていたのは既定の事実なのである。(笑)

元々、このミルクというユニットはこの曲の発売に合わせ、1980年の夏休みだけの限定活動となっていたのである。そのため彼女達が残した音源はこの「リトル・キッス」、そしてコレの前に企画モノとして発売(1979年)したキャンディーズトリビュートのためのお歌「ザ・あれからいちねん」の2枚のみである。

■ミルクのプレデビュー盤
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「ザ・あれからいちねん」

といっても1980年の夏休みにおけるテレビ番組への露出といったらそれはスゴイスゴイ…それこそ日本テレビを中心にして朝から晩まで出ずっぱりだったもの。おそらくこの3人娘は夏休みを返上し、その短い期間内だけで…

リトル

な芸能活動をドカ〜ンと展開していた模様でゴザイマス。(笑)

この活動の後、荻野目ちゃんは1984年にソロデビュー、大森さんもSILKというユニットで歌手活動、小畑ちゃんに至ってはそのお姿をテレ東の「ヤング歌謡大賞」にて‘素人挑戦者’としてお見かけしたことがゴザイマス。ちなみに小畑ちゃんは当時ウチの近所にお住まいで…。一時でもプロの世界にその身を置かれていた方…ご近所でときどきお見かするそのお姿とやらはそれはもう光り輝き…あれ?もしかしてあれが芸能人オーラというシロモノだったのでしょうか^^。

♪リトル・キッス チャチャチャチャ! 

☆作品データ
作詞:湯川れいこ 作曲:馬飼野康ニ(1980年度作品・ワーナーパイオニア)

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今回のお題目は…キュートな魅力がしこたまだった‘カミナリ娘’のアニメから、あの主題歌をレビュってみたいな…と思うのであります。

表題の「ラムのラブソング」は1981年10月21日に発売されたチューンで、フジテレビ系列により1981年10月〜1986年3月にかけて長期に渡って放映されたアニメ「うる星やつら」の初代主題歌として使用された楽曲である。「うる星やつら」と言えばそれこそ今でも根強いファン様方に支えられるカリスマ人気アニメのひとつなのだが、元々このアニメは高橋留美子さん原作の少年マンガとして「少年サンデー」誌上にて連載されていた作品となる。ソコで男の子読者のみならず、その人気が女の子にも広がって…あれよあれよという間にテレビアニメ化されることになったのである。

さて、このマンガのテレビアニメ化により、その主題歌として使用されることになったこの楽曲。このチューンの作詞を担当されたのは伊藤アキラ氏、作曲は小林泉美さんというコンビである。伊藤アキラ氏は70年代〜80年代前半を中心に作詞家としてご活躍された方。主な作品として…

「春ラ!ラ!ラ!」 石野真子
「恋のブロックサイン」
「あまったれ」 以上、アパッチ
「愛してます」 河合奈保子
「ブルドッグ」 フォーリーブス
「かもめが翔んだ日」
「たとえば…たとえば」 以上、渡辺真知子
「世界英雄史」 ピンク・レディー
「キラキラ星あげる」 大場久美子

などなど多数存在する。あの有名なコマソン…♪この木なんの木きになる木〜も、前回ここでレビュった「夜霧のハニー」も彼の作品である。なんとも作品の幅が広いお方である。小林泉美さんは「うる星やつら」関連のOPやEDなどを一挙に手がけた方としても知られ、同番組2代目OPだった「Dancing Star」はご本人様が自ら作曲し歌唱も担当した楽曲である。「ラムのラブソング」曲中でラムちゃんを思わせるクスクスっと笑うお声…実は泉美さんによるソレだったとか。

そしてコレを歌唱されたのは松谷祐子サン…というお方。当時、彼女の名前を聞いても「あら?」っというのが正直なトコロであり…今ひとつピンと来ないなんて方も多かったのかと思われ。それこそアイドルマニアなる筆者ですらもこの曲がチャートの上位を賑わせていた頃、彼女がアイドルさんなのか、はたまた否なのか…全くもって?な状況下におり、彼女が一体どういう素性のお方なのかという情報すらもあまり入ってこなかったものである。

そんなベールに包まれたようなお方により唄われたこの楽曲…

♪あんまりソワソワしないで
 あなたはいつでもキョロキョロ 
 よそ見をするのはやめてよ
 私が誰より いちばん

曲全般的にもピコピコした感じのアレンジ…メロに至っては極上のアイドルポップスに成り得る?といった風情もちらほら。

好きよ(好きよ)好きよ 好きよ(好きよ)好きよ
好きよ(好きよ)好きよ 好きよ(好きよ)好きよ

こんなオチャメな歌詞もてんこもりで。それこそおきゃんなキャラが持ち味だったアイドルさん…そうねぇ、森尾由美さんとか、その辺でも充分にイケそうな感じのチューンなのである。

♪星たちが輝く夜ふけ
 夢見るの あなたの全て
 愛しても あなたは知らんぷりで
 今ごろは 誰かに夢中

今ごろは誰かに夢中な浮気オトコ…おそらくはアニメに出てくるあの彼、そう、諸星あたる君のキャラをどっぷりと描いたソレなのかと思われ。(笑)

♪ああ 男の人って
 いくつも愛をもっているのね
 ああ あちこちにバラまいて
 私を悩ませるわ

あら!あちこちにばらまくとは…一体どういう意味なんでしょ。
これはオトコの本能である例の‘種まき作業’のことを責めたてているのだろうか、もしかするともしかして。もしそうだったのだとしたらば…オトコとしてはラムちゃんに‘ゴメン’と素直に平謝りするしか手立てが無いようでゴザイマス。さもないと…カミナリがゴロンと落ちますものねぇ。でも本能なんだからいた仕方がゴザイマセン^^;。

この曲はアニソンとしてはめずらしく(当時)一般チャートへのランクインも見事に果たし、スマッシュヒットをかっ飛ばしたのである。おそらくはコレを歌唱した松谷さんがアニメ専門歌手ではない!ってことで、一般チャートへのランクインが許可されたのだろうか、そこら辺りはちと謎でもある。オリコンの独断だったのか^^?

イメージ 2このヒットにより松谷さんはこの後にも当然の如く「うる星やつら」関連のお歌に携わっていくことになった。そのひとつが1984年に公開された映画版「うる星やつら2・ビューティフル・ドリーマー」のメインテーマ曲「愛はブーメラン」である。この映画は吉川晃司さんが主演した「すかんぴんウォーク」と同時上映されヒット。その楽曲もオリコン最高34位をマークするヒットを記録し、名実ともに「うる星やつら」の歌と言えばこのお方!それこそ…

私が誰よりいちばん

であり、また…

いちばん好きよ!

と…うる星やつらのファン様方をそのように言わしめる存在となっていったようで。ちなみにこのお歌…2007年に山本梓ちゃんがラムちゃんのコスプレにて「あず☆トラ 〜うる星やつら ラムのラブソング〜」なるタイトルでカバーしたようでゴザイマス。


☆作品データ

作詞:伊藤アキラ 作曲:小林泉美(1981年度作品・キャニオンレコード)

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さぁ、みなさん!今回はホリデー繋がりの第2弾でゴザイマス。コレを読んでる皆様はおそらく…今年の夏休みの予定は決まったわ!ってな状態で、心はウキウキ!浮かれ気分でロックンロールってな心もち?なのではないかと思われ。前置きはこの辺で切り上げて、今回も前回のオレンジ・シスターズに引き続き、ホリデーと名の付く同名異曲の1曲をレビュってみたいと思うのでありまする。

表題の「サマー・ホリデー」は河合美智子さんのシングル第2弾として、1983年7月10日に発売された楽曲である。河合さんと言えば…

オーロラ輝子

として、NHK朝ドラで人気を博し、その大波にどんぶらこと乗っかったまま、演歌歌手として「紅白」にまで出場をカマしてしまったことが記憶に新しいトコロでもあるか。しかし、そもそも彼女は...

昭和43年6月13日生まれ。 神奈川県出身のB型。1983年に 相米慎二監督の映画「ションベン・ライダー」にて主役デビュー、またその主題歌「わたし、多感な頃」で同時に歌手デビューも果たす。その後は「YOU」(NHK教育・アシスタント)、「ハーフポテトな俺たち」(日本テレビ)、「時間ですよふたたび」(TBS)、「抱きしめたい!」(フジテレビ)、「卒業」(TBS)、「たけし・逸見の平成教育委員会」(フジテレビ)、「さかなかな」(ハウス・コマーシャル)などで活躍。

こういった経歴の持ち主で女優サンとしても80年代からご活躍…その将来を大きく期待されていた彼女だったのである。オーロラ輝子としての彼女しかご存知ない方にとっては「えっ!こんな昔からキャリアがあったの?」と目からウロコ状態なのかもしれない^^。ちなみに彼女の芸能界デビューのきっかけとなった映画「ションベン・ライダー」のオーディションには、荻野目ちゃんこと荻野目洋子さんも参戦をカマしていたらしい。

さて、そのオーディションで見事優勝の座を勝ち取った河合さんが放ったこのセカンドシングル。このチューンは1983年3月〜1984年4月にかけてフジテレビ系列で放映されていたアニメ「みゆき」(原作:あだち充)のEDとして使用されていたもの。そのアニメのEDと言えば、H2Oが歌って大ヒットした「想い出がいっぱい」が一般的には知られているが、河合さんのコレはその当時、EDとしてオンエアされた期間が非常に短かった(第14話〜19話のみ)せいか、今や‘まぼろしのお歌’とも囁かれている楽曲なのである。しかもその出来がめちゃくちゃ良いのだから…このまま埋もれさせておくにはもったいないったらありゃしない…という様相を呈しているのである。(笑)

♪もうすぐ入る 夏休み
 私を誘って欲しいの
 あなたは先に School Days
 卒業してゆく人

夏休み前…今の頃合いにはピッタリコンコンのようでゴザイマス。(笑)この曲の作詞を手がけたのは中里綴さん。彼女はかつて西野バレエ団でご活躍されたという人気女優さん。作詞家としては田山雅充さんの「春うらら」や伊藤咲子さんの「寒い夏」、堀ちえみさんの「真夏の少女」、南沙織さんの「人恋しくて」、少年隊の「ダイヤモンド・アイズ」などをご担当。そして作曲をされたのは吉田雅彦氏、このコンビにより出来上がった作品は、このテのタイトルにはお決まりのロッカバラードのリズム。ソレに絡むは…コチラもお誂え向きの超さわやか男声…しかも裏声を駆使したコーラス隊でゴザイマス。この時点で夏のすみ渡る真っ青なお空が鮮やかに浮かんでくるのでありまする。

♪届いたかしら ラブレター
 返事を待っているの
 おちつきのない毎日
 プランだけ先走り

好きな人と…二人っきりのわっくわくな夏休み。そんなサマーホリデーを期待してその彼に手紙をしたためたという主人公様。OKの返事が来るものと仮定して…頭の中で青写真を刷りまくりの図…のようである。(笑)

♪Summer Holiday  過ごしたいな
 あなたと夏休み
 Summer Holiday 過ごしたいな 
 白いボート 沖にだして
 そのまま流されてもいい

ここでの注目は‘そのまま流されてもいい’だろうか。
この主人公様は、彼と一緒なら例え火の中水の中…じゃないけれども、もうどうなってもいいと感じている。要はそれくらいに‘好き’というキモチでいっぱい…どうしようもないのである。でここまで歌詞を追ってしまうと、その結果とやらがどうにもこうにも気になってくるもの。ガマンするのは体によくないってことにコジ付けて…じゃあ2番以降の歌詞もちょっとだけ…

♪鏡の前でつけてみる
 買ったばかりの水着
 波に濡れたら微妙に
 色が変わるはずよ

すでに水着もご購入、チン!あとは早く彼からOKの返事が来るのを待つのみ…という、いわば待機状態なのである。

♪Summer Holiday もう終わる
 悲しい夏休み
 Summer Holiday もう終わる 
 白いままの肌を見つめ
 大人びてゆくの 私

こっ、コレ…どうよ。
白いままの肌を…というクダリから考えるに…どうやらこの主人公様ったらば彼とのサマーホリデーが実現しなかった=彼からOKのお返事が来なかった…ということになってしまうのである。水着まで買いこんで期待に胸膨らませていたというのに…なんとも悲しい結末である。要はこの曲中でイチバン悲しくて切ない箇所…ということになる。それにしてもこうした間接的な言葉遊び…コレは歌謡曲黄金時代を偲ばせるものでゴザイマス。

いやはや…それにしてもこの曲…これぞ傑作!と太鼓判を押させて頂きたい1曲なのでゴザイマス。直接表現を避けた美しく奥ゆかしい歌詞、そしてロッカバラードのゆったりとした胸キュンもののメロ…どこからどう見ても非の打ちどころのない優れものなのである。しかもコレを唄った河合美智子さんの歌唱力にも要注目。当時の彼女は16才になったばかり…その年齢を感じさせない実に情感豊かなお声、そしてファルセットなどを多用しまくる玄人ちっくなテクニックは賞賛に値するかと思われ。こうした50&60Sセンスがしこたま溢れるロッカバラードとファルセットの組み合わせから考えるにこの曲も…須藤薫さんのソレラあたりが下敷きか、おそらくは。

とにもかくにも彼女は相当に器用な方と見た…って今さらそんなの。だってオーロラ輝子として‘演歌’だって難なくこなしていたんだからあえて言うまでもないか。(笑)彼女のデビュー映画「ションベン・ライダー」のオーディションにて審査員を務めたセンセイ方…彼等の目に狂いは無かったようでゴザイマス。この傑作を聴くたびに…

♪白いボート 沖にだして
 そのまま流されてもいい

というキモチに‘思わず’させれてしまう筆者なのでゴザイマス。(笑)

☆作品データ
作詞:作曲:(1983年度作品・キティレコード)

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